☆HAPPY NEW YEAR!!!!☆
いやー、今までこの小説を見てくれた皆さん、本当にありがとうございました!
そして、この作品を今年もよろしくお願いし... マース!!!!
「やったわ!これで司令官に頭をなでなでしてもらえる!」
敵に魚雷をかまして任務を達成した暁達第三支援艦隊はトラック伯地へ帰投していた。
暁は敵を大量に沈めたことよりも、司令官に誉めてもらう方が嬉しいようでうきうきしまくりだ。
「暁、油断は禁物だ」
そこへすかさず響が注意する。
響は暁がはしゃぎすぎたりしたときのストッパーでもあるのだ。
「わ、わかってるわよ!」
「そういうときの暁ちゃんって全然わかってないんだよねー♪」
「そうねぇ♪」
「う、うるさいわね!」
何故かテンションが上がってる睦月と如月に指摘され、真っ赤な顔で返す暁はロリコンが見たら息を荒くして飛びつくほど可愛い顔をしている。
そんな中のよい光景を周囲に晒しながら帰投していたのだが、不意に響が何かの気配に気づいた。
「っ... !?」
「ん?どうしたの響?」
「い、いや今... なにかが...。」
響は珍しく取り乱したように返すと、周囲をキョロキョロと見渡した。
「ふーん、ならいいけど... 」
暁は響の取り乱しように気付いたが、回りを見てみても特に変わったようすがなかったので気にしないことにした。
しかし
「っ!電探に感あり!」
突如、如月の電探に反応がでて第三支援艦隊は息を呑んだ。なんでここに!?っと。
実は話をしている間にトラック島の領海内に入っており、敵が来ない安全地帯まで帰ってきていたのだ。それが今は敵に接敵されているという事態に第三支援艦隊はパニックに陥った。
「な、なんで!?なんでここに!!」
「うそ... でしょ?ありえない!!」
「こいつは... 不味いな」
「え、なんで!?なんでぇぇぇ!!?」
それぞれ違う形で驚き、パニックになっていた。しかし、そのなかでも唯一響だけは落ち着いていた。
それもそのはず、響は電探が探知する少し前から何らかの気配を察知していたのだから。
しかし、電探に映っているのは1隻のみ。その事に電探の持ち主である如月がいち早く気付き落ち着きを取り戻した。
「み、みんな落ち着いて!確かに敵はいるけど、たったの1隻よ!」
その事を如月がまだ取り乱している二人に教える。
すると、漸く落ち着いてきたのか、なーんだという顔をしてホッと息を吐いた。
「な、な~んだ!1隻か~... 」
「よかった.... 」
「・・・・・」
しかし響はまだ警戒しているのか周囲を無言で見渡し続けている。
「響、なにやってるの?敵は1隻だから出てきたとしても私たちだけでやっつけれるからそこまで警戒しなくてもいいのよ?」
それを暁がたしなめるように言う。
「いや...... なんだか、嫌な予感がする」
...けた...
「え?」
響が嫌な予感がすると言った直後、第三支援艦隊の艦娘たち全員の耳に確かになにかが聴こえた。
「なにか... 聴こえなかった?」
「ききき、気のせいよ!!!」
「私もきこえたわ」
「
「聴こえてないわよ!!」
暁は少し怖くなったのか、みんなの言葉を否定する。
みつ... た...
「ほ、ほらっ!」
「あー!!なんにも聴こえないぃぃぃ!!」
謎の声は、さっきよりも近くにいるのか声が大きくなって聞き取りやすくなっていた。
「みつ... た?櫁食べた?うーん... 」
「なにかしらぁ」
「聴こえないったら聴こえない!」
「暁、子供みたいだよ... 」
「う、うっさいわね!私は立派なれでぃなのよ!だ、だからこんな変な声なんて... 」
「やっぱり聴こえてるんだね」
「あっ... 」
自分で自爆した暁は顔を真っ赤にして、やってしまった... という顔をしていた。
それをみた睦月と如月はくすくすと笑っていて、暁に怒られていた。
「まったくもう!」
フフフフ
「ヒィッッ!!?」
顔を少し膨らませて、私怒っていますという雰囲気を出していた暁は不意に聴こえた笑い声に情けない悲鳴をあげた。
しかし、声の主はなかなか姿を現さなかった。それどころかこの声は自分達に敵対するものの声とはまだ、誰も知るよしも無かったのである。
最後無理矢理ですみません!
特に字数を決めているわけでは無いんですが、自分では1000~1500文字くらいを目安にしているのでこんな終わり方になってしまいましたスミマセン!!