俺たちは仮想の世界で本物を見つける   作:暁英琉

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迷宮の流れ星

「それにしても、やっぱりキリトくんのソードスキルわたしのより速かったよね。ステータスの違い?」

 

「あ、えっと……その……」

 

 猪肉のサンドイッチを頬張りながらイロハがキリトに尋ねる。元々コミュ力の塊な上に、こと対男子スキルなら右に出るものがいないまである彼女に覗き込まれるように近づかれて、珍しそうに渡されたサンドイッチを眺めていたキリトがそっぽを向いてどもる。まあ、こいつが中学生だとしたらイロハもマチも年上のお姉さんだからな。動揺してしまうのも致し方あるまい。

 ただ、イロハの質問も最もだ。この一月あまり『ホリゾンタル』なんかの片手用直剣ソードスキルを間近で見てきたが、キリトのそれは今まで見てきたものより速い、というか重く見えた。ステータスの敏捷値によって多少剣速は速くなるらしいのだが、第一階層のステータス差であそこまで露骨に変わるだろうか。

 キリトは幾許かどうしたものかと悩んでいたが、やがて諦めたように息を漏らした。

 

「……ソードスキルの軌道に合わせて自分の力でも振ってるんだ」

 

「自分で?」

 

「システムアシストがあるのに?」

 

 コテンと首を傾げるあざとシスターズにまたキリトがたじろぐ。あれかな、現実の頃の俺もあんな感じだったのかな。

 モゴモゴと言葉になっていない声を漏らす少年剣士に変わって、うちの情報担当が説明を引き継ぐ。

 

「システムアシストにさらに自発的運動を追加することデ、スピードや威力を上乗せすることができるンダ。というカ、ハッチも割とやってるダロ」

 

「え、マジで?」

 

 確かにソードスキル自体にもだいぶ慣れてきたせいか、そういうことをしていた気もしなくもない。相変わらずメイス使いに合わないし、ほぼ無意識でやっていたからまったく気づかなかった。

 

「……まあ、そういうことだ。未知のダンジョンであんまり多用するのはお勧めしないけど」

 

「? なんで?」

 

 頭にクエスチョンマークを浮かべているイロハたちに再起動したキリトが説明する。

 ソードスキルを実質的に強化することができるこの技術だが、注意するべき点が存在するようだ。まず第一に自分の力でスイングをして実際のソードスキルの軌道からズレてしまった場合。ソードスキルが続行不可能になると起動していたスキルがキャンセルを受けてしまう上に直後からスキル硬直が発生する。ソロプレイでそんなミスを起こしてしまえば即死しかねない状況に陥ってしまうだろう。

 第二に精神力の問題だ。そもそもソードスキル自体、発動に多少の集中力を使う。そこにさらに自身の手を加えるとなれば余計に集中力をすり減らすことになってしまう。

 集中力、精神力の摩耗は普段しないような判断ミスを引き起こす要因になりうる。さらに無理をすれば最悪アバターのブラックアウト、気絶という状況だってありうるのだ。根本の原因は別とは言え――今更思い返してみると、あの頃からソードスキルに自分の力を上乗せしていた気がしなくもないが――気絶した経験を思い出して、思わず顔をしかめてしまった。

 いずれにしても、キリトの言うように未知のダンジョンで毎回のように力の上乗せをするのは得策ではないだろう。迷宮区にしても全二十階層。十八階層であるここからだと『トールバーナ』に帰るだけでも一時間ほどかかるし、帰りの体力も考えて行動するべきだな。

 

「なるほど。イロハさん、あとで練習してみましょうよ!」

 

「そうだね。もうすぐボス戦もあるから技術は持っておくに越したことないし」

 

「ま、無理しないレベルで頑張って。頭数が減ってもらっても困るしね」

 

 どこか精神的に離れるように話を切ったキリトはずっと手に持っていたサンドイッチを口に運び――

 

「……うまい」

 

 その瞬間、イロハが最高にいい笑顔になったのは言うまでもない。

 

 

     ***

 

 

 お互いまだ探索をするということで一緒に行動――パーティを組んだわけではない――を始めた俺たちは特に敵に遭遇することなく十八階の探索終了。時間を見て、十九階の探索に入ろうということで階段を上った。

 

「…………」

 

 チラリと俺の隣、位置的にはパーティのしんがりを歩く少年剣士を横目で盗み見る。恐らくMMORPG慣れしているのだろう。即席で入っているというのに妙な安定感がある。

 しかし――それはあくまで形だけだ。マチやイロハが話しかければ少々ドモりながらも答える。必要なら連携もする。だが、そこにはどこか距離があるような、明確に一線を引かれているように感じた。

 まあ、ここまでずっとソロで戦っているプレイヤーだ。本来の俺のようにMMORPGというパーティプレイ前提のゲームですらひたすら一人でやりたいと思う人間かもしれない。

