真・恋姫✝無双~とある男のそれなりに不幸な人生~   作:世紀末敗者寸前

1 / 14
~プロローグ~

~プロローグ~

 

♂(おっす)、俺は草薙咲夜っていうごく平凡な一般人だったんだ。

まあいくつか平凡とはかけ離れたことあるけどさ。

例えば運動能力とか…知能とか…。

どうにもうちの家系は時折、俺みたいなやつが生まれてくるらしい。

実際に俺の爺ちゃんもこんな感じだったらしい。

例としてあげると、戦車を木刀のみで潰したとか…。

北海道から沖縄まで遠泳したことがあるとか…。

でもそれはそこまで酷くないよ?

精々、素手でダンプカーふっ飛ばした位。

まあ…俺はとある剣術道場の師範代をやってたんだけど、22になってから不治の病にかかってそれから3年間、病院に通いながら後継者を育てて、雪の降るクリスマスの中、病が急に悪化してそのまま永眠した…そのはずだ。

 

 

だけど俺が次に目が覚めた時、目の前には変な格好した女の人がいた。

ボンテージに背中からはね生えてるんだよ?

変態痴女としか言いようがないよな。

これ…。

 

 

 

 

「…どちら様ですか? それからここはどこですか?」

『ここは死んだ者の集う場所、私はここの管理者をしている山田と申します。』

「山田って…随分と普通な名前なんですね。」

『…言わないでください、気にしてるんですから。』

「あ、すいません。」

『コホン、貴方はこれよりあなたが先程まで生きていた世界とは異なる異世界に旅立った貰うことになりました。』

「………はい?」

『ああ、理由とかは聞かないでくださいね。私にも分からないんですから。』

「…いやそういうことじゃなくて…異なる世界ってどういうこと?」

『簡単に言うと転生ですよ。貴方は新たな生を受けることが出来るというわけでして。』

「……因みに聞くけどどんな世界なの?」

『存じません、ランダムで決まるそうなので。』

「…何か嫌な予感がするなぁ。」

『とりあえずこの箱に入っている紙を三枚引いてください。』

「………何、このコンビニにおいてある様なくじ箱は。」

『良いから引いてください。』

 

 

言われるがままに引いた紙。

そこに書かれているのは

 

 

【前世の能力引き継ぎ】、【死亡フラグ回避能力】、【お気に入りの武器プレゼント】

 

 

 

「……なんぞこれ。」

『(パフパフ~~♪) おめでとうございま~~す! それにしても貴方は運が良いですね、全部当たりの物を引くなんて。』

「え゛……因みに、外れの物ってどういうものがあるんですか?」

『そうですね…【上条資質】とか【ほぼ毎日死ぬ直前まで追いつめられるけどギリギリ死なない】とか【ドクドク料理人付き人】とか…他にも。』

「…もう良いです(ひ、引かなくて良かった…)。」

『(まあ他にも当たりは【夜天の書の主】とか【魔法使い放題】とか【最恐オリ主】とか【魔王になれる権利】とかもあったんですけどね。それらの中ではこの人が引いたのは有情なものですよ。)』

「…所でいつから俺は転生すればいいの?」

『今ですよ。』

「へ?(パカッ)……パカッ? って足下が真っ黒に染まって!? (ガシッ) あ、危ない…もう少しで落ちるところだった…」

『あ~、何で落ちないんですか(ゲシゲシ)。』

「いてぇ!? け、蹴るな!! しかも何で指っ!? 痛い!! 特に小指はやめて!! 本気でいたいから!!」

『じゃあさっさと落ちてください。私は他に仕事があるんですから(ゲシッ)。』

「いてっ!!」←咄嗟に淵を掴んでいた指を放してしまった

 

 

 

 

 

「…あ」

 

 

 

 

 

 

 

「あ~~~~~~~~っ!!!!! こ、この…っ。貧乳平凡名前変態痴女めーーーーーーーー!!!」

 

 

 

咲夜は先程まで思っていたことをすべてぶちまけて落ちていった

 

 

 

 

 

