絵なら描けるのに... 。かけるの違いはこんなにも大きいのか...(ガクッ
あ、どうも。じゃあ第何話か知らないけどどうぞ!!
今、僕はどこか上の空だ。
だって... だって... 司令官に3時間も説教されてるんだから!!
「こらそこ、聞いてないだろ!」
「ご、ゴメンナサイ... 」
「まったく、俺は心配してたんだぞ?それだと言うのに響は... 」
はぁ... 。かれこれ3時間、ずっとこの調子だよ... 。いつになったら解放してくれるんだろ。
というか心配してたのはわかったからせめてもっと別の説教にして!!さっきからそればっかにもう耳にタコが出来そうだよ!
「し、司令官!」
「なんだ?まだ説教は終わってないが?」
「そ、そうじゃなくて... もう昼だよ?お腹減ったよ...。だから、ね?一旦説教は置いてご飯食べに行こう!うん、そうしよう!」
「確かにそろそろ昼だし、お腹減ったな。よし!飯食いにいくか。」
やっ......たぁぁぁぁぁ!!!
やったよ僕!これでようやく説教が終わる!!そして美味しいお昼が食べられる!!というか半分は食べたいがために言ったんだけどね!!
-食堂-
「あら?御影じゃない。どうしたの、今日は随分と遅い昼食ね。」
食堂についた僕と司令官を待っていたのは、長い黒髪を後ろでポニーテールにしている背の高い綺麗なお姉さんだった。
そして僕は今、司令官の背後で震えています。もうこれが定番になってきたね。早く慣れないと...
「ん?なんだ姉さんか。いやー、今日は少しやることがあったんだよ。」
司令官はそう言って僕の方をちらりと見る。
あぁ、ほんと... 辛かったよぉ。もう司令官に失礼なことは考えないようにしよう!ロリコン司令官だなんて思った日には...
「響?」
「な、ナンデモナイデスヨ?」
「あら?誰かしらその可愛い子は。新人?」
げ、気づかれた... 。
何もありませんように、何もありませんように!!
ん?なんか司令官の口元がにやけてるような... ま、まさか!?
「あー、響のこと紹介しなきゃな。ほら自己紹介を... 」
し、司令官?何言ってるの...?僕に自分で自己紹介をしろと!?司令官は僕に死ねと!?うぎゃぁぁぁ!!司令官の鬼ぃ!悪魔!ロリコン!!!
あ、ごめんなさい!!!だからそんなに背中押さないでぇ~!!?
「ほら、早くするんだ。」
あ... あぁ...
「うっ... 」
「大丈夫?...... 震えてる...もしかして怖いの?」
「あ、え... ふぇぇ?」
え?何でわかるのこの人。もしかして司令官が言ったのかな?
チラッ
「・・・・」
違うみたい。じゃあ何で... ハッ!もしかしてエスパー!?司令官と同じエスパーだなんて... なんて厄介な。
ハッ!そんなことより自己紹介を... 自己紹介を... うぅ。
「あ、いいのよ?別に自己紹介しなくても。」
「ダメだ。そろそろ響にも自己紹介をするくらいにはなってくれないと。」
司令官~~!!余計なことを言わないでよ!そんなこと言ったら自己紹介しなくちゃならない空気に... って既になってる!!?
いやいやいや、お姉さん!?『それもそうね』とかいって頷かないで!!あぁー、この鎮守府に僕の味方は居ないのか... 。
うぅっ、こうなったら腹をくくるしか... 。でも、でも... 怖いよぉ...
「う、ぁ... ぼ、僕は... うぅ... 。」
あぁ... 言葉が、言葉が出てこない... ダメだなぁ...
「・・・・」
「僕の... 僕のなまぇは... うっく... うぇぇ... 」
あと、もう少し... うぅぅ...
「ぼ、ぼくの名前は... うぇえ... あぅ... ひ... ひ、響で... です... うっ... えっく... 」
言えた... 言えたよぉ!僕、やったよ司令官... !だから... もういいよね?
「あぁ、よくやったな。響。」
「ふぇぇぇ... うわぁぁぁん... こわかった... ごわかったよぉ~... しれいかんのバカぁ... !」
僕は司令官に抱かれ、頭を撫でられて安心してしまって、泣き出してしまった。
でも、本当に怖かった。もうこんなことはしないでほしい。まだ... まだ... 僕には... うぅ...
「そうだな... 少し早かったか。ごめんな、響。」
「う、ううん。いいの、いいんだよ司令官。」
関係ないですがとある方からメッセージでwowsについて聞いてこられて、その際小説とは関係ないですがと、書いてたので一つ。別に気にしなくてもいいですよ!!
聞きたいこと、言いたいこと何でも言ってください!というか自分が言って欲し... ゴホンッ、ナンデモナイデスヨ~。