ガンダムビルドファイターズ 勝利の栄光をヅダに!   作:MR.ブシドー

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連続投稿です!←実はもう書きあがっていた

今回は普通の夏の特別編どうぞ!!


番外編 夏だ!海だ!!サマーバケーション!!!
君の考えていることはお見通しだったよ


 亮たち蒼城学園のメンバーは豪華な船でとある島に来ていた。

 その島は貴族御用達のような島で三泊四日でアーニャが金に物をいわせて貸し切りで借りたのだ。

 

 

「気持ち悪い……」

「兄さん、大丈夫かい?」

「お兄ちゃん大丈夫なの?」

 

 

 亮は顔を青白くしながら船のデッキで吐いており、美桜に背中を擦ってもらい、霊香は心配そうにしていた。

 何を隠そう亮は船酔いしやすいらしいのだ。

 

 

「亮~氷貰ってきたお」

「サンキュー……アーニャ……」

 

 

 亮はアーニャから氷を受け取ると口の中に含み、ゆっくりと舐めた。

 二日酔いの人にお冷やを飲ませるているのと同じような感じで、口から喉にかけて冷たさで交感神経が刺激され、副交感神経が過敏に働いていた状態をニュートラルな状態にしてくれるのだ(豆知識)。

 

 

「それにしても亮が船に弱いとは思わなかったお。あと少しで島につくからそこまで辛抱してほしいお」

「りょーかい……」

 

 

 流石のアーニャも今の常態の亮に激しく接するようなことはなく、美桜に看病を任せていた。

 

 

 

「まーったく情けないわねーそれでも男なの?」

「先輩、そこは流石に男とか女とか関係ないんじゃ……」

 

 

 桜は両手を腰に当てて呆れた様子で亮を見て、そんな桜を晃は苦笑いで見ていた。

 ちなみに志織はオロオロしており愛はいつも通りの様子で備え付けであった果物をずーっと食べ続けていた。

 

 

「島が見えてきたおー」

 

 

 アーニャがそう言うと目的の島が見え、全員(亮を除く)が島をみて歓声が上がる。

 

 

「どうでもいいから……早く陸に……」

 

 

 全員は島に降りてから黒服の人たちが荷物を各自の部屋まで運び(亮は黒服の人たちが医務室に運んで行った)、残った元気なメンバーは更衣室で着替えを行った。

 数十分後……なんとか回復した亮は遅れてから水着に着替えてからビーチに向かう。

 

 

「俺としたことがまさかあそこまでダウンするとか……っと全員元気だなー」

 

 

 遅れてビーチに行った亮が見たのはそれぞれ元気にはしゃぎ回っている。

 美桜と霊香はスクール水着で胸元には平仮名で「みおう」「れいか」と書かれており(これは亮が書いたのだが漢字で書こうとしたら2人に怒られた)、お互いに水を掛け合って遊んでいた。

 志織はフリル付きのピンク色のビキニを来て両手でボールを持ち、黄色いビキニを来た愛と遊んでいる。

 桜は髪の色と同じパレオを来てビーチパラソルの下でビーチチェアに横になっている。

 晃も桜とは別のビーチパラソルの下にいるのだが、ガンプラを作っており(男の水着は説明しても誰得になるのかわからないため省く)、アーニャの姿だけ見かけられなかった。

 

 

「あ、お兄ちゃん!」

「兄さん。もう大丈夫なのかい?」

 

 

 真っ先に気づいた小学生組の2人はお互いに水を掛け合うのを止め、亮の元に駆け寄って抱き付いた。

 

 

「ああ、問題ないよ。それより1人足りない……って言うよりかはアーニャだけがいないようみたいだけど、アイツは何処に行ったんだ?」

「彼女かい?彼女のなら……」

 

 

 美桜が海の方を指を差すと同時にザブァーっと白と黒のシマシマの全身水着?を着てゴーグル等を付けた見覚えの髪の色をした人物……アーニャが現れた。

 

 

「ヲ?亮、元気になったみたいお?」

「あ、ああ……で、お前のその水着……」

 

 

 ハッキリと言って残念な水着であった。

 アーニャは可愛いと言っていい容姿をしているため、水着がここまで残念となると……色々と台無しである。

 

 

「あら復活したの。これで全員揃ったみたいね」

 

 

 亮が復活したのに遅れて気づいた桜は立ち上がってから亮に近づこうとしたが、晃が亮が来たことに気付かずにずっとガンプラをいじっていたので桜が晃にゲンゴツをして集合する。

 

 

「っと言う訳で始めましょうか」

「いや、毎度の事ながらいきなり過ぎますよね先輩」

「私たちが集まったって事はやることは1つよ!それは……ガンプラバトルよ!」

 

 

 全員がやっぱりかーって感じになっているとアーニャが指パッチンして、何時もの感じで黒服たちがバトルシステムを準備した。

 

 

「今回は普通のガンプラバトルだと面白味がないからこんなのなんてどうお?」

 

 

 アーニャがそう言うと黒服たちが後ろで「ガンプラビーチバレー」と書かれた看板を持っていた。

 

 

「ガンプラビーチバレー?」

「そうだお!何時も普通にバトルヲしてるからたまにこういった変わった趣向のバトルは面白そうだお!!」

 

 

 アーニャは興奮しているのがアホ毛がビュンビュンも動いており、アーニャ以外は微妙な表情をしていた。

 

 

「私がお金だしてるんだからこれぐらいのワガママは言ってもいいと思うお!」

「拒否はしてないから大丈夫だよ。ほらチーム分けとかあるんだろ?」

「もちろんだお!」

 

 

 これまた黒服の人が割り箸が入っている入れ物をもってきた。

 

 

(フッフッフ……これは私と亮が組めるように仕組んであるんだお!これだ私と亮のラブラブパワーを見せつけてやるお!!)

 

 

 くじ引きの結果、チーム分けは……桜&アーニャ、愛&志織、晃&霊香、亮&美桜となる。

 アーニャはとてつもなく落ち込んでいた。

 亮とチームを組めるように仕組んだはずなのに、何故か組めなかったのだ。

 そんなアーニャを美桜は微笑みながら見ていた。

 

 

(君の考えることはお見通しだったよ)

 




っという訳で夏の特別編第1話でした!

女の子組の水着だけらキチンと調べてそれぞれのキャラに似合いそうなのを選びました
美桜と霊香はスクール水着で平仮名で名前を書いておくのに異論は認めない!

ガンプラバトルは普通のガンプラバトルではなく、ガンプラでビーチバレーにしました!
ビルドファイターズAのガンプラ大運動会などに影響を受けて考えてみました
次はガンプラビーチバレーでそのあとは……夏の定番とも言える物を考えています
ではではまた後日

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