~大妖精side~
私は今、チルノちゃんとリグルちゃん、みすちーちゃんとルーミアちゃんと遊んでいます。
「ハハ!楽しいね皆!ってあれは何だろ?」
するとチルノちゃんが何かを見つけたらしく少し速度を速くして飛び始めた。
「待ってよチルノちゃ~ん!」
「僕達も行こう!」
「「うん!」」
皆で追いかけて、チルノちゃんに追いついたのだが・・・・・・
「フハハハハハハハハハハハ!!素晴らしい身体だ!少しばかり素の力が低いがそれを補って余るほどの能力だ!!」
チルノちゃんが一振りの剣を持って性格が変わっていた。
するとチルノちゃん(?)が私達に気が付いたようでこちらを向いた。
「おや、いい所に試し切りができる者達が居るではないか・・・」
そう言い剣を私達に向けた。
「っち、大ちゃん!小傘さんを呼んで来て!」
「此処は私達が!」
「抑えて置くのか~!!」
三人とも・・・
「分かった!すぐに呼んでくるね!!」
そう言い私は小傘さんの下へと急いだ。
~大妖精sideout~
~多々良小傘Side~
あの後宴会へと行き、どんちゃん騒ぎをして暫く経った。
その間に人里の皆にはハッキングの事は広がっていたが、受け入れてもらって今も人里で生活しているわ。
今は、ハッキングと共に店の中を整理している。
「す、すいませーん!?小傘さんはいますか!!!」
すると店内に慌てた様子の大妖精が駆け込んで来た。
「どうかしたの大ちゃん?そんなに慌てて・・・」
「チ、チルノちゃんの様子が変なんです!?今はみすちーちゃん達が抑えていますが何時まで持つか分からないんです!?助けてください!!」
何ですって!?大変じゃないの!?
「分かったわ!すぐに向かいましょう!!ハッキング!チルノちゃんの場所を探しなさい!!」
私の掛け声と共にハッキングは地面に潜り、頭の中に情報が流れてきた。
な、これは早く対応しないとヤバイわね。
「私は止めに向かうから大ちゃんは店番をお願いね!」
そう言い私は店を出てチルノちゃんの下へと急いだ。
~多々良小傘Sideout~
~リグルside~
「っく!」
「大丈夫リグルちゃん!?」
「何とかね!」
そうは言ったものの、そろそろ限界かもしれないな。
今は大ちゃんが小傘さんを呼びに行ってくれているけど、ルーミアちゃん達も限界で、これ以上は持ちこたえる事が出来ないよ。
「きゃっ!?」「うわっ!?」
僕がそう考えるとルーミアちゃんとみすちーちゃんがチルノちゃん(?)の弾幕を受けて僕の近くへと落ちて来た。
そして、チルノちゃん(?)が私達の傍へと下りて来て剣を構えた。
「ここまでか・・・」
そう思った瞬間・・・
「水符「水龍の舞~聖水~」!!」
その掛け声と共に水の弾幕が僕達を守る様に放たれて、チルノちゃん(?)は飛んで離れた。
「大丈夫皆!!助けに来たわよ!!」
水蒸気が晴れて見たのは唐傘を構えて立っている小傘さんだった・・・
~リグルsideout~