真・恋姫✝無双 新たなる外史   作:雷の人

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第十話:江東の虎の死、華琳の宣戦布告

:劉備・曹操連合軍

豫州と兗州の境目の賊を討伐し終え、一息ついていた両軍に、一つの報が飛び込む。

 

「伝令!伝令ー!!」

 

本営に駆け込んできた兵士。

 

「慌てるな!落ち着いて述べよ!!」

 

と、青焔が一喝すれば。

 

「はっ!!許昌西北部にて官軍と黄巾が戦闘中!また交戦中の官軍より救援の使者が参っております!!」

 

ざわつく、が青焔、華琳、紫牙、秋蘭は流石と言うべきか慌てる事は無く。

 

「わかったわ、使者を此処へ通しなさい!」

「はっ!!」

 

駆け出す兵士。

 

「許昌北西での戦闘と言うと・・・・」

「孔伷か孫堅、袁術、陶謙の誰かね」

「可能性があるのは・・・孫堅、袁術、ですか」

「うむ、その可能性が高いだろうな」

 

あわあわとしている一刀、桃香を始めとした一同を尻目に話し合う四人。

 

「お連れいたしました!」

 

先ほどの兵士が、一人の・・・・将校らしき青年を連れて戻ってきた。

 

「揚州太守孫堅が配下、馬忠と申します!!」

 

全身が傷だらけ、血まみれになっていた。

 

「今、太守孫堅、同盟の太守袁術以下3万の軍勢が黄巾賊合計八万の挟撃に会い苦戦中!!何卒!!援軍を・・・・」

 

振り絞るような声で叫ぶ馬忠。

青焔と華琳が、判断に迷う、こちらの兵力は一万三千、孫堅・袁術軍と合わせても四万弱、対する相手は倍する八万、ここでの判断を誤れば全滅の可能性もある、必死に頭を振り絞る二人、だったのだが・・・・

 

「分かった!直ぐ案内してくれ!!」

「愛紗ちゃん!!鈴々ちゃん!!すぐに軍を出す準備を!!」

 

勝手に一刀と桃香が返事をしていた。

 

「待てゴラァ!!」

 

反射的に叫ぶ青焔。

 

「お前分かってんのか!?こっちが合流しても相手は倍!!一歩間違えりゃこっちまで全滅すんだぞ!?」

 

最初は、青焔に圧されている様子だった一刀が、キッと睨み返し。

 

「じゃあ聞くけど・・・青焔は助けられるかも知れない味方を見捨てろっていうのか!?」

「・・・・必要があれば見捨てる」

 

青焔は、曲がりなりにも劉備軍の総指揮権を預かる立場、可能な限り、自軍を生かす方策を立てねばならないのだ。

 

「俺はイヤだ!!そんなやり方してたら俺たちの目指す世の中なんて作れるわけ無いだろ!!!」

「!?」

 

『力無い人たちが虐げられないよう、皆が笑って暮らせる世の中を作る』

 

黄巾討伐戦に参加する時、この理想と、現実の狭間であれ程悩んでいたはずの主君は、迷うことなく、援ける事を選んだ、あれ程、両立は難しいといったのに、曲がる事無く真っ直ぐに、こちらを見据えている。

 

「・・・・・・分かった、俺の負けだ」

 

こういう眼には弱いのだ、ならば自分が出来るのはこの真っ直ぐな主君の心に宿る志を、気持ちを肯定し手助けしてやる事だ。

 

「華琳はどうするよ?」

「勿論行くわ、江東の虎に貸しを作る好機だもの」

 

予想できた答えか、そう思えば声を一つ、張り上げる。

 

「出陣だぁ!!!急げぇ!!!」

 

:二刻前:許昌北西部

多少、気が緩んでいたのだと思う、突如進行方向から現れた黄巾軍六万、孫堅軍、袁術軍の兵の練度を鑑みれば、倍の数であろうと、問題は無いはずだった、統制も何も取れていない敵なのだから。

 

「っ!!美羽は逃がしたか!?」

 

襲撃を受けた尚が、先ず最初にしたのは美羽を逃がす事、蓮華、祈、七乃を護衛に付けた当たり、しっかり逃がすべき者を逃がしたのだろう。

 

「はっ!既に思春さんと兵2000で護衛し東に抜けております!」

 

乱戦の中を器用に斬り抜けながら、尚が言う。

 

「良し!!ならばここから押し返す!!」

『応!!!』

 

気勢を上げ、苛烈な攻めを始める孫・袁両軍の兵士。

 

「状況はどうなっている?!」

「はっ、雷刃さんと誾様が既に先頭を切って黄巾軍の中核に乱入、騎馬隊でかき回しております、また雪蓮様がその隙間を縫い重歩兵で吶喊しております」

「ふむ、ならば我々も・・・・・」

 

