(0w0)が未来を救うそうです   作:星屑英雄

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いやぁ…皆さんこんにちは!!
まだ書こうとは思っていなかったんですが、ムック本を買ったのと、それと―――

なんと!!ギルガメッシュがご降臨なさいました!!

いやまさか、単発六回で来るとは…
今回は諦めていたのにまさか…

なので、テンションが上がって書いてしまいました。
それでは、楽しんでいただければ幸いです、どうぞ!!


序章
序章 Ⅰ


夢を見ていた…

 

 

 

竹林の中、二人の仮面の戦士が対峙している。

その場は、重々しい雰囲気に包まれている。

その雰囲気の中、一人の仮面の戦士―――青い剣士が、動く…

 

「はあ!!」

 

自らの剣より取り出したトランプのスペードスートが書かれた三枚のカードを使用する。

三枚のカードのエネルギーが青い剣士に吸収され、青い剣士は必殺の力を得る。

そして、対するもう一人の仮面の戦士―――赤い弓兵はハートのスートが書かれた十三枚のカードを一枚に束ね、弓を構えながら、その必殺技を待つ。

 

青い剣士が地面を蹴り、空から赤い弓兵へと青い剣士の蹴りが迫る。

 

赤い弓兵はその蹴りを、十三枚を束ねたカード―――ワイルドのカードを弓に使用―――せずに、あえて弓で迎撃する。

 

青い剣士は赤い弓兵が、弓で受けようとすることに気づき、エネルギーを霧散させ、必殺技を発動させなかった。

蹴りの体制のまま、弓の迎撃を受け、弾き飛ばされ青い剣士の姿は青年に戻ってしまう。

青年は、赤い弓兵を見ながら、問う。

 

「…本気で戦うつもりはないのか?はじ■!!」

 

赤い弓兵の名前を言いながら、青年は立ち上がる。

 

「っなんだと!?」

 

青年に近づきながら、赤い弓兵は自分に戦う気がないことを見透かされ、動揺する。

 

「なぜ、ワイルドのカードを使わなかった?」

「…気づいていたのか」

 

赤い弓兵は、一枚のカード―――スピリットを取り出し、自らの体をコートを着た青年の姿へと変える。

 

「ああ、お前はわざと俺に封印されるつもりだったんだな…」

「それ以外に方法はあるか?」

 

赤い弓兵であった青年は、言葉をつづける。

 

「俺の体は、俺の意思ではどうにもならない…攻撃を受けるごとに、俺は一匹の獣に戻り、戦いのことしか考えれれなくなる――――そんな俺を倒せるのは…お前だけだ」

「は■め…」

 

青い剣士だった青年は、赤い弓兵の青年の名前を呟く。

そして、意を決したように相手に向かって言い放つ。

 

「アンデッドはすべて封印した…お前が最後だ!!ジョーカー!!」

「…俺とお前は、戦うことでしか分かり合えない!!」

 

その言葉を最後に、互いに変身する。

赤き弓兵だった青年は、本来の姿である緑と黒の異形の姿へ―――

青い剣士の青年は、自らの戦う姿である仮面の戦士へ―――

 

異形の陰から黒い異形が際限なく生まれ出てくる。

青い剣士は一体二体と黒の異形を切り倒しながら、アンデットと呼ばれる生物の中でも最悪の緑と黒の異形―――ジョーカーへと言葉を放つ。

 

「そうだ、それでいい…俺と本気で戦え!!俺にぶつけろ!!」

 

瞬間、青い剣士の剣とジョーカーの鎌が激突し火花が散る。

 

「はあ!!」

「はっ!!」

 

青い剣士はジョーカーの猛攻にだんだんと押されていく、青い剣士は自らを最強の姿に変えるため、ジョーカーを切り付け離れる。

 

二枚のスペードのカードを取り出し使用する。

すべてのスペードのスートが飛び出し、その姿が変わっていく。

 

十三枚のスペードのスートが天に舞い、その両足に、両腕に、体に、そして頭に吸い込まれていき――――

 

そこには、黄金の剣を持った黄金の騎士が立っていた。

 

黄金の騎士とジョーカーの戦いは熾烈をきわめていく…

 

 

 

どれほどの時がたっただろうか?