 もしも何かソロでやっている原因があるとして、それこそ俺には関係ないし、興味もない。一人で暴走した結果俺たちを危険に巻き込んだり、こいつが死んだりして攻略の戦力を削られるならともかく、悩んでいるだけなら俺の気にするところではない。

 

「「…………」」

 

 キリトも分かっているのだろう。故にこそ、俺たちの間に余計な会話は存在しなかった。

 

「あれ……?」

 

 先頭を歩いていたイロハがぽやっとした声を漏らしながら止まったので、俺も立ち止まりながら腰の武器に手を添える。しかし、いつまで経ってもイロハは武器を構えないし、微妙に緊張感の抜けた顔を曲がり角の先に向けているだけだ。

 さすがに一ヶ月もデスゲームで前線を張っているうちのタンク(見習い)が敵を前にしてそんな気の抜けた表情をするとは思えない。考えられるのは他プレイヤーと遭遇したとかだろう。

 そう結論付けて状況把握のために自分も曲がり角から顔を覗かせて――

 

 

 目に入ったのは、暗いダンジョンの中に輝く流星だった。

 

 

 流れ星なんてそう何度も見たことはない。たぶん、記憶にあるのは中学生活も折り返したくらいの頃に見たやつだけ。自宅で小町とテレビゲームに興じていた時、ふと出窓から外を眺めたタイミングでまるで見計らっていたかのように群青じみた夜空から零れ落ちた一筋の閃光。俺と同じようにその光の流動を見とがめた小町は「お兄ちゃんに友達ができますように」とか怒るを通り越して笑ってしまいそうになるお願いをしていたが、俺は願い事なんて考えることすらなく、ただただいつも通りの空を一瞬にして名画に仕立て上げた光に目を奪われていた。

 あの時と同じ色、同じ速度の流星に、あの時と同じように一瞬心を奪われてしまう。

 けれど、それも一瞬。プログラムによって投影された世界の、それも迷宮の中で流れ星など見れるはずもないと頭が急速に醒める。改めて見れば光の正体は視線の先、広間でコボルトと戦っている細剣使いのソードスキルの光――アルゴ製攻略本の記述によれば『リニアー』という技――だった。

 それにしても、本当に速い。確かに細剣はカテゴリーとして剣速の速い武器だが、一ヶ月この世界で生きてきて、ソードスキル特有のライトエフェクトが描く軌跡しか視認できなかったことは一度だってなかった。キリトのソードスキルだって確かに速かったが、さすがにソードスキルを発動させる『アニールブレード』の刃が見えないことはなかったのだから、目の前で一人でコボルトの相手をする細剣使いは相当の使い手と言っていいだろう。システムアシストに頼るだけでなく、自分自身の自発的運動でブーストをかけていることは明白だった。

 

「…………すごい」

 

 感嘆のように漏らしたマチの声が、その洗練された技の完成度を端的に表している。コボルトの攻撃を最低限の動きで回避するステップも一切の無駄を削り落として最適化したような動きだ。さっき自分でもステップ回避はしていたが、安全のためにももう少し回避行動は大きかった。

 当然、それだけすごい動きを見せられたら「こいつも元βテスターだろうか」と誰もが考えるだろう。今俺たちのいる浮遊城とは少し違う、二ヶ月間だけ存在したアインクラッド。そこで毎日のように己の剣を磨いていた剣士であると。そもそも相当な実力者でなければ、変更も多々存在するこの世界の最前線でソロプレイなどしないだろうと。だから俺も、最初はそいつが元βテスターだとほぼ確信していた。

 

「…………?」

 

 しかし、コボルトの攻撃を三回躱して二回目の『リニアー』を細剣使いが放つ頃、俺の確信は揺らぎ始める。

 確かにシンプルな単発突きの『リニアー』もステップ回避もまるで無駄が存在しない。現SAO内トップクラスの戦闘技術と言って過言ではないだろう。驚愕に値するほどの安定感だ。

 それなのに、フードに覆われて表情の見えないその姿からは一切の余裕が感じ取れない。視認できる細剣使いのHPはほぼフルだというのに、まるであと一撃でポリゴン片となって砕け散りそうな危うさすらあった。

 ちぐはぐなプレイスキルと危うさにモヤモヤしている中、再びレイピアを構えた剣士は手斧の攻撃をギリギリの動きで三回回避して――HPの残りがわずかだったコボルトの胸当ての中心に光の軌跡しか見えない『リニアー』を叩き込んだ。HPゲージの端っこをわずかに染めていた赤がごっそり削り落とされた『ルインコボルト・トルーパー』はポリゴンとなって薄暗いダンジョンに弾ける。

 

「……まさか」

 