前面の敵に乱入したのは二万五千、本隊の五千にも突撃命令を出し決着を、そう思った途端であった。

 

『うわぁあああああああっ!!!』

『て、敵襲だぁああああ!!!』

 

聞こえてきた後方の悲鳴に、赤虎も尚も、反射的にそちらを向いていた。

 

「何だとぉっ!!?」

「馬鹿な・・・・」

 

後方から乱入してきた黄巾軍は二万。

 

「くっ!!!反転せよ!!迎え討つ!!」

「なっ!?赤虎様!!!」

 

それはあまりにも危険だ、兵力差は歴然なのだ。

 

「ここで我らが避ければ前衛の戦に乱入される!そうすれば二万五千は壊滅だ!」

「!」

「勝つ必要は無い!時間を稼げば雪蓮らが前面の敵を討ち滅ぼし援護に戻れるだろう」

「はっ!皆、我らの底力の見せ所ぞ!!」

『応!!』

 

号令の下に、四倍もの黄巾を迎え討つ本隊五千、赤虎の覇気に刺激され、徐々に黄巾を押し込みつつあった。

 

「良し!このままおっ・・・・・・・」

 

突如、途切れる声、振り向いた尚の、眼が見開かれる。

 

「・・・・・・え?」

 

赤虎の喉元に突き立つ一本の矢、口元から滴る血。

 

「せ・・・・・・赤虎様ぁあああああああああ!!!!」

 

響き渡る声に、本隊が恐慌状態に陥る。

 

そして期せずして、雪蓮らも、その異常に感づく。

 

「・・・・本隊が崩れておるだと!?」

 

先ずは誾が吼える。

 

「どういう事!?父様も尚も何やってるのよ!」

 

雪蓮が、それでも斬り進むのを止めずに叫ぶ。

 

「仕方ねぇ・・・・誾さん!雪蓮!こっち頼むぞ!!騎兵500付いてこい!!!」

 

前衛部隊から五百の騎兵を連れて本隊へと向かう雷刃。

 

:四半刻後

なんとか黄巾の波を斬り抜け本隊中枢へと到達する雷刃、そこにいたのは・・・・血を流し、眼を閉ざした赤虎と、それを護り戦う尚の姿だった。

 

「何だ、これは・・・・・」

「・・・・・・雷刃さん、劉表です」

「な・・・・んだと?」

 

尚の口から出た名は、ここで聞く必要が無いはずの名。

 

「後方から襲ってきた黄巾の中に蔡瑁がいました」

「!?」

「独断かどうかまでは分かりませんが、少なからず劉表陣営が関与しています」

「っ!!」

 

ギリッと、握り締めた拳から血が流れる。

 

「・・・・灰は?」

「・・・・東に居たと報告のあった官軍へと向かわせました、援軍をこいに」

「来るのか?」

「分かりません、ですが・・・・」

 

やらないよりはマシ、言わずとも分かることだった。

 

「これ以上圧される訳にゃいかねぇ、戦うぞ!」

「はい」

 

雷刃と尚の眼に焔が宿る。

 

「雷刃さん、行きますよ」

「応」

 

 

:今

馬忠に先導され、到着した一同は信じられない光景を見た、それは5万ほどまでに減った黄巾を、苛烈に、騎馬の限界を超えた動きで叩き潰す五千の歩兵の姿だ。

 

「・・・・何だ、ありゃあ」

 

青焔すら、絶句寸前だった。主攻だったであろう二万弱の兵は後方に下げられ、黄巾とは五千の兵だけで戦っている、その五千が、十倍の五万を完全に翻弄しているのだ。

 

「秋蘭、旗は見えるかしら?」

「魯と諸です」

「魯粛と諸葛謹か」

 

蒼季が、旗印からあたりをつけて、個人名を上げると。

 

「兄さん!?」

 

声を上げたのは朱里だ。

 

『え?』

「諸葛・・・・そういうことですか」

 

紫牙が、納得する、諸葛姓は珍しい二字姓、名まで一致すればそこにいるのは当人に違いないのだ。

 

「・・・・青焔様!」

「分かってらぁ!!!」

「春蘭!」

「はい!華琳様ぁ!!!」

 

青焔と春蘭が、騎兵2000を率いて突撃を敢行する、と同時に馬忠が自軍へと駆け出している。

 

雷刃がひたすらに先陣で敵兵を撫で斬りにし、後方の尚が方向の指示を出す。

 

雷刃が暴風雨の如き武威で、尚が鷹の如く広い視野で、少数精鋭を最大限に活かした戦いを続けている。

 

「雷刃さん!!左後方!!援軍有り!!」

「っ・・・・分かった!!!」

 

:四半刻後

青焔と春蘭が、雷刃、尚に合流し、暴れまわっている。既に三万までに減った黄巾は、ところどころで兵が逃げ始めている。

 

