恋雨~重装護衛艦『倭』~   作:CFA-44

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改変投稿も後1話・・・・・・ちゃっちゃと書き終えないと次ががが


では本編へ


性能差と経験

 

倭side

「目標に命中。流石艦長ですね。」

「・・・まぐれ当たりかもしれん。次、3番撃ち方始め。」

「3番、撃ち方始め!」

「小型飛翔体多数接近!超音速で本艦に接近中!」

「演習用の改三式弾で潰せるか。」

俺が発した言葉で艦橋内がどよめく。倭の改三式弾は広域破壊兵器でもあり、実戦での使用率も高い。それを安易に使うのはよろしくないのは重々承知している。真上に張り付いているハエも居るとなれば砲弾の情報が漏れる恐れもある。

「あれは安易に使用するのは控えた方が宜しいでしょう。」

「・・・こちらにレーダー照射があったのは分かっている。恐らく上に居るハエが位置情報を送信して誘導しているんだろう。位置がバレた時点で大なり小なりの被害は織り込み済みだ。被弾箇所は極力抑えながらもう少し接近する。」

「・・・・・・取り敢えずCIWSと機銃に迎撃させましょうか?何もやらずにミサイルに完封された、なんて事になったら我々としても些か気分が悪いです。」

「好きにしろ。」

「了解!主砲とミサイルVLS以外の全兵装はミサイルを迎撃!取舵30、両舷一杯!」

『取舵30!両舷一杯!』

122.8ktを維持したまま左へ艦首が振られ、錨鎖甲板が波で洗われるほどの白波を立てて、夜雨目掛けて距離を詰める。こういう時はステルス性が役立つが上に張り付きっぱなしの目障りなハエが居る以上、役に立たない。レーダーには断続的に飛来するミサイルの影が映っている。狙いは俺のレーダー類だろう。それくらいは甘んじて受けてやる。だが、一撃で両側のレーダー類を黙らせる事が出来なければ・・・夜雨、お前に撃沈判定を付けてやろう。勿論一撃で撃沈する気は微塵も無いがな。

 ミサイル群の一部を撃墜したものの、残りは倭の艦橋近辺に直撃し、高射装置や対空レーダー、対水上レーダーの一部に使用不能判定を与えた。それは左舷側の話であって右舷側に何の影響も齎す事は無く、平常通りの射撃と射程を継続できた。

 直後、桃色の光線が倭の電磁防壁に触れ、青白い稲妻を走らせて被害を減らす。これは蚊に刺された程度のダメージにしかならなかった。こちらの世界で電磁防壁βを破るにはεレーザーか新型エレクトロンレーザー等の特殊レーザーや大出力レーザーでなければ不可能であり、原子炉ε13基が生み出す膨大な電力の大半を推力に割り振るとはいえ、余剰電力だけで電磁防壁を稼動させるとなれば電磁防壁発生装置に対して多大な負担が掛かる。

そこで、新規開発された電力の増幅・蓄電・変換を行える複合変電装置と冷却装置と電力緊急遮断装置を複数運用する事で電磁防壁発生装置に掛かる負担を少なくしていた。尤も、戦闘面で強化された事に変わりないのだが、生活面が更に窮屈になったのは言うまでも無い。

 目標までの距離は、100km。丁度良い位置に付いたが、上空に居るハエのおかげで離れられている可能性もある。しかし誤差修正の必要は無い。ただ撃ち出すだけで良い。

 ミサイルが直撃する寸前、右へ舵を切って同じ箇所に被弾させて右舷側を保護する。流石に右舷側まで潰されたら堪ったものでは無い。対艦ミサイルに耐え、ひたすら待つ。艦橋への被害は限界に達しようとしているが、ミサイル如きで戦闘不能に陥るほど俺は柔ではない。

