ハイスクールヒーローズ-THE ULTIMATE HERO'S-   作:絶狼ゼロ

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タイトル通り序章

オープニングテーマのイメージ

『ウルトラマンパワード』


エンディングテーマのイメージ

『W―B―X』


始まりのハプニング!?
序章―プロローグ―


ケンイチ

「これは、夢なのか?」

 

涼太郎

「何故だ、何故俺たちは、非現実的な場所に入るのだ?」

 

鋼賀

「これも、何かの因果か?」

 

突如として謎の空間にいる三人の青年、『櫂ケンイチ』、『左涼太郎』、『道外鋼賀』の三人は落ち着きながらもテンパっていた!

 

自分たちは、小学生からの友人同士だが、それぞれ違う就職先に勤めていたのだ。

 

そして三人は一緒いる。

 

けれども集まる約束をしていた訳ではない。

 

いつも通りの勤務を終えて、帰宅途中に彼等に事件が起こり現在に至るのだ。

 

ケンイチ

「なぁ、鋼賀と涼太郎は何が起こったんだ?」

 

鋼賀、涼太郎

『知らん![いやハモるなよ!]』

 

と状況を確認しようとするが、本当に分からない三人である。

 

とその時!

 

???

「ごめんなさ~~~~~い!!!」

 

と突然幼い声が聞こえたと思えばトテトテっとなんとも言い難い存在を目にした。

 

三人

『え゛ッ!?』

 

振り向く三人はそれぞれ思ったことを口にした。

 

三人

『バリバリの幼女??』

 

と見事にハモった。

 

???→神様

「違います~~!!あたちは『神様』何ですよ!」

 

その言葉を聞いた三人は、

 

 

ポクポクポク・・・・・・チーン!?

 

三人

『え゛ぇーー!!』

 

驚くのも当然だ。

 

神様らしい服装ではない!

 

むしろ、そこいらの幼稚園児そのものなんだから。

 

しばらく三人は、放心状態に陥った。

 

10分後、、、、

 

ケンイチ

「まあ兎も角、神様で間違いが無いなら話を良いかな?」

 

神様

「良いよ!ケンイチクン!」

 

ケンイチは、代表して自分達の状態を聞いたのだ。

 

ケンイチ「俺たちの身に何が起こったんですか?」

 

神様

「カンタンだよ、三人はねぇ………」

 

三人

『うんうん』

 

神様の言葉をじっと待つ三人。

 

するととんでもない言葉が返ってきた!

 

神様

「同時に空から降って来たカッターナイフが頭に刺さって死んじゃったんだよ〈無邪気な笑み〉」

 

ポクポクポク・・・・・・・チーン!!

 

三人

『ハアァァァァァァ!?』

 

またもやハモった!

この三人は一体どれだけ仲が良いのか?

しかし『そう言えば』と思い出す。

 

涼太郎

「なんで空からカッターナイフが降って来たんですか?」

 

涼太郎が理由を聞くと神様はこう答えた

 

神様

「カッターナイフでジャグリングをやってたから〈無邪気な笑み〉」

 

なんとまたとんでもない理由だった!

 

鋼賀

「まさか、刃を出しながらですか!?」

 

神様

「ピンポーン!〈無邪気な笑み〉」

 

と明らかに最初の謝罪とは真逆の反省の色無し!

 

ケンイチ

「いや何してくれとんじゃーーー!?」

 

ケンイチが頭を抱えて叫んだ!

 

神様

「いやぁ、ゴメンゴメン、テヘペロ〈ウインクして舌を出す〉」

 

この行動に三人は遂にブチ切れた!!

 

ケンイチ

「よし!殺そう!」

 

涼太郎

「ちょっと(肉体言語と言う名の)“お話し”しようか?」

 

鋼賀

「貴様の罪深き因果、俺たちが断ち切る!!」

 

と最早止められ無いブチ切れ度だ!

 

神様

「キャーッ!?本当にごめんなさ~~~い!?だからその『お詫び』を持ってきたから許してぇ~乱暴しないで~!?」

 

三人

『お詫びぃ~??』

(バキボキッバキボキッ)←指を鳴らす音

 

切れた三人に恐怖した神様は突然態度を改め、『お詫び』を持ってきたと言うのだ。

コレには流石に反応した三人

 

神様

「そ、それは『転プレ』だよ!!(ガクガクブルブル)」

 

『転プレ』、それ聞いた三人は

 

三人

『え゛ッ、マジ!?』

 

と一瞬で頭冷えたのだ

 

神様

「本当だよ!?転生先は『ハイスクールD×D』だよ!?三人の特典は何でも許すよ!?」

 

必死に弁護するように説明する神様!

 

ケンイチ

「なんでラノベのハイスクールD×Dなの?」

 

二人

『うんうん』

 

転生先の理由を聞く三人

 

神様

「それは安直に三人が好きな作品だから許してぇ~!?」

ということであった。

 

鋼賀

「どうするケンイチ?話に乗るか、ボコすか?」

 

神様

「ウゥゥ(ガクガクブルブル)」

 

鋼賀はケンイチに聞いてみたのだ。

涼太郎もケンイチに同じようにに目線を送る。

 

ケンイチ

「しゃーねーな、信じてやるか。」

 

神様

「ホントッ!?」

 

ケンイチ

「どのみち俺たちは死んだ身だ、だったらこのチャンスに、二次元世界に行こうじゃねぇか!」

 

とポジティブに答えた!