「・・・・曹操殿!!」

 

紫牙が、反射的に叫ぶ、軍を投入するなら今だ、と、だが桂花や朱里、雛里らが眼を見開く。

 

「ちょっと待ちなさいよ!!」

「まだ早いです紫牙さん!」

「それに孫堅さん側にも伝達しなければ・・・・」

 

と、反論する三人。

 

「根拠があってのことかしら?」

 

華琳が、紫牙の眼を見ながら、問いかける。

 

「軍師としての直感です、そして・・・・孫堅軍もこの機で動くはずです」

「軍師らしからぬ言葉ね」

「良く言われます」

「・・・・わかったわ、全軍突撃よ!!」

「華琳様」

「何かしら秋蘭」

「既に劉備軍が突撃してます」

『え?』

 

思わず見たその先には、単と愛紗、鈴々を先頭に突撃を開始した劉備軍が。

 

「成程、鼻の利く将が居た、というわけね・・・・遅れを取るな!!」

「はっ!!」

 

時を同じくして突撃した孫堅軍と共に、黄巾軍を撃破する事に成功したのだ。

 

:一刻後:劉備・曹操連合軍幕舎

戦闘終了後に、こちらを訪ねて来たのは孫堅では無く娘の孫策だった。

 

「お初にお目にかかるわ、孫策伯符よ・・・・今回は助かったわ」

「孫文台はどうしたのかしら?彼が来るのが筋だと思うのだけれど」

「・・・・亡くなったわ」

「なんですって!?」

 

がたん、と椅子を倒し立ち上がる華琳。

 

「喉元に矢が突き刺さってたわ・・・・遺体は程普、袁術、張勲が負傷兵を引き連れて運んでいったわ」

「そう・・・・この乱が終わったら・・・・線香を上げに行っていいかしら?」

「構わないけれど・・・・」

「彼は尊敬すべき英雄の一人だった・・・・」

 

意気消沈するその場、そして。

 

「それで、何か用があって此処に来たのでしょう?」

「ええ、よかったらそっちと一緒に行動したいと思ったのよ」

「成程、大分被害を被ったようだものね」

「ええ、三万居た兵が今は二万弱、恥ずかしい話独力でこの先は難しいもの」

「分かったわ」

「じゃあ今度は劉備軍に・・・・」

「その必要は無いわ」

「え?」

 

その言葉に首を傾げる孫策。

 

「おーう、来たぞ華琳」

 

そこに入ってくる青焔。

 

「ああ、丁度良かったわ青焔、孫策軍が、同行したいそうよ」

 

孫策軍、その言葉に何かをかんじとったのだろう青焔、わずかに間を空けてから。

 

「まぁ・・・・いいんじゃね?」

「えっと・・・・?」

「王泰文令、元洛陽官吏だ・・・・文台殿とも・・・・面識はあったよ」

「そう・・・・」

 

ふと、何かを思い返せば。

 

「そうだ華琳」

「何かしら?」

「春蘭とか鈴々の方からなんだが・・・・」

「珍しい組み合わせね」

 

実は、先日の手合せが終わってから、劉備軍と曹操軍の主要人物はそれぞれ真名を交換したのだ。

 

「宴会やろうってさ」

「宴会、ねぇ」

「ま・・・・兵士連中も滞陣が長い・・・・気晴らしにゃ丁度良いだろうさ」

「そうね」

「伯符殿も、いかがか・・・・文台殿を失って暗い雰囲気の今を、先ずは乗り切ろうではないか」

 

一瞬、キョトン、とした表情の雪蓮だが、すぐに笑顔を見せたのだ。

 

:夜

劉備、曹操、孫策三軍が混ざり合っての大宴会になっていた。

 

「~♪」

「あら紫牙、何を作っているのかしら?」

 

杭で串刺しになった豚を、兵士に命じて火で炙り焼きにしている紫牙のところへ、華琳、瑠琉、朱里、雛里、雷刃などの料理が出来る面子が集まる。

 

「ええ、先程近隣の村から豚が五頭、献上されまして・・・・さっそく焼いていたところです」

「ほう、少し見物してっても?」

「構いませんよ」

「これは・・・・ただ肉を焼いているわけでは無さそうだな」

 

雷刃の言葉に、首を傾げる四人、そして紫牙が笑う。

 

「はい、内臓の処理をして血抜きを済ませた後に野菜と笹に包んだ米を中に入れてあります」

「ほう・・・・」

 

豚を焼く過程で出る水気などを利用して豚の中で野菜と米を蒸しているのだ。パラパラと塩を振っていく。

 

「面白い調理を考えるものね、独学かしら?」

「はい、一通り均整の取れた内容を揃えられる料理です・・・・流浪と農村生活の間に学びました」

 

