Jumper -世界のゲートを開く者-   作:明石明

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どうもこんばんわ、この作品のどこかでシンフォギアをぶち込めないだろうかと検討している作者です。

さて、今回は尊VSシンク&エクレのつもりでしたが、尺の都合で実際戦っている時間は非常に短いです。
また、尊が数話前と比べてかなり輝力を使えるようになっているので新しい技など使わせてみました。気に入っていただければ幸いです。

それでは、本編第25話、どうぞご覧ください。


第25話「迫る未来」

 せっかくシドとして参戦したというのに、思わず涙を流すほどあっさりシンクたちにバレた。

 何故だ、何故にこうもたやすく正体が割れるんだ。今のところバレずに済んだのはクロノたちの時だけだぞ。耳か? 今回はケモノ耳がないのが原因なのか?

 零れた涙を拭いながら仮面を外し、改めてシンクとエクレールに向き直る。二人ともどこか信じられないといった風に武器を構え、こちらを警戒していた。

 

 

「尊さん! どうしてここにいるんですか!?」

 

「どうしてもなにも、戦に参加したからに決まっているだろ。それに今のガレットは劣勢な状態だからな。お前たちを倒して、ポイントを稼ごうというわけだ」

 

「なるほど、確かに筋は通っている。 ですがそれなら何故、最初から戦列に加わっていなかったのですか?」

 

「切り札はここぞという時に切られるものだ。そしてレオ閣下の判断したここぞという時が、今この瞬間なだけだったということだ」

 

 

 エクレールの疑問に切り返しながら改めてハルバードを軽く振るい、穂先を二人に向ける。

 

 

「さあ、問答は終わりだ。この仮面の人物同様、ここから先は通さんと言っておこうか」

 

「なら、力づくで突破させてもらいます!」

 

「仕方ない! 覚悟してくださいよ、尊さん!」

 

 

 エクレールが双剣を構えたまま迫り、セルクルに乗ったままシンクも駆け出す。

 まずシンクの足を潰すべくハルバードを振りかぶり、最近やっと安定して放てるようになった紋章砲を放つ。

 

 

「『裂空――』!」

 

 

 掛け声とともに思いっきり振り抜くことで撃ち出されたのは、シンクたちの『裂空一文字』によく似た飛ぶ斬撃だ。それをシンクはセルクルを跳躍させることで回避したが、俺の攻撃はまだ続く。

 

 

「『――撃衝破』!」

 

 

 振り抜いた勢いを利用して体を回転させ、再び刃に輝力を溜めて地面を抉るように切り上げる!

 抉られた地面は散弾となって広範囲に広がり、ひときわ大きな破片が空中で身動きが取れなくなったシンクのセルクルに直撃した。

 

 

「うわっ!?」

 

 

 セルクルがだま化したのを確認し、続いて振りかぶったエクレールの双剣を受け止めるべくハルバードをシールドに変化させてやり過ごす。

 

 

「なっ!? くそ!」

 

 

 いきなり武器が変化したことに驚いたであろうエクレールだが、すぐさま後ろに跳びつつ双剣に輝力を溜めて紋章砲を解放する。

 

 

「『裂空十文字』!」

 

 

 交差させることで放たれた輝力の斬撃が迫る中、『集中』を使い冷静に横の抜け道へと飛び込んで顔を上げると、今度はシンクがパラディオンをいつもの棒状にして振り上げていた。

 

 

「高槻流棒術! 『上段唐竹割り』!」

 

「甘い!」

 

 

 振り下ろされたパラディオンを今度はザンバーで受け止め、踏ん張りの利かないシンクを思いっきり押し返し、ボウ形態に移行しつつ狙いを定め光の矢を放つ。

 しかしシンクは巨大な盾を作り出すことでこれを防ぎ、その隙に下からエクレールが仕掛けてきた。

 サテライトエッジをリーチが生かせるハルバードに戻し、突きを繰り出すことでその出鼻を挫く。ガウルを相手に近接戦闘を中心にやっていてよかった、攻められたときに十分反応できている。

 

 

「くっ! リコから銃と槍に変化するとは聞いていましたが、その武器は何ですか!?」

 

「なんだ、ミオン砦でこれを見られていたのか。まあいい、これはサテライトエッジと言ってな、簡単に言えばシンクのパラディオンみたいなものだ。もっとも俺のは変化させられる形態が決まっているから、あちらと比べて汎用性に劣るがな」

 

「それでも十分脅威です……よ!」

 

 

 こちらの攻撃に合わせて懐に飛び込むエクレール。瞬間的にこれはマズいと判断すると、俺は離脱のために精神コマンドを使う。

 

 

「『加速』!」

 

 

