biohazard 狂気の村の真実   作:如月ユウ

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なんでサラザールはわざと道があることを教えるんでしょうか?


10話 害虫駆除

右側の扉を開けて地下水路に降りる。

 

「地下水路の道のりもしっかり書いてあるな。」

 

修司は地図を見ている。

 

「真っ直ぐ行けば問題ない。」

 

「俺が先行する、シュウは後ろを見てくれ。」

 

「わかった。」

 

レオンはショットガン

修司はセミオートライフル構えて歩く。

 

 

 

 

 

 

ガシャン

 

奥から足音が聞こえた。

二人は前方に構える。

 

「気のせいか?」

 

「警戒して行こう。」

 

曲がり角から奥の曲がり角を見る。

 

「敵影なし」

 

「後ろも確認、敵影なし」

 

曲がり角から出て進もうとしたら足音が近づく。

 

「来るぞ!」

 

レオンはショットガンを発砲。

命中したのか目の前から何かが吹っ飛び、正体をあらわす。

 

「こいつが足音の正体か。

 

「サラザールが言っていた虫か。」

 

ショットガンに命中したのは擬態をした虫

ノビスタドールだった。

ノビスタドールは散弾をもろにくらい絶命する。

ノビスタドールの目から宝石が落ちる。

 

グリーンアイ

武器商人に売れば1000ペセタで換金できる

 

「虫に宝石を埋め込むとは…」

 

「趣味悪いな。」

 

曲がり角の度に覗いて確認して進む。

梯子になっており奥の梯子に行けば扉がある。

 

「んん…?」

 

修司はセミオートライフルのスコープで水路を見る。

 

「レオン。」

 

「どうした」

 

「静かに」

 

修司は小声でレオンに話す。

 

「手すりの下をよく見ろ。」

 

「手すり?」

 

レオンは手すりの下を覗いた。

 

「何もないぞ?」

 

「よく見てみろ。」

 

指を指した方向をみると擬態したノビスタドールの息遣いが見える。

 

「見えたか?」

 

「見えた。」

 

「レオンは手すりの虫、俺は奥の梯子の虫。」

 

「わかった。」

 

修司は梯子付近でセミオートライフルを構える。

 

「3で撃つ、1…2…3、ファイア!」

 

同時に撃ちノビスタドールは二体同時に倒れる。

 

「クリア。」

 

「こっちもクリア。」

「レオン先に降りていないか確認してくれ。俺はうえで見てる。」

 

「わかった。」

 

レオンが梯子を降りて水路に擬態虫がいないか確認し奥の梯子にあがる。

 

「シュウ、今度は俺が見る。」

 

「了解っと。」

 

修司は梯子に降りてグリーン、レッドアイとヴェルベット・ブルーを拾う。

扉を開けると牢屋が左右2つある牢獄に着く。

 

レッドアイ

武器商人に売れば1500ペセタで換金できる

 

「牢屋?」

 

「こんなところにもあったのか。」

 

奥に進もうとした瞬間伝承か床に落ちる音がした。

 

「来るぞ!」

 

ノビスタドールが襲いかかりレオンのショットガンが発砲される。

 

「どうする。」

 

「逃げるんだよ!」

 

修司達は左側の通路に走り扉を開けてノビスタドールがはいる前に閉める。

 

「危なかったな。」

 

「擬態して見えないからな。」

 

部屋を調べるとバルブが設置されており目の前を見ると水路は排水しないと通れないようだ。

 

「バルブを回そう。」

 

「なら俺は部屋を調べる。」

 

レオンはバルブを回している間、修司は宝箱を開ける。

 

盲目の蝶のランプ

武器商人に売れば4500ペセタで換金できる

何かをはめる穴がある。

 

「これって…」

 

グリーンとレッドアイを盲目の蝶のランプにはめる。

 

妖光蝶のランプ

武器商人に売れば11000~15000ペセタで換金できる

 

「シュウ、排水出来た。」

 

「サンキョーレオン。」

 

「そいつは?」

 

「違う色の宝石があれば完成できる。」

 

「あの虫達を駆除すれば見つかるかもな。」

 

部屋を出るとノビスタドールの気配がする。

修司はスコープを見てみると天井にノビスタドールが数体張り付いていた。

 

「レオン、したに落ちた虫の駆除を頼む。」

 

「わかった。」

 

修司は天井に張り付いているノビスタドールを狙撃しレオンは落ちたノビスタドールをショットガンで追い討ちをかける。

ノビスタドールは宝石を落とした。

 

ブルーアイ

武器商人に売れば3000ペセタで換金できる

 

その他にグリーンアイを二つ拾った。

 

「この青いのをはめれば完成かな?」

 

輝く幻光蝶のランプ

武器商人に売れば32000ペセタで換金できる

 

「完成だ。」

 

「綺麗なランプだな。」

 

「アシュリーのお土産になりそうだな。」

 

「こんな状況じゃなきゃ喜んでいるだろうな。」

 

先ほどの道に戻ると複数の気配があった。

 

「いるな。」

 

「あぁ。」

 

天井から複数の足音が床に落ちた。

レオンがショットガンで吹き飛ばして修司がセミオートライフルで追い討ちをかける。

修司は天井を見たが落ちる気配がない。

 

「終わった?」

 

「終わったかもな。」

奥まで進む排水をして通れるようになった水路を降りて奥の扉を開ける。

 

「これはこれは…」

 

刃の付いた振り子が金属の音を鳴らして動いていた。

 

「地下水路は退屈しないな。」

 

「そうだな。」

 

振り子を簡単に突破して長い梯子をのぼり扉を開けた。




次はモリネズミー.モリネズミーです

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