Jumper -世界のゲートを開く者-   作:明石明

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前作ではナイトゴーストに物理攻撃が通っている描写がありましたが、間違いであったため修正しました。


第5話「尊のレベル上げ 北の廃墟編」

「……がんばったな、お前ら」

 

「お褒めに預かり恐悦至極にございます、御館様」

 

「欲を言えば人間たちが乗るような立派な船をご用意したかったのですが、残念ながら我らにそこまでの技量がありませんでした」

 

「しかし海を渡るくらいならば、この船は何の問題もなく使用できますぞ」

 

 

 パレポリの宿で一夜を明かし、船の具合を確認するためデナドロ山に戻ってきてみたら――なんということでしょう、そこには十分な広さを備えた立派なイカダが川に係留されているではありませんか。

 さらにちゃんと帆があるだけでなく、手漕ぎ用のオールまで備えることで緊急時の対策にも万全を期しているこのイカダには、一晩職人のジェバンニ氏も称賛を惜しみなく送ることでしょう。

 ……さて、悪ふざけはこの辺にして。

 

 

「この短時間でここまでのものを作ってくれて感謝する。ところで、どうやって海まで運ぶんだ? もしかしてこの川が海に繋がっているとか?」

 

「さすが御館様。まさしくその通り、この川の終着点は海となります。そこより魔岩窟の岬を通り過ぎ、西の大陸へ向かいことができます」

 

「日数的にはどれくらいだと思う?」

 

「今すぐの出立で最速明日の早朝、遅くとも明日の夕刻には西の大陸へ降り立つことができるかと」

 

 

 時間的に今は昼過ぎ。それで明日の早朝なら……だいたい16時間と言ったところか。フェリー並みの長旅だな。

 

 

「海に魔物は出るか?」

 

「出ません。ただし、魔王軍の偵察こうもりに発見される可能性は有ります」

 

「その程度なら問題ないな。 よし。すぐに出そうと思うんだが……まさかついて来るなんて言わないよな?」

 

「はっはっは。愚問ですな、御館様」

 

 

 よかった、そこは流石に空気読んでくれたみたいだ。

 ついて来るとなったら明日の昼まで御館様御館様って呼ばれる羽目になりそうだからな。

 

 

「我らに共に行かぬという選択肢ははじめから存在いたしませぬ」

 

「いかにも。御館様の楯となり矛となるのが我らの誇りであり、至高の喜びにございます」

 

「共に参りましょうぞ、修行の旅路を!」

 

 

 ――ああ、あの愚問って言葉を自分なりに解釈したのはフラグだったのだろうか。

 結局、イカダを作ってもらった手前断りきれることができずガイナー、マシュー、オルティーの三人がチョラス行きのイカダに同行することとなった。

 

 

 

 

 

 

 デナドロ山の川から出発した翌日、俺はお供の魔物たちを連れてついに――原作の流れを無視して――チョラス村付近にたどり着いた。

 原作知ってるやつらからすればどんなバグ技だと指摘されそうだが、残念ながらこれはゲームではない。だから普通に進まず斜め上の方向に進めることができる。

 さて、まずは村で北の廃墟に関する情報を集めるとするか。俺の知っている内容と差異があっては困るからな。

 

 

「俺は村へ情報収集をしに行くから、お前たちは北の入り口近くの森で待機しててくれ」

 

「承知しました」

 

「何かございましたら大声をお上げください。我らがすぐに参りましょうぞ」

 

「……まあ、了解した。後で一度合流するからな」

 

「「「御意」」」

 

 

 ようやく堅苦しい空気から開放され、俺はまず温かい飯で腹を満たすべく酒場へと足を向けた。

 村はそこまで魔王の脅威にさらされていないのか、パレポリと比べ比較的平穏な空気が流れている。

 ここでのイベントは酒場の大工に現代で借りた大工道具を渡して北の廃墟を修理してもらったり、同じく酒場でトマから酒をもらい現代のトマの墓に酒をぶっかけることで虹色の貝殻がある巨人の爪に関しての情報を手に入れられるくらいだな。ただ巨人の爪って場所さえ知っていれば、トマのイベントこなさなくてもいけるんだよな。

 先に虹色の貝殻をかけらでいいから回収したいところだが、守護するように存在するルストティラノを突破する必要がある。

 無論、俺一人でそんな化け物相手に戦えるわけがないので今は虹色の貝殻をあきらめるしかない。

 大工道具に関しては……どんな道具がいるかわからないから調べてから集めて渡すとしよう。渡す機会があればの話だが。

 そんな打算的なことを考えながら徘徊すること十数分、ようやく酒場にたどり着くことができた。

 店内に足を踏み入れると早朝にもかかわらず食事をとる人で溢れており、パッと見ただけでも空いている席は数えるほどしかない。

 椅子取りゲームの如く席を確保するべく、一つだけ空いていたカウンター席に腰を落ち着けメニューを手に取る。

 

