ボッチプレイヤーの冒険 ~最強みたいだけど、意味無いよなぁ~   作:杉田モアイ

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29 調味料

 「確かに肉が違う! 俺たちがいつも喰わせてもらっている肉も外で喰う物より肉汁が多くて柔らかいが、この肉は別格だ! こんなに薄いのに、噛み締めるたびにまるで塊肉を食べている時のように口の中に肉汁が溢れ出るぜ! それに一緒に入っているスライスした生の玉葱と葉野菜、それと鼻にツーンと抜けるこの調味料がその多すぎる肉汁に含まれる油のくどさを包み込んでさっぱりとさせ、二口目も変わらず美味しく喰わせやがる。ん~、肉にこんないい喰い方があったとは」

 

 そんな事を言いながらローストビーフサンドをパクつくエルシモさん。ローストビーフは表面を焼き固めた後に肉の中を70度くらいに保って肉汁を逃がさないように調理して、なおかつ焼きあがった後に少し休ませる事によって切っても肉汁が流れ出さないで肉の中に閉じ込められるように工夫された料理だ。それだけに特徴である封じ込められた肉汁が油の多いA7肉では少しくどかったから前に食べた時にそこを指摘したのだけれど、どうやらその油くどさをより抑えるために肉のランクを変えただけじゃなく前回まで使っていた生姜とにんにくを山葵に変えたりして工夫されているみたいね

 

 そんなエルシモさんのおいしそうに食べる姿を見てなんとなく私も小腹が空いたので自分の前に置かれたサンドイッチの皿に目を向け、その上におかれたいくつかのサンドイッチの中から料理長が作ってくれたスフレオムレツサンドを見つけて手を伸ばした

 

 パクリ

 

 「ん~、美味しい」

 

 スフレサンドを口に入れた瞬間、まず広がるのは焼いた小麦の香ばしい香りとほのかに甘いパンの味、そしてそのパンに歯を立てる事によって、封じ込められていた柔らかなオムレツの味と香りが口いっぱいに広がる

 

 このサンドイッチに使われているオムレツは、オーブンで焼く時間を調節して少し火を強めに通しているから普通に食べるスフレオムレツのように食べた所から半熟の卵が流れ出すと言う事はない。しかし絶妙な火加減と料理長の腕によってその柔らかさはまったく損なわれず、一口食べればその美味しさに誰もが一気に魅了されてしまうだろう

 

 そう、まるでショートケーキに使う生クリームのように卵を大きめな泡立て器で十分な時間を掛けてしっかりホイップした事によって作られた小さな泡たち、その塊を焼く事で生み出される独特な食感はまるで空に浮かぶ雲を軽く焼いて作ったお菓子のようで、あえて似た食感のものをあげるとしたら上質なスフレチーズケーキかな? でも、これは小麦粉をまったく含まないから、それよりもはるかに軽く柔らかい。そして、その柔らかなオムレツを噛んだ瞬間に口の中に広がるのは、ほんのりとした塩味と後はひたすら濃厚な半熟卵の味。それをさらに咀嚼をするとオムレツと一緒にはさまれたホワイトチェダの味が合わさって美味しさの奔流が一気に押し寄せてくるの。おまけに、その極上のスフレオムレツを挟んでいるパンも普通の食パンじゃないのよね

 

 おかゆなどの保水力の高い食材を生地に練りこむ事によって含まれる水分量を極限まで多くして、そのままトーストなどにして食べるにはふわふわすぎて頼りない感じがしてしまうほど柔らかく焼かれたその食パンは、その柔らかさゆえにスフレオムレツの特徴である圧倒的なやわらかさを損なわず最高の味と食感を演出している。そう、この食パンなくしてはこのスフレオムレツの味のすべてをサンドイッチと言う調理法で味わう事は不可能だろう

 

 「さすが料理長ね」

 

