いじめ?俺には関係無いな   作:超P

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さて





お気に入り600超えました。






このような駄文を気に入ってもらえてとても嬉しく思います。
評価は高いものから厳しいものまで沢山ありましたが…………
とりあえずコメントには全部返信します。

これから頑張る上でお願いしたいのですが

みなさんの体験、お教えいただけませんか?





ネタが尽きそうで………………



勝手にしてくれ。

どうやら黒井はいじめられていたらしい。

 

 

厨二は一年の頃からあったようで、その頃は今よりも酷かったらしいが……

にしても中学ってのは恐ろしいもんだ。

 

自分と違うだけで攻撃の対象にする。

自分達の作ったノリに合わせられない奴は敵、そいつは異常、そいつは普通じゃない。

だから攻撃してもいいものだと思い込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもこのノリ、高校でも続くんだよなぁ………

 

流石に社会だとこのノリは些か合わない物があり、自然と消える。

 

 

人間、環境が変われば自分も変われるなんて事はない。

 

 

新たな環境でも、同じような別のノリがあってそのノリに潰される。

この問題をどうにかするには二つ。

 

 

一つ、誰もいないところでひっそりと暮らす。

 

一つ、近寄られないタイプの人間になる。

 

 

どっちかを選べば簡単にこの問題は解消できる。解決はできんがな。

そして人間は簡単に自分を変えられない。

 

初めて自分を変える場合、それは13年間の自分を否定するようなものだ。

 

お友達を作ろう!

そんなもの友達のいなかった者にしたら因数分解よりも難しく、親の心情よりも理解しがたい。

 

共通の話題を探そう!

話す事自体が難易度の高い物だと分からんのか?

 

新しい自分を見つけてみよう!

今の自分を否定されてる状態で新しい自分を見つける事自体が難しいのに、見つけた自分をまた否定されたら立ち直れなくなるかもしれんぞ?

 

外へ出て遊ぼう!

中で遊ぶ事を否定するのか?そして一人で遊んでいたら外でも虚しくなるだけだ?一人以外で遊ぶことができれば中でもみんなと仲良く遊べるだろうよ?

 

 

 

こういう『いじめアンケート』マジで意味ないと思うぞ。

 

 

 

虐める側と虐められる側

 

この二つはもはや別の次元で物事を考えている。

 

虐められる側にとっては

普通の生活を送りたいのに知らない連中が自分の日常を邪魔する。

 

虐める側にとっては

自分の視界にからかったら面白そうな奴がいるからとりあえずからかう。

 

関わってほしくないのに攻撃される。

 

面白い反応が見たいのに周りはそれを批判する。

 

 

 

 

 

本当にくだらない。

 

 

 

 

未来「ねぇ、達也君」

 

達也「どうした?」

 

未来「今日ね?未来たち親睦会開くんだけど達也君達もこない?」

 

達也「悪い、用事がある」

 

未来「ええぇ?他の日じゃダメなの?」

 

達也「無理だ」

 

達也(本心で誘ってるから面倒くさい………向こうよりは楽だがな)

 

「………あー、お前今日の合コンくんの?」

 

はじめ「………いえ、今日は用事があるので僕は」

 

「ふーん………………じゃ」

 

達也(おい中谷、どうやら男子勢は親睦会じゃなくて合コンのつもりらしいぞ。ていうかその聞き方、まるで『お前は今日の合コンこないよな?まさかとは思うけどえっ、くんの?』に聞こえるぞ?実際そう聞いたんだろうけどよ)

 

海斗「…………」そわそわ

 

「なぁ、今日のアレ、誰ねらい?」

 

「おれ未来」

 

「俺会長だな」

 

「お、おう。全員違うじゃん!頑張ろうぜ!」

 

海斗「…………」ショボン

 

 

達也(誘われるのを待ってても誘われない。かなりきついよな。黒井は合コン、というか親睦会とか意外に興味あるっぽいし。それとあいつ、誰かと狙い目被ったな。目にみて動揺してるし)

 

達也(つかそれで嘘ついて後で泥沼とか考えないのか?………………薄っぺらいな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親睦会改、合コン

 

 