「1番主砲、故障は直ったか?」

『後は右門尾栓部分の修理だけです。5分だけ下さい!』

「分かった。3番主砲はどうか。」

『問題ありません!通常弾を装填しております!』

 最初の発砲時、炸薬量を少し増して発砲しただけで1番主砲の砲身が故障。現在進行形で修理が進んでいた。後5分で全力射撃が可能になる。それまでは反撃する必要は無い。運動エネルギーを活用した超音速ミサイルであっても小石が当たった程度にしか感じないのだから。

「主砲第二射、間も無く着弾します。」

『艦橋への被害判定更に拡大!どうしますか!』

『敵艦、光学兵器を照射!着弾まで後10秒!』

「急加速開始。以降、敵艦から距離2000に接近し、全力斉射を行うまで連続急加速を行う。」

 当然だが、連続した急加速を行えば機関部に掛かる負担は凄まじく、最悪の場合、タービンの取り替えも検討しなければならない。本来なら此処までする必要は無いがこの演習は【対超兵器戦】を想定して居る。それ故、俺なりの対超兵器戦闘方法で相手をするだけで良いのだ。

『お待たせしました!1番主砲、修理完了です!』

「宜しい。再砲撃の準備を進めろ。」

『了解!っしゃぁ!腰が鳴ってきたぁ!』

『それを言うなら腕がなってきただろうが!毎回毎回下ネタは自重しろって言ってんだろ!』

 相変わらずウチの主砲班は騒がしいな・・・・・・毎度の事だから気にしてはいないが・・・・・・

 

 

 

 

夜雨side

 予想外、いや、あり得ないというしか無い。120kmはなれた位置から超大口径砲弾2発を当ててくる事もそうだったが、何より命中精度が恐ろしく高い。最初の1発は意図的に外したと言いたくなるほど命中精度が高い。

最初に被弾した箇所は艦首αレーザーⅢと前部主砲1基(もう1基は半壊判定で1門のみ使用可)、2番280mmAGS1基が破壊判定。

後部の被弾で後部艦橋と後部主砲1基、高角速射砲4基、35mmCIWS2基、280mmAGS2基が破壊判定

かなりの痛手を負ってしまったが、こうなった理由の一つは超重力電磁防壁の防御重力場が作動しなかった為だ。

「対艦ミサイル、残弾後僅か!無限装填装置が着弾の衝撃で故障したのか作動していません!」

加えて無限装填装置も作動しないとなれば堪ったものではなかった。幸い、火災や浸水(二次災害)の判定が発生していないだけマシである、と言いたいが、予測射撃でもしているのかと言わんばかりの命中精度に私を含む乗組員一同は驚愕していた。

『倭再度発砲!射数3!』

「取舵一杯!スラスターも使ってかわすわよ!」

「取舵一杯!スラスターサイドキック!」

『また倭が発砲!射数3!』

 再発砲の報告を受けて回避行動に集中するが、段々発砲と着弾までの間隔が短くなっている。これは向こう()が近付いて来ている証拠だろう。

『倭、ラビリンスとの距離60kmに接近!』

「っ?!早い、というか近い?!αレーザーⅢ、演習出力!照射始め!」

私の榴弾砲の射程手前まで攻め込まれた。辛うじて生き残った榴弾砲2基(うち1基は1門のみ使用可)が倭の居る方位270を睨みつけると艦尾αレーザーⅢが先に照射を開始。兎に角打開策を探さねばどう足掻いても叩きのめされるのが目に見えている。

『倭発砲!射数3!さっきより装填が速くなってるよ~』

 また撃ってきたと言いそうになった直後、艦に衝撃と轟音が響く。今度は何処に当てたのかと思えば、

 

『艦中央に2発被弾!ヘリポート及びカタパルト破壊判定!発着艦不能!』

 

 げ、狙えないだろうと思っていた場所を叩かれた。倭の砲撃は着実にこちらの戦闘力を削ぎ落としに来ている。

演習開始前は『あんな超大口径砲弾なんて砲口を突き付けられない限りまともに当たる訳が無い。』と思っていた夜雨の妖精達の顔には明らかに焦りが見えていた。

 

