モンスターハンター 【紅い双剣】   作:海藤 北

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 展開が早いですが、二十一話のカイトの語った話の補完に入ります。


第二十三話 真実

 カイトはクエスト達成条件をすぐに済ませ(もちろんレイラの助けは無しで完遂させ)、日付が変わり空が白んできた頃にはポッケ村へと戻ってきていた。

 まだ朝も早く、早起きなお年寄りや、開店準備をしている店主たち以外はまだ置きて活動している様子はない。

 そんな人たちとすれ違いざまに会釈をしながらカイトはまず酒場へと向かった。酒場の暖簾をくぐってすぐのギルドの受付カウンターには既に業務の準備を始めている受付嬢たちとギルドマネージャーの姿があった。

「雪山草の採取クエスト、終わらせてきました」

「あ、お疲れ様です。……はい、確かに受け取りました。こちらが報酬です」

 非常に難易度の低いクエストを受注していたため報酬金は小さな硬貨で事足りるような少ないものだった。もともと気持ちの整理をするために村から出ただけだったので報酬については特に気にしていない。

 朝が早いためか、最近酒場の中で業務を取り仕切っている赤装束のギルドナイトたちの姿はなかった。その代わりに防寒具を着込んだ見慣れない男が、何やら書類を指さしながらギルドマネージャーと話し込んでいた。

 カイトに気がついたギルドマネージャーが「あら、おはようございます」と声をかけてきたので、カイトも軽く会釈で返した。

「そちらの方は……?」

「古龍観測隊の方ですわ~。最近気球から突発的な局地的天候異常を観測しているようでして……。近いうちに猛吹雪が来るかもしれないと」

「猛吹雪ですか……」

「ですから本日中には村の皆さんに有事に備えておくように通達する予定ですわ~」

 カイトはギルドマネージャーの説明に一部違和感を覚えた。その違和感を、ある一つの仮説とともに口に出した。

「“突発的な”天候異常……。それは古龍の関わりを疑ってもいいんですね」

 古龍とはその存在があるだけで周りの環境に影響を及ぼしさせするという、歩く災害とまで呼ばれる存在だ。突発的に、尚且つ局地的な天候の異常が見られるというのは古龍の関係を疑っても不思議ではない。

 そしてギルドマネージャーの口から告げられたことはカイトの予想通りであった。

「その通りですわ~。古龍観測隊はこの件が風翔龍クシャルダオラによるものだと睨んでいます」

 やはりか、とカイトは唾を飲んだ。先日のドドブランゴ戦で見たモンスターの抜け殻。あれはクシャルダオラのものだったのだ。

 そうなると早めに対策を取らないといけなくなる。もしもクシャルダオラが村へと接近してきたらその被害は甚大なものとなってしまう。最悪のケースでは村を捨てることになるかもしれない。

「その件に関するクエストは?」

 カイトの問に対して受付カウンターの奥にいたG級受付嬢のシャーリーが肩をすくめた。

「今のところ受理されていないわ。あのギルドナイトたちが何を考えているのか知らないけど困ったものね」

 

「ギルド支部の権限があいつにわたった弊害が既に出始めているということか」

 いつか話を聞いていたのか、酒場の入り口にはガウが立っていた。その後ろにはラインハルト、フローラ、ガウとレイラ、そして目をそらして俯いたリンの姿があった。

「……お前ら、ずいぶんと早いな」

「……ふん。昨日の話、まだ最後まで聞いてなかったからな」

 ガウはあくまで刺すような視線で、カイトに話しを促した。

 ガウはカイトが過去に何があったのかとは関係なく、わざと言葉足らずでリンにあのことを聞かせたことを責めているのだった。

「……そうだな、座って話そうか」

 フラヒヤ山脈でレイラと話し覚悟を決めていたカイトは五人を奥のテーブル席へと招いた。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 六人が着席した後、飲み物と軽くつまめるものを運んでもらってからカイトは“続き”を語りはじめた。

