ボッチプレイヤーの冒険 ~最強みたいだけど、意味無いよなぁ~   作:杉田モアイ

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66 馬車の中で

 その日、イングウェンザー城から出発した真新しい馬車の中にはアルフィン、シャイナ、あいしゃの三人の姿があった。

 

 この三人のほかにも同行者は居たが、セルニアを含むメイド二人は御者台に座っており、いつもアルフィンに付き従うヨウコとサチコはメイド服のままではあったが、警護の為に馬車の前と後ろを真っ白なアイアンホース・ゴーレムに乗って走っているのでこの中にはこの三人しか居ない。

 

 そのおかげで三人はNPCたちの目を気にする事無く、各々寛ぎながら馬車の一時を過ごしていた。

 

 

 

 イングウェンザー城からボウドアの村へと続く道。

 

 未だ敷石を敷いていないその道は土がむき出しの為多少でこぼこしているにもかかわらず、そこを走る馬車の中は信じられないほどゆれが少なかった。

 滑るようにとまでは行かないけれど、これならば馬車の中で普通に本が読める事だろう。

 でもまぁ移動速度と距離を考えると、ゆっくり読んでいる時間は無いだろうけど。

 

 しかしこの新型の馬車、初めて乗ったけど凄い性能ね。

 

 「本当に<快適な車輪/コンフォータブル・フォイールズ>とサスペンションの併用は凄いのですね。わたくし、まさかここまでゆれが少なくなるとは思っていなかったですわ」

 

 「折角だから改良した四輪独立サスペンションに変えたからねぇ。余計にゆれが減っているんだと思うよぉ。あれからもあやめと研究は続けていたからねぇ」

 

 流れていく外の風景を眺めながら呟いたわたくしの独り言にあいしゃが律儀にも説明を追加してくれる。

 なるほど、マスターが実験した時よりもより進化しているのですか。それならばこのゆれの少なさも解ると言う物です。

 

 あいしゃが言うには、前回のは馬車本体の自重配分も解らないし油圧シリンダーも制御装置も無いから二輪ずつ固定したサスペンションを使用していたらしいのだけれど、今回のは改良型であると同時に正確に馬車を調べてサスペンションのバネの強さを調節したから四輪別々に駆動できるようになって、よりでこぼこの道に対応しやすくなっているそうだ。

 

 ただ、正直わたくしはその手の物には余り知識が深くないので詳しく説明されてもよく解らない。

だけど、あいしゃが楽しそうに話しているのを見るのは好きなのでニコニコしながら聞いていたの。

 するとシャイナがそんな私たちtの会話に割り込んできた。

 

 「所でアルフィン、ボウドアの村での農業指導だけど、私とあいしゃは横で聞いていたとしても殆ど意味が解らないと思うんだけど、それでも一緒にいなきゃダメかな?」

 

 「シャイナぁ、わたしはあなたと違ってちゃんと理解できるよぉ。わたしが農業指導に加わらないのは子供だから教える側には向いてないってだけなんだからね!」

 

 「そうだね、ごめん」

 

 シャイナに同類扱いされてあいしゃが怒ってしまい、シャイナが慌てて謝っている。

 

 本人が言うとおり、確かにあいしゃは頭はいいのよね。

 でも外見がまるん同様10歳くらいとエルマちゃん並みに幼いから、流石に村の人たちもそんな子に教わるのはきっとお嫌でしょうとマスターが御考えになられて、指導役から外れてもらっただけと言う話ですもの。

 

 「それに関してはシャイナは理解できないかもしれないけど、居て貰わなければ困るわ。城でも話したとおり、あなたはエントの村へ向かう農業指導のリーダーになって貰わないといけないのだから。確かにあいしゃの方が適任ではあるけど、イメージと言う物があるから」

 

 「うん、解ったよ・・・」

 

 あからさまに意気消沈するシャイナ。まぁ、解らないでも無いわ。

 

 先程のあいしゃの説明も、まったく理解できないにも拘らずわたくしが聞いていられたのは相手が可愛いあいしゃだから。

 そうじゃなく、アルフィスとかだったらきっと途中で「もういいわ。聞いても解らないから」と言ってしまっていた事でしょう。

 

 それ程理解できない話を聞き続けるというのは苦しいものですから。

 

 「あるさん、わたしは?」

 

 「あいしゃはね、わたくしたちが村人に話をしている間この地図の範囲を調べてきてほしいのよ」

 

 そう言うとわたくしはアイテムボックスから地図を取り出した。

 それはボウドア周辺の農地を館のメイドたちに調べさせて作った物で、この世界の感覚で言うと信じられないほど精密に情報を書き込まれたものになっている。

 これを見ればどこに何が植えられていてその生育状況はどうか、また今はどの畑が空いているかなどが一目瞭然だった。

 