「……誰が……誰が貧乳ですか!!! 私はそれなりにありますよ!!!! 胸なんて飾りなのですよ!!! 庶民にはそれが分からないのですか!!! 平凡な名前で悪かったですね!!! 私は変態でもありませんよ!!!! 仮に変態だとしても変態という名の淑女ですよ!! って言うか痴女って何ですか~~~~~~!!!」

 

 

 

それから暫くの間、管理所で暴れる変な格好の女性がいたとか居ないとか…

 

 

 

 

 

それから暫くして…

咲夜が目覚めた時

 

 

 

 

咲夜は赤ん坊になっていた

 

しかも周りは火の海

 

 

 

 

(・3・)あっれぇ~、何これ?

 

 

俺何で赤ん坊なのかは一応だけど何となく分かる

転生したてだからなのだろうな…

 

 

でもさ、気付いたら周りが火の海ってどうよ?

あ~、あちぃ

でも逃げらんねぇなぁ

何せこの体、生まれたばかりみたいだから上手く動かないし…

 

 

あ~、死んだなぁ俺

 

 

 

ガランっ…

 

 

 

「っ…ぶ、無事だったか」

「だぁ?(誰?)」

「よ、良かった…城が攻められているという知らせを聞いてまさかとは思ったが…」

 

 

 

そう言いながら俺はその声の主に抱きかかえられた

ふとその人の顔を見ると凄く綺麗な女性だった

大体20歳位か?

それにしても気になる単語があった

 

 

 

城が攻められている?

ここって城なの?

 

 

 

「…兎に角、叔父のいる樊城に行くしかないか。あの人とも約束したしな」

 

そう言いながら女性は凄まじいスピードでその場から離脱して行った

俺はというと…

 

 

「ZZZ…」

 

 

赤ん坊のため疲れて眠ってしまった

 

 

 

 

 

 

それからまた暫く経って目が覚めてから俺は劉泌と名乗っている人物の元に居た

その傍らには羅侯寇氏夫人を名乗る女性

この女性は俺を助けてくれた人だ

 

 

 

その二人の話からするに俺は元々羅侯寇氏と言う人の元で生まれたらしいが、その人が戦で亡くなり落城寸前に夫人に助けられ城を脱出し、叔父である劉泌のいる樊城に逃げ込んできたということらしい

そんなこともあってか寇の名を名乗るのは悪いということで、俺の名は劉封ということになった

 

 

 

 

…あれ?劉封って…三国志時代の人物名!?

 

しかも何かネットとかでは不幸将軍とか悲劇の将軍って言われてる人じゃん!?!

 

 

これって憑依&転生だよね!?

 

 

 

あの平凡な名前の変態痴女!!!

マジでふざけんなぁ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことを思いながらも月日はどんどんと過ぎていく

 

 

そんな中、俺は決めたことがいくつかあった

どうやらあの変態痴女の言った通り、前世の運動能力は引き継いでるみたいだ

生まれた頃から力が強くてコントロールと言うか…制御が大変だった

5歳になってからはようやく制御が完璧になってそれから剣術を学び直して…

7歳になってからはそれもほぼ前世と同じ位に戻った

 

これからもっと精進して行けばまだまだ強くなれるだろう

 

 

この世界では男よりも女性の方が力が強いそうだ

どうやら俺の知っている三国志の知識とは異なるパラレルワールドだというのは良く分かった

だってさ、この前的盧を見つけたんだけどさ…

 

 

馬じゃなくて猫なんだよ!?

もうびっくりを通りこして心臓止まるかと思ったよ!!

しかも俺に懐いてきたから驚いた…

まあとりあえず叔父さんからも許可貰ったし、飼うことにしたんだけどね

 

 

的盧のままだと可哀想なので、渚って言う名前付けてあげたら凄く気に入ってくれたようだ

 

 

 

っと、話が逸れたな

それからあの変態(以下略)が言ってた気にいった武器進呈だったけど…

 

 

この前、叔父さんから言われて武器を作って貰えということで鍛冶屋にいって俺の考案した者を作ってもらった

 

