Fallout 運び屋の少女   作:Ciels

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微妙なネタバレを含みます。
詳細な設定については妄想を多大に含みます。


装備紹介
18話までの装備、解説


 

 

 

 

 

 

 バーミンターライフル

装弾数5発。5.56×45mm弾を使用するボルトアクション式の害獣駆除用ライフル。

民間の猟銃ながら精度はそれなりに高い。グルーピングは100mで40㎜ほどにまとまる。

木製ながらサムホールストックを備えており、ピストルタイプのライフルのようにグリップできるため、手首への負荷は少ない。しかし一方で、アイアンサイトが固定式でありサイトの調整が困難である。おそらくは、本来ならばスコープとの併用を想定されていたため。いわばこのサイトはおまけのようなもので、コストを抑えるために固定式になったのではないか。

マガジン式であり、規格の合ったものであれば使用できる。

マウントが付いており、光学機器が取り付けられるようだ。更にはマズルに独自規格のネジが切ってあり、専用のサプレッサーやハイダーの装着も可能である。

総合的に見て、単体の野生動物相手や中距離狙撃にはうってつけのライフルであり、逆に対人戦や複数を相手にした戦いには、連射速度も関係して厳しいだろう。

ボルトアクションなので、5.56×45mm弾であれば弾種や装薬量を無視して発砲できるのも利点。

 

 

 9㎜ピストル(+拡張マガジン)

装弾数13発(拡張マガジンでは20発)。9×19mm弾を使用するシングルアクションのオートマチック拳銃。通称ブローニング・ハイパワー。

かの銃器の天才、ジョン・ブローニングが設計した拳銃。名前のハイパワーとは、特別強い弾を使うわけではなく、設計当時にしては珍しい複列弾倉を採用し、たくさん発射できるからである。

恐らくMkⅢタイプであると思われるが、少しばかり差異がある。

蓄光塗料のドットが入ったサイトは視認しやすく、左右の調整しかできないものの、昼夜問わず狙いを付けることが出来る。更にマニュアルセーフティはアンビ(左右対称)で、利き手を選ばず使用できる。

特徴的なマガジンセーフティは廃止されており、マガジンが無い状態でもチャンバーに一発入っていれば発射可能。これは主に過去の特殊部隊で採用された際のカスタムであり、クロエのハイパワーがちょっとしたカスタム品であることが分かる。

また、元の持ち主の趣味なのか、木製のグリップを使用しているのも特徴的だ。

集弾性は一般的な拳銃であり、可もなく不可もなし。ただ、タフなモハビの住人に対しては少し威力不足な面も否めない。

総合的な面で見てみても、バックアップのみならず、様々な局面で使用できる万能拳銃だろうが、過信は禁物だ。

 

 マチェット

ケチくさいチェットから買った山刀。長さは60㎝ほど。元々は農具であり、行く手を阻む木や草を刈る際に用いる。が、モハビ・ウェイストランドではもっぱら相手を切りつけたり切り落としたりするために用いられることがほとんどである。

本体の長さに加え、その重量から強力な一撃が期待できる。反面、抜くのに少し時間がかかったり、狭い場所では使い辛いなどの欠点もある。切れ味はまあまあ。

総合的に判断して、武器というよりは道具であるが、クロエは立派に使って見せる。

 

 

 サービスライフル

装弾数20発。5.56×45㎜弾を使用するセミオートライフル。NCR軍正式採用の軍用ライフルで、サービスライフルとは通称。正式名称を知る者は少ない。

NCRと提携しているガンランナーが戦前の設計図を基に作成したライフルで、コスト削減の為に様々な点がオミット、または変更されている。

ベースとなった銃は恐らくAR10やAR15。作動方式はガスピストン方式で、本来のリュングマン方式ではない。また、アッパーレシーバー上部のチャージングハンドルはオミットされており、ボルト付近のコッキングレバーに代えられている。コスト削減の為に製作精度は高くなく、故障や不良が多い。また、バレルの精度にも問題があり、命中精度は低い。

グルーピングはだいたい100mで10㎝程度でかなり悪い。設計に問題があるレベル。

バレル長は20インチで、ストックは固定タイプ。一時期特殊部隊用に回収されたモデルが製作されたこともあったそうで、そのサービスライフルには様々なオプションが取り付けられたようだ。

兵士からの不満は多い。

総合的に見れば、重いし長いし当たらないから使わない方が良い。

 

 

 ハンティングライフル

装弾数5発。.308口径弾(7.62×51㎜)を使用するボルトアクション方式の狩猟用狙撃銃。

プリムに駐在するNCR兵の伍長が持参した狙撃銃である。非常に高い威力と精度を持ち、数百m先からでもヘッドショットを望める。

伍長はこのライフルの整備を欠かさずしており、ボルトの軽さは小指で簡単に引けるほど。わずかにカスタムされており、ダクトテープとレザーベルトを使用した自作のチークパッド、そして高倍率のライフルスコープが主なカスタムである。

トリガーはマッチトリガーで重さを調節できるため、伍長は150グラムほどにセットしているようだ。

グルーピングは、100mでおよそ2㎝以下と極めて良好。

総合的に判断して、狙撃に特化しているため、その用途で用いれば敵は居ないだろう。

ただし、サプレッサーなどがないため、複数の敵と戦う際は注意。

 

 


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