既に兵士たちは酒盛りを初めており、五頭の豚の丸焼き周辺にはそれぞれ別々の集まりが出来上がっている。

一刀、桃香、華琳、雪蓮、秋蘭、雷刃ら各国首脳の集まるところ。

青焔、星、凪、六花、蒼季、真桜、灰ら適度に飲んで食べる集まり。

鈴々、春蘭、季衣、夕姫ら大食漢の集まり。

紫牙、朱里、雛里、桂花、愛理、尚、蓮華、祈ら頭脳労働担当の集まり。

単、愛紗、唯夏、香らあぶれ者の集まり。

といった具合である。

 

それぞれが様々な話題で盛り上がっている。

 

「聞いておりますか青焔殿ぉ」

「そうです、分かっておいでですかぁ」

「青焔様ぁ・・・・私は、もっとぉ・・・・」

 

首脳の集まりから逃れてきた一刀が、見たのは酔っ払った星、凪、六花に絡まれる青焔の姿だ、右腕にしなだれる六花、膝枕される凪、頭の背におぶさる星。

 

「何その羨ましい状況」

「羨ましいなら桃香とか愛紗に頼めばいいじゃねぇか、多分やってくれんじゃね?」

「桃香はともかく愛紗に殴られる」

「違いねぇ」

 

ケラケラと笑う青焔、一刀は今度は蒼季の方へと視線を向ける。

 

「何その羨ましい状況」

「お前は同じ台詞しか喋れんのか」

 

酔って爆睡する真桜が背中におぶさってて、膝の上ではいつの間にかこちらに来てた唯夏と愛理が膝枕で寝ている。

 

「何(以下略)」

「羨ましい・・・・のですかね?」

 

首を傾げる尚、その狭い膝の上に蓮華、香、祈が寝ている。

 

「尚兄さん・・・・」

「朱里」

「鼻の下が延びてます」

「む・・・・ヤキモチかい?」

「な!?」

「紫牙君にでも頼んでみたらどうだい?」

「はわわ!そ、そんなんみゃっ・・・・・」

 

噛んで顔を真っ赤にした朱里。

 

「あの、尚さんはお三方と・・・・・?」

 

どこか興味津々に問いかける雛里。

 

「なっ!?そそそそんなことあるわけにゃっ・・・・・」

 

噛んだ、しかも朱里と同じ噛み方、周囲の人々は理解する、ああ、本当に兄妹なんだな、と。

 

「・・・・・・」

 

それを遠目に見ながら、どこかブスっとした表情で飲む華琳。

 

「どうしたの?不機嫌そうな顔して」

「何でもないわよ」

「~むにゃむにゃ・・・・ご主人様ぁ・・・・そこはダメだってばぁ・・・・」

「どういう夢を見ているのですか、桃香様は・・・・」

 

酔いつぶれた桃香を膝枕しながら、愛紗がぼやく。

 

「私も青焔に膝枕して欲しーい、って顔ね?」

「ぶふっ!!」

 

雪蓮が、ニヤリと微笑みながら言えば、顔を真っ赤にして吹き出す華琳。

 

「ななななっ!?」

「ふふーん♪図星みたいねぇ~」

「あのねぇ!!!」

「こんな世の中なのよ?いつ死ぬとも限らない、そう父様のように・・・・」

「・・・・」

「だからこそ、しっかり思いは伝えなきゃだめよ?後悔しないためにも」

 

華琳は、無言で歩き出していた。

 

 

ケラケラと笑っていた青焔、その顔が、突如ガシッと掴まれる。

 

「は?」

 

ぐい、と横に捻じ曲げられたその先には、華琳。

 

「おまっ、何・・・・」

 

を、と続ける事は出来ない、口に柔らかい感触、華琳の唇の感触だと気づくまでに、時間はかからなかった。

 

「~~~!!!?」

『あー!!!?』

 

そして明らかに酔い潰れていたはずの星、凪、六花が飛び上がっている。

 

「ぷはっ・・・・」

「ぬっ!?なぁぁあっ!!?」

 

最早状況についていけず慌てふためく青焔。

 

「私は、貴方が好きよ」

「!?」

「返事は・・・・そうね、お互いに無事に乱世を生き抜けたその時に、聞かせてもらうわ」

 

微笑みながら言う華琳、そして視線を星、凪、六花へと向ける。

 

「負けるつもりは無いわよ?三人共」

 

この後、私も、とすがり付いてきた三人を振り払って爆走する青焔、それを追う星、凪、六花に春蘭の姿が見かけられたとか。




・・・・・正直、詰め過ぎました。いきなりの孫堅:赤虎の死についていけない読者の方もいたと思いますが・・・・・物語の進行上、殺す以外思いつきませんでした。孫堅大好きな三国志ファンの皆様、マジ申し訳ありませんでした!!(土下座)m(_ _)m

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