ゲートの世界にHALOの軍隊が出現したら…   作:ライダーGX

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Halo5をやりました!かなり面白かったです!

チーフもロックもカッコええ~~!!

バックも相変わらずのタフさもwww


第15話 お茶会と平手打ち

健二達を救出に向かっているアシェリー達は周囲を警戒しながら向かっていた。

カレンと栗林が近くの窓際に近寄り、人の気配がない事にを確認して合図を送り。アシェリー達はそのまま向かい屋敷へと向かう。

 

そして屋敷へと到着したアシェリー達は周囲を確認し、よろい戸に近寄り、カイルがナイフを使いこじ開ける。

 

そのわずかな物音をマミーナのウサ耳が気づく。

 

「は…!」

 

「どうしました」

 

メイド長が問い、それをマミーナは報告する。

 

「何者かが、よろい戸をこじ開けようとしています」

 

「恐らくアンドウ様とイタミ様のお仲間でしょう。ペルシア、マミーナ、その者達をこちらまでご案内しなさい、他の者であったら“いつも通り”に…」

 

「「かしこまりました」」

 

っとそう言って二人は部屋から退室して行って。その様子を健二達はただ見ていて、伊丹が問いかけた。

 

「あの…今の二人は?」

 

「存じませんか? マミーナは『ヴォーリアバニー』、ペルシアは『キャットピープル』でございます、アウレアは『メデューサ』、ノームは『ヒト』です」

 

「ノームさん以外の人は…全部亜人?」

 

健二の問いにメイド長は頷く

 

「はい、先代のご当主は大変開明的な方で、ヒト以外の者を積極的に雇い入れておられたのです。まあ…『ご趣味』と言う側面もありましたが」

 

「ご趣味ね…、まさにお前だな?伊丹」

 

健二は伊丹の方を見ながら言い、それに伊丹は苦笑いした。

 

「あははは…、なかなか親しみの持てそうな方ですね…」

 

そう言ってるとアウレアが伊丹の側にやって来る。

 

「イタミ様!先代様に似た匂いある~!」

 

っとアウレアの髪である蛇がぞろぞろと伊丹の方へ近寄り、その際にノームが止める。

 

「めっ! ご主人様前の失礼は許しませんよ!」

 

「はい…」

 

その事にアウレアは落ち込んで渋々承知する。

 

「アウレアはその髪で人の精気を吸い取ります。十分しつけをしていますがご注意を」

 

「は、はい…」

 

「(…俺の知ってるメデューサは確か人を固まらせるって聞いた事あるけど…?)」

 

そう健二は呟くのだった。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

そして屋敷内に入ったアシェリー達は周囲を警戒しながら進んでいた。

その際に富田が小声でブライアンに問う。

 

「あの、何処にいるか分かるんですか?」

 

「待ってろ、『アルテミス』を起動する」

 

っと左腕を構えて、右手を翳すと、ホログラフィックの端末が出現し、周囲のスキャンし始めた。

するとある部屋に二人の影が見えて、それにブライアンは手で合図を送り、アシェリーは皆に前進するよう指示を送る。

 

扉の前でブライアンとカレンはバトルライフルと『M45Dショットガン』を構え、栗林がドアノブを掴み、二人に合図を送って開けて、二人が突入する。

 

「「!?」」

 

突入した二人は思わず驚いた、二人のメイドがまるでお待ちしていましたっと言わんばかりの雰囲気を出していて、それにアシェリー達もそれに唖然としていた。

 

そして健二達が居る部屋では、伊丹がノームにりんごを食べさせてもらい、健二はアウレアに飲み物を渡された。

 

「はいどうぞ」

 

「ありがとう」

 

っとその時にドアが開けられて、二人が振り向くと、アシェリー達がやって来る。

 

「隊長!ご無事ですか!?」

 

倉田が慌てて入って来て、今の様子を見て唖然とする。

 

「よう、遅かったな」

 

「オス!」

 

『『…はぁ?』』

 

富田達はその事に頭を傾げていた。

一方でアシェリーは健二に近寄る。

 

「良かったリーダー。無事の様ですね?」

 

「ああ、心配はなかったぜ」

 