 

黄金の騎士とジョーカーの戦いはいまだに続いていた。

黄金の騎士の斬撃をジョーカーはかわし、時には鎌で受け止める。ジョ-カーの攻撃も、黄金の騎士はかわし、いなし、受け止めていた。

そして、現在、各々の必殺の攻撃でさえ相殺に終わった。

 

黄金の騎士の手から剣が弾きとび、ジョーカーの鎌もどこかに消え去った。

それでも、二人は立ち上がり、戦い続ける。

 

殴り合い、それぞれの装甲から火花が散り、血飛沫が飛ぶ。

そんなことはお構いなしに、両者は戦い続ける。

ジョーカーは緑の血を流しながら、黄金の騎士は赤い血を流しながら…

殴り、倒れ、立ち上がり、それでもぶつかり合う。

 

そして、そのまま、戦いは続くかのように思えた―――その時!!

 

「ぐ、ぐう…く…」

 

急に、黄金の騎士が苦しみだし、黄金の騎士の鎧の紋章が生きているかのように脈動し始める。

ジョーカーは動きを止めた黄金の騎士と自身の体を不思議に思いつつ、言う。

 

「今だ、俺を封印しろ…!!」

「…」

 

しかし、黄金の騎士は自らの変身を解いてしまう。

元の青年の姿に戻った黄金の騎士を見て、ジョーカーは言葉を失う。

それは、戦いの場で変身を解いたからではない…

黄金の騎士だった青年が流す血にあった。

 

青年の腕をゆっくりと伝う血の色は―――

 

ジョーカーと同じ… 緑だった(・・・・)

 

「け■■き…お前はアンデッドに―――ジョーカーに、なってしまったのか?」

「…」

 

その問いの答えのように、カランッと、変身を解いた黄金の騎士の青年の手から変身に使用していたバックルが零れ落ち――――ジョーカーと同じバックルが現れる。

ジョ-カーは先ほどまで湧き上がっていた闘争本能を感じなくなっていた。

ジョーカーの姿から、人間の姿に戻る。

 

「最初から、そのつもりで…」

 

静かに、黄金の騎士の青年は頷いた。

 

ゴォッ!!という轟音が空に鳴りわたる。

空から出現した、ねじれたモノリス―――統制者と呼ばれる存在が地面に降り立つ。

 

「統制者が言っている…アンデッドを2体確認、バトルファイトを…再開しろ、と」

「最後の一体になるまで…か?」

 

ジョーカーの青年は頷く。

黄金の騎士の青年は、モノリスを睨み付け拳を握りしめると、それを思いっきり叩きつける。

モノリスは粉々に砕け、四散する。

 

「俺は…戦わない!!」

 

モノリスはその宣言を嘲笑い、お前のすることは無駄だ、とでも言うように再び姿を現し、そのまま去っていく。

 

「け■ざ■…」

 

ジョーカーの青年は黄金の騎士だった青年に駆け寄ろうとする。

それを黄金の騎士だった青年は押しとどめる。

 

「来るな!!俺と、お前は…アンデッドだ。俺たちがどちらかを封印しない限り、バトルファイトは決着せず、滅びの日も来ない…」

 

青年は一旦言葉を切り、そっと言葉をかける。

 

「だから、俺たちは戦ってはいけない。近くにいては…いけない」

「いくら離れたところで、統制者は俺たちに戦いを求める。本能に従い戦う。それが…アンデッドの運命だ」

 

ジョーカーの青年は自身がアンデッドだからこそ、分かる。

いつか戦ってしまうと、いつかどちらかが倒れ世界が滅びる、と…

だが、黄金の騎士だった青年は力強く、言い切る。

 

「俺は運命と戦う。そして勝ってみせる…!」

「それが…お前の答か…」

「お前は…人間たちの中で生き続けろ…」

「どこへ行く?」

 

黄金の騎士の青年は最後に微笑すると、ゆっくりと後ろを向くと去っていく。

もう会うことはないだろう、と…

親友に背を向け、少し歩きそこにあった崖から―――

 

飛んだ…

 

「剣崎ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

誰かの叫ぶ声が聞こえた気がした…

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「…んぱい、先輩!!」

 

…ん?