 使っている食材がすべて単純な物ばかりなので何度食べても食べ飽きる事がない、このスフレオムレツサンドは私の大好物だ。一口食べるだけで一気に幸せな気持ちになってしまって、つい顔に笑みが浮かんでしまうほどにね。ああ、やっぱりこれだけは一口分と言わず大きめに切り分けてもらえばよかったかなぁ

 

 そんな大好物を食べる私の姿が珍しかったのか、エルシモさんは食べるのを中断して私の方を見ていた。あれ? 私の食べ方ってそんなに面白かった? それともあまりの多幸感に顔が緩んでいたとか? そんな私のほんの少しの不安と疑問をよそに、エルシモさんは手に持ったローストビーフの挟まったコッペパンの残りを口に放り込んでから目線をサンドイッチの皿に戻し、

 

 「それ、旨そうだな。よし、順番的に肉の後に食べるのも変だけど、そのスフレオムレツとか言うのを次に食べるか」

 

 なんて事を呟いた。なるほど、私の食べ方が面白かったわけではなく、食べている姿を見てスフレサンドも美味しそうだなぁなんて思っていたわけね

 そうしてエルシモさんはスフレサンドを自分のお皿の中から見つけだし、おもむろに持ち上げ・・・

 

 「うわっ!? なんだ、これ!」

 

 ようとして、力加減を間違えて見事につぶしてしまった

 そうよね、あれってかなり気をつけて持たないと柔らかすぎてつぶれてしまうのよね

 

 「こんなやわらかい物もあるのか」

 

 そう言うとエルシモさんは半分潰れてしまったスフレサンドをこれ以上つぶさないように注意深く右手で摘み上げて、左手を皿のように添えて口に運ぶ。そしてそのままパクリ! 全部を一度に口に入れた。その際、つぶした物を持ち上げたので当然手はべたべたに汚れてしまったけど、ちゃんと教えられた通りお皿の横においてあったおしぼりを取って手を拭い、その間にきちんと味わうように租借してから飲み込んだ

 

 「なるほど、口に入れてみると解るが、このやわらかさ自体が味なんだな」

 「そうよ。この独特の食感とやわらかさのおかげで普通の半熟オムレツとはまた違った味わいが得られているのよね」

 

 使っている材料は普通のプレーンオムレツと同じなのに、味も食感も普通のオムレツとはまるで違う食べ物。スフレオムレツって、そんな不思議な料理なのよね

 

 「しかし、このスフレオムレツとやらの味付けは塩だけのようだが、それでここまでの味を出すとは凄い料理人だな。流石に王族相手の料理を任されているだけの事はあるな。先ほど食べたローストビーフとやらも、俺たちではとても口にできないほど高価な香辛料やハーブも使われていたし、何より最初に食べた甘いサンドイッチに使われていた大量の砂糖だ。これは俺たちの食事にも言える事だが、塩や砂糖がこれだけ惜しげもなく使われていると言う事はよほど多くの、それも優秀なマジックキャスターがいるのだろうな」

 「へっ? なぜそこでマジックキャスターが出てくるの?」

 

 ん? マジックキャスターは料理とは関係ないよね? そう思って聞き返したところ、私の質問にエルシモさんも「何を言っているんだ?」と言う顔をして見返してくる

 

 ・・・・・・・・・・・・・

 

 「あっ! そうだ、エントの村に行った時に村長さんから聞いたっけ」

 

 すっかり忘れていたけど、確かこの世界には塩を作り出す魔法があるって言う話をエントの村の村長さんから聞いた覚えがあるわ。エルシモさんの話からすると、どうやら砂糖も魔法で作る事が出来るみたいね。まぁ、魔法が発達しているし、普通に食べる作物を育てるだけでも大変な世界っぽいからサトウキビとかから作るより手軽なんだろうなぁ

 

 「思い出した。前に、この国では塩を魔法で作っていると聞いたわ。どうやら、さっきの話からすると砂糖もなのかな? でもね、私たちが使っている塩や砂糖は魔法で作り出したのではなくて、塩は海や塩湖から取れる岩塩から、砂糖はサトウキビやテン菜、カエデ等から取れる甘い樹液等を生成して作っているのよ」

