ゲートの世界にHALOの軍隊が出現したら…   作:ライダーGX

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かなり遅れて申し訳ありませんでした。

理由はあとがきに書いてあります。


第27話 コヴナント遭遇 後編

健二達が向かうその頃、コヴナントと遭遇した捜索隊はコヴナントの奇襲に遭っていた。

海兵隊はすぐさま応戦するも、相手は崖の高台から攻撃してきて、海兵隊のワートホグやキャリゲーターを破壊されてしまう。

 

唯一のユグドラシルMarkⅡはコヴナントの車両と交戦し、数を減らそうとしているものの、中々減らせず、まして一機づつ破壊されて行ってるのであった。

 

すぐさま海兵隊は破壊された車両の影に隠れ、ライフルを攻撃して応戦するも、場所が場所で、崖が銃弾を通すのを妨げていた。

 

「殺せ!!人間共を!!」

 

「生きて返すな!!神聖なる星は我がコヴナントの物だ!!」

 

コヴナントの『エリート』がプラズマライフルで海兵隊達に攻撃する。

 

「くっ!隊長!!此処は場所が悪すぎます!!弾が当たりません!!」

 

「諦めるな!! 増援が来るまで持ちこたえるんだ!!」

 

「しかしどうするのですか!! このままじゃあ本当に持ちませんよ!!」

 

っと言った途端に海兵隊の頭にエリートの『ニードルライフル』が放たれ、海兵隊は頭を撃ち抜かれてしまう。

 

「おい!!しっかりしろ!!」

 

海兵隊はすぐさま撃たれた海兵隊を連れて隠れ。すぐさま状態を見るもすでに息をしていなかった。

 

「くそっ!!」

 

「隊長!!」

 

「何としても持ちこたえろ!!(頼む!速く来てくれ!!)」

 

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

 

捜索隊が大苦戦を強いられている中でラプターチームがペリカンの中で武器の点検をし、健二はMA5Dの弾をマガジンに込めていた。

 

そして天井にモニターホログラフィック画面が映像化されて、司令のオルブが出て来る。

 

『ラプターチーム、聞いてくれ。現在我が軍の捜索隊がコヴナントの奇襲に合い、膠着状態へとなりつつある。そこで君達ラプターチームはスパルタンとODSTの二班に分け。

スパルタンは上空から降下し、ODSTはペリカンで地上に着陸して応戦するようしてくれ。そして可能ならばコヴナントの部隊リーダーを捕まえてくれ』

 

「了解司令」

 

健二は弾を込めたマガジンをライフルに差し込み、背中のマグネットホルスターに納める。

そしてオルブの次にSPARTAN部隊の指揮官であるショーンが映像に出て来る。

 

『ラプターチーム、現地の報告ではすでに死者が何名も出ている様だ、急いで向かってくれ!』

 

「死者が既に…!」

 

「急がないと不味いな…了解した!」

 

アシェリーがその事を聞いて驚き、健二はそれに了解して頷く。

 

『では頼んだぞラプターチーム、他のチームも到着した後攻撃を開始する予定だ。以上!』

 

オルブはそう言ってモニターを切り、健二は各自に確認をする。

 

「皆状況はどうだ?」

 

「良好だリーダー。何時でも行けるぜ」

 

「こっちもだよリーダー」

 

ブライアンとカレンが報告し、ジャクソンがM247H 重機関銃に変わる『チェーンガン』を持って、ランドック達と共に頷く。

 

「よし!アシェリー達はペリカンで撃墜されない場所で着陸し、その後に合流しろ!」

 

『『『了解!』』』

 

「よし!!ラプターチーム!行くぞ!!」

 

健二はペリカンのハッチのボタンを押し、ハッチが開いてジャクソン達が降下し始める。

ジャクソン、ランドック、レックス、カレンの順に降りて行き、ブライアンが健二のヘルメットを渡して、ブライアンは自分のヘルメットを被って降下する。

 

そして健二がアシェリーの方を見て、アシェリーが頷き、健二も頷いてメットを被る。

健二はハッチから飛び出して行き、そのまま降下して先頭に出る。

 

健二が見た地上はすでに彼方此方煙が上がっていて、微かに青い光線の弾が発射されるのが見えた。

 

それに健二はブライアン達に指示を出す。

 

「各自!山の斜面に沿って降下して行くぞ、準備はいいな!」

 

『ジャクソン、OKだ!』

 

『カレン、いいよ!』

 

『レックス、感度良好!』

 

『ランドック、準備よし!』

 

『ブライアン、確認した!』

 

各自の報告を聞いた健二は山の斜面ギリギリまで飛び、山の斜面近くにコヴナントの兵士達が居た。

そしてブライアンが前に出て、健二は命令を放つ。

 

「攻撃開始!!」

 

『接触!!』

 

ブライアンが先に着陸し、バトルライフルをエリートを撃ち、カレンが着陸してショットガンで撃ち抜く。

 

健二がグラントストライクで周囲のコヴナント達を吹き飛ばし、ジャクソンがチェーンガンで斜面を滑りながら撃ちまくって行く。

 

レックスが『SRS99-S5 AM スナイパーライフル』でエリートの他の種族『ジャッカル』の頭部を狙撃しながら斜面を下り、ランドックがライトマシンガンで攻撃しながら降りて行き。近くのエリートに向かってタックルして行く。

タックルされたエリートは岩の壁に激突されて、壁ごと打ち破って着き進んで行くランドック、健二はアサルトライフルを撃ちまくりながら斜面を下り、カレンが健二が撃ち漏らした敵を撃つ。

