響になった僕は人の温もりを知る   作:緒兎

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 学校は次回です。

 思ったより寮のこと書けたので... 。ま、まぁ、いいですよね。

 そんなことよりも面白いこと書けないです。本当無理です。コツとかってあるんですかね?


寮と20分の1スケールのフィギュア

 「さ、着いたぞ。ここが君たち艦娘が寝泊まりする寮だ

。」

 

 入渠施設からすぐそこに、いかにも寮と言える三階建ての建物が二つあった。

 

 「うん... 寮だね。」

 

 「ああ、寮だな。」

 

 話が繋がらない... 。何か聞かなければ... うーん。

 

 「あっ!そう言えば司令官。寮の構成はどうなっているの?」

 

 「ああ、そうだった。危うく忘れるところだったよ。」

 

 司令官でも忘れることってあるんだ... 。

 

 「いいか、寮はA棟、B棟となっていて、左がA。右がBだ。」

 

 うんうんしっかり頭に記憶しておこう。

 

 「で、A棟の一階に駆逐艦。二階に軽巡洋艦。三階に重巡洋艦の部屋がある。まぁ、艦種別に分けられている訳だ。」

 

 「ふーん。じゃあ、B棟は?」

 

 「響にはあまり関係ないが、一階は戦艦で二階は空母となっている。三階は使ってないから倉庫みたいになっている。」

 

 確かに関係無さそうだな。

 

 と言うか僕もここに泊まるの?もしそうだつまたら、やっていける気がしないよ... 艦娘がいっぱいいるし... 。

 司令官に頼めばなんとかなるかな?

 

 「ねぇ、司令か「駄目だ」...... まだ何も言ってないんだけど。」

 

 どこかじとっとした目で、司令官を睨み付ける。

 

 「どうせ、ここには艦娘がいっぱい居るから俺の部屋に泊めてくれとか言うつもりだったんだろ。」

 

 な、なぜばれたし!?

 

 「あのなぁ、響。君の中身は男だとしてもだ。今の君は女の子何だから、男女が同じところで寝泊まりするのは駄目だろJK(常識的に考えて)」

 

 「あ、ああそうか... 。で、でも司令官。僕一人でこんなとこに泊まってたら、死ぬよ?ねぇ、死んじゃうよ?」

 

 「どんだけ豆腐メンタルなんだよ!!艦娘に囲まれるだけで死んじゃうとか。... まぁ、大変なのはわかる。だけどいつまでもこのままじゃ、前に進まないだろ?」

 

 「で... でもぉ... 」

 

 「我慢だ、我慢しろ。これやるから。」

 

 そう言って司令官がどこからか、自分のミニチュアフィギュアを取り出した。

 それはとても良くできていて、司令官をそのまま小さくしたように見えるほどそっくりだった。

 

 「これはとある職人に頼んで作ってもらった、俺の20分の1スケールのフィギュアだ。これがあれば、ある程度は我慢出来るだろ?響。」

 

 「し、司令官。... 結構自分のこと過大評価するんだね。まぁ、その通りなんだけど。」

 

 ガクッ

 

 「おい、その言い方は無いだろ。俺は今までの響の行動で、自分が居ないと不安になることを見抜いたんだ。決して過大評価などでは... (ブツブツブツ」

 

 「そ、そだね... 」

 

 僕、若干引いてるよ?正直言ってぶつぶつ言ってる司令官、気持ち悪いよ... 。

 

 「し、司令官次!次に行こう!」

 

 「あ、ああ。ここで時間を食い過ぎたな... 。よ、よし!気合い... 入れて!次、行きますか!」

 

 そうして僕たちは次の目的地、学校へ向かうのだった。因みに、寮の前で僕と司令官は、20分くらい話していた。

 




 響「司令官、気持ち悪いよ」

 司令官「な、ぬぁんだってぇーー!!?」

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