響になった僕は人の温もりを知る   作:緒兎

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 ね、ネタが... 思い付かなくなってきた... 。だ、大丈夫さ問題ないよ... 。

 この作品は終わらせない!!... 嘘です。いつか終わります。


司令官の司令官によるロマンのための建物

 さぁ、着きましたは出撃ドック!一体ここは何をするところなのだろうか!

 

 「ここは出撃ドック。ただ出撃するための施設で、遠征、出撃などに使う施設だ。」

 

 「じゃあ艤装の取り付けはここでするの?」

 

 「ああ。と言うか別にここでなくても艤装の取り付けは出来るし、出撃もこんなの使わなくても出来るんだがな。」

 

 え、なにその無駄施設。ここでしか艤装の取り付けが出来ないんじゃないの?これ、必要?

 

 「司令か「なにも言うな」... まだ言ってないんだけど...」

 

 言葉を言う前に司令官に遮られた。

 

 何か前にもこんなことがあったような...

 

 「ここは【重要】な施設なんだ。」

 

 「何もそこまで重要を強調しなくても... 」

 

 「いや、ここは本当に重要な施設だぞ。」

 

 「例えばどこが重要なの?」

 

 「ここはだな... 男のロマンが詰まっているんだ!!!」

 

 うっわー... 。僕もロマンとかは少しは求めるけど、そこまで行くと流石に引くよ。逆に引かない人なんているの?

 と言うか、ロマンどうこうでこんなもの建てて、お金の無駄遣いだよね?ね?

 それとドヤ顔止めてくれません?うざいです。

 

 「さぁ、司令官次いきましょうか。」

 

 「あ、おい!待てってこれからここの素晴らしい所を教えてやるから。」

 

 手を司令官に掴まれてここから逃げられない。... っく、どうする、どうするよ僕!このままじゃ司令官のムカつくドヤ顔を見せられながら、たらたらと無駄な説明をされるー!!

 

 

 

 

 

 結局そのあと僕はたらたらと、この出撃ドックの素晴らしい、もとい無駄な説明を聞かされた。

 ... 司令官ぇ。

 

 「で?結局かっこよかったから作ったんだよね?」

 

 「お前ちゃんと聞いてたか?ロマンがあるから作ったんだよ。」

 

 「ああ、はいはい。もうそれはいいから。」

 

 はぁ... 。ここだけで一週間連続でバイトしたみたいな疲れが出たんだけど... 。まぁ、バイトなんてしたことないけど。

 

 説明の内容?別にそんなに面白いことでもないよ。ただこの出撃ドックは司令官の前の提督が建てたらしくてその人もロマンだぁぁぁ!とか言ってたんだって。うん。本当に面白くない。

 

 「司令官、そろそろ次に行こうよー。」

 

 「ん?ああ、そうだな。結構話し込んでたんだな。」

 

 「うん... そだね... 」

 

 実際、1時間たってたりする。因みに案内を始めたのは10時だったりする。そして今は12時だ。そう、もうお昼時である。

 

 「うっし、腹も減ったし食堂行くかー。」

 

 「うへぇ」

 

 「どうした?食堂は嫌か?」

 

 「食堂って艦娘さんがいっぱいいるでしょ... だから大丈夫かなって。」

 

 正直かなり厳しいと思う。だって食堂って言ったら人がいっぱい居るイメージしかないんだもん。

 

 「大丈夫さ。今日一日で結構な数の艦娘と会っているだろ?心配すんなって。」

 

 そう、艦娘とは廊下ですれ違ったり、誰かさんとぶつかったり、いろいろな艦娘と出会っていたりする。そしてその度に僕は司令官の後ろに隠れてしがみついている状態になるというわけだ。

 

 「じゃ行くぞ。」

 

 「うん... 」

 

 そうして僕は少しの不安を持ちながら、食堂へと向かうのだった。




 でもホントに出撃ドックってなんのためにあったんだろ?結構無駄な演出までしてたし、やっぱロマンなのかな?

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