 

鋼賀

「仕方ない、信じてやろう。」

 

涼太郎

「まあ良いかもしれないな。」

 

二人もケンイチに同意したのだ!

 

ケンイチ

「という訳で転生の言葉、信じるよ神様。」

 

神様

「よ、良かったぁ~(冷や汗)

 

じゃあプレゼントは一人四つまでだよ。」

 

とプレゼントの説明を受けた三人は、一つずつ答えていく

 

鋼賀

「俺はまず一つは、容姿を牙狼シリーズの『鈴邑零』みたいに頼む、二つ目は、牙狼シリーズの『黄金騎士牙狼(鋼牙バージョン)』を、三つ目は、強力な剣士、そして四つ目、牙狼のデメリットを無しにしてほしい。」

 

まず鋼賀は自分が牙狼になることを選んだ

 

神様

「三つまでは分かるけど、具体的デメリットというのは?」

 

鋼賀

「仮面ライダーみたいに簡単に翼人や竜人とか鷹麟(おうりん)と心滅獣身が簡単に変身出来るようにしてほしい、後制限時間無しと心滅は自我を保てる状態で頼む」

 

神様

「よし、鋼賀クンはOK!次は涼太郎クン!」

 

次は涼太郎だ。

 

涼太郎

「う~ん、俺は一つ目は、容姿が仮面ライダーWの『左翔太郎』で、二つ目は、原作のフォーム全てに変身出来る事、三つ目は、仮面ライダーWに変身出来る事、最後は、一人でWに変身出来ることだな~」

 

神様「よし、涼太郎クンもOK!じゃあ最後、ケンイチクン!」

 

涼太郎もOKが出てラストがケンイチになったのだ

 

ケンイチ

「俺はじゃあ、一つ目は、ウルトラマンパワードに変身出来るように頼む、二つ目は、ウルトラマンジャックのウルトラブレスレットにウルティメイトブレードを追加した特殊ブレスレットとウルトラコンバーターの装備と、三つ目が、容姿はウルトラマンネクサスの『姫矢准』をお願いして、最後は結構筋肉の有る体にしてほしい。』

 

神様

「デメリットはいいの?」

 

ケンイチ

「ああ、ウルトラコンバーターを頼んだから、デメリット解消の代わりになるから。」

 

神様

「よし、ケンイチクンもOK!しかしまあ、一言言えるとすれば、『鬼畜な位チート』だね!」

 

三人

『うっせぇ!』

 

三人の転プレは決まったが確かにかなりチートである

 

神様

「じゃあ、今から扉開けるから、向こうに付いたら手紙を呼んでね!〈Vサイン〉」

 

 

ケンイチ

「手紙って?」

 

ケンイチが神様の言った手紙の説明を求めた。

 

神様

「簡単な詳細だよ!」

 

それを聞いた三人は納得した。

 

神様

「それじゃあ心の準備はOK?」

 

神様がそう言うと、三人の前に扉が出現した。

 

鋼賀

「ああ、問題無い。」

 

涼太郎

「鋼賀に同じだ!」

 

ケンイチ

「むしろ、ワクワクが止まんねぇや!」

 

三人とも問題なかった。

 

神様

「ドアノブを三人で同時に引いていってねぇ~〈満面の笑み〉」

 

そう言われた三人はドアノブを握る。

 

その時?

 

神様

「(ニヤリ)」

 

何故かニヤリと怪しい笑みを浮かべる神様だが、三人は気付かない。

 

ケンイチ

「よっしゃ、俺のタイミングで行くぜ、二人とも!」

 

二人

『O.K.!!』

 

そしてカウントダウン開始!

 

ケンイチ

「さ~~~~ん、にぃ~~~~、い~~~~ち!」

 

三人

『ゼロォォォォ!!』

 

と最後は同時に三人が、ウルトラマンゼロの〈すすめ!ウルトラマンゼロ〉最後の部分を叫び、ドアノブを回す!

 

すると、、、、、!?

 

バカンッ!!

 

三人

『ヘッ!?』

 

足元に穴が開いて、文字通り…落ちる!!

 

三人

『ギャアアアアアア!?そんなの有りかアアアアアアッ!?』

 

そう断末魔を上げながら真下へ一直線!

 

神様

「行ってらっしゃーい!地獄行きじゃなくてちゃんとハイスクールD×Dに行けるから~~!!(無邪気で楽しんでいる)」

 

そうは言うが、ものすごいスピードで落ちた三人に聞こえる筈がなかった!

 

神様

「ふう、これで一仕事完了!!

じゃあこれでカッタージャグリングの続きをやろーッと!!」

 

と言って去って行った神様であった!

 

三人

『覚えてろよーーーーーーーーーーーーー!!』

 

と言った三人は、必ず神様に復讐心を燃やすのだった…。

 

つづく!!

 




次回予告BGM
『牙狼~saver in the dark~(サビバージョン)』


ナレーション(ザルバ風)

「まさかお前たちは、自分が死ぬ訳無いなんて思ってないだろなぁ? 人生ってのはよくわからないもんなんだぜ?

次回『接触(コンタクト)』

全く、ヒーローは辛いぜ。」

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