ガンダムビルドファイターズ 勝利の栄光をヅダに!   作:MR.ブシドー

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皆さんおひさしぶりです

中々満足いく感じで書けなかったり、動く響が観たいがために艦これアーケードをプレイしておりました
待ち時間は長いですが、と~て~も面白かったです
ただ…………響が建造できず、かなり嘆いていたのですが…………職場の先輩に響を譲って頂きました
やはり響は可愛い…………最高です!

とっいう訳で続きをどうぞ!


これで、おしまい

「勝てなかったわ……ごめんなさいね、皆」

「大丈夫ですよ先輩。後は俺達で何とかしますから」

 

 

 申し訳なさそうに戻って来た桜に亮はそう告げた。

 勝てはしなかったが、負けてもいないためまだ勝負の行方はわからないのだ。

 そして何より次のファイターはリベンジに静かに燃えている愛である。

 

 

「……それじゃ、行ってくる」

「あんまり力むなよ? 聖と普段のお前なら絶対に勝てる」

 

 

 チョコレートを一口食べた愛は静かに立ち上がり筐体に向かう前に、亮は愛に一言声をかける。愛は静かに頷き、筐体へと近づいて行った。

 筐体の反対側には既に微笑んでいる例の相手が待っていた。

 

 

「お久し振りですね。あの時より、少しは成長されたのですか?」

 

 

 相手の問いかけに答えず瞳を閉じ、自分の内から語りかけてくる黒い何かを抑え込んでいた。

 先ほど亮に言われた言葉を思い返し微笑んだのだが、誰にも気付かれなかった。

 

 

「……話すことはない。早く始めよう」

「いいでしょう。こちらも余計な手間は少ない方がいいですしね」

 

 

 2人はガンプラをセットし、再びプラフスキー粒子がフィールドを形成する。

 フィールドは同じ月面で先ほどのバトルの影響が残っており、隆起した巨大な針山があった。

 

 

「……御影 愛、アストレイロストフレーム聖、行きます」

 

 

 

 月面に飛び出したロストフレームは直ぐに相手のトールギスⅡを発見する。

 前回同様に待っているような事はなく、トールギスⅡも飛んで来ていた。

 

 

「…………天ミナの仇、とらせてもらう」

「できますかね? あの時、手も足も出なかったのに」

 

 

 トールギスⅡはドーバーガンからビームを放ち、ロストフレームはそれを難なくかわすとトリケロス改からお返しとばかりにビームを発射した。

 ロストフレームから放たれたビームはトールギスⅡに当たる事はなかったが、わかりきっていた事であった。

 

 

「…………行くよ、聖」

 

 

 

 愛がそう呟くとロストフレームのアンテナからビームが放出される。

 アストレイレッドドラゴンの頭部ユニットである、ミラージュコロイドによる制御機能とセンサーを強化するドライグヘッドによる物だ。

 そしてロストフレームは同時に背部のサバイヴストライカーから、光の翼であるヴォワチュール・リュミエールも使用して残像を残しつつ移動する。

 

 

「なるほど。中々の機体性能のようですが…………その程度では私は倒せませんよ」

 

 

 トールギスⅡは再びロストフレームを狙いドーバーガンを狙いビームを放つが、残像を残しつつ移動するロストフレームにビームは当たる事なく、みるみる距離が縮まっていく。

 ロストフレームとトールギスⅡの距離が近距離戦の間合いになると、ロストフレームは両腰からビームアンカーを射出した。

 

 

「クッ! まさかアンカーとは…………ですが!」

「…………遅い」

 

 

 ビームアンカーはトールギスⅡの左肩に突き刺さり、その左肩をもぎ取ってしまう。

 直ぐ様トールギスⅡがドーバーガンからビームを放ち反撃してくるが、残像を残しつつ移動するロストフレームにかすりもしなかった。

 

 

「この短期間でここまで…………ッ!!」

 

 

 トールギスⅡは左肩を失った事でシールドとシールド裏に格納していたビーム・サーベルを失ってしまい、残されている武器はドーバーガンのみであった。

 何とか距離を取ろうとトールギスⅡは背部のスーパーバーニアをフル稼働させるが、ヴォワチュール・リュミエールを使用しドライグヘッドによりセンサー等が強化されているロストフレームから逃れる事は出来なかった。

 

 

「…………すぐに終わらせる」

 

 

 ロストフレームはヴォワチュール・リュミエールを解除すると、今度はミラージュコロイドを起動して姿を消してしまう。

 トールギスⅡは姿を消したロストフレームを警戒し、背後を特に警戒したのだが…………その予想を反しすぐ目の前にロストフレームは姿を現した。

 

 

「…………これで、おしまい」

「そんな…………バカな…………!?」

 

 

 ロストフレーム左腕に装備されたビームクロー内蔵シールドからビームクローを展開し、トールギスⅡの腹部に何度も突き刺す。

 そして終わりとばかりにトールギスⅡの上へ飛び上がり、トリケロス改で唐竹割りにしてトールギスⅡを撃破した。

 

 

『Battle Ended』

 

 

 天ミナの仇を取りリベンジを成功したことに、愛は嬉しそうに微笑んだ。




愛ちゃんのリベンジ成功~
そして次は新型ヅダの登場です!

後、マキブonにて響を譲ってくれた先輩とタッグを組むことになりました
本来ならヅダを使いたいのですが…………ブレイヴで頑張っています
もしマキブonで対戦することがあった時はよろしくお願いします!

それではまた次回でお会いしましょう!

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