響になった僕は人の温もりを知る   作:緒兎

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 前書きってさ、投稿していくごとにだんだんと書くこと無くなってくるよね...。
 でもさぁ!ぶっちゃけ適当なこと書けばぁ!前書きになるんだよねぇ!だから適当なこと書くぜヒャッホーーーーイ!!

 布団が吹っ飛んだ


大戦果

 「右舷、雷撃戦用意... 」

 

 「いつでもオーケーだ」

 

 「「魚雷... 発射!!!!!」」

 

 バシュンッ ザパンッ

 

 暁と響から放たれた魚雷は、静かな音をたてて発射された。

 魚雷は着水と同時にスクリューによって加速し、横に注意を向けていない敵目掛けて一直線に進んでいった。

 

 「装填完了」

 

 「撃てぇ!」

 

 バシュンッ バシュンッ

 

 最初の一本を皮切りに、次々と魚雷を発射していく暁たち。そのどれもが同じ方向、されども別の場所へいくように発射され、敵にダメージを与えんと進んでいく。

 その魚雷の数、一人につき25発。二人あわせて50発もの魚雷が敵目掛けて猛スピードで突っ込んでいく。

 

 「逃げるわよ!」

 

 「了解した」

 

 魚雷を撃つだけうって、当たるかも確認せずに二人は戦闘海域から離脱していく。

 

 その逃げる影を海中に潜んでいる潜水艦に見つかっているということも知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 一方、睦月達二隻も暁たちと同じように魚雷を撃っていた。

 

 「とりゃ!おりゃぁ!」

 

 「あらぁ、睦月ちゃんったら元気がいいわねぇ」

 

 「だってこの作戦が成功したら私達、間違いなく英雄だよ!!ヒーローだよ!!」

 

 「魚雷を撃つだけなんだけどねぇ」

 

 「それが重要な事なんだよ!!」

 

 睦月の元気のよさに、如月は微笑みながら相づちをうっている。

 二人は姉妹で睦月の方が姉なのだが、この会話を聞いてるなかでは如月の方が姉と思ってしまうほど、睦月の言動は少々子供っぽい。

 

 「よし!全部うち終わったからかえろー!」

 

 「ふぅ、もう疲れたわぁ」

 

 魚雷を全て撃ちつくし、睦月達はその場から離脱した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 果たして、この作戦の成果はというと...

 戦艦ル級フラグシップ3隻

 戦艦タ級エリート2隻

 空母ヲ級エリート4隻、改フラグシップ1隻

 重巡リ級エリート2隻、フラグシップ1隻

 軽巡ホ級エリート7隻、フラグシップ5隻

 軽巡へ級12隻、エリート8隻、フラグシップ9隻

 駆逐ニ級18隻、エリート12隻、フラグシップ5隻

 駆逐ハ級10隻、エリート3隻、フラグシップ1隻

 と、なんと放った魚雷が全て命中、しかもそのどれもが艦の急所とも呼べる場所に命中、浸水を引き起こし、1発で1隻という正に奇跡としか言いようがない戦果をあげたのだった。

 

 そして、敵の艦が大幅に減ったため、トラック伯地との連合艦隊は猛ラッシュをかけ、残存艦隊を殲滅した。

 皆、誰しもが喜んだ。やっと、やっと勝てたのだと。生きて帰れるんだと。

 

 しかし、誰も気づかなかった。殲滅した深海棲艦の中に、新型の深海棲艦、戦艦レ級の姿が無かったことに。そして、戦いはまだ、終わっていなかったということに。

 

 

 

 

 

 

 

 「ミツケタ」




 誤字、脱字、おかしな所等あれば教えて頂けると幸いです。

 なんちゃって自分で見つけたりするんですけどね。

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