前世でも使っていた脇差を二本

そして、ハルバードを一本

ただし、このハルバードはこの世界の通常の兵士が使うものよりも何倍も重く作られている

脇差の方もかなり頑丈な作りになっているため重さも尋常ではない

 

 

だが俺は軽々と持ち上げている

って言うかこれ位の重さでないと俺の腕力に耐えられないと思ったため、これ位が丁度いいのである

叔父も担当した鍛冶屋の親父もびっくりしたたけどね

後でお金を払いに行こうとしたらもう既に一括で払われていると言われた

どうやらあの痴女が既に払ってしまったようだ

 

 

 

 

 

あ、それから文字の勉強と兵法もかなり学んだよ

まず武経七書と言われる孫子、呉子、尉繚子、六餡、三略、司馬法、李衛公問対

 

他にも兵法三十六計、兵法二十四編、心書、百戦奇略などなど

 

 

叔父に頼んでかなりの量の書を読み漁った

 

9歳になった頃にはもうそれらをすげて読み終えていた

やっぱり前世の能力引き継ぎは運が良かったみたいだ

元々昔から物覚えは良かったからな

加えて昔調べたことによると劉封もそれなりに頭もよかったし、武力もあったみたいだからそれが関係してるのかもしれないな

 

 

こうして10歳になった頃には叔父曰く、どこに行かせても恥ずかしくない位に一人前の武将になれる器になれた

 

 

そして決めたことはというと…

1. 劉備玄徳に会わないこと

2. もしあったとしても絶対に仲間にならないこと

3. 武官よりも文官になる

4. 曹操や孫権にも仕えない

5. とりあえず旅には出よう

 

 

 

 

以上である

 

劉備玄徳に会いたくないのはこの劉封…まあつまり俺の持ってる知識だと……

劉備と関わって最後は処刑されるからである

 

この世界がそれと全く同じ展開になるとは思ってはいないのだが…

流石に処刑なんて言う最期は御免であるから、可能性は潰していきたい

後、諸葛亮とか関羽、張飛にも会いたくないね

孟達なんて絶対にいや

故に…俺は劉備とはあまり関わりたくないのである

 

 

まあもし会ってしまったとしても…偶然会った仲の一人であるようにしようと思っている

 

 

次に文官になりたいわけだけど…

流石に前世では人を殺したことがないため、殺し殺されなんていうことは御免である

自分の命が危うくなれば別なのだろうが…それ以外の殺しはしたくなどない

だからこそ、今まで勉強してきたことが役に立つことがやりたいのである

 

 

曹操と孫権に仕えたくないのは…まあ何となくである

有名どころは何かと危うい感じがするので…

 

 

最後に旅に出ようというのは見聞を広めたいからである

今、俺は樊城に殆ど籠っているため、外の世界は密偵の人や町の人たちから聞いたことでしか知らない

前世では俺は旅が大好きだったので、そのせいか好奇心が疼くのである

 

 

だから旅に出たいと叔父に頼んでみた

 

すると叔父は

 

 

「今度、賊がいるという砦を攻める。その戦にお前が参加し、一人で外に出ても大丈夫だと言える実力があると皆が認めれば良いぞ」

 

 

その時思った

 

 

―――悪いね賊徒さん達、俺の夢の為に散ってくれ

 

 

 

 

後日、わずか2時間で3,000の賊徒は討ち尽くされた

それも殆どが一人の子供によってやられて…

 

 

 

 

性を劉、名を封、真名は咲夜

転生者である彼の一人旅が始まった

 

 

因みに猫の的盧は城においてきた

流石に武者修行も並行しようと考えていたため、そんな旅に連れて行きたくなかったのだ

 

 

 

旅の中色々な場所に行った

中国内だと長沙、零陵、幽州、益州、それから南蛮にも行ってきた

それが終わった後は日本は勿論のこと(当時は倭国だけどね)、海を渡って様々な場所を渡り歩いた

因みに船は俺が造船技術者に最先端の造船術渡して作らせた

そこの人たち驚いてたけどね

 

 

 

 

 

 

それから幾年か経った後、俺は樊城に戻っていった

その頃には立派な青年となり、巷では【深紅の鎧を着た正義の使者】なんて言われているようだ

 

 

う~ん…そんなに大したことはしてないんだけどなぁ

ただ単に俺に突っかかってきた賊徒か人攫いとかを潰して捕まってた人助けたり、お金がなくて困ってた時に傭兵として働いたり、前世の記憶使って最先端の技術提供したりしただけなんだけど……

 

 

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

俺、やり過ぎ?