“『世の中何が起こるか分からない』『現実は小説よりも奇なり』とは良く言ったものですねーーー”

 

 その言葉通り倭は当ててきた。こちらの攻撃など意に介さず全てを捻じ伏せるべく猛攻を繰り出してくる。

 夜雨の急加速時の最大速力が124ktであるのに対して倭の急加速時の最大速力は162.8ktと約40ktの差がある。

大体2時間くらいで倭が夜雨に追い付くのだが、それより速く倭が距離を詰められたのは、普段から急加速を多用し続けて超兵器との殴り合いを主任務とする倭と、基本的に自身よりも低速の随伴艦を有する艦隊戦を主任務とする夜雨との違いであった。

 別に倭が形振り構わず夜雨に向けて突撃しているわけでは無い。倭としては面倒な演習を早く終わらせて艦の整備を済ませたいだけだった。だから『何時も通り近付いてぶっ殺す』、という実に単純明快な戦法を選んだだけである。

尤も、艦隊戦前提の夜雨達からは『ありえん』、『キチガイ』、『ちょっと設計技師(変態)さん紹介して』等と言われる可能性は高いのは否めないが。

 

 

 

 

倭side

「敵艦中央部に命中。相当な戦力を削いだと思いますがどうしますか艦長。」

「距離2000まで近付くと言った筈だ。」

『いっその事体当たりでもしてやればどうですかな?』

「おいバカやめろ。てかどうしたらそんな考えに辿り着く。」

『何時も通りにやるんじゃろ?だったら〆は恒例の体当たり撃沈に決まっておる!』

「力説してんじゃねぇよ機関長(爺さん)!艦橋への被害を考えてくれ!その案に艦長が乗ったらどうすんだ!」

『はて?そんなにワシ等は柔だったかのぅ・・・妖精になったんじゃから多少は平気じゃと聞いたんじゃがのぅ・・・』

「こんのクソジジィ・・・・・・」イライラ

副長と機関長の他愛も無い会話をスルーしつつ急加速を続け、夜雨のαレーザーⅢから放たれた光芒を電磁防壁で緩和しながら夜雨目掛けて突き進む。その気になればαレーザー等が当たる前にかわすのは造作も無いのだがそこまでする気は無い。面倒だ。

 再び飛来した対艦ミサイルに向けて躊躇う事無く進んだ為、右舷側の対空レーダーに破壊判定が出た。これで対空目標の探知は出来なくなるが、対水上レーダーさえ残っていれば問題は無い。一部の対艦ミサイルは主砲に命中したものの、主砲の装甲が破るどころか凹みすら付かず、僅かに塗装を剥がしたに過ぎなかった。

もし俺がステルス塗料で隠密性を維持しているのなら塗料が剥がれる以前に艦橋に被弾した時点で向こうのレーダーに映ってしまい、距離を詰める前に対艦ミサイルの乱射でボコボコにされていた可能性は否定できない。流石超兵器技術を利用して造られた電波吸収型特殊装甲。巡航ミサイルや61cm75口径砲弾の直撃に余裕で耐えただけの事はある。

 そういえばさっきから引っ切り無し上空のハエと夜雨が電波のやり取りをしているが、そんな事はどうでも良い事だ。まだ水平線の向こう側に居る夜雨目掛けて前部主砲2基での砲撃を続け、確実に被害を与える。確実に仕留める距離に行くまでは回避に専念して、くれなさそうだがな。

