僕と天狗の取材録   作:彩風 鶴

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 注意
  ・この作品は東方projectの二次創作です
  ・妄想過多
  ・自分設定
  ・不定期更新
  ・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
  ・最近からすが増えたことに嫌悪よりも喜びの方が大きいのはなぜだろうか?

       以上のことが苦手な方もせっかくなのでゆっくりしていってください


2章 2話~妖夢さんも大変だった~

さて、なんだかよく分からないまま白玉楼の取材が始まった訳なんだけど・・・・・・

なんと言えばいいのか、なんだか想像してた<取材>とは違った・・・・・・って感じだ。

想像してたのはもっとなんか・・・・・・話を聞きながら、ええと・・・・・・・・・なんか、もっと、突き詰める感じの・・・・・・そんな感じのものだった、

が、実際は文さんは幽々子さんの横で座ってるし、僕は文さんに

「鞘は妖夢さんについて行って下さい、分かったことやおもしろいことは細かくメモを取るように!」

といわれて妖夢さんについて行ってるけど、何というか・・・・・・妖夢さんはずっと料理や掃除など、家事をしていたから特にメモすることもなかった・・・・・・

(こんなので記事になるのかなぁ)

と心配しながら、なおも妖夢さんの後について行っていると、ずっと縁側に座っていた幽々子さんが

「妖夢~~~~~」

と妖夢さんを呼んだ、妖夢さんが慌てて

「はい!なんですか?」

ときくと幽々子さんが

「お茶菓子なくなっちゃった・・・・・・」

と、そばにある木のお盆を見る・・・・・・妖夢さんが

「あ、はい!今、持ってきます」

そういって急ぎ足に台所へ向かった、そして僕はそれを追う。

そして、台所について妖夢さんが戸棚を開いた。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「無い・・・・・・ですね・・・・・・」

そこには目当てのものはなく、僕がそういうと、妖夢さんは困った顔で

「ど、どうしよう・・・・・・・・・」

と呟いた、

「と、とにかく、幽々子様に謝ってこないと。」

そういうと、縁側に向かって走っていった。

 

 

「す、すみません、幽々子様・・・・・・」

妖夢さんが幽々子さんに謝ると、幽々子さんが静かに目を閉じて、言う

「じゃぁ、今、食べられない?」

その幽々子さんの表情は赤ちゃんが甘えるようで、妖夢さんは何も言えなかったようだった。

そして幽々子さんが言った

「買ってきてくれない?」

その幽々子さんの言葉に妖夢さんはしどろもどろになりながら

「いや、・・・・・・でもあのお菓子は人里でしか手に入らなくて・・・・・・今からいくのは・・・・・・」

というが、幽々子さんが涙目攻撃をしかける。そして甘えとも脅しともとれる

「ダメ?」

の一言で妖夢さんは溜息をつきながら

「分かりました、買ってきます・・・・・・」

といった。

(妖夢さんも大変なんだなぁ)

と考えていると、あることに気づく

僕が妖夢さんの取材をするってことは、すなわち妖夢さんについて行かなきゃいけないってことで・・・・・・ってことはあの階段をもう一度上らなきゃいけないってこと・・・・・・・・・?

僕は静かに文さんを見る、文さんは笑顔で

「鞘、行ってらっしゃい」

と言った。僕は・・・・・・死ぬかもしれない・・・・・・・・・・・・

 

 

「妖夢さんは腰に剣をさしてますけど・・・・・・・その・・・・・・・お強いんですか?」

僕の前でスタスタと階段を下りていく妖夢さんは振り返らず、

「いや、私はまだまだ未熟ですよ・・・・・・・・・・・・・」

という

「そうなんですか・・・・・・・?そういえば・・・・・・・幽々子さんの使用人として働いているんですよね?」

そうきくと妖夢さんは若干不満を含んだ声でこういった

「いえ、私は白玉楼の住み込みの庭師ですよ?まぁ一応は幽々子様の剣術指南役ではありますけど・・・・・・・・・・・・・・」

その返答に僕が驚いて

「え?家事をしていたのに・・・・・・・ですか?」

そういうと、しばらく間を空けてから

「それは・・・・・・・・・・・・・それです。」

と短くつぶやくように言った

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

まずい、地雷を踏んでしまったかもしれない

そう思い僕は話題を変えた。

「あの、・・・・・・・・・・・・・そういえばあの、人里って・・・・・・・どんなところなんですか?」

そう言うと妖夢さんは少し驚いたようにこちらを向いて

「え、鞘・・・・・・・さんは、えと・・・・・・・外来人ですよね・・・・・・・?」

僕は小さくうなづく

なんだか妖夢さんが不思議そうに僕を見るので僕は今までのことを軽く妖夢さんに話した。

 

~少女説明中~

 

「はぁ・・・・・・・・・・・・・そういうことですか・・・・・・・・・・・・・」

妖夢さんが納得しているのかいないのかよくわからない表情で僕を見る。

僕はそれに気づかないふりをして妖夢さんに先ほどの質問をもう一度聞く

「それで、人里って・・・・・・どんなところなんですか?」

その問いに対して妖夢さんは

「ええと・・・・・・幻想郷にある、まあ名前の通り人の住む里ですよ。幻想郷で人里と言えばそこのことです」

「はぁ、・・・・・・・・・(普通に村、ってかんじかな?)」

そんなことを考えているとふと思ったことがあった

「僕のこの格好って・・・・・・その・・・・・・人里では変にみえません?」

その問いに対し、妖夢さんはしばらく黙っていた

そして何か・・・・・・おそらくフォローをしようと口を開きかけると明るい、

いかにも楽しそうな声がそれを遮る

「まぁ、それは目立つでしょうねぇ・・・・・・着替えていってはどうですか?」

それは、言うまでもない文さんの声だった。

「ひゃぁぁっ!?」

いつものごとく驚いた僕は後ろに倒れそうになり、それを妖夢さんに支えられた。

「ご、ごごっ!ごめんなさい!」

そういって僕は妖夢さんに支えられた状態を直した

そして文さんを見る

「ど、どどどうして、いつも普通に出てきてくれないんですかぁ!」

涙目の僕の写真を取りながら文さんは一言

「おもしろいからです☆」

「そんなぁぁぁ」

僕の無念の叫び声が響く。

 