「コルトと俺は常に行動を共にするようになった。俺は両親の顔も知らずに育ったから、父親というものがいればこういうものなのだろうかと思った」

 懐かしそうに、遠いものを見るような目でカイトはそう言った。実際にコルトがどのような気持ちで、理由でカイトといたのかは今となっては分からないが、誰にも愛されず育ったカイトにとっては常に身近にいてくれる人物の存在は大きく影響を及ぼした。

 その時点での狩りの技術はそう変わらないものだったが、カイトは狩りの技術以外にコルトから学ぶものがたくさんあった。

 そのおかげで、カイトは少しだけ歳相応の顔を見せるようになった。

 

「そんなある日の事だった、コルトが倒れたのは」

 原因は食事に毒を盛られたためだった。

「なぜ毒を盛られたのかを説明する前に、ひとつ話しておかないといけないことがある」

 カイトは瞳を閉じ、意を決して口を開いた。

 

 

「──対轟竜戦はそもそも、ギルドナイトであるコルト・シルヴェール及びローザ・スチュアート両名が、ポッケ村専属のハンターを事故に見せかけて殺害するという指令を含んだクエストだったんだ」

 

 

 カイトのその発言にレイラ以外の五人が固まった。レイラは知っていたのか悟っていたのか、ただ一人その発言に動じずにいた。

「そ、それって、どういう……」

 一番動揺していたのはリンだった。

 それも当然で、自分の父が母の死の原因だと言われても素直に飲み込めるはずがない。

「……あの後ガウ達に詳細を聞いたかは分からないが、今ポッケ村に滞在しているギルドナイトのジャンはポッケ村でのギルド支部の権限を欲していた。その上で邪魔になるのがギルド支部に専属として登録している上位以上の実力を持ったハンターだ。だからヤツはどうにかポッケ村の五人のG級ハンターを専属から外したかった」

 しかし、故郷への愛の強いメイ・シルヴェールらはギルドにいかなる待遇の保証を受けてもそれを良しとしなかった。彼女たちは例え遥か遠方の地へと狩りへ赴いても、最後に帰るのは故郷であるポッケ村であり、専属ハンターとしての登録を変えるつもりはなかった。

 

 しかし、そこでついにギルドナイトであるコルトとローザの二人にギルドの上層部から命令が下った。

 二人は自然と共存するためにあるハンターズギルドという組織のあり方に、一種の忠誠心のようなものを抱くようになっていた。

 そのためか、普通ならば絶対に受諾し得ないこの指令を二人は最終的に受けてしまったのだ。

「そんな、馬鹿な……」

 ガウも自分の母の犯してしまったことに歯噛みした。

 その命令を実行するためのクエストとして選ばれたのがその頃多くのハンターが討伐に失敗したという、ティガレックスの強力な個体の討伐だった。

「ここから先の話はコルトの話してくれていたことからの推測も入る……が、おそらくほぼ合っていると思う」

 

 そうして狩りに出た五人はティガレックスの相まみえた。確かに強力な個体ではあったが、当時大陸でその名を馳せていたハンターがいるそのパーティーに討伐が不可能であるということはなかった。

 その狩りの中で、コルトはついに意を決した。

 何か別の動作をするふりをして、コルトはブルックを突き飛ばした。

 ブルックの目の前には牙を向いて迫る轟竜。ブルックはその時死を覚悟しただろう。

 しかし、そうはならなかった。

 三十年近くも共に過ごしてきた仲間だ。いかにギルド上層部の命とはいえ、仲間を見捨てることなどできるだろうか。

 しかしその時ローザが正気に戻った。

 ローザはティガレックスの目の前で尻もちをついているブルックをさらに突き飛ばす形でかばった。

 そして、ティガレックスの牙は代わりにローザを貫くことになった。

「ブルックのおっさんが、バルドゥスに時々負い目を感じているような態度を取るのはそのせいだと思う。ブルックからすれば、友であるバルドゥスの妻は自分を庇って死んだということになるからな」

