【完結】遊戯王ARC-V~遊の力を矢に束ね~   作:不知火新夜

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113話_四龍、再結集!

『ギャォォォォォォォォォォォォ!』

『ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

何だ…!?

 

『ブラボー!』

『フッ…』

 

何なんだ…!?

 

『ズァーク!ズァーク!ズァーク!』

 

一体何なんだ、この光景は…!?

 

『これで終わりか!?もう俺と戦う奴はいないのか!?俺はまだ満足していない!もっと強く、もっと激しく戦いたい!』

 

この声、ガラスに映るこの姿、これって、俺…!?

 

『俺達だって満足してねぇ!もっとすごいデュエルを見せてくれ、ズァーク!』

『もっと!もっと!もっと!もっと!』

 

これは、デュエルの光景…!?

けど、今まで見て来た光景は…!

 

『良いぞ!その声が俺とモンスターの力となる。お前らが望めば望むだけ俺達は強くなれる!』

 

俺の手にあるのは、ペンデュラムモンスターとなる前のオッドアイズ、ダーク・リベリオン、クリアウィング、そしてスターヴ・ヴェノム…!

 

『この世の全てを破壊出来る程に!』

 

この世の全てを破壊?一体何を…!

 

『そうだ、俺達は戦い続ける!お前達が望む様に!』

 

な、何をしているんだ!?

 

『『『『グォォォォォォォォォォォォォ!』』』』

『そうか、まだ満足しないか。俺も同じだ』

 

あれ程暴れ回って、まだ満足していない、だと…!?

 

『俺もお前達と一心同体となり、最強の力を手に入れよう!今こそ一つに!』

 

な、何が起きようとしている…!?

 

『時空を司る『アストログラフ・マジシャン』よ、その深遠なる力で、我らの望みを重ね合わせよ!今こそ、一つに!』

 

オッドアイズが、ダーク・リベリオンが、クリアウィングが、スターヴ・ヴェノムが、そして俺が重なり、1つに…!

 

『ははは、はははっ!遂に手に入れた。俺は4体の頂点の竜と1つとなり、神にも等しい力を得た!』

 

成る程、俺が、いや、この光景を見ている『俺』が…!

 

『俺はお前達に感謝する。争いを求め、戦いを好むお前達人間の欲求が、この俺に最強の力を与えた。俺はお前達の望み通り更に強く、更に巨大な力の権化となる!』

 

俺の、いや俺達の心を覆い尽くしていた存在、そうミエルが言っていた『何か』か…!

 

『魔法『エン・フラワーズ』『エン・バーズ』『エン・ウィンズ』『エン・ムーン』発動!』

『駄目だ!駄目だ、レイ!』

 

目前にいるのは、赤馬零王に、柚子?いや、セレナ?それとも、リン?若しくは、瑠璃?

違う、その4人とも、違う…!

 

『止めるんだ、レイ!そんな事したら、お前は!あ、あぁ…!』

『貴様…!

貴様!許さん、許さんぞ!1つになった我らを!』

 

そうか、そういう、事だったのか…!

 

『そうだ、これは全て『俺』が見たままの光景だ』

『『俺』は人間共の欲求に応えるままに、暴れ回った』

『『俺』は人間共が求めるままに、力を追い求めた』

『そして『俺』は1つとなり、神に等しい力を得た』

 

っ!?何時の間に…!

それよりこの声は『俺』達か…!

 

『お前にも分かる筈だ、人間共が求めるままに、変幻自在なデュエルを繰り広げたお前には』

『ある時は敵に抵抗を許さず、抵抗する素振りをも捻じ伏せ、抵抗する暇すら与えなかった』

『ある時は己の思い通りに盤面を動かし、思い通りの布陣を築き、思い通りの進撃を行った』

『ある時は敵の動きを捻じ曲げ、敵の攻撃を突き返し、敵の大事な物をも奪い去って行った』

 

何が言いたい…!?

 

『お前も『俺』だ』

『お前も『俺』と同じく、人間共の求めに応え続けた』

『時に人間共の欲求を守るために、他の人間共の欲求を奪った』

『お前も『俺』なのだ』

 

 

『今こそ、再び一つとなるのだ!』

『一つとなり、神に等しき力を取り戻すのだ!』

『あらゆる物を破壊しつくす、その力を再びこの手に!』

『さあ、我ら再び一つに!』

 

ああ、我ら再び、一つとなろう!

 

『そうだ、我らは今一度、一つとなる!』

『そして最強の力を再びこの手に!』

『その力で今こそ、欲求のままに世界を破壊し尽くす!』

『さあ、我らを受け入れるのだ!』

 

 

 

俺はその上で、俺のデュエルを、俺の生き様を貫く!

