ヘータ・サクラの華麗なる戦歴   作:あきゅおす

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追記 2016/10/10 前書きを追加


「天使」
ーイサラ・ギュンターについて、ヘータ・サクラ


ハーレム小隊は一度は誰もが通る道(独断と偏見)

  ランドグリーズに着いた後、ウェルキンやアリシア、それにイサラをなんとか説得し、異国の地から来た俺でも何とか入隊できた。・・・自分から入隊したいと言っておいてなんだけど、外国人をあっさりと入隊OK出して大丈夫なのか?

 それはそれとして、義勇軍に入るってところまではよかったんだけれども。

 

(わ、忘れてた・・・。誰も彼もがくるわけじゃなかった)

 

 そう、隊員の制限がある。戦車要員を除いた最大20人まで。そのうち、ウェルキン、パンのヴァルキュリア、歌姫の姉御に野菜ニキは確定だから、残り16枠。これが誰になるのかは固定されていない。アニメ版だと・・・あれ、どうだったかな。ともかく、この16人がどうなるのか、ウェルキン(というかプレイヤー)に決定権がある。

 

(いや、イサラを助けることは第一目標ですよ?だけどキレイどころが多いとうれしいじゃないですか。ツンデレアイドル志望、一匹狼、褐色、ガチユリ、天才ロリ、病弱ドM…は男か)

 

「ヘータさん」

「わっほい!・・・ああ、イサラさん。どうかしました?」

「手が止まっていたので、どうしたのかなと思って」

 

 悩みがあるなら相談に乗りますよ?と続けてくれるイサラ。やはり天使だったか。しかし煩悩溢れる考えにその笑顔は眩しいすぎる。ちなみに現在、食堂でイサラと軽い食事をしています。

 

「いえ、どんな人と一緒の隊になるのかなと思って」

「ふふふっ、きっといい人たちですよ」

(いい人たち、かぁ・・・)

 

 確かにいい人たちではあるんだけど、一部の人が最初はどうしてもダルクスの人への当たりがなぁ・・・とか考えていると、マネk…じゃなくてバーロットさんとの話が終わったウェルキンとアリシアが歩いてきた。

 

「やぁ、ここにいたのか。今からこの施設を見て回るけど一緒に行くかい?」

「はい、ご一緒します。ごちそうさまでした」

「あ、俺も行きます。ごっそさんでした」

 

食器を返却台に戻し、みんなで食堂から出たとき、ちょうど声をかけられた。

 

「すいません、隊長・・・ファルディオ・ランツァート少尉を見ませんでしたか?」

 

 おや、何やら某教育大好きお姉さんに差し出したら喜びそうな子どもが…って、ラマールじゃないか。

 

「ファルディオ・・・少尉ならバーロット大尉の部屋で作戦について話していたよ」

「ありがとうございます!」

 

ウェルキンが受け答えるとお礼を言ってそのまま歩いて行った。ラマールがいるってことはアニメ版なのか、それともゲーム版では出てないけど実際はいたという扱いなのか・・・。あれ、本当にどっちだこれ。

 

「それじゃあ、みんなで施設を見て回ろうか」

 

そんなメタ的な部分で悩みながら、ウェルキンさんたちと施設内を見て回ることになった。

 

ちなみに指令室でバーロットさんに隊員の人数制限について聞いてみたところ、作戦実行時に連れていける人数制限で、それ以外の隊員は作戦指令室預りになり、ランドグリーズの防衛にあたるそうな。んで、要請があったら配置転換を行う、とのことらしい。




更新がかなり遅くなり、かつ短い文章になってしまい申し訳ありませんでしたorz

ラマールがいることによるゲームorアニメどっち問題ですが、2以降でラマールが使えることから、「ラマールは1のゲーム版でもいたけど描写がなかった」という扱いにすることにしました。なので基本的にはゲーム版沿いです。

あと最後の小隊に関することですが、描写があったかどうか思い出せなかったのといろんなキャラを出しやすくするために考えた独自設定という名の苦肉の策です。
もし、原作のどこかで触れられていたらご指摘ください。

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