「……そ、んな……」

 リンは父がそんなことをしたということが信じられなかった。自分にっとての父コルトは、仲間を第一に大事にし、自分と母であるメイを大事に愛してくれた優しい人だったからだ。

「そこでコルトも正気に戻ったんだろう。バルドゥスとブルックの狩場からの撤退を助けた後、コルトは一人ドンドルマに戻った」

 指令内容はポッケ村の上位以上の専属ハンター全員を死亡させるものだったので本来ならば失敗であるが、メイはティガレックスにやられたのか行方不明となり、バルドゥスとブルックはハンター稼業を引退してしまったため、結果として目的は達成されコルトはお咎め無しという結果に終わった。

 

 そこでコルトはとある少年に出会った。

 妻であるメイから聞かされていた“その才能が故に大人に利用されてしまった少年”のことであるとひと目見てわかった。

 その少年の名はカイトといった。

 髪と瞳が黒いその少年のことを、メイは常々気にしていた。メイ自身はギルドナイトではなかったが度々くる勧誘の中でカイトの姿を見ていたのだろう。

「じゃ、じゃあお母さんがよくウチに話してくれていたお話の主人公のカイトって……」

「俺のこと、なんだろうな」

 リンが以前カイトに話してくれた、リンの母であるメイがよく話してくれた物語。その内容は、実力はあるがいつも一人のカイトというハンターが徐々に仲間ができていき、一緒に狩りをして成長していくという物語だった。

 これはおそらく、カイトにそうなって欲しいというメイの願望だったのだろう。稀代の狩りの才能を持った身寄りのない少年がは、大人の黒い欲望がために育てられ利用されていた。

 しかし、そのことをやめさせ、少年を引き取る正当な理由などどこにもなかった。その少年はギルドナイトという一職務を全うしていただけで、睡眠や食事の制限などを受けているわけでもない。むしろ平均的な生活水準よりもはるかに良い環境で暮らしていた。

 いかに狩人としての腕があっても、メイはその少年を救う手立てはなく、ただこうあってほしいという理想を抱くことしか出来なかった。それを物語として、時々自分の娘へと聞かせていたのだった。

 それがなんの因果があってか、記憶をなくしたカイトという青年に、リンという娘が昔聞かされた物語の主人公の名を取ってカイトと名付けることになったのだ。

 

「コルトは俺と行動を共にしながら、とあることを調べ始めた」

「自分にくだされた命の真実をか」

 大体察しのついてきたガウが眉間にしわを寄せたまま言った。ろくに髪を整える暇もゆとりもなかったのか、普段はオールバックにまとめている真っ赤な前髪が眼前に垂れ、その間から二つの瞳が覗いていた。その鋭い眼光は未だに昨晩のカイトを責めているようだった。

「そうだ。そうしてコルトは自分に命を下した大本はジャン・マーカットという老いたギルドナイトであるということ、そしてその目的がポッケ村の支部の権利であることを知った。それからコルトはジャンの計画を止めるべくジャンの身辺調査を始めた」

 ジャンは今おこなっていることを見てもわかるとおり、権力に目のない男だ。その時あったポジションに至るまでにも様々な汚職をもってのし上がっていったのだ。コルトはその汚職の証拠を少しずつだが集めていった。

 しかし周りを嗅ぎまわっていることは察知され、そうしてコルトを秘密裏に処分することをジャンは決定した。

「ただし処分しようにもそう簡単には行かない。不当に個人の情報を嗅ぎまわっていることを咎めようにもその内容が内容だ。ヤツは自分の派閥以外の力を借りることは出来なかった。直接手を下そうにもギルドナイトといえどもそう簡単に人を斬って捨てることはできない」

