ハンティングライフル(借り物)
ノバックのスナイパー、マニー・バルガスから借りた狙撃用ライフル。
元の精度もさることながら、非常に高い精度でバレルが製造されており、長距離でも優れたグルーピングを見せる。恐らく1000m先でも6インチ程度には収まるだろう。
形状はハンティングライフルだが、刻印から恐らく軍用のM24であると推測。
戦前は軍用としてではなく、民間に流れていたものであろう。
装弾数は5発、使用弾薬は7.62㎜×51、俗にいう7.62㎜NATO弾である。同口径の.308弾でも使用出来る。
スコープは8倍までズームが可能。
かなり弄っているようで、自作のチークピース(頬付け)が搭載されていたり、バイポッド(二脚)も取り付けてあるため、長距離での狙撃時に非常に有効。
トリガーも非常に軽く、2ポンド程度の重さしかないため、少し絞るだけで発射できるのもいい。
ボルトアクション方式の狙撃銃なので過信は禁物。
囲まれたり、接近されたときは素直に別の銃を使おう。
レーザーピストル
ジェイソン・ブライトの信者が持っていた光学拳銃。
正式名称AEP7型レーザーピストル。戦前に開発されたレーザーピストルで、核戦争直前までに広く民間に普及した。しかし軍事用としては耐久性、メンテナンスの問題から採用は一部のみに留まったようである。実用に耐えるのは7型以降らしく、加えてすぐに核戦争が始まってしまったのも軍による採用が少なかった理由でもある。
ピストルと言うものの、実弾系の銃器に比べて大きく、おまけに長方形なので携行にはあまり向かない。
レーザー自体の威力は平均的だが状態によっては相手を灰に変えてしまう。
レーザーは高温なので、ガスで満たされた部屋での使用は注意。
使用する弾薬……はエナジーセルという安定した超小型の核融合電池。装弾数は30発。
ハンティングショットガン
ジェイソン・ブライトから譲り受けたポンプアクション方式のショットガン。
レミントン社のM870という傑作散弾銃で、警察、軍隊、狩猟、更には護身用と幅広く用いられる。
ストックとフォアエンドは木製なので、恐らく狩猟用か護身用だと推測される。
銃身の下にあるチューブにショットシェルを詰めるため、装填時には一発一発込めなければいけないが、クロエはこの手の銃器の扱いは慣れているため、スムーズにリロードする。
リアサイトは無く、細長いフロントサイトのみ。この手のショットガンによく見られる。
チョークはインプ・モデで、フルチョークよりは広いため、スラッグ弾も使用可能。
使用するショットシェルは12ゲージ。
装弾数は5発と少ないが、改造も可。
ブーンのハンティングライフル
クレイグ ブーンが使用するハンティングライフル。
実際はハンティングライフルではなく、彼が第一偵察隊に居た頃に戦前の施設にて見つけた軍用のスナイパーライフルであり、遠距離狙撃に特化したモデルになっている。
ベースはM700という狙撃用ライフル。
本来7.62×51mm弾(.308口径弾)を使用するM700であるが、このモデルはより強力な.300 Winchester Magnum弾(7.62×66mm弾)を使用。遠距離狙撃時においても直進性に優れる。
改造点としては、M700のロングレシーバー、24インチの高精度カスタムバレル、レミントン社のトリガーなど。
なお、まだ完全にカスタムが終わっていなかったらしく、シャーシは木製のままで、外観は通常のハンティングライフルと変わらない。
物凄い精度を誇り、100ヤード(約91m)先のターゲットに0.2インチ(約0.5㎝)以内に収まる集弾性を誇る。
箱型弾倉の装弾数は5発。多くないが、基本的に一撃で仕留めるため問題はない。
スコープは10倍のものを使用。バイポッドはハリスタイプを使用している。