残念!私もそう思ったけどフラフラの体で少しずつ書いてました。
仕事が始まる前は深夜に起きることもできたんですが、最近は11時ぐらいに起きているのも稀になりました。
もうね…キツイ…これでペースを維持してる人はマジで尊敬します
宝くじ当たったりしないかなぁ
即行で仕事辞めるのに…
普段のオズはどんな相手であろうと女性を殴るなどという男の風上にも置けないようなまねはしない。
それは彼自身もわかっていた。けれど、今回はどうしても一発殴らなければいけないと思ってしまった。
重ねてしまったのだ。あの一人消えていくこととなった彼女と己を。
自分を見てくれなかった父親と彼女を作り上げあっさり捨てた彼女を。
もしかしたら自分もあんな風に消えたかもしれない。
ギルバート達が自分を受け入れてくれたからこそ自分は存在することに自信が持てたのだ。
だからこそ、彼女の存在が許せなかった。
束があの子の存在を認めてくれたらあの子は自ら消えるという選択をしなかったのかもしれない。いまも同じ無人機に宿る意思同士仲良くなっていたかもしれない。
いくら頭の中で考えてもそれが実現することはありえないし、答えを教えてくれる存在があるわけでもない。
けれど一度その思考に嵌ってしまえば次から次へと無意味な予想が頭の中に浮かんでしまった。
「ふーん。あの子に意思が宿りかけていたかぁ」
「…ISに明確な自我が宿るなど聞いたことがない。あり得るのか?」
「少なくとも今のところはないね。けれど人の意識と触れないからこそ、それに変わるものが出来上がる可能性はあるね」
そんなオズの心境など無視して、殴られた女性、篠ノ之束は平然と立ち上がりながら部屋に入りなおしてくる。
「アンタがいくつの無人機を持ってるかは知らないけど全部確認した方がいいよ」
「やだなー、さすがの束さんもそんなに無人機ちゃんを作ってるわけじゃないよ」
未だにISの姿から変わらずに篠ノ之束に警戒をするオズを笑うかのように彼女は無人機を持っていることは否定せずに近づいていく。
「でもでもー、今はおっくんの方が気になるなー。YOUの中身を見せてよー!」
「シャー!」
「こ、これは…まさかオズ様が女性に対してこのような態度を取るとは・・・!」
「オズがこれほど拒絶反応を起こすとは…一体彼女は…」
部屋の中ではあまりのオズの過剰反応に普段のオズを知っている者たちが驚いている。
このまま放っておいたらIS状態のオズが暴れて部屋が大変なことになってしまうかもしれない。
「よくわからんが落ち着けオズ」
コツンとオズの頭に軽い物が当たったと思えばいつの間にかアリスが全国的に有名な棒状のお菓子を食べながら手を伸ばしていた。
落ち着いてオズが床を見ればまさにアリスが食べているお菓子の箱が落ちている。
「オズは私のものだ。貴様は猫でも弄っていろ」
「勝手にチェシャ売らないで頂戴…」
「…姉さん」
それまで突然の乱入者に静まり返っていた生徒たちは侵入者の正体に気づき騒ぎ始めようとしたとき妹である彼女が篠ノ之束の前に立ち上がった。
「やぁやぁ、箒ちゃん!安心してよ。あれはちゃんと持ってきたからさ!」
「持ってきたって…束。何を考えている?」
「そんな目で見ないでよー。別に束さんは悪いことなんて考えてないよ」
姉妹の会話から不穏な予想をする千冬に対して先ほどから束はのらりくらりと追及を避けていく。
そして、ひょこひょこと部屋を一周するかのように踊るように歩き入り口の前に近づくと左手を腰に、右手を指をさすように天に向けて叫ぶ。
「これぞ箒ちゃんの専用機『紅椿』!全ISの中で一番の性能を保障するよ!」
宣言と共に外からだろうか、まるで何かを叩きつけたかような轟音と震動が襲う。
震動の影響からなのか束の演出の一環なのかはわからないけど庭への引き戸は一人でに開いていきそこから見える庭には、朝にはなかった金属の巨大な箱が存在していた。
箱が一人でに開いていくと中から現れたのは真紅のISだった―――。
以前は一晩で書きあげていたけど、今は日というか週を跨いで書いているので
ところどころおかしいところがあると思います。
あと短いのも許してください 何でもしますから!