 「海でだと? なぜ海で塩が取れるんだ? もしかして、姫さんたちの国では海にいる生き物から塩が取れるのか? あとエンコってなんだ? 聞いた事が無いが、これも岩石系のモンスターか何かなのか?」

 「へ?」

 

 生き物? 彼は何を言っているの? 塩は海の水から取るに決まっているじゃないの。もしかしてこの世界では海の水から塩を取り出す技術そのものが開発されていないとか? いやいや、そんな馬鹿な事があるはずが無い。何せ乾けば塩ができるのだから、開発とか言う以前の話のはずだ

 

 「それと樹液からシロップを作るという話は聞いた事がある。言われてみれば確かにシロップはあれだけ甘いものだから、そこから砂糖を精製できると言うのは納得だな。だがサトウキビとはなんだ? テン菜と言うのも聞いたことはないぞ。と言うより、今の話からすると姫さんたちの国には砂糖が取れる作物があると言う事なのか?」

 「ちょっ、ちょっと待って!」

 

 とりあえず話を整理してみよう。まずは塩。エルシモさんは海でなぜ塩が取れるのか、もしかして塩が取れる生物がいるのかと言っていた。この発言から考えられるのは・・・もしかしてこの世界の海の水には塩が含まれていない? 嘘、そんな事ってあるの? ・・・いや、ここが地球ではなく、まったく別の星だとしたらどうだろう? 私たちの星、地球では海の水は塩辛いものだけど、他の星もすべてそうとは限らないのではないか? 

 

 まぁこの国は大陸のかなり内側にあるみたいだし、エルシモさんが本当の海と言うものを知らないだけかもしれないけど、今までも私たちの常識と異世界である(と予想される)この世界の常識があまりにかけ離れていると言う話がいくつもあったから、この海の水が真水と言う話も絶対に間違った知識を元にエルシモさんが想像で語っているんだとは言い切れないのよね

 

 「エルシモさん、一つ聞きたいのだけど」

 「なんだ?」

 

 とりあえず疑問が湧いた時は、考えても仕方がない。目の前にいるのだから、本人に聞いてみるのが一番だろう

 

 「この国の海の水って真水なの? もしかして塩がまったく含まれてないとか?」

 「何言っているんだ。海の水に塩が含まれているはずが無いだろう」

 

 こいつ、頭大丈夫か?って顔をして私を見てくるエルシモさん。この表情からすると、本当にこの世界では海の水は塩辛くないようだ。うわぁ~なに? この急展開

 

 「それなら塩が大量に含まれた水で満たされた湖って言うものは聞いた事、無い? あと、塩の塊だけで形成された地面がある場所とか」

 「何を言っているんだ。そんなものあるわけが無いだろ。もしあるなら高い金をマジックキャスターに払わなくてもよくなるって事だろ? そんな所が見つかったら商人たちが挙って訪れ、それで金儲けをしているはずだぜ」

 

 まさか塩湖も岩塩も無いなんて。それでは確かに魔法で生み出すしかなくなるよね

 

 「それなら砂糖、これは魔法以外ではどうやって作っているの? さっきの話だとシロップはあるのよね? 樹液シロップをさらに煮詰めて水分を取って作るとか?」

 「いや、先程も言ったとおり、シロップから砂糖を作るというのは俺は想像もできていなかったから実際にシロップから砂糖を作っているかどうかは解らない。だからそうやって砂糖を作っている奴が一人もいないとまでは言わないが、元々が樹液を煮詰めて作るシロップをいくら価値が上がるからと言ってわざわざ焦げ付かせて無駄になるかもしれないリスクを負ってまで砂糖に加工する奴もいないだろ? そんな事をするくらいなら砂糖をマジックキャスターに作らせたほうが安全だし、労力から考えると安くつくだろうからな」