 

「さて、何食おうか――「げぇ!?」――っと、お?」

 

 

 メニューを開いた瞬間、隣から聞き覚えのある声が耳に届く。つられるように顔を向けると、見覚えのある顔がジョッキを片手にそこにいた。

 

 

「……つくづく酒場での出会いに縁があるようだな、トマ」

 

「お、おま、どうやってここまで来た? 定期船は俺が乗った便を最後に休業して、パレポリからここに渡る術はないってのに」

 

「あー、船をもらった」

 

「もらった!?」

 

「イカダだけどな――あ、お姉さん。とりあえず店のお勧め頂戴」

 

 

 流石に勝手に家臣になった魔物に作ってもらったとはいえないので適当にごまかし、ついでに水を出してくれた店の人に飯を注文する。

 

 

「で、お前はどうしてこの村に? 俺は北の廃墟に強い魔物が出るらしいから修業しに来たんだけど」

 

「あ、ああ。俺はサンドリノの村長から虹色の貝殻ってのを探してきて欲しいって頼まれてな。ただ俺も噂でしか聞いたことのないお宝だから、正直なところ見つけられるか怪しいけどな」

 

「なるほど。さしずめここには情報収集ってところか」

 

「まあ、な。まだ有力な情報は得られてないけど、ここらで何か進展があると俺の感が告げてる」

 

「そうか。別に横取りする気はないけど、見つかったならまた教えてくれよ。その虹色の貝殻ってのは見てみたい」

 

「実在してたら、な」

 

 

 実在するけどヤバイのが一緒だけどなと心の中で呟き、しばらく情報交換しながら運ばれてくる料理に舌鼓みを打った。

 

 

「――で、いつまで警戒するつもりだ?」

 

「いや、サンドリノでのこと以来お前にちょっと苦手意識をな……」

 

 

 どうやら俺式オラオララッシュがトラウマになってしまったようだ。

 

 

 

 

 

 

 再び旅に出たトマと別れ、事前に打ち合わせした通りガイナーたちと合流した俺は当初の目的地である北の廃墟にやってきた。

 素人目の俺から見ても作りはしっかりしているようだが、やはり所々が崩れ廃墟と呼ばれても仕方がない状態になっていた。

 本当に出来ればクロノたちより先に修復したいところだが、やはり大工道具の存在がネックとなる。しかもさっき去り際に酒場を見渡してみたが、誰が大工のおっさんなのかわからないから仮に大工道具を手に入れても誰に渡せばいいのか見当がつかない。

 最悪、自力でどうにかできそうならこっちで簡単に直してしまおう。あとはクロノたちより先に倒せる魔物は倒してこちらの力にしていけばいいが、レベルや装備、ステータス的に見ると少し厳しいかもしれないな。

 無茶をしなければ一体二体は問題なく倒せるはずだが、一度の戦闘で大挙して攻めて来たらもう全力で逃げるしかない。

 ここはゲームと違うんだし、命あっての物種だ。少しでも不安に感じたら即座に後退すべきだろう。

 

 

「――よし、いくか」

 

 

 デナドロ三人集を引き連れ廃墟に足を踏み入れる。記憶を頼りに入口から向かって左の階段を選択して下の階へ――いた、おんねんとMPバスター、物理攻撃無効が印象的だったナイトゴーストだ。

 ゲームと同様でここには二体しかおらず、しかもこちらには気づいていない。ただでさえ低レベル(?)な状態でここまで来たんだし、なにより真っ向から戦ってやる必要もない。

 

 

「まずは確実に一体を……『熱血』」

 

 

 サテライトエッジをボウ形態で召喚し、攻撃力が2倍になる精神コマンド『熱血』をかける。先述したように、こいつらに物理攻撃は効果がない。だが、エネルギー攻撃であるボウやブラスターならばどうだ!?

 引き絞った弦が解放され、光の矢がナイトゴーストに直撃する。ゴシャアッ!! とえげつない音を立てて攻撃されたナイトゴーストが吹っ飛びながら消滅し、こちらの攻撃に気付いたもう一体が剣を構えて俺に襲いかかる。

 

 

「やらせはせんぞ!」

 

 

 ガイナーがゲームでは使っていなかった鎖付きの分銅を放ち剣を持った腕を絡めとり。

 

 

「我らの守りがある限り!」

 

 

 盾を持った腕をマシューが同じように分銅で絡め取り、

 

 

「御館様には傷一つ負わせはせん!」

 

 

 最後にオルティーがほんの少し空いた鎧の隙間に刀を差しこみ蹴り飛ばしながら引き抜く!