 

 

因みに…樊城に劉封舞戻るという知らせが周りに伝わると我先にと見物に来た人たちが沢山いた…

 

 

ちょっと気になったけど、別にちょっかい掛けられたわけではないし…まあいいか

 

 

 

そう思っていた

 

 

 

翌日、叔父さんに呼び出され何処かに仕える予定があるのかと聞かれた

 

俺は正直に…

 

 

 

 

「俺はそういうのは興味ありません。この樊城を守る、一人の将として置いてくれませんか?」

 

 

と頼んだ

 

叔父さんは喜んでくれたようだった

 

どうにもこの樊城は今、有能な武官も文官も不足しているそうだ

だが何故か俺は叔父さんに頼まれてこの樊城の新しい太守となることになり、新たな統治を始めることにした

どうにも叔父さんだと政務がいつも滞りがちで誰か代わりに太守になれる器を今まで探していたそうだ

 

 

 

 

朝廷にもその旨を伝え終えると俺は直ぐに行動を開始した

 

まず始めたのは農業改革と富国強兵、それから新たな産業の開発などなど

今後大いに役立つことを始めた

言いにくいことだが、この樊城はそこまで裕福な場所ではなく、そう言ったことには限りがあったのだが…

 

とりあえず俺の持ってる知識と立地条件を最大限に利用して…

 

 

結果…

 

 

 

 

 

無茶苦茶裕福な土地になっていた

 

 

 

何でさ

 

 

 

 

何か知らないけど、偶然良質に出来あがった肥料とか後は大概の土地でも成長する芋とかをメインに育てたり、二毛作を実施したり、お米や麦の値段をコントロールしつつ、特産物といえる品をどんどん作っていった

その中でも一番人気が出たのは…ビールでした

 

どうにもこの世界…お酒がかなり好まれて飲まれているようです

他にも日本酒とかの製造方法とかも知っていたので作ってみたら大評判でした

 

他の地域にもこの特産物を欲しいという人たちがいたので売ったらすべてが高額で売れたようで…

しかも作り方を教えて欲しいという人たちまでいた…

 

最初は断っていたけど、製造ラインが一定を越えた後に教えてあげるようにした

 

 

 

他にも軍のための保存食などの問題や衛生問題、街並みの問題も直ぐに解決することにした

 

保存食にベーコンやハム、他にも日持ちのする食べ物や新しい調理法を町の人たちに伝授したり…

 

 

あと一番変えたのはやっぱりラーメンだね♪

 

 

 

前世の頃はラーメン巡りとかしてて、結構ラーメンには五月蠅かったから…

俺が持てるだけの知識と新メニューなどをラーメン屋に教えたら、それから約半年後にはどこに出しても恥ずかしくない位に大きくなっていた

 

 

 

そこにはよく叔父さんと一緒に食べに行っている

その際に、いつも店主に感謝されているのだが…

 

 

「ここまでお店が大きくなったのは店長さんの努力の賜物ですよ。俺はただ知っていることと新しいラーメンの考えを提供しただけですよ」

 

 

と言うと、何故か店長が泣きだし、周りはどんちゃん騒ぎを始める

 

 

 

何でさ

 

 

 

 

一番大きく変えたのは軍部だね

俺は俺を慕って命を張ってくれる人たちを無駄に死なせたくない

そのために、軍部の訓練や城の装備、武器などには金も時間も惜しまないことにした

 

 

とりあえず城壁にはこの時代、まだ開発されていないであろう連弩を常備させ、兵たちには1VS1と1VS複数の訓練をさせている

 

 

俺も時間を開けては訓練に同伴し、彼等の状態を確認したりしている

それから軍部に医療班という組織を作り上げ、兵士さんたちの生存率を少しでも上げるようにした

後は隠密と密偵部隊

密偵の方は主に情報収集を

隠密はやっていることは密偵と同じなのだが、時には黒い仕事もやってもらうことにしている

敢えて言うのなら…暗殺

 

