戦姫絶唱シンフォギア〜装者と光の戦士たち〜 作:BLACKRX
お楽しみにしてる方、申し訳ございません…
2017/02/17 追記 少し修正しました
「ハァ!」
「コスモスゥゥゥゥ‼︎」
ウルトラマンコスモス・スペースコロナモード(以下コスモス・スペースコロナ)が現れた直後、カオスウルトラマンカラミティは迷わずにコスモスSCに向かって光弾を放った。
「フッ!ハァ!エイヤ!」
それをコスモスSCはそれらを全て目に見えないような速度で全て弾き飛ばし、後ろにいる三人に当てないようにする。
「ハァ!」
ブワァァン!
「グォ⁉︎」
そして、コスモスSCはカオスウルトラマンカラミティにある僅かな隙を突いてウルトラ念力を放ちその動きを固定しそのままコスモスは空中を飛び、そのまま…
「エイヤ!」
バシィィィン!
「グォ⁉︎」
テンダーキックを繰り出して接近戦へと移った、カオスウルトラマンとコスモスSCはお互いに空中で激しい高速戦闘を繰り広げるだが…
「ハァ!」
ドカァ!
「ウッ⁉︎」
ズゥゥゥゥゥン!
スピードは互角だが、パワーに差がありコスモススペースコロナは大苦戦していた、それを見ていたムサシは手に青い石を持って立ち上がると駆け出した。
「コスモス!僕も戦う、だから…もう一度僕と…一緒に戦ってくれ!」
そして、ムサシは大きな声でそう言うとムサシは青い光に包まれてカオスウルトラマンカラミティにマウントを取られて殴られているコスモスの所へと向かい、そして…
シャン…
「ティイ!」
ドカッ!
コスモスSCはカオスウルトラマンカラミティを蹴り飛ばして距離を取ると黄金の光に包まれてその姿を変えた、その姿は【強さ】と【優しさ】そして【勇気】を合わせ持った姿、その姿の名前は…
「フッ!」
ウルトラマンコスモス・エクリプスモード(以下コスモス・エクリプス)…コスモス最強形態であると同時にムサシとコスモスの絆の象徴でもある姿だ。
「シネ…コスモス、ハァ!」
「ハァ!」
ドォォォン!
その直後にお互いに光弾を放ちお互いを牽制する、そして…
「エイヤ!」
「ハァ!」
バシィィィン!
お互いに強力な一撃を繰り出した後に再び目に見えない速度で戦闘を再開した。
「シェア!」
「ヌゥゥゥゥン!」
ドォォォン!
とカオスウルトラマンカラミティとコスモスEが激闘を繰り広げる頃、ネクサス・ジュネッスはダーラムとひたすら殴り合っていた、ネクサス・ジュネッスはなるべくダメージを受け流し、そのままカウンターを放ちダーラムはまさしくパワーで純粋に殴っており、二人に共通して言えることは…
「シェアァァァァ!」
「ウォォォォォ!」
ドォォォン!
だだ…目の前にいる敵を倒すこと、それだけだった。
「どういうことだ!フィーネ!私のやり方じゃ戦争の火種が無くならないって…」
その頃、響達はクリスを追い詰めた後に現れた黒幕が現れそのような会話をしていた。
「ええ、そうよ…もうあなたはいらないわ」
とフィーネと呼ばれた黒幕はそう言った直後にノイズが三人の元へ強襲し、その隙をついてフィーネは消えクリスもそれを追うように消えた。
「クリスちゃん…」
とそれを見た響は彼女の名を呟いた、そして…
「サラバダ、コスモス…マタアオウ…」
それを見たカオスウルトラマンカラミティもまた、消えていった。
「ティ‼︎(⁉︎、待て!)」
とコスモス・エクリプスモードはそのまま追おうとしたが、この時には既に奴の姿は無く見失っていた。
「ハァァァァァァ!」
「ヌゥゥゥゥゥゥン!」
そして…ダーラムとネクサス・ジュネッスの戦いは佳境を迎えていた、何故なら二人の戦いは殴り合うだけで既に消耗していたからだ。
「シェァァァァァァ!(これで終わりだァァァァ!)」
「ヌゥゥゥゥゥゥゥゥン!」
そして、二人はもう時間がないことを悟ったのか最後にお互いの顔を殴った、俗に言うクロスカウンターである。
「ハァ…ハァ…」
それを喰らったネクサス・ジュネッスはアンファンスに戻ると同時に胸にあるエナジーコアが鳴り渡る、それを見たダーラムが勝利を確信したその直後だった。
「ぐぉ…」
ダーラムは地面に倒れ己の身体を見た、そこにはネクサスの光エネルギーが彼の身体を内側から壊していた。
「俺の負けだな…マイライバル」
それを見たダーラムは仰向けに倒れ、ネクサスに向かってそう言った後にこう言った。
「覚えておけマイライバル、フィーネはお前達のすぐそばにいる…」
「シェア!(どういうことだ!)」
とそれを聞いたネクサスはダーラムにそう尋ねたが、既に彼は虫の息であり最後にこう言葉を残した。
「マイフレンド…出来れば、俺はお前の手で消滅したかった…」
そして、ダーラムの身体は光の粒子となり消え去った…それを見届けたネクサスはカズキへと戻り響達の元へ向かった。
「響!大丈夫だったか?」
と彼がボロボロ身体に鞭を打って戻るとそこには響の姿が無く…いるのはハヤトとムサシだけだった。
「あっ…ムサシさん、さっきは助かりました」
とカズキはムサシにお辞儀すると彼は笑顔でこう言った。
「いや、気にしなくていい…そんなことよりも早く帰って上げた方がいいと思うよ」
「え?なんでですか?」
「いいから早く!」
「は、はい!」
とカズキはそのまま走って機動六課へ帰路に着いた、それを見届けたムサシはハヤトに視線を合わせるとそれを察したハヤトはうなづいた後にムサシはそのままある方向に向かって走りだした。
「あれ?響、なんで泣いてるんだ?」
とカズキは本部に戻ると既に夜となっており弦十郎に報告を済ませてから帰路に着いた、その途中に泣いている響を見つけるとそう話しかけた、その直後だった。
「ヒグ…グス…うわぁぁぁん!」
突然、響が泣き出してカズキに泣きついたのだ…抱きつかれたカズキはなにも聞かずに抱き締めたのだった。
to be continue…
感想、アドバイス…お待ちしております。