誰かが自分を呼ぶ声が聞こえる…

 

「ここは…?」

自分が倒れていたことに気が付いた。

頭を振りながら、体だけ起き上がる。

 

「やっと起きましたか?先輩?」

 

その声で、横に人がいることに気づいた。

そっと、頭を横に振ると、そこには、マシュ・キリエライトがいた。

 

「なんで俺はここに…?」

「先輩、さっきまでのことは覚えてますか?」

「さっきまで…?」

 

俺は、少し前のことを思い出してみる…

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「ふむ、剣崎一真君と。招集された48人の適合者、その最後の一人か…ようこそ、カルデアへ。歓迎するよ」

 

そう、レフ・ライノールはそう言って、歓迎の言葉を送ってくれる。

適合者…?確かに、融合係数は高いが…いやいや、そういう話じゃない。

とりあえず、返事をしておこう。

 

「ウェイ…じゃなくて、はい」

「ところで、君は訓練期間はどれくらいなんだい?」

「訓練…?」

 

俺は何の訓練かわからず、首をひねる。

 

「その様子では、まったくの素人なのかな?ああ、そういえば数合わせの一般枠があったのだったな」

 

レフは自己解決し、話を俺に戻す。

 

「申し訳ない、配慮に欠けた質問だった。分からないことがあれば、私やマシュに遠慮なく声をかけてくれ」

「ウェイ!!」

「…うぇい?まあいい、そういえば彼と何を話していたんだいマシュ?」

「先輩がここで爆睡していらしたので、つい」

「ああ、入館時のシミュレートか。 霊子(りょうし)ダイブは慣れないと脳に来るからね。多分、一種の夢遊状態でここまで来たのだろう」

 

…俺はそうなのか?ここにはそうやってきたのか?なら、自分が異形になって荒野を歩いていたのは夢?

いや、違う俺は確かに荒野にいたし、この身は異形だった。

ならば、なぜ?

あの時――倒れた時、誰かが俺の前に立った…あれは…

その時、ズキッと脳内が痛み出す。

ダメだ、思い出せない!!過去のことは鮮明に思い出せるようになったのに、なぜだ!!

俺が必至に、思い出そうとしているうちに、話しは進んでいく。

 

「医療室に連れて行ってあげたいが、もうすぐ所長の話が始まる」

(0w0)<ショチョー!?

「は?ああ、所長か…所長は所長だよ、君はもしかしてパンフレットしか見ていないのかな?」

「そうですね…所長のプロフィールは一般公開してませんし」

 

いや、所長どころか、ここも知りません。

とは、言いにくいなぁ…

 

「所長を知っていようが、知っていまいがマスターとしての仕事には関係ないし、問題ないな」

 

ウェ!!マスターって何ディスカ?

また新しい単語が…

 

「だが、些細なことで目をつけられるのはよくない。五分後に中央管制室で所長の説明がある、急ぎたまえ」

「あの、私も聞いていていいのでしょうか?先輩を送っていかなくては、また爆睡される可能性があります」

「まあ、マシュがそうしたいならそうしなさい。剣崎君もそれでいいかい?」

「ウェイ!!よろしくお願いします」

 

本当は訳が分からないが、一応返事をしておく。

 

「そうか、なら他に質問はあるかい?」

 

分からないことだらけです!!と言いたい…

もちろん、言ったら変な目で見られるので言えない…

 

そうだ、そういえば…

 

「この子はなんで、俺のことを先輩って言うんですかね?」

 

俺は不思議に思ったことを、思い切って聞いてみる。

 

「…」

「ああ、気にしないで。彼女にとって自分より上の人間はみんな先輩なんだ。ん?でも、はっきりと言うのは珍しいな?」

「そうなんディス…ですか?」

「はい、今まで出会ってきた人の中で一番人間らしいです」

「…っつ!!」

 

俺が人間らしいか…

この体(・・・)になってから初めて言われたな…

 

