IS インフィニットストラトス 何かがおかしい一夏の無双物語   作:刹那の幻影

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模擬戦後
ついでにセシリアと和解


一夏はクラス代表になったようです

 

試合が終わりピットに戻ると

 

「いっく~ん!!凄く格好良かったよ。流石私のいっくん」

 

と、束姉さんが抱きついてきた

だがその後ろに

 

「束。誰の一夏だって?」

 

鬼神がいた

 

「ち、ちーちゃんッ!?何でビームサーベルもってるの!?」

 

「それはな、目の前の馬鹿を切り刻むためだ」

 

流石にこのままだと束姉さんが危ないので

 

「織斑先生、止めないと家の酒全部没収」

 

その一言にピタッと止まった

 

「い、一夏?それだけは止めてくれ」

 

「だったらねぇ?」

 

「わ、分かった。束、済まなかった」

 

束姉さんに千冬姉が謝った

それに対して

 

「え?あのちーちゃんが謝った?」

 

「姉さん。私は夢を見ているのだろうか?」

 

酷い言いようである

 

「お前ら私を何だと思っているんだ」

 

千冬姉が文句を言うが

 

「え?ちーちゃんって鬼教官じゃないの?」

 

「私はてっきり魔神かと」

 

と返ってきたので

 

「お前ら・・・・」

 

「二人も千冬姉でからかうのは止めろ。確かに俺も思ったけど」

 

「ぐはっ!!」

 

千冬に5万ダメージ

心に深い傷を負った

 

「あーあ、いっくん止めを刺しちゃった」

 

「俺が悪いのか?」

 

結局俺は千冬姉を励まし、束姉さんの帰りを見送った後部屋に戻った

 

ーーーーーー

 

そして次の日

 

「では、1年1組代表は織斑一夏君に決定です」

 

山田先生が言った通りクラス代表は俺になった。周りの女子達も喜んでいるようだ

そんな中セシリア・オルコットが手を挙げた

 

「お、織斑先生。少しお時間を戴いてもよろしいでしょうか?」

 

「良いが余り時間を掛けるなよ」

 

それを聞いてセシリア・オルコットは前に出てきた

 

「先日は代表候補生としてあるまじき発言、誠に申し訳ありませんでした」

 

『大丈夫だよ!!そんなに怒ってないし』

 

『確かに言い過ぎだったけどね』

 

『こうして謝ってるくれるだけまだましだよ』

 

どうやらクラスの皆は許すようだ

 

「織斑さんにもあんな事を言ってしまい本当に申し訳ありませんでした」

 

「そうか。気にするな。また同じ事をしなければいい」

 

「分かりました。二度とこんな事を起こさないように気を引き締めますわ」

 

セシリア・オルコットもう一度深く頭を下げてから席に戻った

 

「この後は第二グラウンドにてISの実習を行う。時間に遅れないよう集合してくれ」

 

ーーーーーー

 

第二グラウンド

 

「では織斑、オルコット。ISを展開してくれ」

 

展開するのは前回と同じユニコーンでいいか

 

「流石だな。では飛行演習に移る。飛んでくれ」

 

言われた通り飛ぶ。ん?少し出力が低いな。後で調整しよう

 

「次は急降下と完全停止だ。目標は地表5㎝とする」

 

「織斑さん。私から行かせて戴いてもよろしいでしょうか?」

 

「ああ、構わない」

 

「では」

 

セシリア・オルコットが先に行い目標ピッタリで停止した

 

「代表候補生でも5㎝は流石に難しいのだが流石だな」

 

続いて俺も急降下する。そして同じく5㎝ピッタリで停止した

 

「ほう、織斑も流石だな。次は武装の展開を行う。先ずはオルコットからだ」

 

セシリア・オルコットが武装の展開を行う。流石代表候補生と言うべきか1秒もしないでスターライトmkⅢが展開された

 

「次は近接武装だ」

 

「は、はいっ」

 

続いて近接武装を展開しようとしているがなかなか展開されない

 

「ああ、もうっインターセプター」

 

結局初心者用のやり方で展開したらしい

 

「遅い。代表候補生としてもその遅さは問題だ。もっと早く展開できるようによく自主練習しておくように。次は織斑だ」

 

「分かりました」

 

ビームマグナムとハイパーバズーカを同時に展開する。展開速度はセシリア・オルコットより速かった

 

「流石だな。引き続き練習に励むように」

 

その後何の問題もなく授業は終わった

 

ーーーーーー

 

放課後

 

『織斑君、クラス代表就任おめでとう!!』

 

一組の生徒で食堂を貸し切って俺のクラス代表就任パーティーが開かれた

 

「一夏、クラス代表就任おめでとう」

 

「ありがとう。箒」

 

「おりむーおめでとう。それにしても凄かったよね~。こうバシュンってやってズバッって」

 

「のほほんさんもありがとう」

 

でものほほんさん。流石にそれじゃ分かりにくいと思う。そんな中

 

「あ、あの織斑さん」

 

「ん?セシリア・オルコットか。どうした?」

 

「いえ、改めて謝罪を。本当に申し訳ありませんでした」

 

「俺はもう気にするなと言ったが・・・。まあいい。そう言えば近接武装を出すのに苦労していたな。良ければコツとかを教えるが」

 

「え?よろしいのですか?」

 

「ああ。教える事はよい経験になるからな。それと俺の事は一夏でいい」

 

「あ、ありがとうございます。それと私の事もセシリアで良いですわ」

 

「分かった。今度からはそう呼ぼう」

 

すると突然

 

「はいは~い。新聞部で~す。これ名刺ね」

 

彼女は黛薫子と言うらしい

 

「で、色々と質問したいんだけどいいかな?」

 

「その程度だったら問題ない。だがアナハイムの事はノーコメントだ」

 

「そこらへんは分かってるよ。私もまだ死にたくないし。じゃあ早速、クラス代表として今後の意気込みとかある?」

 

意気込みねぇ・・・

 

「何が来ようと障害は排除するだけだ」

 

「ありがとう。これなら編集する必要はないようね。次に皆疑問に思ってるんだけど彼女とかいる?」

 

「いや、いないぞ」

 

あれ?今何人か除いて殆どの目が光ったような。気のせいだろう。それに俺を好きになる物好きなんていないだろうし

 

「協力ありがとう。じゃあ最後に写真撮ってもいい?」

 

「いいぞ」

 

と言うわけで写真を撮ったのだが

 

「いつの間に!?」

 

全員が写り込んでいた。そんなこんなで楽しい時間は過ぎて言った

 

ーーーーーー

 

その頃

 

「ふっふっふ。ここがIS学園ね。待ってなさい一夏!!・・・・って言うかここどこ?」

 

IS学園の敷地内で迷子になってるツインテがいたとか

 

 

 




次回中華娘襲来!!

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