っとアシェリーはその事を聞いてホッとするのだった。

 

 

 

 

 

一方でピニャ達はボーゼスとパナシュの説教をしていた。

 

「ボーゼス、パナシュ。お前たちは往来を保証されたジエイタイやユーエヌエスシーを襲い、捕虜としたアンドウ殿とイタミ殿に人道的でない扱いをした、どちらも重大な協定違反だ。

連中はあの炎龍すら撃退する力を持っている、この一件を口述に戦端を開かれたら、帝国がどうなるか…言わずとも分かるな?」

 

「…はい」

 

ボーゼスとパナシュはそれに沈んだように頷き、ピニャは更に言い続ける。

 

「幸いアンドウ殿は頑丈な鎧を着ていたから良かった…、しかしイタミ殿は知って通りだ…此度の事は無かった事にする必要がある。ボーゼス。お前自信の“身体”で持ってな!」

 

その事にボーゼスは思わず息を飲んでしまう。

自ら痛みつけた人物に身体を与えろっとピニャの言葉から発せられたからだ。

 

「イタミ程度の男には惜しいがな…」

 

ボーゼスは頬を少し赤くしながら黙り込んで、そして静かに話す。

 

「…貴族の家に生まれた娘として。その手のたしなみは心得ております…、ピニャ様と帝国の為…この身を捧げましょう!」

 

そうボーゼスにピニャは少しばかり黙ったまま見るのであった。

 

 

 

 

 

 

そして健二達とアシェリー達が合流して、その間…部屋の中ではちょっとした交流会が行われていた。

 

「じ!自分は!三等陸曹!倉田武雄であります!!21歳独身!趣味はアニメと同人誌!!」

 

倉田はペルシアに自己紹介をしていて、ペルシアは唖然としていた。

ようやく倉田は猫耳娘と出会えたことに嬉しさがあふれ出て来るのも分からなくもなかった。

 

「昨日の盗賊との戦いを見てました!お二人の立ち回りは凄いですね!」

 

「いやあ~」

 

「そ、それ程でも~」

 

カイルと栗林はマミーナに格闘に付いて褒められて思わず喜びながら照れる。

 

そしてレレイはアウレアに髪の事を聞き、テュカとアルティアはノームと服の事を聞かれ、ロゥリィはメイド長に尊敬されながら会話をしていた。

 

その様子を健二達は見ていた。

 

「何だか…和んだな」

 

「はい、そうですね」

 

「急いで脱出する必要はなさそうです」

 

「夜が明けたら、ジャクソン達を呼んで、ビックマンモスで帰投するとしよう」

 

ブライアンがそう言い、健二もそれに賛同するかのように頷く。

 

「よし、そうするか」

 

「それじゃあ、今夜はちょっとした文化交流と行きますか」

 

伊丹がそう言い、笹川が皆と写真を撮ると言い出して、それに健二達は伊丹を中心として集まる。

 

 

一方ボーゼスはネグリジュを身に纏い、健二達が居る部屋へたどり着く。

 

そして一度手を胸に置き、ピニャに言われた言葉を思い出す。

 

『此度の事は無かった事にする必要がある。お前自身の身体を使ってな!』

 

その事に目に一筋の涙を流すも、すぐに決意を決めた表情でドアノブを掴み開ける。

 

扉を開けた先を見た瞬間ボーゼスは一度唖然とする。

 

その先は笹川が健二達に写真を撮っていて、それの後にまた再び交流が行われる。

 

その様子にボーゼスは拳を握りしめる。

 

「無視…だと? パレスティー侯爵家の次女である私を…良い度胸だ…。私がどのような思いで此処に来たと」

 

っとすぐにボーゼスは伊丹の方に行き、それに健二達はようやくボーゼスの存在に気付く。

 

「あ、君」

 

そしてボーゼスは右手を大きく上げて、それに伊丹は冷や汗を流しながら唖然とする。

 

「…え?」

 

「ふんっ!!!」

 

 

パン!!!!!

 

 

 

「ああ~~~~~~っ!!!!」

 

大きな平手打ちの音と共に伊丹の悲鳴が響くのであった。

 


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