biohazard 狂気の村の真実   作:如月ユウ

3 / 14
修司はトレジャーハンターに転職しました(嘘)


3話 正当防衛

洞窟を出てもう一つの桟橋にボードを停める。

小屋を調べると樽と木箱があった。

 

「さっそく壊すか。」

 

弾の無駄使いをしたくないので蹴って壊す。

しかし樽と木箱には何もなかった。

 

「ハズレか。」

 

見つけてすぐは見つからない。気長に探そう。

小屋を出て坂道を上がるとカラスの巣を見つかる。

 

「少し気まずいが仕方ない。」

 

ハンドガンを構えて巣を撃つと宝が落ちた。

「武器商人の言った通りだな。」

 

修司は宝を拾う。

 

5連真珠のバングル

武器商人に売れば一万ペセタで換金できる

 

「この調子でどんどん探すか。」

 

坂道を進んでいくと二手に別れていた。

 

「右からだな。」

 

右に進んで坂道をのぼるが崖にたどり着く。

 

「行き止まりだな。」

 

双眼鏡を使って湖の全体をみる。

湖は崖に囲まれており二つの桟橋が設置されている。

どうやらボードで反対側の桟橋に行くときに使うのだろう。

「戻るか。」

 

来た道を戻って左側の道に進む。

しばらく歩いていくと沼地にたどり着く。

橋が建てられており小屋も建っていた。

橋を歩いていると木にカラスの巣があった。

巣を撃つと宝が落ちる。

 

アンティークパイプ

武器商人に売れば一万ペセタで換金できる

 

「本当に拾っているらしいな。」

 

地図を確認するとカラスの巣に宝があるとチェックされていた。

小屋にはいると樽があったので蹴り壊す。

しかし何もない。

 

「チェックされてないのは何もないってことか?」

 

小屋を出て橋を渡りきるとまた坂道だった。

 

「森だから坂道ばかりか、仕方ない。」

 

坂道をのぼっていくと小屋を見つけて木箱が置いてあった。

 

「うん、やっぱりない。」

 

案の定、壊してもなかった。

「ストレス発散だと思えばいいか。」

 

小屋を出て進むと板で封鎖されていた。

扉があったので開けると酷い有り様だった。

小屋が壊されていた。

巨人の足跡があり、多分巨人が小屋を壊したのだろう。

 

「巨人なんているのか?」

 

周囲を調べると宝石を二つ見つける。

 

スピネル

武器商人に売れば2000ペセタで換金できる

 

宝石以外はなかったの奥の扉を開けて進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと崖になっており板で造った橋が出来ていた。

しかし劣化しているのか壊れている場所がある。

奥には小屋ではなくちゃんとした建物が建てられていた。

 

「教会か?」

 

修司は崖をみる。

 

「落ちたら怪我じゃすまないな。」

 

穴を避けて通りときにはジャンプして橋を進む。

 

「ようやく地面に到着。」

 

門から周りをみる。

 

「墓場か…なぜ奥に樽が積んだ荷車があるんだ?」

 

坂道には墓場が建てられていて壊れた荷車が小屋にぶつかっていた。

何かの拍子で落ちたのだろう。

 

「教会なら人はいるだろう。」

 

修司は教会の扉を開けてなかにはいるとフードを被った教徒が二人いた。

 

「disculpeme.(すいません)」

 

修司はスペイン語で話す。

 

「Es usted, pero es agradable a veces quieres oir?

(聞きたい事がありますがいいですか?)」

 

教徒達はひそひそ話をする。

 

「(スペイン語間違ってないよな?)」

 

エージェントの訓練には言語の勉強も内容としてはいっていた。

修司は射撃や格闘訓練よりも言語の勉強を優先。

レオンよりも戦闘力は低いが彼よりも英語以外の他国の言葉を話せる。

 

一人の教徒は修司をみる。

 

「Dejame malo, pero salio ocupados.(悪いが忙しい、出てってくれ)」

 

何かやることがあるらしい

邪魔してはいけないので教会を出ることにする。

 

「Gracias.(どうも)」

 

教会の扉に手をかけようとした瞬間

 

 

 

 

 

ヒュン

 

 

 

修司の隣に矢が刺さった。

 

「あぶなっ!」

 

修司は柱の陰に隠れてハンドガンを構える。

教徒はボウガンを持っていた。

 

「Correctamente Atero tonto.(ちゃんとあてろバカが)」

 

「ruidoso!(うるさい!)」

 

教徒は長椅子に隠れてボウガンを撃つ。

 

「おいおいマジかよ。」

 

修司は柱の陰から教徒の動きをみる。

教徒は交代して撃つのではなく二人ともボウガンを撃ち、一緒に矢をボウガンに装填する。

 

「二人撃ったらあと反撃だ。」

 

教徒がボウガンを撃った瞬間修司は柱から出て、矢を装填中に教徒の頭を撃つ。

 

「guar!(ぐあっ!)」

 

教徒の頭に命中して二人は絶命する。

 

「お前達が撃ったからな、正当防衛だ。」

 

教会の祭壇にある戸棚を調べると8000ペセタがあった。

 

「慰謝料として貰うか。」

 

修司は教会を出た。




スペイン語の単語が間違っているかもしれません
間違っていたらコメントしてください

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。