 スゲェ、これは純粋にスゲェ。まさかここにきてから初めて見る連携技がこいつらとは思わなかったが、普通にかっこいいと思う。

 しかしやはりというか、攻撃が物理攻撃だったためナイトゴーストは何事もなかったかのようにガチャガチャ音を立てながらあっさりと立ち上がった。だが――――

 

 

胴体(ボディ)が、ガラ空きだぜ」

 

 

 サテライトエッジをブラスターモードに変形させ、チャージしたエネルギーを解放する。

 光の奔流が迸りナイトゴーストに直撃するが、撃破には至らずまだ立ち上がろうとその身をよじっている。

 今度こそとどめを刺すべく、経験値が2倍になる『努力』を使い再びボウで撃ち貫く。

 その一撃が致命傷となり、ナイトゴーストはそのまま消滅の一途を辿った。

 

 

「御館様、ご無事ですか?」

 

「大丈夫だ。それにしてもお前らすごいな。分銅で動きを止めるとは思わなかったぞ」

 

「お褒めに預かり恐悦至極にございます」

 

「しかし、ここの魔物は手ごわいですな。刀を突き立てたと言うのに、手ごたえがまるでありませんでした」

 

 

 鎧の中へダイレクトに攻撃を仕掛けたオルティーがそんな感想を漏らす。まあ、物理の効かない敵だからな。仕方ないだろう。

 今の戦闘でわかったことはやはり物理攻撃が通用しないと言うのと、『熱血』が付与されたボウなら一撃でブラスターで仕留めるにはあと一手が足りないと言うことだ。

 ブラスターは一発撃ったら間を置かないと使えないから、実質ボウを中心に使用して行くしかないと言うことか。

 ところで努力を使った上での経験値の変動は……おお! レベル上がってる! ナイトゴーストだけでジャンクドラガーより経験値高いから当たり前っちゃ当たり前だが、これは捗る!

 

 

「お前ら! 次いくぞ、次!」

 

「おお! 御館様が滾っておられる!」

 

「敵が強ければ強いほど燃えると言うことか! 流石御館様!」

 

「これは我らも負けてはいられんな!」

 

 

 なんか妙な解釈をされた気がするが、そんなのはこの経験値の上げ幅の前では特に気にする必要もない!

 俺は妙なテンションのままサテライトエッジを掲げ、廃墟の奥へと突き進んだ。

 

 

 

 

 

 

 北の廃墟攻略に乗り出して一週間。俺たちは可能な範囲で住み着いた魔物を駆逐し続け(崩れた足場は村でもらった木材で作った即席の梯子でクリア)、先ほど全ての魔物の殲滅に成功した。

 ボーンナムやアナトミーに梃子摺り、ボーンナムとイドが合体したボーンナム+イドが相手になったときはさすがに撤退を余儀なくされたりもしたが、ブーストアップと『熱血』の重ね掛けでどうにか討伐できた。

 しかも苦労しただけあってこの一週間でレベルは一気に30に上昇し、新しく『レイズ』の魔法と精神コマンド『勇気』を獲得できた。

 『レイズ』はFFシリーズでおなじみの戦闘不能を回復させる魔法だ。ただこの世界で言う戦闘不能がどういう状態を指すのかがイマイチわからないが、そこはまあ今度スペッキオや古代でエンハーサとかに行く機会があったときに聞いてみたらいいだろう。

 もうひとつの『勇気』はスパロボシリーズでボス攻略に重宝される精神コマンドで、これ一つで『熱血』『必中』『不屈』『加速』『直撃』『気合』の精神コマンドが付与される。

 『熱血』と『加速』はもう持っているので説明は不要だろう。『必中』は攻撃が当たりにくい敵へ100%攻撃を与えることができ、『直撃』は文字通り相手がバリアを張ろうが魔法で防御力を上げようが関係なく突き抜けてダメージを与えるものだ。

 さらに『不屈』は受けるダメージを一度だけ10%に留め、『気合』はスパロボと違ってダメージを1.5倍させるようだ。『熱血』の効果でただでさえ倍加された攻撃がこの『気合』でさらに上昇し最終ダメージが3倍と言うなんとも鬼畜な仕様だが、それに見合うほどのMP消費量だと思えばいいのか『勇気』一回でMPが20も持っていかれる上にブーストアップとの併用ができないらしい。

 他には同じ魔物を狩っていたデナドロ三人集も雑魚の魔物とは一線を画した強さを獲得したり、討伐して得られた資金が今までの比ではなかったため財布の中身が非常に暖かかったりだ。いままで金運があまり良くなかっただけにこの収入は十分ありがたいが、古代で防具を買い揃えたらすぐに尽きるくらいの量なのでそこまで贅沢はできない。

 

 

「ともあれ、こっちでやるべきことはもう済んだ。そろそろパレポリに戻ろうかと思う」

 

 