 横薙ぎの短剣が直撃するすれすれのタイミングで爆発するように後方へと跳び退く。

 当たるはずだった攻撃が空を切ったことに驚きを隠せないのか、エクレールは硬直して大きな隙を晒す。ここぞとばかりにハルバードからボウへと切り替え、照準を定める。

 

 

「エクレ危ない!」

 

 

 矢を開放するのとほぼ同時にシンクが割って入り、盾を斜めに構えてこちらの攻撃を上空へと逸らす。あわよくば後ろの隊列を巻き込もうと思っていたんだが、簡単にはやらせてもらえないか。

 それにしても精神コマンドやサテライトエッジがあるとはいえ、予想以上に上手く渡り合えているな。シルバーピアスのおかげでMPもまだまだ余裕があるし、もしかしたら勝てるかもしれない。まあ、油断だけはしないように注意するか。

 盾の向こうで作戦を立てているであろう二人の姿を浮かべながら、今一度サテライトエッジを握りなおした。

 

 

 

 

 

 

 尊の攻撃をどうにかやり過ごしたシンクは、庇ったエクレールに声をかける。

 

 

「エクレ、大丈夫!?」

 

「あ、ああ、すまない勇者。それにしても……強い」

 

 

 風月庵で手合わせをしたダルキアンに自分はまだまだ弱いと言っていた尊だが、二人は目の前にいる人物が弱いとは到底思えなかった。最も尊はあの時の手合わせも含め、基本的に訓練の際には精神コマンドを使用しないことを自らに科していたため自分は弱いと判断していた。

 しかし縛りを解禁して実際に戦ってみればご覧の通りである。訓練の賜物か安定して放てるようになった紋章術に加え、――シンクたちは知らないが――精神コマンドによる一時的な身体能力の向上。そしてパラディオンのように変幻自在のサテライトエッジ。

 しかも尊は奥の手としてこの世界では自分とサラだけが使える魔法と、リスクがあるものの身体能力を強化するブーストアップも隠してある。基礎的な身体能力こそ総合的に勝っているが、彼の持つ能力を初めから知っていればシンクたちは風月庵の時に弱くないと判断し、今回のような対決になったときにある程度は対策を練ることもできた。

 だがそれも後の祭り。彼はここで倒さなければならない強敵であり、撃破に手間取れば背後でリコッタに変装したミルヒオーレに流れ弾が及ぶ可能性もある。

 一秒にも満たない時間で思考し、エクレールは決断する。

 

 

「勇者、挟み撃ちだ。お前は左から行け、私は右からだ」

 

「了解。タイミングは任せるよ」

 

「よし。 ――我々がミコト殿を足止めする! 本隊は構わずグラナ砦へ!」

 

 

「「「ハッ!!」」」

 

 

 残った騎士たちがミルヒオーレの姿を晒さないように移動をはじめたのを見て、シンクとエクレールは同時に飛び出し尊の注意を惹く。

 砦へ向かう部隊を止めることを諦め、目の前の二人に意識を集中する。

 

 ――リーチの長さを考えればイニチアシブを取りやすいのはエクレールだが、紋章術を使われたら距離は関係ないし、二人掛かりとなるとさすがに厳しいな。そうなると取るべき対応は……。

 

 

「――その宝剣、預からせてもらおうか! 『加速』!」

 

 

 ツインソードに変化させると同時に精神コマンドを使用し、シンクとの距離を一気に詰める。

 急加速した尊に目を張るが、パラディオンを分割させ冷静に距離を測って迎撃する。刃と刃がぶつかり合い、甲高い音が響く。

 

 

「総合的な身体能力では劣るだろうが、純粋な力比べなら大人と子供の戦いだ! この意味が分かるな!?」

 

「くっ!」

 

 

 成人男性と中学生の根本的な力と体格の差がシンクを押し込む。鍔迫り合いを隙と見たエクレールが背後に回り、紋章砲を放とうと武器に輝力を送る。しかしそれも予想していた尊はすぐさまシンクから距離を取り、左の切っ先をエクレールに向けて奥の手の一つを解禁する。

 

 

「『アイス』!」

 

「なっ!?」

 

 

 輝力とは別の力――魔力による氷の攻撃が放たれる。

 まったく予想だにしていなかった攻撃に驚愕の声を漏らしながらも、エクレールはすぐさま溜めた輝力を開放してこれを撃ち落とす。

 

 

「『サンダー』!」

 

「ぐああっ!」

 

 

 直後、頭上から落とされた雷に打たれ思わず膝をつく。戦場に満ちる守護力のおかげで大きなダメージはないが、衝撃そのものはなかなか強いものだった。怯んだエクレールから視線を外し、尊は再びシンクに突っ込む。

 

 ――さっきの打ち合いからして尊さんの攻撃を正面から受けたらこっちがやられる! だったら、僕が勝っている部分を伸ばして戦うしかない!