 隣でボソリと呟いたキリトはたっぷり五秒ほど思案してから、イロハたちの前に出て広間へと近づいていく。どうやらコンタクトを取るつもりのようだ。

 俺たちはどうするか。アルゴに視線を向けると顎に軽く手を添えた鼠は残りの二人に視線を投げる。それに合わせて視線をパーティメンバーに移し、二人の眼を見て……喉の奥で気づかれないようにため息を押し殺した。

 二人の眼にはかすかな遠慮、そしてそれでは押し隠せないほどの心配が溢れていた。こいつらだってこの一ヶ月デスゲームの最前線を戦ってきて、あのプレイヤーに違和感を覚えているのだろう。このまま放っておく気になれないからこその心配の色。遠慮は……たぶん俺に対してだ。そうさせていると自覚しているのに何もしない自分に吐き気がする。

 

「……行くぞ」

 

 小さい声で返した言葉は彼女たちの耳にちゃんと届いたようで、表情を和らげるとキリトの後を追いかけていく。もう一度口の中でため息のできそこないを漏らしながら、俺も広間に足を進める。

 

「さっきのはオーバーキルすぎるよ」

 

 広間の壁を背もたれにしてへたりこんだそいつの装備がある程度細かく見えるところまで来たとき、キリトが恐らくさっきの戦闘の率直な感想を投げかけた。既に集まっているマチたちとの距離を詰める中で細剣使いを注視すると、わずかにフードを引き上げてキリトを覗くかすかにデジタルチックな双眸が目に入る。

 そしてその目が何を言われたのか全く分からないと訴えかけているのを視認した時、俺は今度こそ確信した。

 このプレイヤーは元βテスターではない。いや、それどころかこのゲームに多数存在するであろう廃人ゲーマーですらない。過剰なダメージを与える“オーバーキル”は確かにゲーム用語ではあるが、昨今漫画やラノベなんかでもよく目にする単語だ。

 それを知らないということは、ゲームはおろか似た系統の娯楽にほとんど触れていない人間ということになる。

 なぜそんなプレイヤーがこんな前線に、しかも一人でいるのか。いや、確かに俺も最初はそうしようと思っていたわけだが、実際にそんなプレイヤーを目にすると驚きを隠せない。

 

「……過剰で、なにが悪いの?」

 

 そしてさらに、その希少な存在が声色からして明らかに一層希少な“女性”であることに、その場の全員が雷に打たれたような衝撃を受けた。

 マチやイロハ、アルゴと行動を共にしているせいでたまに忘れてしまいそうになるが、SAOにおいて女性プレイヤーはただでさえ少ない。『始まりの街』で全員の見た目性別が現実と同期した段階で、ざっと見た男女比は20:1。しかも前線でゲームクリアのために戦っている女性プレイヤーなんて、情報屋補佐をやっていても四人程度しか目にしたことがないのだ。

 ましてニュービーの、いや知識で言えばニュービーとすら呼べない女性ソロプレイヤーなんて……。

 

「……別に過剰に攻撃してもデメリットやペナルティはないけど、効率は良くないよ」

 

 相手が女性だと知ってたじろいだキリトだったが、迷いながらも説明を始めた。帰り道にもかなりの時間がかかる迷宮区最奥ともなれば、その間の戦闘も避けられない。通常攻撃で十分倒せるHPだったコボルトにわざわざ集中力を消耗するソードスキルを使用するのは、長期的に見ればデメリットだ。いや、夜な夜な――今でもたまに――戦闘を繰り返している俺が言えたことではないんだが。

 説明している間、少しずつキリトの表情が固くなる。不安が混じっていると言った方が正しいだろうか。相手は曲がりなりにも最前線で戦っているプレイヤーだ。だいぶ長くレクチャーしていたし、これが普通のプレイヤーだったら「ベラベラ語ってんじゃねえよ。こっちの勝手だろ」くらい言われかねないだろうからこその“不安”だと思うが。まあ、ついそうしてしまうくらいさっきの戦闘が危なっかしく見えたということか。

 

「疲れてくればミスが増える。見たところあんたはソロみたいだし、小さなミスが命取りになっちまうから、なるべく疲れない戦い方をしたほうがいい」

 

 拒絶の言葉に備えているのか額に脂汗――恐らくは感情エフェクト――を滲ませているキリトをフード越しに覗き込んでいた細剣使いは、壁に全体重をかけるように座り直すと首を小さく横に振った。

 

「それなら問題ないわ。わたし、帰らないから」

 

「「……は?」」

 

 その返しに、さっきまでずっと閉ざしていた自分の口からなんとも間抜けな声が漏れ出して、キリトのそれと重なった。フードの陰に光る二つの瞳が俺にも向けられるが、取り繕おうという考えすら存在しない。

 

「か、帰らないって……町に? ポーションの補充とか、装備の修繕とか……睡眠はどうするんだよ……」

 