 「すでに収穫寸前な畑に手を加えても意味は無いから、空いている畑とまだ育成途中の作物の状況を見てきて頂戴。それによってどの程度手を加えるか決めるから。あと、それが終わったら館に戻ってね。多分その頃にはシミズくんも着いている筈だから、ほらここ、この指定している範囲にあの子の眷族を放って土壌改良を始めておいてくれるように指示を出しておいて」

 

 地上を猛スピードで進む私たちと違って土の中を進むジャイアントワームのシミズくんはそんなに早く移動できない。

 いや、彼だけならできるだろうけど、その眷属は無理だろう。

 

 だから彼らの到着はそれくらいの時間になってしまうのだ。

 

 「あれ? 村全体に放つんじゃなかったの?」

 

 わたくしが示したエリアを見てあいしゃが不思議そうに小首をかしげる。

 その姿はまるで天使のようだった。

 

 まっ、まぁなんて可愛いのでしょう。

 

 がばっ

 

 そんなかわいらしい姿に我慢できず、ついわたくしはあいしゃを抱きしめてしまった。

 

 「わっわっ! あるさん、一体どうしたのぉ!?」

 

 「ごめんなさい、つい」

 

 いつもはマスターがわたくしの体を御使いになられているので我慢していたけど、その反動からか少し自制が効かなくなっているみたいね。

 いけないいけない、気を付けないと。

 

 でも良かったわ、ここでそれに気が付いて。

 知らずにユーリアちゃんやエルマちゃん、それに他の村の子供たちと対面していたらとんでもない失敗を犯すところでした。

 

 わたくしの奇行はそれすなわちマスターの奇行と取られるという事を努々忘れないようにしなければ。

 

 「あのぉ、あるさん。そろそろ放してほしいんだけどぉ」

 「あっ、ごめんなさい。わたくしとした事が」

 

 実はそんな事を考えている間もずっと抱きしめたままだったりする。と言うか、ずっと頬をつけてすりすりまでしていた。

 だって仕方がないではありませんか。今まではこんな事は出来なかったのですから。

 

 しかし指摘を受けてしまった以上仕方がありません。わたくしは断腸の思いであいしゃから手を放しました。すると、

 

 「アルフィンのそばに置いておくとまた抱きつきそうだから、あいしゃは私が匿っておくわね」

 「あっ、ずるい!」

 

 シャイナがすかさずあいしゃを奪い去り、自分の膝の上に乗せた。

 

 うぅ~ずるいぃ~。

 シャイナはいつもまるんやあいしゃを独り占めしているのに。

 わたくしの場合、こんな機会は滅多にないのだから譲ってくれてもいいのに。

 

 「まぁまぁ。そんな事より、さっきのあいしゃの疑問に答えてないよ」

 「あっそうだったわね。いけない、わたくしとした事が」

 

 少し拗ね始めたわたくしにシャイナは苦笑と勝者の笑いが入り混じったような表情で指摘をしてきた。

 その笑顔にちょっと思う所が無い訳ではないけれど、確かにこれは説明しておかなければいけない内容ではあると思いなおして、あいしゃに視線を向ける。

 

 「最終的にはシミズくんの眷属を村の畑全体に放ってあの地を肥沃な大地に変えるつもりですが、いきなりそのような事をしてはいかに知識の少ないこの世界の者たちでも怪しく思うでしょう。ですから最初は未だ開墾されていない館近くの荒れたこの土地をシミズくんとその眷属の力を使って土壌改良します」

 

 わたくしはそう言うとボウドアの館の近く、予めマスターが御決めにになられた範囲をあいしゃにも解りやすいように指でなぞってみせる。

 

 「それにこの程度の広さなら1時間と掛からずに達成出るでしょうからね。ここは村からは離れているし、館の裏手だから現状を知る人はいないはずです。誰も近寄らない土地だからこそ、いきなり土壌が変わってしまっても怪しまれる事はないでしょう。ですからここを先に手をつけて、実は前から少しずつ我が国の肥料をまいての土壌の改良を進めていたと村人たちにもわたくしが説明するつもりです。そしてその土地の土を運んで肥料と共に畑にまく事により、自然とシミズくんの眷属を他の畑に広げていきます」

 

 ここまで説明をした所で、わたくしは目を地図から二人に向けて話をする。

 

 「この方法なら、この土地の土をまいた畑だけが生産量が増えるので怪しまれる事は無いだろうと言うのがマスターの御考えです」

 

 「そっかぁ。マスター、色々と考えているんだなぁ」

 

 「なるほど、村人が怪しまないようにとの配慮がしてあるんだね。さすがマスターだ」

 

 マスターの御考えを知り、二人とも感心しきりだ。

 

 しかしマスターはどうして農業の事をここまで詳しく知っておられるのだろうか?

