【完結】 艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話 作:しゅーがく
1日空いてしまいました......。昨日は一日中家に居なくて疲れて帰ってきたので......。という言い訳です。
ドッグに来た俺は何か先に来ていた五月雨と涼風に挨拶すると、咄嗟に離れた。すっごい身の危険を感じてるんだが。
「あれー?金剛君??」
「金剛君がなんか離れてっちゃった......。ショック......。」
そう言ってる2人はそれぞれ緑と黄の着物を着たミニスカの女の子だった。そして長い袖をブンブン振ってる。何で振ってるんですかね?
「オゥ?どうしたデース??」
突然離れた俺に金剛が話しかけてきた。
「なんかあの2人がすっげぇ怖い。」
そう言って取りあえず五月雨を盾にした。
「ちょっ......私を盾にしないで下さいぃぃ~。」
そう言う五月雨を無視して五月雨の肩を持って俺の前に立たせた。
「自己紹介くらいさせてよ......。私は航空母艦 蒼龍。よろしくね。」
「私は航空母艦 飛龍。よろしくねー。」
そう言って袖をパタパタする2人に取りあえず会釈したが、五月雨を盾にしたままだ。
「私は比叡さんの代わりじゃないですよ~。」
そう言ってオロオロする五月雨を取りあえず黙らせて、にじり寄ってくる蒼龍と飛龍から距離を置こうと後退し始めた。
「にひひ......今なら武蔵さんもいないから、大破させられることはないね!」
「観念して私たちとお話しましょ?」
そう言って迫りくる2人から距離を詰められる。
「怖い怖い、そうやって来るから俺は逃げるんだよ!!」
そう言って五月雨の肩から手を放して金剛のところに退避した。
「そんなこと言ってないでお話しようよ~。」
「甘味処にでも行ってお茶でもどう?」
「何かナンパされてる気分っ?!すっごい怖いですっ!!」
そう言って俺は金剛に張り付いたままだ。
「毎度毎度金剛はなんでそうなのデスカ?......2人とも辞めてほしいデース。金剛が嫌がってるの分からないデスカ?」
そう言って金剛は仲裁してくれた。ありがと!
「そんなつもりなかったんだけどなー。」
「ごめんね金剛君?」
金剛に言われて蒼龍と飛龍は離れてくれた。
「助かった。ありがと金剛。」
「いいえ、No problemネー。」
そう言ってニカッと金剛は笑った。
「では、出撃するネ!Follow me!」
その号令で俺たちは水面に足を付けて浮かんだ。なんだかどうやって移動すればいいのか分かっている様で、俺は何も考える事無く地上を歩くように水面を滑りだした。
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案外海の上を滑るのは気持ちのいいものだ。偶に口に海水が入るが。
「偵察機発艦っ!」
そう言って後ろで蒼龍と飛龍が艦載機の彩雲を発艦させている。弓で矢を放ち、矢から艦載機が現れる。何とも面白いものだ。
ブオォォンと音を立てて彩雲が急上昇するのを眺めて俺は周りを見渡した。
見渡す限りの青い海に本当に敵、深海棲艦が居るのだろうかと疑問に思いつつ偵察機を出してから30分後、通信が入ったようだ。
「我、敵艦隊を発見。」
そう言った蒼龍に艦隊に緊張感が走る。敵で艦隊とはいえ、所詮は駆逐艦や軽巡だけだと言っても、気を抜いたらダメージを受けると俺は聞いていた。
痛いかはさておき、ダメージを受けるのは俺は嫌だった。なんなら他のメンツのダメージを受けた姿は見たくない。何でも、ダメージを受けるとそれが来ている服に伝わるらしく、服かボロボロになればなる程、ダメージが蓄積されている事になるらしい。この知識、こっちの方に来てから勝手に頭に入っていたものだ。
「全艦、単縦陣っ!空母は後衛に!」
そう言った金剛の指示で各自が動き出す。金剛、今日が初陣じゃなかったのかよ。
「私と金剛は突撃シマス!五月雨と涼風は援護お願いネー!」
「「了解!」」
あ、俺、突撃する事になっちった......。
疲れてるとすぐに寝てしまうので極力ネタはストックしておく事にしました。
というかこの番外編はストックしないんですがねwwこっちは本当に不定期。
というかこれまでタグには不定期いれているのにいつも毎朝7時半に投稿していたという.......。変えようかな。
ご意見ご感想お待ちしてます。