ゲートの世界にHALOの軍隊が出現したら… 作:ライダーGX
ゲートを見ていて書きたくなったので!どうぞご覧ください!
ある白い空間、そこに一人の男性が浮いていた。
「う~…?…あれ、…俺は一体?」
気が付いた彼…『安藤 健二』は意識を取り戻して辺りを見渡す。
「俺…何でここに? 確か俺は…」
健二は今までの事を思い出しながら考える、健二は何処でもいるたたの平凡な26歳の青年、ある日に健二は一人の女の子が道路を渡る途中にトラックにひかれそうになる所を、健二がそこを通りかかって助けて。
代わりに健二がトラックに轢かれてしまって、そして…。
「思い出した…、俺…意識を失って…死んだんだ」
そして健二は自分が浮いている事に気付きそれに慌ててしまう。
「うわっ!浮いてるし俺!?」
「少しは落ち着かんか。馬鹿者が」
「はっ?」
っと健二は後ろを振り向くとそこにはひげを生やした年寄り爺さんが居て。それに健二は尋ねる。
「アンタ…誰?」
「人に名を聞く時はまずはお主から聞くのが礼儀じゃろう」
バコン!
っと健二は爺さんが持つ杖に叩かれる。
「いてっ!?叩くな爺!」
バコ!
「アダ!?と!年寄りに向かって何じゃ!!」
健二に叩かれた爺さんはそれにキレて、健二と喧嘩になりそうになるが…。
「待って下さい!!」
っと二人の間に一人の少女が割り込んで来て、それに二人は思わず動きを止める。
健二はその少女に思わず見て、爺さんはその少女に気付く。
「何じゃ『レミ』。居ったのか?」
「居りました!って言うか何しているんですか!神様であるあなたが!!」
レミと言われる少女は爺さんを神様と言い、それに健二は思わず固まってしまい、そして…。
「ええ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!???? あんた神様だったのか~~~!!!???あり得ねぇ~!!?」
「何じゃその言い方は!!? そんなに可笑しいか!?」
「当たり前じゃねか!いきなり叩いてきた爺さんが神様なんてあり得ねぇだろう!」
っと口喧嘩を初めてしまう二人、それにレミは呆れてしまい、また二人の間に入る。
「そこまでです。神様?貴方はすぐに人を叩くのはおやめください。そして健二さん、この方はこんな形でも神様です。それはご承知を」
「おいレミ!こんな形とは何じゃ!!」
神様はレミが言った言葉に思わずぐちぐちと言うが、健二は彼女が言った言葉を気にしていた、健二は自分の名前を言った覚えはないからだ。
「あれ…俺名前なんて言った覚えはないぞ?」
「言わなくても大丈夫ですよ。貴方の名前は既に知っていますよ?安藤健二さん、私は神様の孫娘のレミです」
っと健二はまたしても固まってしまう。
何せレミが神様の孫娘と聞かされたら絶対に驚かない筈がないからだ。
「ええ~~!!? 君この神様の孫娘なの!?」
「はい。信じられないのは分かりますよ」
「だから何故そこでそうなるのじゃ!!」
レミの言葉にまたしても神様は言葉を吠えるのだった。
「ごほん! まあよい。え~安藤健二よ、お主がどうして此処にいるかわかるな?」
「あー…大体は予想が付く。俺が死んだから?」
「そうじゃ、じゃがその死んだ原因はワシにあるんじゃ…」
っと気まずそうな様になる神様に、健二は頭を傾げる。
「はぁ?どうしてあんたが原因なんだ?」
「それは…」
するとレミが気まずそうな表情になり、それに健二が頭に?を出しながら見ていて。レミが言葉を漏らす。
「神様が古い同人誌を捨てる同時に貴方の命をも一緒に捨てて…」
「………………………………………はい?」
健二の言葉に思わず固まってしまう。自分が死んだのは同人誌を捨てる時にだと聞いたら、怒りが出て来るのは分かる筈だった。
「…ちょっと待てふざけるな!!!俺あんたのふざけた本を捨てた影響で死んだって言うのか!?俺あのトラックで死んだんじゃないのか!?冗談じゃねぇぞ!!!」
「ま!まあ!落ち着け! お詫びとしてはなんじゃ、代わりに好きな世界に送って生き返らせてやるわ!」
っと健二はその事に思わず口が止まる。
「えっ? 好きな世界に生き返らせる?」
「そうじゃ、お前さんが今行きたい世界に連れてってやるわ。どこが良い?」
そう神様の言葉に健二は考え込み、そして健二は今自分が一番行きたい世界の事を告げる。
「よし!なら『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の世界にだ!」
「ほう?何故あの世界にだ?」
「今俺が見ているアニメで面白いからだよ! 異世界に繋がる世界で俺は足を踏み入れたいからだ!!」
っと健二は天に指を刺しながらドヤっとする表現をし、それに呆れる神様に一滴の汗を流すレミ。
「ふ~ん、まあお前さんが行きたいと言うなら良いじゃろう。それじゃ───」
「ああ~ちょっと待った!出来ればもう一つお願いがあるんだけど?」
「ん?何じゃ?」
神様はそれに振り向く。
「あっちの世界のUNSC軍を出して欲しいんだけど?」
「UNSC軍?あのHALOゲームのか?」
「知っているんですね…」
レミはその事に思わず呟き、それに健二は頷きながら言う。
「ああ!!俺は一度着てみたい!!あのマスターチーフが着ていたあのパワードスーツを!!」
目を輝かせながら言う健二に鼻をほじくる神様。それをレミは…。
「神様?ふざけてるのですか?」
っと大きな斧を持って構えていて、それを見た神様は大慌てする。
「おわあああああああ!!すまんすまん!! ちゃんと聞く!ちゃんと聞くから!!」
そう聞いてレミは頷いて斧をしまい、冷や汗をかいた神様はホッとした様子で落ち着き、レミは健二に聞く。
「健二さんはそのゲームをいつもしているのですか?」
「ああ!1から4までやって来たんだ!嫌いなはずがない!!」
「ああそうかい、ではまず初めに…」
っと神様は健二の頭に手を置き、何かを読み取っていた。
それに健二は神様の行動に分からずでいた。
「何してんの?」
「お前さんの記憶を探っておるのじゃ…、…なるほどなるほど。ふむ!理解した!ではまずはこれから行くぞ!」
っと神様は杖を使って健二にある物を着せる、それはパワードスーツと言えるあのスパルタンアーマーであった!
「うお~~~!俺は遂に着れた…!スパルタンのスーツを!」
「良かったの。それとこれ等もじゃ」
っと神様はまた杖を使い、空中に無数の艦隊を表す。
それはUNSC軍の大艦隊であり、その中核となる巨大戦艦が飛んでいた。
「おお!俺の知らない戦艦があるぞ!?」
「それはわしからのプレゼントじゃ、まあ他にもたくさんあるが後はお前さんが確認するとよい」
そう神様は健二に言い、健二は満面な笑顔で礼を言う。
「ありがとうな!神様!!」
「ふむ、それじゃ送るとするぞ?」
それに健二は頷いて、レミは笑みを見せながら言う。
「頑張って下さいね♪」
「ああ!!」
そして健二は神様にゲートの世界へと送られ、大艦隊達と共に光となって消えていった。
送ったのを見届けた神様とレミ、レミは神様の方を見て言う。
「ねえ神様、念の為にもう少しだけある物を送ってあげましょうよ」
「そうじゃのう…。よし、これ等を送るか」
神様はある『設計図』を出して、健二達が居る大艦隊のもとへと送った。
いや~、やっぱりHaloシリーズが好きで好きでまた付けちゃいました。