 マスターの異世界での御職業は確か”でざいなー”とか言う物で、わたくしたちが行う裁縫や木工などに近いものはずなのですが。

 

 

 アルフィンは常に行動を共にしていたが、意識が半分寝ているような状況なので知らなかった。

 この手の知識の殆どが、実は農業系漫画やラノベから得た知識である事を。

 

 

 「また、この地ではいずれ畜産も始められるようです。どうやらそれを使ってなにやらなされる御考えのようなのですが、これについてはわたくしもよくは知りません。きっとマスター御自身がまだぼんやりとしか御考えになられていないからだとは思うのですが」

 

 「それに関しては私たちが聞いても多分仕方がない事だと思うからいいよ。やる事が決まったらきっとメルヴァたちと話し合って先に進めちゃうだろうし」

 

 「そうだねぇ。畜産ってことはお肉とかを使う事だろうから、わたしのゴーレムも関係ないしぃ」

 

 確かにその通りですか。わたくしもその時はマスターが体を御使いになられている事でしょうから、御相談に乗って差し上げる事はできませんもの。

 考えるだけ無駄なのでしょう。

 

 そんな事を考えていると馬車が徐々に減速を始めた。

 どうやらボウドアの村が近づいてきたみたいですね。

 

 あまりにゆれが少ないから気にしていなかったけど、今回は新型馬車の性能テストも兼ねていたからいつもより早い100キロほどのスピードを出して走っていたはずです。

 ですが、いくら実験中だとは言え流石にその姿を村の方々に見られる訳にも行きませんから村から10キロほど離れた地点から徐々にスピードを落とし始めて最終的には並足程度の速さで村に着く予定でした。

 

 と言う事でわたくしも到着の心構えをいたしませんと。

 

 「減速が始まったと言う事は、あと少しでボウドアの村に着くようです。なので、わたくしは口調を変えなければいけませんね。シャイナ、あいしゃ、村の中であってもわたくしの話し方でマスターと違う点があれば指摘してください。それでは・・・もうすぐボウドアに着くからシャイナもあいしゃも準備をしてね。と言っても私と違ってあなたたちは特に何かをするってことではないんだけど」

 

 「お~。あるさん、しっかりマスターぽくしてるよ」

 

 「話す早さもそれくらいだと思う。その調子でいけば大丈夫だと思うよ。ただ」

 

 ん?

 

 「ただ?」

 

 「さっきのあいしゃみたいに、村の子供たちが可愛いからって抱きつかない事。マスターは村の子供たちを溺愛しているけど、流石に抱きしめたりはしないからね。特に男の子たちはアルフィンに抱きしめられたりしたらいっぺんに舞い上がってしまうから気をつけるように」

 

 「うっうん、気をつける・・・って、最後のはシャイナがマスターにいつも言われている事じゃないか」

 

 そう、これはシャイナがマスターからきつく言われている事だった。

 

 いつもまるんやあいしゃをひざの上に乗せたり抱きしめたりしている彼女が、そのような事を村の子供たちやエルシモさんたちの子供相手にうっかりやってしまわないよう常に言葉にして注意しているのを、半分眠っているようなぼんやりとした思考の中で聞いていた覚えがあった。

 

 そんな私の指摘にシャイナは怯む事はなかった。

 というより、それを踏まえての発言だと彼女は言う。

 

 「そうだよ。でも本当の事だから私はいつでも子供たちと接する時は気をつけてるよ。つい、まるんやあいしゃ相手にしている事をしてしまいそうになるからね。だからアルフィンも気をつける事」

 「はい、ちゃんと心に刻んでおきます」

 

 そうだね。マスターはユーリアちゃんたち相手でさえ、抱きつく事はまったくとは言わないまでもあまり無かった。

 これはマスターが元男の人だから我慢しているのだろうと言う事をなんとなく知っている私は、シャイナ以上に気をつけなければいけない。

 

 ついうっかりでは済まされない話でもあるから。

 

 最近ではその自重が緩みがちになってきているのに、私が所かまわず子供たちに抱きついてそれをもしマスターが知ったら、それを機にタガが外れてしまうなんて事になってしまいかねない。

 そうしたら本当に大変なのだから。

 

 それから20分ほどして馬車は村の中に入っていった。

 

 今までマスターが使っていた四頭立ての大型馬車ではなく、一回り小さな二頭立ての馬車は今までと同じくらい豪華な造りになってはいるものの、形状の関係からあちらには在ったギルド"誓いの金槌"の紋章は刻まれていない。

 

 その為か、村人たちはいきなり村に入ってきた見慣れぬ馬車に戸惑っているようだった。

 しかし、その先導をしている馬に乗っているのがヨウコであり、御者台にはセルニアが乗っているのを確認してその馬車が私たちイングウェンザーのものであり、最後に通ったサチコの姿を見て乗っているのが私である事を確信して安心したようだった。