「全く脅威を感じません。ですので、敵対する理由が皆無です」

「なるほどなるほど、それは重要だ!!カルデアにいる人間は一癖も二癖もあるからね!」

「…レフ教授が気に入るということは、所長が嫌いなタイプの人間ということですね。はあ、一気にボイコットしたくなりました…」

「ははは、それでは所長にますます目をつけられる。覚悟を決めて、虎口に飛び込むとしよう」

「ウェイ…」

 

話しを聞いていて、そのまま逃げたくなった。

しかし、いつまでもこうしている訳にもいかない。

俺はレフ教授とマシュの後に続き、中央管制室へと急ぐのだった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

一旦、意識を浮上させ状況の整理をする。

 

「それで、所長の話を聞いて…」

「その後です、もうちょっと思い出してください」

「俺は眠ってしまって…自分の部屋に待機を命じられて…」

 

そうだ、思い出してきた…

さらに思い出そうと、記憶のもっと深くを探ってみるのだった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

ファーストミッションに行くマシュと別れた後、何故か頭に上ってきたリス型動物―――フォウを頭に乗せたまま、自分の部屋のドアをくぐる、と――――

 

「ん?」

(0w0)<ウェ?

「って、うええええええ!?」

∑(0w0;)<ウェェェェェェェェ!?

 

先客がいた、って…

 

「「誰だ君は!?(ダリダアンタ!?)」」

 

 

~(0w0)説明中~

 

 

「いやぁ、初めまして剣崎君。予期せぬ出会いだったけど、僕は医療部門トップ、ロマニ・アーキマン。みんなからは、Dr.ロマンと呼ばれている。君も気軽にロマンと呼んでくれ」

 

目の前にいる、気さくなゆるふわ系優男―――ロマンはそう言って、片手を出してくる。

 

「よろしく、ロマン」

 

自分も片手を出し、握手に応じる。

 

「君も所長に雷を落とされて来たのかい?」

「ウェ…所長…」

「はは、その様子じゃかなり怒られたみたいだね」

 

う、広瀬さんにも負けない位、怖…頼もしそうな人だった…

 

「僕もいろいろ働いていたんだけど、所長に…

 

『あなたがいたら場が緩むのよ』

 

って言われてね…」

「それは災難だったな…」

「それでサボっていたんだけど、君が来てくれたおかげで話し相手ができてよかったよ!」

 

それから、いろいろな話をした。

この施設のこと、集まった人たちの話、ここのシステム、何のためのものか、など。

おかげで、ここのことが大分わかった。

人類の未来が不安定となっていることも…

まさか、バトルファイトか…?

いや、別の要因だろう、俺のアンデットとしての本能は落ち着いている。

 

『ロマニ、こちらレフだ。もう少しで、レイシフト開始だ。万が一に備えて、

こちらに来てくれないか?』

 

思考の海に沈んでいきそうになる。が、突然、レフ教授の声が聞こえだし、ハッと顔を上げる。

ロマニが自分の通信機に向かって返事を返す。

 

「わかった、向かうよ」

『今、医務室だろう?そこからなら、二分で着くはずだ』

「あ…」

 

…?

 

「しまった、ここからじゃ五分はかかるぞ…っ!!」

 

サボってるから…

焦りだすロマンに、仕方ない諦めろ、と肩をたたく。

ロマンは、ハアとため息をつき、顔を下げる。

ドンマイ…

 

「ま、仕方ないか…お呼びとあらば行かないとね。ありがとう、話しに付き合ってくれて。今度、医務室に遊びにおいで」

 

そう言って、ロマンは腰を上げる。

 

瞬間―――

 

バチッという音と共に世界は真っ暗になった。

 

「明かりが…っ!?」

 

そのセリフの途中で、遠くから爆発音が鳴り、緊急事態を知らせるアナウンスがうるさいほど鳴り始める。

 

「一体何が?モニター、中央管制室を映してくれ!!」

 

パッと映し出されたモニターの中に広がる光景に目を疑う――――

 

モニターには、燃え盛る管制室が写っていた。

 

「っぐ?」

 

記憶がフラッシュバックする。

 