 朝日が昇ったばかりの海岸でデナドロ三人集にそう告げると、三人はいつものように「御意」と返した。

 突然いなくなるかもしれないがそれでもいいのかと訪ねても、彼らは君主を待つのも家臣の務めと断じた。こいつら清々しいまでに忠義の塊だな。

 パレポリでアイテムを揃え、トルースの裏山から原始に跳んでみるか。北の廃墟の戦闘で何度か死にかけたこともあり、今ならヒモ無しバンジーも怖くないと言い切れるだろう。

 あと気になるのは、やはりクロノたちの動きか。

 一週間もこの大陸にいたのでクロノたちが既に先に進んでいるのではという可能性もあるだろうが、魔王城が健在で魔岩窟が開かれた兆候はないので先に進んだということはないと考えられる。

 仮に魔王がやられたのならラヴォスの影響で魔王城は消滅しているだろうし、なによりグランドリオンのイベントで空に向かって青い光が伸びるのだがそんな光も確認できていない。

 見えていないだけという可能性も捨てきれないわけではないが、あの光は雲を突き抜けるほど伸びたんだ。イカダで一日もかからない距離にあるチョラスでそんな光を確認できないわけがない。

 そしてクロノたちが魔王城に乗り込むのはカエルの家で一泊してからになり、俺の体感ではパレポリから魔岩窟まで結構な時間がかかった。なのでパレポリより若干遠い位置にあるカエルの森から早朝に出立しても昼前か、正午ぐらいになるだろう。グランドリオンのイベントもそれぐらいになる。

 そうした分析に基づいてクロノたちはまだ魔岩窟を開いてないと判断し、俺は鉢合わせにだけ注意してデナドロ三人集と共にチョラス村の大陸から出発した。

 

 

 

 

 

 

 運よく進行方向に強い風が吹いた上それなりの流れがある海流に乗れたらしく、予想より早くパレポリの町並みが見え始めたのはまさに昼飯時だった。

 

 

「御館様。パレポリを肉眼で確認しました」

 

「ああ。見えている」

 

 

 うん、曇ってきてはいるが風も流れもこっちに吹いている。原作をやっていた一人としては魔王攻略の前に北の廃墟攻略なんてどんなバグだと言いたいが、行けたんだから仕方ないね。

 原作と言えば、クロノたちは魔王を倒せばようやく折り返し地点といったところか。

 ラヴォスを倒すなら当然クロノたちと合流しなければいけないんだろうが、問題はどのタイミングでいくかなんだよな。

 古代ではサラの救出を優先するため合流は無理だし、あそこで戦うラヴォスは強くてニューゲームでもしないと無理だ。それ以降だと普通はクロノを生き返らせてからか、黒鳥号のイベントが終わった後になるので相当あとになってしまう。

 話の辻褄を合わせやすくするなら圧倒的に後者がいいだろうが……まあ、まだ時間はあるから今決めなくてもいいか。

 方針を決めたら腹が減ったので少し早い昼飯にしようと亜空間倉庫からあのハイパーほしにくを取り出す。グッズマーケットで一つだけあったのを衝動買いしてしまったのだが、これが食えるのなら大した問題ではない。

 

 

「ッ、御館様! あれを!」

 

「んあ? どうし……た……」

 

 

 ガイナーに呼ばれて目を向け――思わず硬直しハイパーほしにくを海に落とす。しかし、それすらも気にならない光景がそこにあった。

 

 

「あれは、まさか……グランドリオンの光?」

 

 

 パレポリより少し東の場所から青い光が天を貫いていた。その神々しさに思わず呟き、唐突に今朝自分が分析した内容を思い出す。

 グランドリオンが魔岩窟の入り口を切り開くイベント。それが偶然にも今まさに行われようとしているところだった。

 と言うことは、ついに魔王城の決戦と言うわけか。

 この戦いの末にラヴォスが開いたゲートでクロノたちは原始へ、魔王はかつての故郷のある古代へと飛ばされることとなる。

 …………待て、ゲートで故郷だと?

 瞬間、頭の中である仮説が閃いた。

 

 ――――このゲートに飛び込めば、元の世界に戻れる可能性があるのでは?

 

 あり得ないとは言い切れない。もし俺がラヴォスの影響でこっちの世界に来たというのなら、同じラヴォスの影響で元の世界に帰ることも可能性としてあり得てもおかしくはない。

 可能性としてはあり得ない方が大きいだろうが、帰れるかもしれない可能性があるなら行かない理由がない。

 サラの救出がお流れになるかもしれないが、やはり自分が帰れる可能性を見過ごすなどそれこそ本末転倒だ。

 

 

「……お前ら、進路を変更するぞ」

 

「は、どちらへ?」

 

 

 光が収まった方角へ指を向け、迷うことなく言い放つ。

 

 

「魔岩窟を抜け、魔王城へ突入する」

 

 

 


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