(0w0)が未来を救うそうです   作:星屑英雄

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こんにちは!!
お久しぶりです。
400万ダウンロードキャンペーンですね!
…召符ガチャで爆死しましたとも!!
勢いあまって、ダブってないサーヴァントまでマナプリズムにしてまで、召符をゲットしたのに…!!
なのに、なのになんでっ!!
黒鍵、黒鍵…何の呪いだこれは!!
10回中4本出ましたよ…同じものが。
他?メディアとメディアとメディアとぽんぽこ、ワカメ、アゾット剣でした…

と、まあ、愚痴は置いといて…

更新が遅くなりすいません。
中々モチベーションが上がらなかったのと、大学が忙しいのとで書けませんでした。
評価していただいたので、これは何とか仕上げなければ!!と思い、急ピッチで仕上げたので、文字数が少ないです。
すいません!!

それでもいい、と思う方はどうぞ!!




序章 Ⅲ

俺達は崩壊した街を歩いていた。

焦げた家、ビルは瓦礫になり、アスファルトの道路は所々掘り返されたように穴が開いていた。

そして、見渡す限りの炎が視界を覆う。

 

「かなり、ファスト風土化してますね…」

「?」

「いえ、なんでもありません…大気中の魔力(マナ)濃度も異常です…」

「??」

 

マシュが何か言っていたが、どういう意味か分からなかった。

 

「資料にあった冬木市とはやはり違いますね…2004年にこんな災害が起きたことはない筈なのですが…」

 

それにしても、冬木市…か。

昔、来たときは綺麗な街だと思ったけど…今はその影も形もないな…

そう俺は思い返す。

それにしても、と周りの惨状を見て、ふと呟く。

 

「どうすれば、一体こんなになるんだ?」

「わかりません…ですが、自然発生ではないことは確かです。何者かの意思によるものと思われます」

「ああ、間違いなくそうだろうな…」

 

先程まで、スケルトンの大群に追われていたが、ここが過去だとしてあんな骸骨が動き回っているなんてことは、まずない…、はず…

…確かに、思い出してみると不思議なことなど日常的に起こっていたが…

 

(でも、その不思議の大元…アンデッドは封印されてるんだよなぁ…)

 

2004年…俺がジョーカーになった年だ。

だから、アンデッドの仕業か?と最初は思ったが、日付を聞いてその考えを消した。

そう、この日にはもう俺はジョーカーになって何日か過ぎているのだ。

しかも、アンデッドにこんなことができる奴がいるだろうか?

人を消して、スケルトンを大量に放つなんて…

この現象自体は、ジョーカーの起こすリセットと言う現象に似ているが、ジョーカーはスケルトンではなくダークローチと呼ばれる怪生物が地球上の全生物を死滅させるまで殺戮を繰り返す、というものだ。

人の死体などどこにもなかったし、更に俺がいるためジョーカー…始はこんなことはできないし、しない。

人を殺すのではなく、消す…

一体、この時代に何が起こったというんだ?

 

「先輩?難しい顔をして、どうかしましたか?」

「いや、なんでもないよ」

 

あまりに没頭し過ぎていたのだろう。心配して、マシュが声をかけてくれる。

俺は問題ないことを伝えると、思考するのを一旦止める。

そうだ、そろそろロマンが言っていたポイントにつくころじゃないか?

そう思い、俺はマシュに声をかける。

 

「マシュ!!そろそろじゃないか?」

「ええ、この辺りのようですが…」

「キャアーーーー!!!」

 

マシュが辺りを見回しながら、そのポイントを探していると、急に女性の悲鳴が聞こえた。

 

「この悲鳴…行こう、マシュ!!」

「はい!!先輩!!」

 

俺たちはその悲鳴の聞こえた方向へ走り出した。

すぐに悲鳴の場所を見つける。

あれだ。

そこでは、一人の女性がスケルトンに襲われていた。

 

「もう何なのよ!!こいつら、なんで私を執拗に狙ってくるのよ!!もうイヤ、助けて、助けてよレフ!!」

「オルガマリー所長…!!」

 

襲われていた女性―――人理継続保障機関(じんりけいぞくほしょうきかん)カルデアの所長…オルガマリー・アニムスフィア、その人であった。

俺は叫びながら、スケルトンに飛びかかる。

 

