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しかし感想が多いから返すのが大変です。まぁ、ちゃんと返すんですけどね!しかしロリコンが多いですねぇ~もう皆同じ人に見えてしょうがないです。
あっ、サドンアタック2が日本に来るみたいですけど皆さんはやりますか?俺はやりますね!まぁ、グラボはまだ積んでないんだけどね...。
「えっと...どういう意味?」
「そのままなのです。さっきから校舎をぐるぐると、しかも同じところを回り続けているのです」
「え?」
どういうことだろうか?僕は確りと階段を上ったり下りたり...あれ?もしかして...え?ほんと?
カァァァッと顔が赤くなっていくのがわかった。僕の目は自分に対する驚きに見開かれ、顔は恥ずかしさのあまり真っ赤。さらにそんな表情をしているであろう自分にたいして恥ずかしくてまた赤面。
「いな...づまちゃん...」
「?なんなのです?」
「お願い...!忘れてぇぇええっ!!!!!?」
「ふにやぁっ!?」
僕は大声で電ちゃんにお願いする。この事を司令官にでも話されたら絶対笑われる。そしたら僕恥ずかしさのあまり泣いちゃうかも...というかこの状況にすでに泣きそうなんだけど!
電ちゃんが驚いているようだけど関係ない。押して押して押しまくって電ちゃんに忘れてもらうんだ!
「忘れて忘れて忘れて忘れて忘れて忘れて忘れて忘れて!!」
いやもうほんとお願いします忘れてください!僕は電ちゃんの肩をガシッと音がなるほど強くつかみ、ぐらぐらと揺らしながら大声で何回も言う。
恐らくこの時の僕は目の焦点が合ってなくて、赤面だったのだと思う。
暫くそれを続けていると電ちゃんが僕の肩をつかみ、僕の動きを止めた。
「響ちゃん...」
「な、なに...?」
電ちゃんが喋りかけてくると、さっきの事を思い出してしまい思わずビクッと体が反応してしまう。
「そんなに言われたら余計に忘れられないのです!!!」
「なんでさぁぁあっ!!!?」
またぐらぐらと電ちゃんを揺らすことを再開する僕であったが、今回は直ぐに止められた。
しかも今度は何だか暖かい目をして僕を見ていて、じわじわと僕にダメージを与えてくる。あぁ!なんでそんな目で見てくるんだよぉ!!
「やめて!そんな目で見ないで!!」
「無理なのです。響ちゃん、何だか居たたまれないのです」
「電ちゃんのせいだから!!」
可哀想な子を見る目で僕を見てくる電ちゃんに思わず反論する。しかし元はといえば僕が同じところをぐるぐると回っと迷うと言う謎の行動をしたのが原因であって決して電ちゃんのせいではないのだが。
寧ろ電ちゃんの方は普通の反応ではないだろうか?ぐらぐらと揺らされたことに対して怒らないだけましなのである。
「じゃ、じゃあ忘れなくてもいいから司令官にだけは言わないで!!」
このままじゃ司令官に報告されると思った僕は電ちゃんの手を取りぎゅっと力一杯握りしめてお願いする。きっと電ちゃんなら僕の味方になってれるはず!
「無理なのです。こんなに面白いこと司令官に報告しないわけないのです♪」
駄目だ、電ちゃんに何言っても止められそうにないよ。もう、僕の人生は終わりだ。あぁ、司令官に笑われるんだろうなぁ...。なんか屈辱だね。
というか電ちゃんって腹黒いよね。
誤字、脱字等があればよろしくお願いします。