―――燃え盛る家

―――焼け焦げた両親

―――燃える研究室

―――サイレンが鳴り響く

 

「っくそ!!」

「…剣崎君、君だけでも外に逃げるんだ」

 

そういう、ロマンの横にジッと俺を見つめるフォウの姿があった。

目は語ってる、助けに行かないのか?と―――

 

「…わかってる、マシュを、みんなを助けに行こう」

「フォウ!」

 

俺は急いで立ち上がると、扉を開け走り出す。

 

「いや、何してるんだ!?こっちじゃないぞ?」

「俺も手伝う!!」

「そりゃあ、人手があった方が助かるが…」

 

そう言いあいながら走り、管制室にたどり着く。

管制室のドアを蹴り開け、中を確認する。

 

「…生存者はいない、カルデアスが無事なだけだ」

「クソッ!!誰か!誰かいないか!?」

 

瓦礫をどかし、探すが生存者は見つからない。

 

『電力量が不足しています。予備電源の…』

 

「っつ!!カルデアスを止めるわけにはいかない。僕は地下に行く!!君は早く逃げるんだ!!」

「っつ!!俺は…」

 

こんなところで諦めてたまるか!!

誰か、生存者がいるかもしれない!!

幸い俺のアンデットの体ならば、死ぬことはない。

ロマンが地下に行ったあと、俺は残り生存者を探し続けていた。

 

『システム レイシフト最終段階に移行します。

座標 西暦2004 1月 30日 日本 冬木』

『ラプラスによる転移保護 成立。

特異点への因子追加枠 確保。』

『アンサモンプログラム セット。

マスターは最終調整に入ってください。』

 

「…!」

 

見つけた!!

マシュだ!!

凄い傷だ…だが、これなら…まだ…

 

「……、あ。」

「……しっかり、今助ける…!!」

「…いい、です…助かりません、から。それより、はやく、逃げないと」

「ふざけるな!!君を見捨てて逃げれるわけないだろう!!」

 

しかし、カルデアスからアナウンスがなり、その姿を真っ赤に変える。

それと同時に、今まで空いていた扉が閉まる。

 

「あ、……扉……しまっちゃい、ました」

「…なんとかなるさ」

 

…ジョーカーの姿になってでも、この子―――マシュを、死なせやしない!!

 

『コフィン内、マスターバイタル

基準値に 達していません。』

『該当マスター検索中……発見しました。』

『適正番号48 剣崎一真 を

マスターとして 再設定 します。』

『アンサモンプログラム スタート。

霊子変換を開始 します。』

 

く、ヤバそうだな…

!?体が?

自分の体が光の粒子になって足から消えていく。

 

「……あの……せん、ぱい、手を、握ってもらって、いいですか?」

「ああ…」

 

ギュッと、差し出されたマシュの手を握る。

 

『3』

 

アナウンスが秒読みを始める…

 

『2』

『1』

 

『全行程 完了』

 

体が光に包まれて――――――

 

 

 

 

To Be Continued…

 

 




いかがでしたか?

感想で書かれていたことで、剣崎の反応が「はい」のところを「ウェイ」と言っているのはテンパっているときや混乱時には「ウェイ」平常時には「はい」にしています。
作者のオンドゥル語のイメージは混乱時や感情が高ぶった時に出る、と認識しているのでそういうときや、普通にギャグとして取り入れる時もあるので、そう認識していただければ幸いです。
剣崎の口調は、ロマンと剣崎は年が近そうなのでタメ口にしてみました。
あと、夢の剣崎と始の名前がボケてあるのも仕様です。

皆さんは300万キャンペーン第二弾、どのサバを貰いましたか?
作者は悩みに悩み、マリーか、キャットを貰おうと思ってます。
しかし…ヘラクレス、エリザ、エミヤ、マルタと上記の二体、合わせて6体をあみだクジで十回やってみて多い鯖を貰おうと思ったら、キャットが6、7回出て笑いました。
これはキャットに決定かな?でも、ジャンヌのスタン解除欲しいし…
皆さんもしっかり後悔無いように選んでくださいね!!

次回はいつになりそうかわかりませんが、それではお元気で!!

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