 

 そんな村人たちの視線を受けながら馬車は村を抜け、館へと進んでいった。

 

 実の所、村を通過せずとも館に着く事が出来る。

 ではなぜ今回は館の中をわざわざ通ったかと言うと、わたくしたちが到着したという事を村人たちに知らせなければいけなかったからだ。

 

 何せ今回の訪問はその村人たちに農業指導をするという目的なのだから、私たちだけではなくその教えを請う村人たちの方にも心の準備が必要だろう。

 だからこそ、村全体に私たちの訪問を知らせ、明日からの心構えをしてもらおうと言うのがマスターの御考えなのだから。

 

 「ところで、農業指導は明日からだよね? これからどうするの?」

 

 「特に決まっていないわよ。私としてもこの口調になれないといけないし、ボロが出ないよう立ち振る舞いも慣らさないといけないからと思って何の予定も組んでないもの。館のメイドたちにも特に何か準備をしろと言ってないからフリータイムね」

 

 「そっか、なら何しようかなぁ」

 

 マスターはある程度何をするか常に決めて動いているからわたくしもそのようにするだろうと考えたのか、シャイナが予定を聞いてきたけど本当に何も考えていないのよ。

 

 確かに昼食後に出発したとは言え馬車の速度がとんでもなく速かったから今はまだ日の暮れまでにはかなりの時間があるけど、時間が余っているからと言って何かに取り掛かったとしたら所作に慣れる時間が取れないもの。

 

 マスターの場合、語尾に”よね”とか”わ”をよくつけるけど、わたくしはどちらかというと言い切ってしまうからそこにも気をつけて話さないといけない。

 午後の一時と一晩と言う短い時間でそれを完璧にしないといけないのだから、予定を入れて他事を考える訳にはいかなかったの”よね”。

 

 「そうだ、いい事を考えた。アルフィン、慣れないといけないって事は話をしなければいけないって事よね?」

 

 「えっ? ええ、確かにそうよ。だから今晩はなるべくセルニアやこの館の子たちとお話をするつもりだったのだけど」

 

 そんなわたくしの言葉にシャイナはフフンっと言った感じで得意げな表情をしてから自分のいい考えとやらを話した。

 

 「どうせなら村に行って子供たちと遊ぼうよ。大人たちと違って子供なら多少口調がおかしかったとしてもごまかせるし、大人より勘がするどいから立ち振る舞いがいつもと違えばすぐに気付くしね」

 

 「子供たちと? そりゃあ私もその方が嬉しいけど」

 

 何の練習も無しに村へ行って大丈夫なのだろうか?

 それならいっそ館に呼んだほうがいいのでは?

 そんなわたくしの考えが顔に出ていたのか、シャイナが注意する。

 

 「アルフィン、不安は解るけど館に呼ぶのはダメだよ。あなたは明日、村に言って話をするのだからその場で無ければ練習にならないよ。それにユーリアちゃんたちだけならともかく、今から館に村の子供たちを呼ぶには準備が足りないからね。不特定多数を相手にする練習である以上、今回はユーリアちゃんたちだけを呼ぶわけには行かないんだから」

 

 「確かに。確かにそうね」

 

 明日になれば嫌でも村人たちと向き合わなければいけないのだから、ここで尻込みをすべきではない。

 シャイナの言う事はもっともだし、ここはこの案に乗ることにしよう。

 

 「それにね」

 

 「それに?」

 

 シャイナはにやりと笑ってこう呟いた。

 

 「館の中と違って村で遊ぶ子供たちは本当に無邪気で可愛いからね。あれは凶悪だよ。私も何度も抱きしめそうになったのを歯を食いしばって耐えたんだから。アルフィン、しっかりと我慢できるよう、心を強く持つんだよ」

 

 「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 計られた! どうやらこの後、わたくしは何度も血の涙を流す事になるようである。

 

 




 大変長い間休んでしまってすみませんでした。とりあえず今週から更新を再開します。
 ただ、なるべくするつもりではいるのですがもしかすると落とす週が出るかもしれません。
 短いものでもなるべく更新できるよう努力はするのでその時はご容赦ください。

 さて、アルフィンは主人公が女性の思考に変異した元になっているだけあって子供や可愛い物が大好きです。

 ですから、まるんやあいしゃに対してだけでなく、あやめにまでこのような態度で接します。シャイナはあやめに関してはそうでもないので、より重症なんでしょうね。まぁ、これは同性愛者であるというのも一因にはなっているのですが。

 因みに子供であれば男の子でも同様に溺愛します。絶世の美女が可愛い可愛いといいながら抱きついてくるのです。子供とは言え、10歳くらいになればすでに性に目覚めています。危険、と言うか凶悪ですよね。

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