 

 マジですか・・・本当にこの世界では砂糖や塩は魔法だけで作られて供給されているという事なのね

 

 「そう言えば香辛料やハーブ。あれも高価だと言っていたわよね?」

 「ああ、そうだが? ハーブは種類によっては安いものもあるが香辛料の方はほとんどすべてが高級品扱いだ。中でも胡椒やシナモンは500グラム弱で金貨2枚もする高級品だけに、ここでは俺たちが食べるものにまで使われていて驚いたぜ」

 

 なるほど。香辛料は昔、取れる量が少なかったから高価で取引されていたと言う話だし、きっとこの世界でもそんな位置付けになっているのだろう。でもハーブって確か

 

 「香辛料は解るけど、ハーブが高級品扱いなのはなぜ? だってハーブってほとんどが繁殖力が強くて一度植えてしまえばかなりの速度で増えるし、枯れる心配も少ないでしょ。おまけに乾燥させれば長持ちもする。なのになぜ?」

 「ああ、お姫さんでは解らないか。いや、繁殖力が強い事を知っているだけでも驚きではあるな」

 

 そう言うと、エルシモさんは少し斜め上を見上げ、どう説明するかなぁと言った感じで考え込む。そしてしばらくすると考えがまとまったのか、説明を始めてくれた

 

 「確かにほとんどのハーブは繁殖力が強くて、植えさえすれば簡単に作る事ができそうに思うだろ? だが、そこが問題なんだ。繁殖力が強いと言う事は一区画だけで作ることが出来ないと言う事でもあるだぜ。何せ植えてしまったら、勝手に種を飛ばして周りの畑に進出し、近くで小麦とか作ろうとしても全滅させちまう。何せ小麦の苗が育つのに必要な土の栄養まで奪っていくからな」

 「なるほど、ハーブを作るとなると、他の作物をあきらめないといけなくなるって事なのか」

 「そうだ。そのせいで作る者が少ないんだ。事実、市場に出回っている値の張るハーブ類のほとんどは人が栽培したのではなく、森に自生してるものだからな。危険な場所に生えている以上高くなるのは当たり前だ。まぁ、そのおかげで俺たち冒険者はモンスターを狩るついでに採取するだけで小遣い稼ぎができてよかったがな」

 

 そう言われれば解る気がする。確かに作った物が売れ残っても自分でも食べる事ができる小麦と、売れなければ食べるものを買う事が出来ないと言うリスクがあるハーブでは、たとえ高値で売れたとしても作ろうとする人の数はぜんぜん違うだろうね

 

 「でも、と言う事はもしかして乾燥ハーブとかでも結構な値段で取引されているって事?」

 「ああ、生のハーブは言わずもがな、乾燥ハーブでもかなりの値段で取り引きされているぜ」

 

 なるほど。なら、うちの農場で作っているハーブや香辛料を売ればこの世界でも稼げるって事よね

 前にギャリソンが身分を隠して商人としての立場をここの領主と取引して手に入れようと言った時は、私たちの作った物を商材にするつもりだったけど、案外こっちの方がいいかもね。それに

 

 「あ、さっきの話に戻るけど、この国では作物から砂糖は作ってないのよね? それなら全部マジックキャスターが作っていると言う事だし、結構な値段がするんじゃないの?」

 「ああ、だから塩も砂糖も必需品であると同時に貴重品だ。よく作られている塩でも小麦の5倍の値がするからな。それに砂糖はシロップや蜂蜜で代用が利く上に調味料としてだけじゃなく食料保存と言う点でも絶対的必需品である塩と違って嗜好品としての側面もあるからそもそも扱う商人が少ない。依頼主が居なければ当然作る奴も居ないから生産量自体が少なくなるって訳だ。おまけにその少ない生産分も、ほとんどは高級料理屋や高級菓子屋に下ろされるよう初めから買い手が決まっていて、余剰分だけしか市場には出回らないから結構な値段で取引されているぜ」