悔しいが、世の中には法や倫理で縛ることの出来ない輩もいる

そう言った輩に俺の守りたい人たちがいるため、そう言った時はやむを得ずにこういった姑息な手段も取れるように対策を取っている

 

 

それにこの戦国の世の中だと情報は命よりも大事な時が多い

そのため、情報は常に新しいものを仕入れられる様にしている

 

 

 

後…おまけで言うのなら樊城の周りにいくつかの武装化も出来る農村を作り上げ、その中の一つは孤児院のような役割も果たすようにした

 

 

これは俺の自己満足だけど、戦争を引き起こしてしまっている立場としては少しでも罪滅ぼしがしたい

そう思って俺は9割を慈悲で割を叔父さんから援助してもらって、人を雇って戦争で家族を失った人や家族にすてられていた子供達をここで育てている

 

 

 

勿論、そのためのお金は自分の給料だけでは足りなかったので何か自分で稼ぐ方法を探そうと思って思いついたのは…

 

 

そうだ、もっと娯楽を作ろうじゃないか!!!

 

 

そう考え、一番に作成したのは今まで俺が読んできた本をこの国の言葉に訳し、出版することであった

勿論、心の中では作者様御免なさいと謝ったけど

 

 

記念すべき第一作目が【相棒】だった

これは俺が前世でも大好きだった本でもあり、ドラマでもあったため直ぐに書き終え、一般公開した

すると俺自身の知名度もあってか、一日で直ぐに売り切れた

しかも内容がかなり面白いという評価も受けたため、第二、第三と次々と新作を書いていった

流石に自分だけだと書ききれない為、50人の文官の希望者を日当で雇い、手伝ってもらうことにした

しかし、ここで問題が…

何と、この樊城の文官の殆どが俺の小説を好きだと言ってくれたのだ

そのため、選別には時間がかかった…

その後、選ばれなかった人たちには次回作で手伝ってもらうことを約束して納得してもらった

 

 

 

第二作目は【君が望む永遠】の原作にちょっと手を加えたものである

この世界で学生だと言われても実感が湧かないので、文官と置き換えた

後、自動車の事故は戦争に巻き込まれてしまい、医療班によって救われたものの、直ぐには目が覚めず幾時かの時間が経ってから目覚めるという設定に変えた

 

最後は個人的理由で遥と結ばれるというエンドにしたけど…

 

この恋愛小説は女性の間でかなりの指示を得ることになった

 

 

 

第三作目は【水戸黄門】の私的改変小説である

 

正直言うとこれはかなり書きやすかった

この世界の設定と似たような点があるから変える必要のある個所は殆どなかったし

 

 

最新作は【仮面騎士】

仮面を被った正義の味方が立派な馬に乗って登場し、人々を苦しめる悪の組織を討ち滅ぼしていくのだが、その正体は元、その組織の幹部である

そのことを人々に知られてしまい、煙たがられるのだが自身のやりたいことを貫きとおし戦っていくという話である

 

そう、元ネタは仮面ライダーです

これもかなり人気が出ました

実際に絵が描ける人に書くのを手伝って貰い、公開したらかなりの行列が出来た位です

 

 

あれには驚きました

しかもその絵を買い取りたいという資産家の人たちが大勢押し掛けてきたりしたんですから…

流石にそれは出来ないので、全部お断りしましたけど

 

 

その後はやっぱり絵本を作りましたね

子供だけでも読める本って言うのはこの時代、あまり見掛けなかったものですから

 

 

子供のいる家にはかなりの好評を受けましたね

 

 

感謝の御手紙も貰いました

 

 

入ったお金は一定の金額に減るまで使って市場に流すようにしてます

お金は溜めるものではなく、使う物なのですよ

 

 

 

そのせいか更に樊城付近は裕福になっていった

 

 

もう何か色々と諦めがついたのでとりあえず目標を立ててみた

 

 

【目指せ! 天下の台所!!】

って感じです


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。