「はーい!じゃあ飲み物頼もうぜー!」

 

「俺コーラ!」

 

「ファンタがいい!」

 

「オレンジ!」

 

「メロンソーダね!」

 

 

「か、会長は何がいい?」

 

亜利沙「………僕は後で頼むからいいよ」

 

「そ、そーかー」

 

 

 

未来「未来、カルピスがいいの!」

 

「おっ?未来ちゃん俺と一緒じゃん!」

 

未来「え、そう?」

 

「本当本当!これって………運命的な?」

 

未来「飲み物被っただけで大袈裟なの!」

 

「あっはっは!」

 

 

蓮歌「えぇっと………」

 

「蓮歌さん、決まった?」

 

蓮歌「ま、まだ…………」

 

「決まったら言ってね?」きらーん

 

蓮歌「う、うん、ありがとう………」

 

 

達也「………………」(帰って寝たいな………)

 

美久「…………あ、あの」

 

達也「ん?どうした?」

 

美久「何にするか………決まった?」

 

達也「烏龍」

 

美久「あ、じゃあ私もそれで………」

 

達也「おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後

 

 

「つかさー?しょーじき達也くると思わなかったわー」

 

達也「あ?」(佐藤の目が怖かっただけだがなにか?)

 

「いやだってさー?分かるっしょ?」

 

「それなー」

 

「ビビったわー…………いやマジで」

 

未来「そ、そんな言い方ってないと思うの」

 

「でもなぁ?」

 

亜利沙「………これは親睦会だからね。来ても問題ないと思うけど?」

 

「いやいやでもほら、あれじゃん?親睦会っつてもこない奴インじゃん?」

 

蓮歌「………ダメなの?」

 

「そんなことないよ蓮歌さん。ただね?ちょっと意外だなーってことさ」

 

美久「でも、会話はとても楽しかったわ」

 

「あれ?ひょっとして惚れちゃった系?」

 

美久「そ、そういうわけじゃ」

 

 

 

 

「マジで?すげぇじゃん!」

 

「告っちゃえよ!ほらほら!」

 

「大丈夫だって!ほら達也も!」

 

 

 

 

 

美久「えっと、あの」オドオド

 

未来「はいはい、この話はもうやめーなの!」

 

亜利沙「僕、つくねが食べたいな」

 

「!か、会長!これどうぞ!」

 

「ありがとう」にこっ

 

蓮歌「カラオケいっちゃおー!ほら、美久も」

 

美久「う、うん」

 

「蓮歌さん、僕と歌わない?」

 

蓮歌「私の隣は美久だけー」ぎゅ

 

達也「俺、帰るわ」スタッ

 

未来「えー?帰っちゃうのー?」オロオロ

 

「いんじゃね?」

 

「おつー」

 

「じゃあね」

 

亜利沙「…………僕も帰ろうかな」ゴゴゴ

 

「か、会長はまだ早いって!」オロオロ

 

蓮歌「美久ー、どうするー?」

 

美久「蓮歌が残るなら………」

 

 

 

 

達也「じゃあの」ガラガラ、ピシャ

 

 

 

 

 

((((かえっちゃった………))))

 

(((やっと帰った!)))

 

 

 

 

 

親睦会、ね……………時間の無駄だったわ

 

 

 

佐藤、怖かったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

達也「うぃーす」

 

未来「あ、達也君!」トタタタ

 

達也「朝っぱらからうるさいな」

 

未来「昨日なんで帰っちゃったの⁉︎あの後大変だったの!」

 

達也「………………一応聞くけど、なんで?」

 

未来「他の男子が……………ちょっと」

 

達也「あぁ…………」

 

未来「未来の前の子なんてアレしたいだなんて………」カァ

 

達也「この年頃の野郎は猿だからな」

 

未来「ほんっとになんで帰ったの⁉︎」

 

達也は 「あの状況で逆に残れると思ったの?」

 

未来「だからフォローしたはずなの!」

 

達也「そのフォローは意味をなさない。なぜなら既に奴らは俺の事を邪険に思っていた筈だからな」

 

未来「………酷いの」

 

達也「悪かったよ」

 