 よく噂で出回るような『ギルドナイトがギルドに不利益になる人間を秘密裏に処分している』ということは殆ど事実ではない。というのはそう言った違法行為を行うハンターに対する処罰は公的な手続きを踏んで行われるためである。

 ハンターズギルドとはあくまでモンスターを相手に自然と共生していくべくして設立された組織であり、軍人以外に公に武具の装備を許されている特殊なケースの人々が集まっている。

 しかし、ハンターの人口とは非常に多くそれは軍人をも上回る。もしも狩りにそのハンターたちが一つの目的をもって武装蜂起を起こしたりしたらそれはちょっとの問題では片付かない。

 故に習慣付けの意味も込めてハンターが人間に対して武器をふるうことは固く禁じられ、それを破ったものには厳罰がくだされる。それはギルドナイトも例外ではない。そのために、どうしても処理をしなければならない場合には一度王立の騎士団への許可証申請を取らなければならない。

 もちろんギルドの上層が絡むような裏の案件では秘密裏に暗殺が行われる。それが“殆ど”以外のケースだ。

 ジャンはその経歴のため、他の派閥からは警戒されており暗殺を行うにも一苦労といった状況だった。

 

「そこでジャンは俺に目を目をつけた。俺は幼い頃にギルドに引き取られたがその扱いは明確には決められず、もう少し成長して個人としての性質を見極められてから本格的に職務につかされることになっていた。だから暗黙の了解として数あるどの派閥にも引き込んではいけない、というものがあった。だから、“俺にコルトを殺させれば誰も誰かを咎めることは出来ないし、有用性のある俺はどの派閥からも守られる”。つまりは俺は絶好のツールだったわけだ」

「で、ですがもしジャン氏がカイトさんにコルトさんの暗殺を依頼したら結局はジャン氏の立場が悪くなるだけなんじゃないですか……?」

「そうだな、フローラの言うことは正しい。だからジャンは俺に暗殺依頼を出さずにコルトをこの手で殺させた」

 一体どうやったのか、さすがのガウでもその方法は思いつかなかったらしい。

 自分の父の死の事実を語られようとしていることに、リンは知りたいという気持ちの一方で何も聞きたくないという気持ちがせめぎ合っていた。

「ある日とあるギルドナイトに呼び止められて少し話を聞いていた時、その場にゲリョスの毒にやられたというハンターが担ぎ込まれてきた。もちろんそのとあるギルドナイトっていうのはジャンの派閥の人間だし、負傷したハンターが担ぎ込まれてきたのも計算のうちだ」

 本来ならゲリョスの毒程度なら解毒薬で処置できる。しかしそのハンターは大怪我を負った上でその傷口に毒液を大量に食らったようで、既に血管中を毒が回りそれは心臓にも至っていた。つまりは手遅れであった。

「今思えば白々しい演技だ。その場にいたジャンの派閥のギルドナイトは『苦しんで死ぬならばせめて一思いで殺してやろう』と剣をそのハンターに突き立てた」

 そうしてカイトは“毒で苦しんでもう助からない人間は一思いに殺してあげたほうがいい”、ということを学んだ。

「それからしばらくしてのことだ。遅効性の毒が食事に盛られていたんだろうな。コルトは一緒の狩りの最中に倒れた。ご丁寧にゲリョスのクエストの時だったな。コルトは毒を盛られていたということに気がついて、死ぬ前に俺にとあるモノを託した。それはコルトが集めていたジャンの汚職の証拠の在り処だった」

 それを告げたコルトは独の痛みにのたうち回った。そこでカイトは思い出した。こういう仲間を見た時自分はどうするべきかを。

 震える手でマスターセイバーを掴んだカイトにコルトはこう告げた。

 

『躊躇うことはない。楽にしてくれ』

 

、と。

 コルトは自分の首にかかっていたペンダントをカイトに預けると瞳を閉じた。

 そしてカイトのマスターセイバーはコルトの心臓を貫き、“毒に苦しむ仲間を泣く泣くその手で楽にした、どの派閥にも属さない可哀想な青年”としてなんのお咎めもなくその件は収束したのだった。

