響になった僕は人の温もりを知る   作:緒兎

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 ハローです。ずどらーすとう"ぃちぇです。

 今日しゃっくりのせいで肺が物凄く痛くなったマリオンです。次いでに心臓も痛くなったマリオンです。

 ゴールデンウィーク満喫しましたか?俺はcsoをずっとやってました。いやー、一週間で70戦以上するって結構大変ですね。疲れました。
 まぁ、楽しかったからいいや。


学校に来たよ

 早速学校へ来た僕だけど、正直行き詰まっていた。道がわからないし、そもそも何処へ行くのかすらわからない。それに、学校って結構不安だ。昔苛められていた事もあってか、少しだが震えているのに自分で気づいた。

 

 不安な足取りで廊下を歩いているが、職員室らしき場所なんてなく、教室ばっかりが目に入る。

 

 「ここ、どこぉ...?」

 

 ついに不安を口にしてしまった僕は、もうこの状況に耐えられなくなっていた。

 

 そもそも司令官が悪いんだよ!なんで僕が一人で来なくちゃいけないのさ...そりゃあ仕事だってあるだろうけどさ...。でも、司令官に頼りきってちゃ...迷惑だよね...。

 

 そもそもの原因である司令官を責めようとするも、あまりにも司令官に頼りすぎているため、自分がいけないんだと思いとどまる。

 

 「はぁ...ほんとどうしよ...」

 

 はぁ...と深いため息を吐いて少しでも不安を取り除こうとする。まぁ、不安が取れるわけもなく今尚僕にのし掛かっている。

 

 「響ちゃん響ちゃん」

 

 「そもそもなんで教室しかないの?普通は職員室なるものがあるんじゃないの?」

 

 「...響ちゃん?」

 

 「はぁ、だから学校は嫌なんだよ」

 

 「響ちゃん!!!!」

 

 「うひゃあっ!!!?な、ななな何!?」

 

 ブツブツと愚痴っていた僕に、突如声がかかって吃驚した。慌てて振り向くとそこには電ちゃんがおり、僕の方を見て怒ってますという顔をして立っていた。

 

 ...なんで怒ってるの?というかやっと誰かに出会ったよ...助かった。

 

 「電ちゃん、そんなに大声出さなくても聞こえるよ」

 

 「聞こえてないから言ったのです!」

 

 「え?」

 

 え?ほんと?もしかして僕に声かけてくれて...そういえば何か聞こえていたような気がする。もしかしてそれかな?

 

 試しに聞いてみると、僕が愚痴っている間ずっといたそうだ。何だか僕が電ちゃんを責めたように言ったのに、自分の落ち度だったと知ると凄い恥ずかしい。

 

 僕は顔を真っ赤にしてうつ向いてしまった。

 

 「ごめんなさい」

 

 ごめんなさいくらいは言えるよ!

 

 謝った僕を見た電ちゃんは、漸く機嫌を戻してくれたのか、優しい笑顔で僕を見詰めていた。

 

 「それより響ちゃん」

 

 「ん?なに?」

 

 「いやー、ちょっあれなのですけど...」

 

 「んー?」

 

 話しかけてくる電ちゃんであるが、中々に言いにくそうに言葉を渋っている。何だか凄いモヤモヤするから早く言ってほしい。

 

 「さっきから同じところをぐるぐるしてどうしたのです?」

 

 「え?」

 

 その瞬間、僕の中の時が止まった。




 誤字、脱字等があればよろしくお願いします。

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