 

『何を言って、ぐぁぁぁぁぁ!?』

『な、何をしている!?』

『貴様、何を企んでいるのだ!?』

『や、止めろ!我らは今一度、一つとなり神に…!』

 

二色の眼の龍よ、反逆の意志秘めたる龍よ、美しき翼輝かす龍よ、満たされぬ飢えを抱く龍よ、そして『俺』よ、際涯を超越せし我が禁を見届けよ!

お前達に見せてやる、俺が300年、5度の人生を経て掴んだ、俺の、デュエルモンスターズの、世界のあるべき姿を!

 

 

 

イ  タ  ダ  キ  マ  ス

 

 

 

『止め……我ら……消え…!』

 

 

 

ゴ  チ  ソ  ウ  サ  マ

 

 

 

その日、世界を滅亡へと追い詰め、4つに引き裂く元凶となった『覇王龍』は『完全なる死』を遂げた。

 

------------

 

Side ????

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

「くっ!?一体、何が起こっているんだ!?」

 

エドが発動したD―フュージョンにチェーンして超融合を発動した遊矢、その効果処理で融合召喚を行おうとしたその時に起こった遊矢の異変。

その只ならぬ様子に流石のエドも懸念を覚え近づこうとしたが、突如として遊矢が発した雄叫びと共に巻き起こる突風の所為で近寄れなかった。

その突風に耐えるだけでも精一杯な状況が数秒続き、雄叫びも聞こえなくなり、風も止んだその時だった。

 

「ふぅ、一時はどうなるかと思った。だが俺の生き様を貫く、その意志があればどうという事は無いな」

 

先程まで様々な異変が起こっていた筈の遊矢が、何事も無かったかの様に呟きながら正気を取り戻していた。

いや、正気と言うには見た目的に語弊があるだろう、何故なら、

 

「ど、どうしたんだ、その眼の色は…!?」

「え、眼…?

な、何じゃこりゃ!?白目が真っ黒に!?左眼もエメラルドグリーンって言うか、そんな色合いに!?」

 

今しがた遊矢が驚いた通り、眼球の白目の部分が真っ黒に染まった他、赤み掛かった色合いの黒目も、左眼の方がエメラルドグリーンの色合いに変化していたのだ。

 

『あっボクとお揃いだね、遊矢』

『ユベル、そんな呑気な事を言っている状況ではないと思うが』

「うわこれ、覇王の力を解放したとしたら、目の色がダークシグナー時代の鬼柳みたいだな…」

『遊矢も一体何を口走っているのだ…』

 

そんな遊矢を、先程の異変も相まって気に掛けるアストラルとは対照的に、ユベルや、当の遊矢本人はそんな呑気な事を呟いていた。

余りの超展開に、完全に普段のボケとツッコミが逆転してしまっている。

だが、超展開はこれだけでは終わらなかった。

 

「…あれ、何だ此処?俺いつの間にこんな瓦礫の山に?」

「…此処は、エクシーズ次元?何時頃帰って来たんだ?」

「…あれれ?何で僕、此処にいるのかな?」

「「あ、お前は!?」」

「へ、え、わぁぁぁぁぁぁ!?御免なさぁぁぁぁぁい!」

「謝って済むと思ってんのかゴルァ!」

「ユーゴの言う通りだ!待て!」

 

遊矢の後方の瓦礫から、ユーゴ、ユート、そしてユーリ、行方不明になっていた3人が顔を出し、其々の存在を認めるや否やユーゴとユートがユーリを追いかけ回し、ユーリが謝りながら逃走を始めたのだ。

突如現れた3人に、今までの言動からは信じられないユーリの姿、余りの状況にエドは開いた口が塞がらなかった。

 

「…後でとっ捕まえておくか。

さて、待たせたな。色々とあったがもう大丈夫だ、問題ない。続けようか、デュエルを!」

「あ、あぁ」

「さて、今は超融合の効果処理中だったな。俺はお前のフィールドにいるディストピアガイとディアボリックガイを融合!運命に導かれし2人の英雄よ!今ひとつとなりて、その闇の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!融合召喚!現れよ、飢えた牙持つ毒龍!『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』!」

「スターヴ・ヴェノム!?それは、向こうでたった今追いかけ回されているユーリのエースカードの筈!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン

融合・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 8

攻撃力 2800

 

エドが驚くのも無理はない、今しがた遊矢が融合召喚したモンスター、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンは、ユーリのエースカードなのだから。

 

「その後、D―フュージョンの効果処理が行われるが、そっちのフィールドに1体しかモンスターがいない以上、融合召喚は出来ないな」

 

だがそんな事はお構いなしに、遊矢はデュエルを進める一方、その異常に真っ先に気付くはずであろうユーリはそんな事は気にも留めず、ユーゴ達から逃げ回っているだけだった。

 

「融合召喚したスターヴ・ヴェノムの効果発動!

