ガンダムビルドファイターズ 勝利の栄光をヅダに! 作:MR.ブシドー
ようやく色々と落ち着いたので久しぶりに書いて投稿したMR.ブシドーです
最近はマキブの大会に出たりと色々あったので忙しかったですが……ようやく、本当にようやくなのです!!
それでは本編どうぞ!!
「さてと……アイツらの機体をわかってる範囲で確認するか」
各々着地したイフリート・ブレイズとアストレイロストフレーム聖、ヒルドルブ・センチュリオンは隠れながら移動していた。
「…………わかってるのは美桜ちゃんのブレイヴ、霊香ちゃんのカースロード」
「莉菜に関してはアイツの性格からして遠距離支援型の機体だろうな。って言うか隠れている意味がないな…………ヒルドルブのキャタピラの音が…………」
「ご、ごめんなさい…………」
物陰に隠れながら移動しているのだが、ヒルドルブ・センチュリオンのキャタピラの音などが響き、あまり隠れながら移動している意味がなかった。
「って訳で俺はブレイズの特性を生かすのを考えて単独で動くぞ?」
「…………もう遅いかも」
「それってどういう…………ってそう言う事か!」
愛がそう言うと、言いたい事に気付いた亮は素早くその場から横に跳躍する。
愛のロストフレーム聖はヒルドルブ・センチュリオンを押して、続いてその場を離れた。
すると今まで3機がいた所をピンク色のビームが通過する。
「外しましたか」
ビームが来た方を向くと緑色の粒子を後方に放出しながらGNスナイパーライフルを構えている、漆黒のデュナメスがそこにいた。
「キャハハハハハ! 私もいるよお兄ちゃんたち!!」
「…………忘れてた訳じゃ、ないけど?」
霊香のカースロードも飛び出して来ると、同時にサイドスカートからシザーファングを放出してくる。
それを聖はトリケロス改からビームを放ち迎撃していく。
「って事は…………次はお前が来るんだよな美桜!」
「その通りだよ兄さん!」
イフリート・ブレイズはヒート・ソードを抜くと頭上で交差させ、同時に
銀色のガンダムはすぐさまイフリート・ブレイズから離れ、亮はその姿をハッキリと確認する。
一言で言ってしまえば銀色のアヴァランチエクシアのようだが、所々ガンダムアストレアであろうパーツが使われている。
「それがお前の新しい機体って事か美桜」
「そうだね。彼女に作って貰ったブレイヴじゃなくて、莉菜と不本意ながら霊香に教わりながら私が作ったガンプラ…………ガンダムヴェールヌイ・ラヴィーナだよ」
愛と戦いながら霊香が「なんで不本意なのよ!」っと文句を言っていたが、それは聞き流した。
油断出来ないと思いつつ両手に持ったヒート・ソードを構え、莉菜を警戒しつつ美桜が動くのを待つ。
「撃ちます!」
まず先に動いたのは志織のヒルドルブ・センチュリオンであった。
全力で後退しながら30㎝砲からHE弾を発射し、漆黒のデュナメスはそれを回避してからヒルドルブ・センチュリオンを狙撃する。
「私は彼方を仕止めます。ガンダムサイレント・ゲイル、目標を狙撃します」
漆黒のデュナメス…………ガンダムサイレント・ゲイルは、GNスナイパーライフルⅡ-SGをヒルドルブ・センチュリオンに向けて発射する。
ヒルドルブ・センチュリオンは回転しながらビームを避けつつ全速で後退していき、ガンダムサイレント・ゲイルは追撃しながらGNスナイパーライフルⅡ-SGを撃ち続ける。
「これでタイマン…………って形になるな。準備はいいか美桜!」
「それはこっちの台詞かな、兄さん…………Урааааaaa!」
日ごろの美桜では考えられない声を出し右腕のGNソード改を横凪ぎに振るう。イフリート・ブレイズはヒート・ソードで受け止めると同時、ガンダムヴェールヌイ・ラヴィーナは左腕に装備したプロトGNソード改を展開して振った。
イフリート・ブレイズはプロトGNソード改を紙一重で避けると脚部のミサイルを発射するが、軽やかな身のこなしで至近距離のミサイルを避けられてしまう。
「なるほど。美桜自身の好みに合わせて作った機体か…………かなりやるみたいだな」
「でもまだまだ作り方が甘かったみたいだね。莉奈の機体や彼女が作った機体に比べると感覚のズレがあったりするよ」
「そんだけの動きをしておいて感覚のズレがあるって冗談だろ…………」
正直に言って美桜は強いと亮は思っている。
まだまだ経験不足な部分などがあるが、自分と同じぐらいの経験を積めばおそらく負けるであろうと亮は思えるのだ。
「まぁ。そう思えるからって妹に負ける訳にはいかないんだけどな!」
「私たちも
「行くぞ、ブレイズ! 俺の思いに答えてみせろ、EXAM!」