ほんと申し訳ないです…リアルポンコツな筆者のせいでこんなに期間が空いてしまいました…_| ̄|○
期間が空いた割には大した出来ではない気もしなくもなくもなくもないですが、読んでいただけると喜びます!
sideセニア
真っ白な光に包まれてからどのくらい経っただろう…?
物凄く長いような…いや、一瞬だったかもしれない。
次に視界がひらけた時は、さっきと同じような…少し違う景色が映る。
辺りは銀世界…
目の前にも銀色の甲冑を纏った…なんとかって人…まぶっ…
そして、その隣で眠っているように脱力した私…口も半開きでだらしないなぁ…今度から気を付k
ーん?
なんで
ふと、私は下を見る。
フルフェイスの奥に驚愕の表情を浮かべるハンゾウさんと目が合う。
ーんん?
私の毛穴という毛穴から冷や汗が噴き出てくるような感覚に襲われ、正直追いついていない頭をフル回転させて、出た結論がーー
『私、お化けになっちゃった…?』
お姉ちゃん…私、この若さでハンゾウさんの背後霊になっちゃいました。
sideハンゾウ
どう…なっていやがる…?
あの光に包まれて漸く視界が戻ったと思いきや、気配を感じて振り向いた先に半透明なセニアがいる…
俺(多分セニアも)が混乱となんか複雑な感情に苛まれている最中、ソルがゆっくりと口を開く。
「成功…か?俺には直接見ることはできんが…おそらく反応を見る限り、
「…ってことは、セニアが幽体離脱して俺の背後霊になるのが奥義…?」
正直もっとブァー!っと『力が湧いてくるっ!』的な感じで強くなれると思ってたもんだから、なんの実感もわかないこれを奥義と言われても眉唾ものだな…
「…言ったはずだ、これはあくまで奥義の第一段階…だが、お前らには時間をかけて最終段階に向かわせられる程の時間が残されていない。早速だが、第二段階の習得に励んでもらおう」
なんだか嫌な予感がするが…今更引き下がる訳にもいかねぇし…何より、俺にはそんな気ぃさらさらねぇしな!
『…私の気持ちは無視ですか…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーそれから数十分後ーー
「はぁ、はぁ……だ…第2段階って……こいつぁ、第1と差が…ありすぎじゃぁねぇか…?」
「…ふむ。正直驚いた…まさか
そう、ソルが俺たちに出した第2段階の奥義習得の試練…それが
抜刀したソルとの
「はぁ…はぁ…っ!?」
肩で息をする俺たちに、無慈悲に飛んでくるソルの斬撃を紙一重で躱し、避けた先に飛んでくるハンターナイフを掴み取り、続いて飛んでくる投げナイフをさっき掴んだハンターナイフで斬りはらい、再び飛んでくるハンターナイフと同じ速度で飛びかかり、横薙ぎに斬りはらうソルを後ろに飛び退くことで回避する。
さっきからこれの繰り返しだ…
正直、俺の体力ならこんなん一日中やってても余裕なはずなんだが…
「はぁ、はぁ…くそったれ……ここまで鈍ったか…ちっ!?」
「…
言い終わるなりパターンを変え、上段から振り下ろしてくきたソルの斬撃が地面を抉り雪とともに隠されていた地面が舞う。
俺は払い除けるより先に身体を前屈みにし、ソルの股座に突っ込むように踏み込むが、俺のタックルまがいのそれすらソルには届かず空を切る。
そこまでは計算尽く、あとは後方からの攻撃を予測し身体を反転させ、カウンターを狙うだけだ。
が
「…それはあますぎる考えだ、ハンゾウ」
「んなっ!?くっ……?」
俺のカウンターは
筈だった…
ナイフは俺の懐に突き刺さる直前で止まり、ソルの一撃も俺に届いてはいなかった。
…いや、これじゃあ表現として不確かなのかもしれねぇな…
正確には走馬灯のように俺以外の全てが超低速で動いているのだ。
…そう、俺以外だ
『…ハンゾウさんは…やらせない!』
背後のセニアの眼が紅に輝き、俺の中に力が注ぎ込まれる感覚を覚えた。
そぅそぉ!こぅいうのを待ってたんだよ…!!
俺は無意識に口元を歪め、注ぎ込まれる
さァ…反撃開始ダァ!
to be continue…
次は早めに出せるよう努力しますので、本当にお気に入り登録解除せずに待っていて下さった皆さん、一見さんにも今一度…
本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁぁああああ!!!
ps.感想…待ってたりします…ちゃんと返すよ!←