 

 

「輝力、解放!」

 

 

 全身に輝力を滾らせ、身体能力の底上げを図る。これを使いすぎればあとで倒れてしまうことはミオン砦からフィリアンノ城へ戻るときに実証済みなので注意が必要だが、目の前の男に勝つにはそれくらいのリスクが必要だった。

 

 

「うおおおおおお!!」

 

「! 『集中』!」

 

 

 急激に速度を増し繰り出される二つの短槍を『集中』を使い対応するが、先ほどまであった余裕がなくなり尊は徐々にだが後退を余儀なくされる。

 

 ――力自体はさほど変わっていないが、この手数は気を抜いたらすぐに大量の攻撃をもらうことになる!

 

 速度を強化し、手数を増やしてのごり押し。力で勝てないと悟ったシンクがとった速さによる怒涛の連撃は確かに尊の思考に焦りを生ませ、彼女に攻撃をさせる隙を作り出した。

 

 

「『裂空――』!」

 

「っ! マズい!」

 

「『――二連一文字』!」

 

 

 尊の背後からエクレールが連続して一文字の輝力を放つ。しかし回避しようにもシンクは依然攻撃を継続中。それを防ぐためにサテライトエッジをツインソードにして応戦しているため、シールドを張ることもままならない。

 

 ――だが、このままだとシンクも巻き添えに――

 

 

「今だ!」

 

 

 自分がエクレールにして見せたように、後方へ飛びのいたシンクはすぐさまディフェンダーを展開し正面に構える。

 

 

「後退!? ヤバッ――!」

 

 

 残された尊はそこで二人の意図に気づくが、もう遅かった。

 

 

「いけえええぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

ドドォォォォン!!

 

 

 エクレールの気迫とともに二つの一文字が尊に直撃し、大きな炸裂音を上げた。

 その余波がシンクにも届いたが、ディフェンダーでガードしている彼にはまったくダメージが及んでいない。

 

 

「や、やった!?」

 

「無防備な背後に直撃だ。いくらミコト殿でもこれなら……」

 

 

 流石に倒れるだろうと踏んでいたエクレールだが、煙が晴れた先に立っているその姿を見て苦虫を噛み潰したような表情を浮かべることとなった。

 

 

 

 

 

 

「や、やばかった……。装備した防具がチタンベストのままだったらやられていたかもしれないな……」

 

 

 マントはさっきの攻撃でほとんど消し飛んでしまったが、下に着込んでいたプラチナベストのおかげでダメージを大きく軽減させることができた。

 ダメージを10%に落とし込む『勇気』の発動が間に合わないと思った時はさすがにダメかと思ったが、流石市販で買える装備の中では最高クラスの防具。性能は伊達ではなかったか。

 マントの残骸を脱ぎ捨て、シンクたちに目をやる。エクレールは仕留められなかったことに対して顔をゆがめ、シンクは化け物でも見るような目でこちらを見ていた。

 

 

「仕留めたと思ったのですが、何かしましたか?」

 

「いや、俺自身は何もしていない。というか、俺もやられたと思ったくらいだ」

 

「ならば何故……」

 

 

 親指でプラチナベストをトントンと指さし、これのおかげだと主張する。

 

 

「こいつは俺が前にいた世界で入手した防具でな。市販で購入できるものとしては最高級の防御力を誇っている。ダメージが少なく済んだのは、(もっぱ)らこれのおかげだ」

 

「つまりその防具がなければ、僕たちにも勝機があったというわけですか」

 

「そういうわけだ。まあ、残念だったな」

 

 

 とはいっても、ノーダメというわけじゃない。やはりこの二人を相手にするにはもっとレベルを――ん?

 

 

「なんだ、いつの間にか雲が……」

 

 

 俺の様子を見て二人も気づいたのか、そろって空を見上げる。

 先ほどまで文句なしの快晴だったというのに、降って湧いたかのように暗い雲が発生していた。

 時節雷が迸り普通の事態でないことが容易に想像でき、肌にまとわりつく空気に怖気と嫌悪が込みあがる。

 

 ――この感じ……海底神殿の出来事を思い出させやがる。

 

 クロノの消滅。古代の崩壊。俺がいなければ起こったであろう――行方不明となるサラ。

 

 

「――二人とも、悪いがここまでだ! 嫌な予感がするから俺は退かせてもらう!」

 

「嫌な予感って、どういうことですか!?」

 

「悪いが言いたくない! 言ってしまえばそれが現実になって、俺がしてきたことの意味がまるでなくなってしまいそうだからな!」

 

 