亜利沙「僕にも説明して欲しいな」ゴゴゴ

 

達也「…………………」

 

亜利沙「なんでこっちを見ないの?ねぇ?」

 

達也「…………………」 さらさら

 

亜利沙「質問に答えて欲しいんだけど?」

 

達也『トイレ行ってくる』ダダッ

 

亜利沙「逃げるなぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トイレ

 

怖いよ普通に……………あの反応は無いよ。

こうして個室にいないと中にまで入ってきそうだからな。

 

 

 

「つかよ」

 

「あ?」

 

「昨日マジなかったよなぁ」

 

「それな」

 

「達也来たしwww」

 

「マジ笑えねぇって………あいつ自分と俺らの差を理解してねぇんだよ」

 

「普通こなくね?」

 

「マジ馬鹿なんだよあいつ」

 

「いじめられっ子は頭も残念なんだなwww」

 

「会長食えなかったし……………マジうぜえ」

 

「ご愁傷様w」

 

「お前は?中谷とはどうだったのよ?」

 

「殴られたwww」

 

「だっせwwwうわwだっせwww」

 

 

 

中坊のうちから童貞を捨てたいとか………妊娠の怖さを知らんから言えるんだな

 

 

「………やっちゃう?」

 

「達也?」

 

「ほら、去年は大丈夫だったらしいじゃん?」

 

「なんかあいつ、先公にチクらねぇらしいぜ?」

 

「いけるいける、ちっと懲らしめてやるか」

 

「俺らって優しいねー、馬鹿にきちんと教えてあげるなんてさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラス

 

 

達也(蜘蛛の糸…………マジ面白い)ペラ

 

「おっと」ゲシッ

 

達也(本が⁉︎)

 

「悪りぃ、気をつけるよ」くす

 

達也「お、おう」(ページがわからなくなっちまった………)

 

「馬鹿みてえwww」

 

「次はさ………」

 

 

 

 

 

 

達也(そろそろ席着いとくか………)

 

 

「よいしょ」すわり

 

「そぉれ!」椅子引き

 

達也「うおっと」ドシン!

 

「www」

 

「ぷくく………大丈夫か?ぷっ!」

 

達也「おう」

 

達也(とりあえず把握)

 

 

 

 

 

 

 

 

掃除

 

 

 

達也「面倒だな……」さっさっ

 

「達也!これ捨てといて!」ゴミ

 

「これもこれも!」ドサドサ

 

達也「おうよ」(………俺の筆箱の中身か)

 

「後これな!」どさっ

 

達也「おー、わかった」(極め付けは鞄ね)

 

 

 

 

 

 

 

 

達也(拾っておくか)

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りのホームルーム

 

 

達也「全部持って帰るか」

 

「あれー?達也、何ゴミなんて使ってんのー!」

 

「俺らが捨ててやった筈じゃーん!」

 

達也「最近リサイクルにはまっててな」しまいしまい

 

「新しいの買ってもらえよー!」スタスタ

 

「俺らのクラスでゴミ出すなよなー?」スタスタ

 

達也「気をつけるよ」

 

達也(………鞄まで捨てたら気づかれんだろ。ごみ捨て場に新品の鞄とか大胆すぎるわ)

 

はじめ「おや?」

 

達也「…………面倒くさ」

 

はじめ「達也さん、何をしてるんですか?」

 

達也「荷物をしまってる」

 

はじめ「明日必要な絵の具セットまで…………まさか」

 

達也「その時が来てしまってな」

 

はじめ「なにかフォローしましょうか?」

 

達也「特にいらん」

 

はじめ「……………見つけたら取っておきましょう」

 

達也「いらんと言うに」

 

はじめ「僕が勝手にやるんですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

prrrrrrprrrrrr!

 

達也「メール?…………佐藤か」

 

亜利沙『これを見てごらん』

 

達也「ん?Twitterか………」

 

 

 

『俺らのクラスにゴミを背負う馬鹿発見!』画像

 

『見よ!ゴミ捨て場からペンを拾って使う貧乏人の姿を!』画像

 

 

 

達也「担任も苦労するわな………こりゃ」

 

 




眠い…

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