そっちのフィールドにいるディシジョンガイの攻撃力分、コイツの攻撃力をアップさせる!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン 攻撃力 2800→4400

 

「くっ!だがスターヴ・ヴェノムのレベルは8!レベル6以上のモンスターはディシジョンガイを攻撃対象に出来ない!」

「成る程、それでソイツを残そうとしていた訳か。ならばこうするか。

次にスターヴ・ヴェノムをリリースし、魔法『アドバンスドロー』発動!」

 

アドバンスドロー

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するレベル8以上のモンスター1体をリリースして発動出来る。デッキからカードを2枚ドローする。

 

「アドバンスドローの効果で2枚ドロー!

…よし、行くか!」

 

スターヴ・ヴェノムの効果でパワーアップさせるも、現状は攻撃出来ないと分かるや否や、遊矢はあっさりとスターヴ・ヴェノムを切り捨て、ドローに変換した。

それによって引いたカードを見て勝ち筋が見えたのか、決心を新たにした。

 

「続いて、俺のフィールドにモンスターが存在しない事で、手札の『SRベイゴマックス』を攻撃表示で特殊召喚!」

 

SRベイゴマックス

効果モンスター

風属性

機械族

レベル 3

攻撃力 1200

 

「特殊召喚したベイゴマックスの効果発動!

デッキから『SRタケトンボーグ』を手札に加え、風属性モンスターが存在するから守備表示で特殊召喚!」

 

SRタケトンボーグ

効果モンスター

風属性

機械族

レベル 3

守備力 1200

 

その決心と共に展開したのは、ユーゴの十八番と言って良い2体のSRによるコンボ。

本来なら此処でタケトンボーグの効果を発動し、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンのシンクロ召喚に繋ぐのだが、遊矢はそれを直ぐには実行しない。

何故か、それはタケトンボーグの効果を使用すると『風属性モンスターしか特殊召喚出来ない』誓約が適用されてしまうからだ。

 

「更に『終末の騎士』を召喚!」

 

終末の騎士(制限カード)

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

攻撃力 1400

 

「召喚した終末の騎士の効果発動!

それにチェーンして、手札の『カゲトカゲ』の効果発動!

まずはカゲトカゲの効果で、コイツを守備表示で特殊召喚!コイツはレベル4モンスターの召喚に成功した時、自らの効果で特殊召喚出来る!」

 

カゲトカゲ

効果モンスター

闇属性

爬虫類族

レベル 4

守備力 1500

 

「次に終末の騎士の効果で、デッキから『幻影騎士団ダスティローブ』を墓地へ送る!」

 

続いて遊矢は、墓地肥やしの定番である終末の騎士と、同レベルモンスターの召喚に反応して登場する真っ黒な蜥蜴、2体のレベル4モンスターを並べる。

 

「墓地へ送られたダスティローブを除外して効果発動!

デッキから『幻影騎士団サイレントブーツ』を手札に加える!

更にこのサイレントブーツを墓地へ送って魔法『ワン・フォー・ワン』発動!」

 

ワン・フォー・ワン(制限カード)

通常魔法

1:手札からモンスター1体を墓地へ送って発動出来る。手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

 

「ワン・フォー・ワンの効果で、デッキから『SR赤目のダイス』を守備表示で特殊召喚!」

 

SR赤目のダイス

効果モンスター/チューナー

風属性

機械族

レベル 1

守備力 100

 

ダスティローブによるサーチから、そのカードを墓地へ送ってのワン・フォー・ワン、という回りくどい流れから登場させたのは、これまたユーゴが登場させるモンスターの定番である赤目のダイス。

 

「ベイゴマックスを対象に、特殊召喚した赤目のダイスの効果発動!