「ウェェェェイ!!!」

「へ?」

「大丈夫ですか?所長」

 

なんとか、スケルトンをオルガマリー所長から引き離すことに成功した。

所長はいきなり現れた俺たちに、気の抜けたような声を上げる。

マシュが駆け寄ってくれているので、大丈夫だろう。

俺はスケルトンに視線を戻す。

 

「GYAAAAAA!!!」

「おっと…」

 

ヒョイッと、突進してきたスケルトンを躱し、横から蹴りつける。

ガシャリと音を立てて、スケルトンは倒れる。

だが、まだ立ち上がろうとするので…

 

「はぁ…ウェイ!!」

 

そこを、跳び蹴りで頭蓋を蹴り、全身をバラバラにする。

あとは、頭蓋をかかと落としで粉々にする。

スケルトンはバラバラになったまま動かなくなった。

ふう、生きていないとはわかってるけど、こうやって骸骨を粉々にして倒すのはなんだか、死者を冒涜してるみたいで嫌だなぁ…

そう思いながらも、こうでしか倒せない。

…ごめんよ…

 

「なんなのよ!?どういう事なの?」

「所長…ああ、私の状態ですか―――」

「そんなことは分かってるのよ!!デミ・サーヴァントでしょう!!私が言いたいのは、貴方!!そこの滑舌の悪い貴方よ!!」

∑(0w0;) <ウェ!?

 

オレディズカ!?(俺ですか!?)

はて…?何かしただろうか?

 

「貴方なんなのよ!!素手で訳の分からない化け物を倒してしまうし!!しかも、サーヴァントは一流の魔術師でしか契約できないのよ!? 一体、この子にどんな乱暴を働いて言うことを聞かせたの!?」

∑(0w0;) <ウェェェェェェェェェェ!?!?

 

ンナヅェダァ、ナヅェダァ!?(なぜだ、なぜだ!?)

只今、絶賛混乱中である…

なんで俺はこんなことを言われているんだ!?

確かにマシュをここに来るとき抱きしめたりしたけどさ!!

 

「所長、それは誤解です。強引に契約を結んだのは私の方です」

「なんですって?」

「経緯をお教えします。実は…」

 

マシュは誤解を解くため、俺たちがここに来るまでの経緯などの説明に入っていった。

例によって、いまいち俺にはわからない言葉が多々あったが、二人の話し合いはどんどん進んでいった。

 

数分後…

 

「と、いう訳です」

 

一通り説明を終えて、マシュは一息つく。

少し考え込んでいたオルガマリー所長は、何かわかったように顔を上げ、マシュにありがとう、と言った。

 

「…あなたたちが来た経緯は分かったわ」

「そうですか、でも希望が見えてきました。所長がいらっしゃるなら、他に転移が成功している適合者も…」

「いないわよ…これでわたしとあなたが生き残ったことにも説明がつくわ…」

 

そう言って、オルガマリー所長は自分とマシュと俺を順番に指さして、言った。

 

「私もあなたもそいつも…コフィンに入っていなかった」

「!!」

 

そして、コフィンとレイシフトの説明と結論をする。

 

「いい?まず、生身でのレイシフトはかなり成功率は落ちるけど、ゼロじゃないわ。そして、コフィンは成功率が95%を下回ると自動的に電源が落ちるようになっているの。つまり、コフィンに入っている人はレイシフトをそのものを行っていない。私たちはコフィンに入っていなかったからレイシフトしてきた、という訳よ」

「なるほど…流石です所長」

「いやぁ~、やっぱ頼りになるなぁ」

「な、なによ。別に褒めても何もないわよ!?」

 

顔を赤くして、ツンとそっぽを向くオルガマリー所長。

分かりやすい。

多分、犬だったら尻尾をぶんぶん振っているに違いないだろう。

ジィ~と見られていることに気づくと、コホンと咳払いをして、真面目な顔をする。

 

「と、とにかくここからは私の指示に従ってもらいます!!まずは霊地で拠点の製作ね」

「「(あ、話し変えたな)」」

 

少し微笑ましく、顔が緩む。

マシュも微笑みながら、霊地のポイントを探す。

霊地ってのは、確か簡単に言うと、龍脈などの魔力の豊富な場所だったな。

 