 サテライトエッジを収納し、先行したビスコッティの部隊を追うように『加速』とヘイストの鉢巻きを使いグラナ砦に向かう。

 しかし到着してみれば正面入り口はすでに制圧されており、降りるときに使用したエレベーターは使えないことが容易に想像できる。

 仕方ない、遠回りになるが裏手から行くか。ついでにケアルでダメージを回復して、ミドルエーテルでMPも回復しておこう。

 道筋は図面で見たことしかないが、まあ何とかなるだろ。

 

 

 

 

 

 

 時は進み、グラナ砦では尊が遠回りで天空武闘台へ向かい、先行した本隊と合流したシンクとエクレールが砦の内部に突入してから間もなく昇降機のホールのたどり着いた。

 そこに現れたシンクたちに向けてリアルタイム映像を飛ばしたレオは、昇降機から現れるであろうシンクとエクレールの姿を思い浮かべながらその時を待つ。

 

 

「……嫌な風、ですね」

 

「うむ。国の行く末を決める大戦だというのに、まったくもって不愉快じゃ」

 

 

 側に控えていたサラの言葉に忌々しそうに同意する。

 空は不気味な暗さを伴い、天空では稲妻がひっきりなしに鳴り響く。

 

 ――この気味の悪さ、まるで海底神殿みたいだわ。

 

 尊が思ったことと同じく、サラも今の状況が海底神殿の時とダブって感じられていた。

 そんなことを思って間もなく、昇降機の方から音が上がり、誰かがこの天空武闘台に現れたことを知らせる。

 

 

「来たか。勇者とタレ耳」

 

 

 振り返って手にしたガレットの宝剣、魔戦斧グランヴェールを握りしめ、来訪者を迎える。

 いよいよ昇降機の扉が開かれ――

 

 

「お邪魔いたします。レオンミシェリ閣下」

 

 

 ――自身の半分ほどもある剣を手に現れたミルヒオーレにレオの表情が絶望に染まった。

 

 

「レオ様が国の宝剣をかけて戦われるのであれば、私も宝剣を手に戦わなければならぬと思い、失礼ながら……勝手に推参させていただきました」

 

 

 揺れる瞳が一歩一歩近づく彼女を捉え、脳裏によぎるのは夢にまで出てきた彼女が死ぬ瞬間。その舞台は、まさにこの天空武闘台。

 

 

「レオンミシェリ様……お聞かせください。宝剣をかけてまで行われた、この戦の本当の理由を……レオ様のお心の、真実の在り処を!」

 

 

 彼女の右手に嵌められた二つの指輪――ビスコッティの宝剣、聖剣エクセリードと神剣パラディオンが、彼女が死ぬ条件を整えたことを示していた。

 瞬間、比較的彼女の近くにいたルージュが駆け出し、ジャマダハルのような武器をミルヒオーレに突き出す。

 手にした剣でその一撃を受け止め、ミルヒオーレは声を張り上げる。

 

 

「ルージュ!? 私は今、レオ様と!」

 

「お叱りならばあとでいくらでも! ですが、今は説明をして差し上げる時間がございません!」

 

 

 ジャマダハルを滑り込ませ、剣を跳ね上げる。大きく体制を崩したミルヒオーレの指にある宝剣に意識を集中し、その手をつかむべく腕を伸ばす。

 

キュイン!

 

 しかし手に触れようとした瞬間、二つの宝剣が煌めき主を守るべくルージュの体を弾き飛ばした。

 そして守られた彼女の手には刀身の短い桜色の剣――エクセリードの武器化した姿があった。

 

 

「はぁ、はぁ……宝剣が必要なのでしたら、いくらでもお貸しします。なのに、なぜレオ様は私に何も教えてくださらないのですか? あの頃はいつも仲良くしてくださって、いつも優しくしてくださってたのに……」

 

 

 言葉の一つ一つがレオの心に突き刺さる。

 まだ星詠みの未来が見える前、姉妹のように過ごしてきたあの頃が頭をよぎる。今のように苦しむこともなく、屈託なく笑いあうことができた日々が。

 

 

「ここのところの戦にしてもそうです……! レオ様は……レオ様はそんなに、ミルヒのことがお嫌いになられたのですか!?」

 

 

 ボロボロとこぼれる涙とともに投げかけられた言葉。それには寂しさと悲しさ。そして好きだからこそ、嫌われたくないという心のままの感情が込められていた。

 

 

「……ワシは……ワシは――――!」

 

 

 ――直後、巨大な地鳴りとともに稲妻が荒れ狂い、何かに引っ張られるように天空武闘台が空に浮かびだした。




本編第25話、いかがでしたでしょうか?

予定では次回で新展開の予定でしたが、尺の都合でもう一話追加となりそうです。
次回はレオ様がキレたりご都合主義的展開が発生します。
比較的早く投稿できそうですが、いつになるかはまだ未定です。
どうか今しばらくお待ちください。

それでは、今回はこのあたりで。
また次回の投稿でお会いしましょう。

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