biohazard 狂気の村の真実   作:如月ユウ

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個人的にはスッキリ回


11話 サロンでの戦い

扉を開けると聖堂の二階だった。

一階には邪教徒達がお祈りをしていた。

 

「邪魔にならないようにこっそり退場しよう。」

 

「そうだね。」

 

二階のシャンデリアに乗って反対側の道に行く。

 

「これは?」

 

扉を開けるとテーブルに日記のようなものが置いていた。

 

「日記?」

 

修司は日記を開いた。

初代当主はサドラーの力を弾圧していた。

サラザールはサドラーの信者であり封印していたプラーガを復活させた。

全世界がプラーガに感染することで救われるとのこと。

 

「馬鹿馬鹿しい。」

 

修司は日記を叩き付けるようにテーブルに置いた。

 

「世界の神になるつもりなのか。」

 

「だからレオンとアシュリーにプラーガを感染させたのか。」

 

「許せねぇ…」

 

修司は奥歯を噛み締めていた。

 

「アシュリーを探そう。」

 

「あぁ。」

 

扉を開けた瞬間ボウガンの矢が壁に刺さる。

 

「あぶなっ!」

 

目の前にある柱に隠れる。

 

「レオンどうする。」

 

「そこから狙撃は出来るか?」

 

「大丈夫だ。」

 

「俺は二階に行く。一階から援護してくれ。」

 

「わかった。」

 

修司は柱から出て二階にいる邪教徒を狙撃。

レオンは左側の扉から二階に向かう。

二階にも邪教徒がボウガンやモーニングスターを持って襲いかかる。

 

「邪魔だな。」

 

近付いてくる邪教徒をショットガンで吹き飛ばして赤い服を着た邪教徒に近付くと逃げ出す。

 

「シュウ!そっちに行った!」

 

「わかった。」

 

修司は邪教徒が来る扉に行って待機をする。

邪教徒は扉を開けた。

 

「buenas noches.(こんばんわ)」

 

すっごい良い笑顔で邪教徒の顔を思いっきり殴り邪教徒は大きく吹っ飛ばされる。

被っていた鹿の被り物は壊れた。

 

「やるなシュウ。」

「こいつ鍵持ってる。」

 

邪教徒は鍵を首にかけていた。

鍵をレオンに投げる。

 

「どこかの鍵だと思う。」

「目の前の扉を調べてみる。」

 

扉は鍵が掛かっており先程拾った鍵を使うと扉は開いた。

 

「ここの扉だった。」

 

「いまそっちに行く。」

 

二階の扉に行くまでにヴェルペット・ブルーを一つと4000ペセタを見つける。

 

「おや、いらない同胞と邪魔者ですか。」

 

扉を開けるとサラザールが二階にいた。

 

「アシュリーはいませんね。」

 

「おじいちゃん、さっき会ったでしょ」

 

修司はわざとサラザールのことを介護が必要な老人のように話した。

 

「これはこれは、私はこう見えても二十歳なんですよ?」

 

「Conozco a un buen hogar de ancianos.(良い老人ホームを知っているぜ。)」

 

「guardelo.(黙れ)」

 

「お前も所詮虫けらの操り人形か」

 

「私を低俗のガナードと一緒にしないでください。虫どもは奴隷に過ぎません。」

 

「私が支配しているんです。」

 

「レオンとアシュリーが可愛そうだな。」

 

「お前らの教団は俺達が壊す。」

 

サラザールは指を鳴らすと扉が封鎖され邪教徒達が現れる。

 

「始末しろ。」

 

邪教徒達は二人に近付く。

 

「レオン」

 

「なんだ?」

 

「こいつを使うか?」

 

グレネードを手にとる。

 

「さすがに多いからな。」

 

「なら投げた瞬間左右に別れよう。」

 

「わかった。」

 

修司はグレネードのピンを抜いて床に落とした瞬間左右に別れる。

邪教徒達は追いかけようとしたがグレネードが爆発して巻き込まれた。

修司は右側の扉から二階に進み。

レオンは真っ直ぐ進んで二階にあがった。

二階から増援が現れる。

 

「こいつは任せろ!」

 

「頼むレオン!」

 

修司はサラザールがはいった扉にスイッチがあったので押すと真ん中から土台が現れて宝箱が置いていた。

 

「宝箱?」

 

壁画が開かれてロケットランチャーを構えた邪教徒達が出てきた。

 

「ロケットランチャー!?」

 

「伏せろ!」

 

ロケットランチャーが発射され二人は地面に伏せた。

弾頭は二人の上を通って壁にあたり爆発をした。

 

「この野郎…」

 

修司はセミオートライフルでロケットランチャーを撃った邪教徒を狙撃した。

「足場がない。」

 

「レオン探してくれ。」

 

レオンは二階にある扉を開いて奥にスイッチがあるのを確認する。

スイッチを押すと宝箱に続く足場が出てきた。

別の壁画からロケットランチャーを持った邪教徒が出てくる。

 

「二度目は効かない。」

 

セミオートライフルを邪教徒の頭を狙って狙撃。

邪教徒の頭に命中してロケットランチャーの発射を防いだ。

扉からレオンが出てくる。

 

「レオン、見つかったらしいな。」

 

「宝箱を調べよう。」

 

宝箱の中には山羊のオブジェがはいっていた。

オブジェを拾うと封鎖された扉が開く。

 

「ようやく一つ目だな。」

 

「はやくアシュリーを見つけないとな。」

 

邪教徒が持っていた未使用のロケットランチャーを拾って二人はサラザールがはいった扉を開ける。




探しているわりには現れてるし暇なんでしょうね

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