いや、ちゃんとして欲しいって言うならなるべく本気に頑張って投稿するのでもし、きちんとして欲しいならば言ってください。なるべく善処しますので...
「アハハハッ!ドウシタ?!!ドウシタ?!!」
笑いながらバンバンと砲撃を繰り返す少女は、かなりの余裕があるのか一歩も動くことなく、ただ闇雲に砲撃を放ち続けている。
しかしそんな大雑把な攻撃でも効果は抜群なようで、弾が着弾した時にでる水柱や波、至近弾によって飛んでくる鉄の破片によって、どんどんと体力を消耗していっていた。
「なんで!笑って!いられるのよ!!!?」
「くっ...、このままじゃやられる!」
「なんとかならないの!?」
暁と響は切羽つまった声で叫んでいる。が、如月と睦月は叫ぶ余裕もないのか青い顔をし、大量の冷や汗を流しながら弾を避けることに集中していた。
練度的には暁と響の方が上なのでその上での叫びなのだろうが、見ているがわからすると睦月達の方が余裕がありそうに見える。
「ハァッ、ハァッ... 」
次第に疲れてきたのか、四人は荒い息を吐いていた。しかし、それでも速度を緩めないところをみるとまだ余裕はあるようだ。
「てぇっ!!!」
暁が掛け声をあげ、四人は一斉にその小さい砲身から弾を打ち出した。
ドォンッ!
深海悽艦にくらべてややショボい音だが、これでもしっかりとした威力はある... が、それを深海悽艦の少女は避ける動作もせずにじっと待ち構える。
戦っているうちに距離が離れていたのか、四人は着弾するまでがえらく長く感じていた。
「ちゃくだーん... 今!」
ゴンッ!
暁達が苦し紛れに放った弾は暴れまわっていた深海悽艦に見事に命中した。
だが、それは着弾して爆発をした音などとは到底離れた音をたてて、まるで何事も無かったように消えていった。
なぜ何もないのか?その答えは簡単だ
「弾..... かれた... ?」
そう、弾かれたのだ。しかもただ弾かれたのではなく、真正面、それも少し斜からあたった最高の弾が、だ。
「フフフ... ドウシタ?モウオワリカ?」
深海悽艦が暁達にニタリと笑いながら問いかける、が暁達は今、とてつもない絶望に襲われていた。
それもそのはず、砲撃よりも威力の高い駆逐艦の主力兵装である魚雷を、さっき全て撃ち尽くしてきてしまったのだ。
「くっ、みんな!逃げるよ!!」
響は勝ち目が全くないと知り、すぐに皆に声をかけた。もう、暁達には避け続け味方が気付いて来てくれるまで逃げ続けるしか生き残る道はないのだ。
「そう、ね!逃げるわよ皆!」
「うん!」
「ええ!」
しかし、それでも諦めない。逃げて逃げて逃げ続ける。なんのために?帰りを待つ、司令官の為、姉妹艦や同僚艦のためになんとしてでも生き残る。
そんな強い思いが四人のなかにあった。
が
ニタァァッ
笑った。逃げていく暁達を見て、明らかに顔が笑った。
しかし、それに気づいたのは響だけで他の三人は必死で迫り来る砲弾を避けながら逃げていた。
だが、気づいた響はその笑顔に恐怖し、絶望していた。
ああ、駄目だ... と。誰かが沈むと。
その瞬間、響の目に一本の雷跡が見えた。
「ッ!!?!暁、危ない!!」
響の言葉に暁は振り向いたが、それよりも速く響は駆け出し、暁を突き飛ばしていた。
「なに!!?!」
暁は突然のことに、突き飛ばした張本人である響を見ようとした。が...
ズドォォォォンッッッッ!!!!!!!!!!!
突如さっきまで自分がいた場所から高さ10mは容易に届くだろう、巨大な水柱がたっていた。
「響!!!」
「「響ちゃん!!!」」
暁はその水柱が何によってたったのか、またなににぶつかったのかを瞬時に理解し、叫んだ。
如月と睦月も直ぐに気付いて暁に続いて響の名を叫んだ。
「フフフフ、アハハハハハハハッ!!!ナカマヲタスケルタメニ、ミズカラギョライニブツカル!サイコウダナ!!」
そんな響を嘲るようにあの深海悽艦の笑い声が暁達の耳に届いた。
絵が上手くなりたいぃぃぃ!!!!!!
そしたら自分で可愛い響を描けるのにぃぃぃ!!!!