 しかし、唯一の心の拠り所が消えたカイトの動揺は大きかった。

 カイトはコルトの遺体がポッケ村に送還されるのにそっと付いて行き、そこで行われた葬儀を影から見ていた。そこではコルトの娘と思わしき少女が泣きじゃくっていた。

 その時カイトはなにか自分は取り返しの付かないことをしてしまったのではないかと罪悪感に苛まれた。それが例えカイトのせいでないとしても。

 

 それから一度はドンドルマに帰ったカイトだが、その罪悪感が消えることはなかった。そしてある日ついに、無断でドンドルマを離れ逃げるようにしてフラヒヤ山脈の方へと消えていったのだった。

 そこで轟竜と対峙し、谷へと落とされ、そして今までに至ったのである。

 

「……これが、事の顛末だ」

 カイトがそう言い終えた時の反応は三者三様であった。

 リンはその紅い瞳涙を浮かべてカイトを見ていた。その評定は怒りの表情であったが、憎悪のものとは違った。

 

「カイトは……、カイトは自分がお父さんを殺したって言ったけど……。違うよ……!カイトが殺したのとは違う……!悪いのはギルドナイトの奴らだよっ……!」

 

 リンはただ、罪を一人で被ろうとし、その事実を自分たちに隠そうとしたカイトの態度に怒っているのだ。カイトの話から、自分の父親はカイトがいなくても毒殺されてしまっていたことがわかる。カイトはただその介錯をしただけなのだ。その裏にあった権力への汚い欲望のことなど知らずに。

「それでも直接手を下したのは俺だ!」

「そんなの関係ない!カイトは悪くない!なんならお父さんだって悪いよ!そんあ悪い人たちの言いなりになっていたんだから!」

 リンはポロポロと涙を流しながら震える声で言った。

「お父さんが死んじゃったのは悲しいけど……、それを自分のせいだってカイトがいうのはもっと悲しい。そんな風に被らなくていい罪を勝手に被らないでよ……!」

「……だけど、俺は……」

「だけどもクソも無いんだよ」

 ガウが手で乱暴に髪を後ろにかきあげながらそう言った。

「俺が昨日お前を殴ったのはこういうことだ。お前が全てを話した所でこいつが同情やそういった類の感情を持つと思うか?こいつはそんなやつじゃねえ。正しいことには正しい、間違っていることには間違っているって言えるやつだ。それなのにお前は勝手にお前が罪が被れるように、お前にとって都合のいいように言葉を切って、勝手に悲劇の主人公になろうとしていただけだ。そんな女々しいことは俺は許さねえ。だから殴った」

 ガウがそう言って笑って手の甲でカイトの胸板を小突いた。さっきまでもの凄い眼光で睨んできていた大男がそん風であるのにカイトは呆気にとられてしまった。

 それから自分の馬鹿さに心底呆れて溜息をつき、まだすすり泣いているリンのそばに寄って頭を下げた。

「本当に、すまん……」

「あ、謝らないでって──」

「これは昨日のことへの謝罪だ……。それ以外の意味は無い」

「あ……、うん。……そうだね。仕方がないから昨日のことは許してあげる……」

 まだ鳴き声混じりの声でリンはそう答えた。

 その様子を見ていたラインハルトとバルドゥスはほっとして胸をなでおろし、レイラはやれやれと肩をすくめた。

 

 そうして一旦は話に決着がつき、次に事が動いたのは数日後のことであった。




 話のはじめの方から度々出てきていたリンが泣いている光景が写っていたカイトの記憶は、コルトの葬儀を隠れて見ていた時のものですね。
 ここで、カイトたちに残った問題は轟竜と風翔龍とギルドナイトのジャンのこととなりました。クライマックスも近いです。

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