「出ました…所長の足元です」

「うぇ!?そうね、うん、わ、わかってたわよ…!!」

 

その場を退きながら、マシュに拠点の設置の仕方を説明する。

 

「その盾を地面に置きなさい。宝具を触媒にして召喚サークルを設置するから」

「…だ、そうですが…構いませんか?」

「ああ、やってくれ。大丈夫、俺が守るから」

「はい!それでは始めます」

 

宝具を中心に円形状のサークルが広がる。

突如、青い空間がその場に現れた。

 

『シーキュー、シーキュー。もしもし、大丈夫かい二人とも!!よくやってくれた、これで補給物資もそっちに送れるぞ!!』

「はぁ?ロマニ、なんで貴方が仕切っているの?レフは?レフはどこ?レフを出しなさい!!」

 

ロマンとの通信がつながったと思ったら、オルガマリー所長がロマンに食って掛かる。

 

『ショチョー!?…所長!?生きていらっしゃったんですか?』

「いいから、私の質問に答えなさい」

 

有無を言わぬ迫力で、ロマンは堪らず全てを暴露した。

 

『レフ教授は行方不明…スタッフは二十人にも満たず、47人のマスター適合者は危篤状態です』

「…そう、なら、マスター適合者はすぐさま凍結保存しなさい」

『「え!?」』

「私に47人の命なんて背負えないわ…!ああ、もう、死なないでよ…頼むから…」

「所長…」

 

オルガマリー所長は両手を合わせ、祈るようにそう言った。

肩が震えている…

俺はそっとその肩に手を置いた。

 

「何よ…」

「大丈夫、ですよ…帰ってからちゃんと助ける方法を探しましょう」

「…ふん」

 

肩の震えは少しマシになった。

やっぱり、高圧的でもこの人は女の子なのだ…

 

…よし、守って見せようじゃないか。

二人とも…必ず元の時代に戻す!!

 

それが、今の俺のやるべきこと…

 

いや…

 

やりたいことだ!!

 

 

 




はい、いかがでしたでしょうか?
大学が始まり、あまり書けなくなってしまいましたが、なにかあれば随時更新していきたいと思ってます。
それと、報告活動の連載か短編かは結果…

連載することに決まりました!!

これからは連載でよろしくお願いします。

サーヴァントのシナリオの方はまだまだ募集中です。
只今、清姫がトップで5、続いて若ランサーが2、タマモキャット・カーミラ・デオンが1、となっています。
どしどし来てください。
もし、好きなサーヴァントが漏れても大丈夫!!
票数が多かったら、パラレル設定で書くことがあるかもしれません。

そして、本編…
あれ?オルガマリーさんに生存フラグが!?
どうしよう、後の展開が読めないのにこんなことしたら、作者の力量ではカバーしきれなくなる…ッ!!
もし復活することになり、なおかつそれが重要なポイントだとしたら…
うーん、どうしましょう?
えーい、報告活動でアンケートにしましょう!!

十月十日に、シナリオサーヴァント投票を終わらせます。
そして、次回の更新時にオルガマリーさんのアンケートを張り出します。
皆さん、よろしくお願いします。

さて、FGOは皆さんどうでしょうか?
作者はと言えば…
はぁ、新しい星4以上のサーヴァント欲しい…
と、までは言いませんから強い礼装が欲しい…
たれとか、カレスコとか…
せっかく、ギルが最終再臨の素材集まったのに!!
黄金のたれができないじゃないですか、ヤダー!!
って感じですね…

それでは、皆さん、次回まで!!

おまけ~ゴースト変身風下らない妄想ネタ~

アーイ!!
バッチリミナー!
バッチリミナー!
バッチリミナー!

カイガン!!クー・フーリン!!
アニキ、ヤル気、自害する気!?

カイガン!!清姫!!
ヤンデレ、嘘つき、焼き殺し!!

カイガン!!佐々木小次郎!!
TUBAME!NOUMIN!マジ剣豪!!

カイガン!!エミヤ!!
アーチャー、コーチャー(紅茶)、ブラウニー!!


…すいませんでした。
壊滅的にセンスねぇ!!


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