ベイゴマックスのレベルを6にする!」

 

SRベイゴマックス レベル 3→6

 

これでベイゴマックスと赤目のダイスのレベル合計は7、クリアウィングをシンクロ召喚出来るレベルになった。

 

「俺はレベル6となったベイゴマックスに、レベル1の赤目のダイスをチューニング!その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚、レベル7!『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

風属性

ドラゴン族

レベル 7

攻撃力 2500

 

そして案の定というべきか、ユーゴのエースカードであるクリアウィングを呼び出した。

だが自らのエースである筈のクリアウィングを遊矢が呼び出した、という状況にユーゴは気にも留めず、相変わらずユーリを追いかけ回していた。

 

「まだまだ行くぜ!俺は終末の騎士とカゲトカゲでオーバーレイ!2体のレベル4モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」

「レベルを持たないエクシーズモンスターでディシジョンガイを討つつもりか…!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

ランク 4

攻撃力 2500

ORU 2

 

更に呼び出したのは、ユートのエースカードであるダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン。

尚、ユートもまた自らのエースである筈のダーク・リベリオンを遊矢が呼び出したという状況を気にも留めず、ユーゴと同じくユーリを追いかけ回していた。

それは兎も角、このままダーク・リベリオンの効果を適用してそのまま総攻撃すれば、エドの警戒の通り、遊矢の勝ちは決まる。

だがそれでも、遊矢は展開を止めない。

 

「ダーク・リベリオンのオーバーレイ・ユニットを2つ取り除いて効果発動!対象はディシジョンガイ!

ディシジョンガイの攻撃力を半分にし、減った分をコイツの攻撃力に変える!トリーズン・ディスチャージ!」

 

D―HEROディシジョンガイ 攻撃力 1600→800

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻撃力 2500→3300

                     ORU 2→0

 

「まだ終わりじゃないぜ!さっき墓地へ送ったサイレントブーツを除外して効果発動!

デッキから速攻魔法『RUM―幻影騎士団ラウンチ』を手札に加え、そのまま発動!対象はダーク・リベリオン!」

 

RUM―幻影騎士団ラウンチ

速攻魔法

1:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのエクシーズ素材の無い闇属性エクシーズモンスター1体を対象として発動出来る。その自分のモンスターよりランクが1つ高い闇属性エクシーズモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚し、このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。

2:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの闇属性エクシーズモンスター1体を対象として発動出来る。手札の『幻影騎士団』モンスター1体を、そのモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。

 

「俺はこのカードとダーク・リベリオンでオーバーレイ・ネットワークを再構築!ランクアップ・エクシーズチェンジ!煉獄の底より、未だ鎮まらぬ魂に捧げる反逆の歌!永久に響かせ、現れよ!『ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン』!」

 

ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

ランク 5

攻撃力 3000

ORU 2

 

自らの効果によってオーバーレイ・ユニットを使いきったダーク・リベリオン、だがワン・フォー・ワンのコストとして墓地へ送られたサイレントブーツの効果でサーチされたRUMによってランクアップし、より煌びやかな姿、ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンへと変貌した。

 

「まだ終わりじゃない!魔法『龍の鏡』発動!」

 

龍の鏡

通常魔法

1:自分のフィールド・墓地から、ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

「俺は墓地のスターヴ・ヴェノムと『捕食植物モーレイ・ネペンテス』を除外して融合!」

「何時の間にそのモンスターが…!

超融合のコストか!」

「ああ!魅惑の香りという罠で虫を誘う美しき花よ!満たされぬ飢えを抱く龍よ!今ひとつとなりて、その闇の奥深くの無間地獄から、大いなる絶望を生み出せ!融合召喚!出でよ、貪欲なる牙持つ邪龍!『グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』!」

 

グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン

融合・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 10

攻撃力 3300

 

まだまだ終わらないという言葉の通り、今度は先程登場したスターヴ・ヴェノムがより強靭に、凶悪な姿と化したドラゴン、グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが降臨した。

 

「そしてタケトンボーグをリリースして効果発動!

デッキから2枚目の赤目のダイスを守備表示で特殊召喚!

俺はレベル7のクリアウィングに、レベル1の赤目のダイスをチューニング!神聖なる光蓄えし翼煌かせ、その輝きで敵を撃て!シンクロ召喚!出でよ、レベル8!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

風属性

ドラゴン族

レベル 8

攻撃力 3000

 

「今こそ再び集え!異次元に散りし、我がドラゴン達よ!」

 

そしてクリアウィングと、最後の最後で発動されたタケトンボーグの効果で登場した赤目のダイスによるシンクロ召喚で登場したのは、クリアウィングがより精悍に、輝かしく化した姿、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン。

 

「バトルフェイズに入る!ダーク・レクイエムでディシジョンガイを攻撃!鎮魂のディザスター・ディスオベイ!」

「くっ!」

 

ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン 攻撃力 3000 VS D―HEROディジョンガイ 攻撃力 800

 

Edo LP 4000→1800

 

「クリスタルウィングでトドメだ!烈風のクリスタロス・エッジ!」

「うわぁぁぁぁぁぁ!?」

 

Edo LP 1800→-1200 LOSE

 

WINNER Yuya


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