「作戦に変更は無い。距離2000まで接近、そこから殴る。」

「それまでに相手の攻撃手段は断ちますか?それで演習は終了するかもしれませんが・・・・・・そのつもりは無いですよね?」

「まあ、な。これは【対超兵器戦】を想定している。故に、戦闘能力を喪失した位で終わりにする気など無い。超兵器が戦闘能力を喪失した敵艦を見逃した事例は無いからな。」

「おーおー怖い怖い(棒読み)」

「これはひどい(棒読み)」

「何時もの事だ。」

平然と『敵は完膚なきまでに叩き潰す』と言い切り、実行に移すあたり、あの防空戦艦が気に入らないのだろうと推測していた副長だったが、それは????????????の意思が倭を通じて表面化・代弁しただけであり、倭本人は別段気に入らないという事では無かった。というより夜雨に対して興味が湧かなかっただけであるのだが、『敵は完膚なきまでに叩き潰す』という考え方は倭も同じである。

 敵艦にどれだけダメージを与えられたかは分からないが、視認出来る距離まで後30kmは進まねばならない。そうなれば敵艦からは否応無く砲撃が飛んでくる。今の所αレーザーⅢは無効化出来る上に回避も容易い、筈だが某宇宙戦艦の陽電子衝撃砲(ショックカノン)と同じ軌道である為、かなりの確率で電磁防壁を作動させてくる。それと艦橋などに榴弾をぶち込まれないか少々不安ではある。まあ当たろうが何だろうが知った事では無いが。

 

 

 

 

夜雨side

『倭、ラビリンスとの距離30km!』

「一気に畳み掛ける気ですね。αレーザー連続照射!生きている榴弾砲とAGSも追加で!」

「これだけ近付いた事を後悔させあげましょうか!AGSでタコ殴りにして差し上げましてよ!」

それまで沈黙していた生き残りの35.6cm榴弾砲1基と280mmAGS1基が動き出し、倭目掛けて砲弾の雨を降らせる。流石にINS誘導だけではAGSの命中精度はガタ落ちしており、中々当たらない。榴弾砲に至っては暴力的な速力によって着弾点を抜けられて空しき水柱を上げるのみに止まる。

「ちょ、速・・・」

「推定でも・・・160ktですね。水中翼操船かホバークラフト並みの速さの戦艦とか聞いたことないです。」

「倭との距離2000!目視にて視認!」

 殆ど目と鼻の先にやってきて敢えて同航戦に入った時点で夜雨は気付いた。向こうは長々とやり合う気は無く演習を切り上げたいが為に早く終わらせようとしている事に。

 倭が主砲4基全てをこちらに向けた。この距離で外す方が難しい、それはこちらの攻撃も確実に当たる距離であると言う事。

残った3基の高角速射砲が火を拭くも、倭の頑丈な装甲に弾かれるだけで大して何も起きない。35.6cm榴弾砲から2発の演習用通常弾が放たれ、倭中央部に青いペイントをつけて右舷側の迎撃能力を奪い取り、280mmAGSが副砲や両用砲群に破壊判定を与えた。

が、それらは倭本体にダメージを与えられず、寧ろ弾かれるだけで叩き割る事も出来ない。お返しとばかりに放たれた倭の20.3cm砲弾が280mmAGSに殺到し、瞬く間にAGSは使用不能となり、続けざまに発射された12発の61cm砲弾が夜雨に叩き込まれ、艦尾側αレーザーⅢと榴弾砲が破壊判定を受け完全に全兵装が使えなくなった。

「あー攻撃手段切れで負けですね・・・」

 これで演習が終了すると思っていたが、私達は忘れていた。

 

終了の条件は【素早く敵超兵器を捕捉・撃h…破壊(デストローイ!)or爆殺(ダイナマン!)出来るか】であるという事を。

 

「倭主砲発射体勢!」

「は?!演習の勝敗はもう付いてるでしょ?!」

「・・・違う・・・条件はどちらかの・・・撃沈判定が出るまで・・・・・・こっちはまだ・・・大破判定しか・・・出ていない・・・・・・だから・・・向こうは・・・・・・私達が浮いている以上・・・・・・完全に叩き潰すつもり・・・」