 

ふう・・・・・・・・・・・・・

僕は落ち着こうと深呼吸をして、そして文さんをみる。

「そ、それで着替えをしていくってどう言うことですか?」

「え?いやまぁ、その格好では人里では目立つでしょうし、目立たないような服装に、と・・・・・・・」

「いや、その・・・服はどうするんですか?」

「大丈夫です。白玉楼から借りてきました!」

そう言うとさっきからずっと黙って僕らのやりとりをみていた妖夢さんが「え?」と小さくいって文さんをみる

「それがコレです」

テレビショッピングのように文さんが言うと後ろに回していた手を前に出した

そこに持っていたのは・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・文さん?これは・・・・・・・・・・・・・・?」

・・・・・・・・・・・・・そこに持っていたのは

「なんで・・・・・・・・・・・・・ゴスロリなんですかっ!?」

ゴスロリだった。

「ゴスロリ・・・・・・・?って言うんですか?あいにく白玉楼にはコレしかなかったもので」

と、真顔で言った。

「え、え?えと・・・・・・・その人里の人たちは皆さんこんなのを着ているんですか?」

「はい」

と、これまた真顔の文さん、これは・・・・・・・着た方がいいのだろうか・・・・・・・

しばらく悩んだ結果、妖夢さんはどうなのか?という疑問が生じないでもなかったけど、周りがみんな着ているなら・・・としょうがなく着ることに決めた

「分かりました・・・・・・・・・・・・・」

そう口から絞り出すと文さんから

「どうぞ」

と、満面の笑みでゴスロリを手渡された、

はぁ・・・・・・・・・・・・・

僕は心の中で大きな溜息をついてから

「それじゃ・・・・・・・・・・・・・、着替えてきます・・・・・・・・・」

と近くの森に入った。

その僕を見る妖夢さんの目からは、戸惑いと、疑問と、哀れみと、不気味がる様子がみてとれた

 

 

「き、きき・・・・・・・・・き。着替えて・・・・・・・・・来ま、きま、、した・・・・・・・・・」

僕は違和感と恥ずかしさをスカートをギュッと握ることでどうにか隠し、・・・・・・・まぁ、実際には隠せていなかったわけだけど・・・・・・・妖夢さんと文さんのところに出てきた

「うん、予想通り、ばっちり似合っていますよ」

文さんが満足げにそう言い、妖夢さんに

「妖夢さんも似合ってると思いますよね?」

と急に振った。

急に振られた妖夢さんは「えっ!?」

と小さく漏らして

「えと、似合ってるんじゃない・・・ですかね?(いや、まぁ似合ってはいるんだけど、男の子が着てる、って考えると何ともいえないものが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」

と、無難な答えを選んだようだった。

「あ、あっあ、・・・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・・ご、ございま、す・・・・・・・・・・・・・」

顔を真っ赤にしてうつむきがちの僕を<乱写>したあと、文さんは

あまりにすんなりと、息をするように

なんの問題もないように、

「まっ、ゴスロリでいくと目立つでしょうし着替えていった方がいいですよ」

と口にした

「は?」

僕の気の抜けた声が響いた

 

 

少し地味な着物を着た僕が頬をふくらませながら階段を下りていく、

その後ろを文さん、妖夢さん続く・・・・・・

文さんが笑いながら言う

「鞘・・・・・・悪かったですから・・・クスクス・・・機嫌直して下さいよ~」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

僕が無言と涙目で答える。

「・・・・・・まぁ気をつけて帰ってきて下さいね」

文さんがそういうと僕は

「えっ?ついてきてくれないんですか?」

とついつい話しかけてしまった

「まぁ、幽々子さんの取材もありますしね」

そう言うとくるりと後ろを向いて

「妖夢さんもついてますし、大丈夫でしょう・・・・・・・・・きっと」

と付け足した。

僕は少し不安だったのだがそれを隠すように

「分かりました・・・・・・・・・それでは」

と答えた。

そして文さんは文字通りあっという間に行ってしまった。

 

 

 

        続く……。

 




はい!最後まで読んでくださりありがとうございます!
えとえと、今回なんですが・・・・・・・・・
投稿遅れて申し訳ありませんでしたぁぁぁぁああ!!(彩風土下座)
いや、だってテストとかあったですしおすし・・・・・・・・・はい、言い訳ですごめんなさい。
これからは遅くとも1週間ごとは更新します!←それでも遅ぇよ?

さてさて、話は変わりますが、読みだい本が多すぎて困る件!
いやぁノゲ○ラは今読んでるんですがもうそのせいでラノベが読みたくて読みたくて・・・・・・・・・
今までラノベなんてキノ○旅しか読んだことなかったんですが、いまはノゲ○ラが読み終わったらよく聞くダン○ちでも読んでみようかと思っています!
・・・・・・・・・・・・あっでも金無いんだった・・・・・・・・・

できれば次回もゆっくりしていってくださいね!

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