 

 やっぱりそうか。なら領主への手土産は決まったわね

 

 「ありがとう。とりあえず調味料の話は解ったわ。ところで、サンドイッチはもういいの?」

 「なわけ無いだろ!」

 「うふふ、そうよね」

 

 私がそう促すと、エルシモさんはまたサンドイッチに取り掛かった。これでしばらくは一人考えに耽っても問題は無いわね

 

 エルシモさん、ただの野盗ではなく元冒険者だからなんだろうけど、案外いろいろな事を知っているみたいね。それに冒険者と言う事は読み書きもできるんじゃないかしら? ならばかなりの拾い物かもね

 

 エントの村では、まだこの世界に来たばかりで混乱していて気付かなかったけど、ボウドアの村で私はある事に気が付いた。驚く事にどうやらこの世界の人たちが喋っている言葉は、私たちが使っている言葉とはまるで違うものみたいなの。なんと言うかなぁ、聞こえてくる言葉と口の動きがあっていないのよね

 

 最初この世界の人たちは、外見上は人間と同じだけで発声器官のまるで違う別の生き物なのかもしれないなんて考えもしたけど、どうやらそれも違うみたいなのよね。何せ普段の会話では口の動きは違うけど、名前とかの固有名詞を言う時は普通に私たちが喋るときと同じ動きをするのだから

 

 と言う事は今までは耳で聞いていると思っていたけど、どうやらテレパシーみたいなもので会話をしているだけなのかも知れないと言う事。そうなるとこの先一番困る可能性が高いのが物の読み書きと言う事になるわ。何せしゃべっている言葉を聞くことができないから、実際にはその発音がどんなものなのかまったく解らない。だから、たとえば私たちが「あいうえお」と言う言葉を聞いて認識しても、それはまったく違う言葉で発音されているという事で文字ではまるで違う表現になると言う事なのだ

 

 「もし読み書きができるのなら、一度色々な人の名前を書いてもらって、文字配列のパターンを調べないといけないわね」

 

 文字配列さえ解れば後は単語から文章を理解する事ができるようになるはずだ

 

 商売を始めるのなら書類作成が必須なのは当然。この場合、読むのは解析スキルがあるから問題は無いけど、書くとなるとそうは行かない。ちゃんとその言葉を理解しないと絶対に書く事はできないのだから。それだけに文字を教わると言うのは、これからこの世界で生きていく上でも絶対に必要な事なのよね

 

 色々と試してみて私たちでは書類を作ることが出来ないのなら作る人を手配する必要がある。でもその人材はなるべく私たちがこの世界の言語を正しく理解できない事を知ったとしてもそれを外部にもらす事が無い人物でなくてはならない。それがもれる事で私たちに不利益が起きる可能性があるからね。そう考えるとエルシモさんが読み書きをしっかりとできるのならまさに適任だ

 

 目の前でサンドイッチをほおばるエルシモを見ながら「それもこれも、エルシモさんの協力しだいなんだけど。まぁ、時間はたっぷりあるし、餌付けも簡単そうだから難しく考えずにじっくりやればいいか」などと考えるアルフィンだった

 




 今回出てきた塩や胡椒の値段はオーバーロードの設定に使われていると言われるD&Dから持ってきました
 ところでこのD&Dの設定をネットで調べていてある驚くべき事が解りました。近々(と言っても領主訪問エピソードくらいに)出てきますが、初期に書いたある事実が覆されます。正直これを読んだ時はあまりに違うのでスルーしようかなぁとも思ったけど、その設定通りにした方が面白そうなので取り入れようと今は考えています。さて、それを知った時のアルフィンはどんな反応をするでしょうか?

 あと、味に関して今回の話の中でアルフィンとエルシモ、両方が勘違いしている所があります。まぁ、これは前フリなのでどこがとは言いませんが。この前フリ、回収する所までこの物語続くよなぁ?

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