 何時の間にかCICへやって来ていた神電Ⅱ専属メカニックの鈴奈ちゃんが演習の勝敗判定を非常な現実と共に突き付ける。何より演習終了の合図(コール)は聴こえない。

 最早抵抗する手段を失った状態の相手であっても倭は無慈悲に主砲を叩き込んだ。倭にとって距離2000まで接近すれば90ktで走っていても全弾命中は朝飯前。1発1発が的確に艦橋などを捉え、ペイント塗れにしていくと同時に演習終了を告げるブザーが艦内に響き渡る。敗北した要因は幾つもあるだろうが、予想だにしない戦い方をされては対処し辛いのだ。 

 

 

 

 

???side

「ギャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwwwwwww『まああれだけ超大口径なら発砲遅延装置を使っても散布界は広いままでしょうし、向こうの射程に入る前に(世代差と)AGSで艦上構造物を(ボッコボコに)叩いて射撃困難な状態に追い込んでミサイルとαレーザーと榴弾砲の連射で完封出来ると思うのでそこまで警戒しなくても大丈夫ですよ。』ってほざいたクセに逆にボコられてやんのwwwwwあのまな板女ざまぁwwwwwwへヒャヒャヒャヒャヒャwwwマジウケるwwwwwwギャハハハハハハハハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwwwヒャーハハハハハハハハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwww」ゲラゲラゲラゲラ

“ソレ”は懲りずに自分を具現化して様子を窺っていたが演習終了と共に笑い転げた。完全に他人を見下す言動だが“ソレ”にはそういう言動が標準なので最早諦められている。

「ハハハハハh…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」バチバチ

(テメェまた具現化しやがったな。)

「ケチケチすんなよぉwww減るもんじゃ無いしwww」ゲラゲラ

(後が大変なんだよ。テメェが勝手に具現化するたびに蓄電した電力パクってんのは知ってるぞ。)

 具現化した事を察知されて電撃を受けるが大したダメージにはならない。そもそも電撃を放った本人も本気でやっている訳では無いのでダメージにならないのだが。

「ケケケケケケwww・・・・・・つーかよ、あの戦艦・・・・・・マジで産廃だわ。俺とタイマンして何分持つか楽しみだねぇ・・・・・・」

(・・・・・・俺は確か2時間かそこらは粘ったな。正確には1時間59分30秒d「アハハハッ!そうだっけ?ww」・・・その産廃を相手にさせられた身にもなれ・・・・・・無駄に苦労するぞ。)

「ふ~ん・・・・・・ゴミ虫にしちゃ随分粘った方だと思うけどぉ?」

 ソレは急に低く、憎悪と狂気に染まった声を発したが相手には無意味だったようで素っ気無く返されてしまう。

(もう良い。演習は終了した。母港へ帰投後艦内巡検に向かうが付いてくるなよ。何時も配管やら配線を伝って付いてくるのがバレないとでも思っていたのか。)

「で?それが何か問題?」

(大アリだ。お前が通った後の配線は必ず熱を帯びるからな。熱疲労で交換回数を増やすなという事だ。)

「んじゃ止めとくかぁ・・・『今回だけ』。」

(・・・・・・いっぺん死ね。重力の渦に呑まれて塵も残さず死ね。)

「そりゃ無理だww申し訳ないけどwww」

(申し訳なさの欠片も無い奴が言うとただの戯言にしか聞こえんな。)

「んなモンあるわきゃねーだろぉぉぉ!?ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!ヒャーハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 懲りる事が無い笑い声に呆れたのか、話し相手は何も言わずに喋る事を止めて何処かへ行ってしまった。それを確認した後、ソレは1人呟く。

「さぁ~て、アイツ等呼ぶか・・・・・・面白くなりそうだwwゥヘハハハハハハハハハハハハ!!ヒャーハハハハハハハハハハハハ!!」

 

 

 

 









誤字脱字等ありましたら報告の程願います。


次話:無慈悲な戦艦とハプニング



あくまでタイトル通りになるとは限りませんのでご了承ください(シネ)

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