 

カレンがグレネードを投げつけ、エリートたちの足元に爆発して吹き飛ばし、ジャクソンが飛んでジャッカルの上に行き、急降下して行って踏みつぶす。

 

「(今すぐ行くぜ…皆)」

 

健二は心でそう思いながらライフルを撃ちまくって斜面を滑り降りて行く。

 

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

攻撃にさらされている捜索隊は、何とかコヴナントの攻撃に凌いでいたものの、すでに遮蔽物が限界までなっていた。

 

コヴナントの部隊リーダーであるゼロットは部下たちに命令を言う。

 

「もうすぐだ!人間共を葬り去れ!!!」

 

すると上から爆発音が聞こえ、それにゼロットは後ろを振り向くと、斜面から健二達が銃を撃ちながら降りて来た。

健二はエリートの部隊を見つけ、その中でアーマーが違うタイプを見つけ、ゼロットだと確認する。

 

「見つけたぞ!!皆!!」

 

『『『了解!!』』』

 

健二達はスラスターを全開にして、一気に付き進んで行き、ゼロットは慌てながらもエリートたちに命令する。

 

「悪魔達だ!!殺せ!!!」

 

すぐさまエリートたちが健二達に向けてプラズマライフルを撃つ、それを健二達はもろともせずに進み、ジャクソンとランドックがチェーンガンとライトマシンガンを撃ちまくってエリートを倒し。

その隙に健二とブライアンとカレンがゼロットに向かって行き、ゼロットがエナジーソードを展開して健二達を切り裂こうとして振る。

 

健二はスライディングでかわしてスラスターを使い、急ブレーキで止まり、ゼロットの足にナイフを刺す。

 

そしてカレンがマチェットでゼロットの腕を切り、間接の線を斬られた事に腕がぶら下がり、ゼロットは耐えながらも残った左腕を使い殴ろうとした。

 

しかしそれをブライアンがバトルライフルで撃ち、残った左腕を貫かれてしまい、たまらず悲鳴を上げる。

 

「グゥオオオオオオオオオ!!!」

 

「ラスト!!」

 

健二はゼロットの首に注射器を撃ちこみ、ゼロットはそれに意識を失う。

 

ゼロットはそのまま倒れ、健二はナイフをナイフホルダーにしまう。

 

「ふぅ…、勢いで思わず殺してしまう所だった…」

 

「何?!気を付けてくれよリーダー…」

 

その事に呆れるブライアンとカレン、そして遅れて来たアシェリー達が戦闘が終えた場面を見て唖然とする。

 

「あれ?リーダー、もう終わったのですか?」

 

「ああ、案外あっけなく終わったぜ」

 

「それにしてもコヴナントの武装、想定していたよりもかなり強化されてるものだ」

 

レックスがコヴナントが使っているプラズマライフルやプラズマガンを取り、それを見た健二は言う。

 

「よし、なら研究開発班の連中にそれを持って行ってくれ。良い研究材料になるぞ、残りの物も忘れるな」

 

「了解」

 

その指示にレックスは了解し、エイミ達は遮蔽物に隠れていた海兵隊達の元に向かった。

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ…あぁ…、助かった…」

 

すぐさまエイミは海兵隊の応急処置を開始して、ペリカンが到着するまで治療するのであった。

 

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

 

そしてFOBでオルブはすぐさまアルヌス駐屯地に招き、狭間陸将にコヴナントがUNSC軍に攻撃して来た事を話す。

 

「何ですと!それは真ですか?!」

 

「ええ、何とか鎮圧はしました…損害も少なくはなかった様で」

 

その事に狭間陸将は何とも言えない様子になる。

 

「…それで死者はどの位で?」

 

「20名以上だと聞いています」

 

「20名以上!? …もし我々の兵でだったら…、考えるだけでも」

 

その重苦しい空気にオルブは黙り込む。そしてある事を考えを狭間に話す。

 

「狭間陸将、君の自衛官を我が軍の惨劇にならないようある物を渡しておきます」

 

っとオルブはある設計図を狭間に渡し、それを狭間は目にする。

 

「これは?」

 

「それは我が軍が使っているアーマーの一種です。SPARTANは身体の一部を改造する必要がある、それに我らが使っている装甲も別の惑星で取る材料が必要となる。そこで簡単な鉄を使う装甲版で身体を覆う『パワーアーマー』を提供する」

 

その設計図を見て狭間はただジッと見つめていた、SPARTANとは全く別の物を使っているが、素材はこちらで入手できる物だったのを見て考える。

 

「そしてこのパワーアーマーは骨組みの構造で様々な装甲を取り付ける事が可能なのだ。動力源はバッテリー・コアを提供する。ただし制限時間は30分」

 

「…本当にいいのですか? もしこの設計図が各国に渡って仕舞ったら」

 

「その時は破壊してでもお願いする。狭間陸将、どうかこの技術力を平和の為に使う事を願う」

 

そう言ってオルブは頭を下げてお願いをし、狭間はその願い心に深く受け止め、頷くのであった。

 




遅れた理由を言います。

実はフォールアウト4をやっておりまして遅れてしまいました。
現在のレベルは80近く、既にミニッツメンとB.O.Sをクリアしました。

アーマーをこの作品にも少し取り入れていきます。

楽しみにしていて下さい。

あと今回は伊丹達やアルティア達の登場はしませんでしたが、次回に出させます。

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