 さっきまでの――一応上辺は――上級プレイヤー然とした余裕が動揺にだいぶかき消されてしまったキリトの質問に、彼女は何でもないと言わんばかりに首をすくめる。

 

「ダメージを受けなければ薬はいらないし、武器は同じのを五本買ってきた。休憩は、近くの安全地帯で取ってるし」

 

 ……彼女の回答に一切の虚偽がないとすれば、確かに理論上は可能だ。さっきの戦法で一切ダメージを受けないというのなら確かにポーションや防具の修繕は必要ないし、市販の武器を複数買って使い潰すのなら武器の修繕もいらない。安全地帯にはモンスターも入ってこないから、一応睡眠も……。

 ――いや、無理だろ。

 安全地帯と言っても敵が入ってこないだけで足音や呻き声が絶え間なく聞こえてくるし、そもそも寝るための環境が存在しない。できて浅い仮眠がいいところだ。

 

「……何時間、続けてるんだ?」

 

「三日か、四日……?」

 

 そんな生活を続けていればどうなるか、俺は自分の身体で経験している。それも、あの時の俺よりも悪環境、強敵のいる場所で続けていたら――

 

「そんな戦い方してたら……死ぬぞ」

 

 自分でも驚くほど色のない声に全員の視線が俺に集まった。レイピア使いも射貫くように睨みつけてきたが、たぶん睨み返しているであろう俺を見て、そっと顔を伏せる。

 

「……どうせ、みんな死ぬのよ」

 

 まるで全部を諦めたような目に、最悪の結末を決めつけるその言葉に……うなじの毛が総毛だつようなざわめきを覚えた。

 この一月で全体の1/5、二千人ものプレイヤーが死んだ。まだ第一階層にもかかわらずだ。単純にその情報だけを聞けば、ゲームクリアする頃には何十人、いや何人残っているのだろうか。そもそも、クリア自体されるのだろうかと考える人間が多いのは間違いない。

 しかし、それならどうして……。

 

「ならなんで、お前はこんなところでゲーム攻略に参加してんだよ」

 

 デスゲームの最前線、この理不尽な牢獄から抜け出そうと戦っている人間たちの中になぜこの少女は一人で身を投じているのか。

 

「…………どうせゲームクリアなんて不可能だもの。それならどこでどんな風に死のうと、わたしの勝手……」

 

「……っ」

 

 全身の毛という毛が逆立つほどの寒気を、恐らくは精神的な寒気を覚えた。彼女の言葉に一種の恐怖を感じたのか、それとも心の奥でそんなことをのたまう少女を馬鹿にしたからなのかは俺自身分からない。

 ただ分かったことは、この細剣使いが“死に場所”を求めているということだった。死ぬために最前線で満足な休息も取らずにレイピアを振るい続けている。理不尽に打ち勝つためではなく、理不尽を終わらせるために。

 ――ふざけるな。

 氷点下に達するほどシンと凍った心に湧き上がったのは、あまりにもシンプルな感想だった。

 どこでどう死のうがこいつの勝手。確かにそうだ。こいつの生き方を、こいつの死に方を、ついさっき会ったばかりの俺がどうこう言う資格はない。――本来ならば。

 

「ふざけんなよ――!」

 

 さっきまで凍っていた心は、一瞬にして燃え尽きんばかりに熱を持った。前にいたキリトを押しのけ、力任せにフードの襟を掴もうと手を伸ばして――

 

「お兄ちゃん!」

 

「せんぱい!」

 

 その腕を二人に捕まれてハッと我に返った。視界の端でキリトが心底驚いた顔をしていて、熱くなった頭がスッと冷めていく。

 

「ハッチ……この嬢ちゃん、もう気絶してるゾ」

 

 いつの間にかそばに寄っていたアルゴの隣で、壁にもたれた細剣使いは力なく頭を垂れていた。オーバーワークによる仮想世界でのブラックアウト。俺はあの時一瞬の気絶だったが、たぶんしばらくは目を覚まさないだろう。

 

「……くそっ」

 

 行き場を失った憤りは、喉奥を鳴らすような声になって、広間の中に溶け落ちていった。




 アスナ登場回でした。初期のクールビューティアスナも良さありますよね。割と速攻でツンデレにジョブチェンジして、デスゲーム後半にはあまデレにクラスアップしますけど。
 原作通りの八幡だったらまた違う邂逅もありかなーと思ったりしました。この八幡だと攻略理由が理由なので、パッと見敵対みたいな感じになっちゃいましたけど。

 そろそろ第一階層ボス戦ですが、シリーズ的にも割と重要なところなので慎重にお話を練っています。まあ、作戦会議の前にもう一話くらい挟むと思うんですが、そろそろ他のSSにも取り掛かりたい感があるので、ちょっと更新が遅れるかもしれません。

 それでは今日はこの辺で。
 ではでは。

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