.357マグナムリボルバー
装弾数6発。.357マグナム弾を使用するシングルアクションのアンティークなリボルバー式拳銃。
モハビ・ウェイストランドに古くから広まっているリボルバー(回転式)拳銃。
.357口径のマグナム弾を使用するため、同程度の口径である9mm弾よりも高い破壊力を見込める。その反面、リボルバーであるために装弾数が限られ、リロードもとても大変である。加えてスピードローダーを使用できないため、排莢、装填共に給弾口から1発ずつすることになる。
ベースの銃は恐らくスタームルガーのブラックホーク、.357モデル。バレル長は6インチ。
元々は有名なリボルバーのSAAをベースに作られており、外観はそっくりであるが、マグナム弾を使用するために強度面での強化が図られている。戦前は、高価なSAAに手が届かない人が比較的安価なブラックホークを購入し、クイックドロウなどの競技に臨んでいた。そのため精度も良好。
ロマン溢れる武器だが、リロードや装弾数の事を考えればこれ一丁では生き残るのは辛いだろう。リージョンやフィーンド相手なら尚更だ。
しかし、一部のNCRレンジャーなどは威力面からか、このリボルバーを二丁以上持ち歩いている例もある。
9mmサブマシンガン
装弾数30発。モハビ・ウェイストランドで多く見られる短機関銃。
使用弾薬は拳銃などに用いられる9×19㎜弾で、連射性に優れる。その反面、連射時の反動が大きく、連射しているとすぐに弾が切れてしまうという事態に陥ってしまうためにNCRでは一般兵への供給は行っておらず、特殊部隊や後方支援向けのPDW(個人携行火器)として用いられている。
第二次世界大戦時のM3サブマシンガンをベースとして作られており、精度はお察しだがプレス加工で大量生産できることから、大手武器製造業者のガンランナーとしては安く作り高く売れる良品。
だが、フルオートのみしか選択できないため、ほぼセミオートでしか銃を運用しないクロエからは敬遠されがち。
総合的に見て、使用は近接戦闘や制圧射撃にとどめた方が良いだろう。
ダイナマイト
鉱山などで用いられる爆薬。
広く普及しており、モハビ・ウェイストランドではどこでも手に入れられる。
威力も人ひとり吹き飛ばすには十分。
パウダーギャングが大量に保管しており、使用もしてくることからモハビ・ウェイストランドの住人は苦労が絶えない。
Composition C-4
軍用の高性能炸薬。炭鉱や鉱山などでも稀に用いられる。TNT換算で1.34倍の威力があり、3.5kgあれば幅200mmの鋼鉄を爆破して切断できる。
粘土状で、様々な形にして使用できる。
更に、非常に安定しているため、火にくべたり、銃で衝撃を与えても爆発しないため、爆破する際は起爆装置や雷管を用いる。
非常に強力で高価なため、対生物への使用はデスクローなどにとどめること。