霊夢と巫女の日常録   作:まこと13

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 今回はおまけ回です。



第84話 : 作戦計画書R/S ~レミリアを救え~

 

 

 

<作戦目的>

 地下に封じられた吸血鬼を解放し、レミリア・スカーレットの心の闇を暴く。

 

<作戦遂行者>

 作戦立案・総責任者  アリス・マーガトロイド

 監視・緊急対応    八雲紫

 裏方・補助      八雲藍

 保険         博麗妹紅

 

<関係者>(作戦内容を伝えない)

 作戦協力  パチュリー・ノーレッジ、小悪魔、霧雨魔理沙、博麗霊夢

 ターゲット レミリア・スカーレット、地下の吸血鬼

 不確定要素 十六夜咲夜、紅美鈴、黒幕?

 

<作戦手順>

 (1)パチュリー・ノーレッジ、小悪魔、霧雨魔理沙の3名にて地下室へと向かい、地下の吸血鬼を解放する。

 (2)様子を見ることとするが、危険が予測されるため八雲紫および博麗妹紅にて吸血鬼を制圧できるようスタンバイしておく。なお、レミリア・スカーレットがその場にいる場合は、この限りではない。

 (3)地下の吸血鬼とレミリア・スカーレットを対面させるよう仕向け、反応を見る。この後の処理はアリス・マーガトロイドおよび八雲紫の判断による。

 (4)パチュリー・ノーレッジ、小悪魔、霧雨魔理沙のいずれかが地下の吸血鬼の部屋を調査しなかった場合、八雲藍またはアリス・マーガトロイドが調査を行う。なお、この調査の優先度は低く、場合によっては後日行う。

 

<補足手順>

 ・紅美鈴が動き、計画に重大な支障をきたすと判断された場合は八雲藍にて対応する。

 ・博麗霊夢にて、十六夜咲夜またはレミリア・スカーレットの足止めが行われることを期待する。レミリア・スカーレットの足止めが行われなかった場合、アリス・マーガトロイドにて足止めを行う。十六夜咲夜の足止めが行われず、計画に重大な支障をきたすと判断された場合、博麗妹紅にて十六夜咲夜に対応する。

 ・有事の際以外は、八雲紫・八雲藍にて、偽りの満月を解消する方法を探る。

 ・地下の魔法をかけた黒幕の介入を防ぐため、アリス・マーガトロイドは可能な限り空間隔離魔法を継続する。ただし、生命を侵す危険性がある場合、その任を解く。

 ※八雲紫、八雲藍、博麗妹紅の3名については、有事の際を除き可能な限り表舞台に出ないよう努めること。

 

<懸念事項>

 ・誰かが生命の危機に陥った場合、他の全てに優先して八雲紫が対応にあたる。

 ・地下の魔法をかけた黒幕が現れた場合、他の全てに優先して博麗妹紅が対応にあたる。

 ・レミリア・スカーレットまたは地下の吸血鬼が暴走し危険な状況に陥った場合、博麗妹紅(十六夜咲夜に優先する)、八雲紫、八雲藍(紅美鈴に優先する)、アリス・マーガトロイドの内、対応可能な状況にある者全員が対応する。

 ・作戦遂行者4人は、それぞれ単独で緊急事態宣言の発令権をもつ。発令された場合は作戦の一切を中止し、その後は各々が最善と考える行動をとること。

 ・その他の緊急事態について、アリス・マーガトロイド及び八雲紫の判断にて臨機応変に対応する。

 

 

 

 


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