【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
最近の悩み、タイトルが思い浮かばない(涙)
何でだろう・・・・本編のネタはたくさんあるのに、タイトルだけが思い浮かばない謎の事態・・・・・わけ分からぬ。
ではでは、どうぞ
遊輝side
「せぇの!!」
ドンッ!!ドンッ!!
「いたっ!!!」
「いったーーい!!!」
「しばらくそこで待っておけ」
カチャン
いててて・・・・・ここ何処だ?確か拳銃突きつけられて、スタンガンを見て・・・・・
「あれで気絶させられたのか、いてて・・・・」
「うぅ〜〜・・・・・ここ何処?」
「多分あいつらの事務所みたいなところだろ・・・・しかしあいつら、人をゴミのようにしやがって・・・・・後で覚えていろよ」
これが人を商売に扱う会社かよ・・・・ご丁寧に手も縛られているし・・・・
「ん・・・・ん・・・ダメね。固くて外せない・・・」
「ちょっと待ってろ」
右手に小さな太陽を作り縄に近づける。案の定、縄は直ぐに燃え灰となる。
「すごいすごい!!私にもやって!!」
「ダメ。言っただろ、温度は本物の太陽と同じだから、普通の人間は耐えられないって。今ほどいてやる」
茜の後ろに周り、両手を縛っている縄を解きにかかる。・・・・クソ、団子結びをめちゃくちゃしやがる・・・・これをこうして・・・・と。
「良し行けた」
「遊輝っちサンキュー!!早速脱出よ!!」
「おう、サン・・・・」
カチャッ
「お前ら、ついて・・・貴様ら!!」
「えぇ〜・・・・・」
何でこんなタイミングで来るんだよ・・・・・
「やれやれ・・・私自ら来て正解だったね。とりあえずそこの君、その物騒な物を閉まってもらおうか?」
あの社長がまた拳銃を取り出して、俺たちに構える。
「しゃあねえな〜〜・・・・」
さすがに拳銃には敵わないので、渋々せっかく作った太陽を1秒もかからずに消してしまう。
「では私に付いて来たまえ。心配しなくても抵抗しないように部下が後ろに控えているから」
「それは心配じゃなくて強制だろ」
「嫌だな〜〜・・・・・」
茜もものすごく嫌そうな顔をしているが、拳銃を突きつけられている以上どうしようもない。大人しく社長の後ろを付いていく。俺たちの後ろには部下が付いているから逃げる道もない。
「(にしても・・・・汚ねぇな)」
廊下自体もうす暗く、もう何処かの暴力団のアジトみたいなものだ。衛生環境もよろしくないし・・・・そうこうしていると一番奥の部屋につく。
「入りたまえ。本来ならモデル達は入れないが君たちは特別だからな」
どう見ても怪しいだろ・・・・
社長に連れられ入った部屋はさっきの汚い印象とは正反対のめちゃくちゃ清潔かつかなり家具やらシャンデリアなどを備えたかなり豪華な部屋だった。
「随分儲かっているみたいだな」
「これはこれは、嬉しい言葉ですね」
「でも今まで何人の人を犠牲にしたのかしら?」
「だな」
「貴様ら!!」
「よしたまえ。君も少し言葉をわきまえたらどうだ?」
「生憎、あんたみたいなクソ社長に敬語とか使う必要無いって教わってな」
「・・・・・まあいい。そこのソファに座りたまえ」
と言っても強制的にソファのところまで移動させたんだろ・・・・後ろの部下がまだ拳銃を持っているのでとりあえずソファに座る。社長も俺たちの反対側のソファに座る。
「さて、我が《JUNK》に入ってくれてありがとう、茜さん」
「あなたが強制的に連れてきたのでしょ」
「いえいえ、ちゃんと私たちは挨拶を入れて連れて来たのですよ?一つ余計な物もついてきましたが」
「俺はお菓子のおまけかよ」
「そうは言ってませんよ?ただ、余計な物と言っただけですよ」
「(ほとんど一緒じゃねぇか・・・・)」
「まあ簡単に自己紹介だけはしておこう。私は立中、この事務所の社長だ。私は幼い頃から少し特別な能力があってね・・・・」
そう言った社長はおもむろにデュエルデスクを取り出し、1枚のカードをドローする。
「こういう力を持っていてね」
そう言って社長がカードをデスクに差し込むとそこから剣が飛び出して来た。こいつ・・・・まさか・・・・
「う、うそ!?何で!?」
「・・・・・・・サイコパワー、サイコデュエリストか」
「ほお〜、君は知っていたんだね」
やっぱりそうか。サイコデュエリストじゃなきゃカードの実体化なんてまずあり得ないしな。
「自己紹介はこれまでにしておくか。さて、本来なら明日から直ぐに働いて貰いたいけど、お得意様にまだ君の事を連絡してないからね。君のシフトは明後日からにしてもらうよ」
「私はやりたくないよ。こんな会社でのファッションモデルだなんて」
「ふむ・・・おい」
社長が指で合図を送り部下の一人が茜に拳銃を突きつける。
「・・・・・卑怯よ」
「会社の利益を上げるためなら何でもするさ。では明後日から入ってもらうぞ」
「っ、わ、分かったわよ」
「よし。君たち、茜さんを5階の居住スペースまで案内したまえ」
部下の半分が茜を囲み、先に部屋を出て行く。
「さて・・・・・問題は君をどうするかだ。本来ならこれで解決するがどうする?」
社長の横にいた秘書らしき奴が持っていたトランクケースを俺の前に差し出し開ける。中には100万の札束が沢山入っていた。やっぱ金で解決か・・・・・
「君が今までの事を誰にも言わないなら謝礼金としてこれをあげよう」
「俺はお前と違って仲間を金で売るほど汚い人間じゃない。却下だ」
「ふむ・・・・なかなか友達思いだね」
「お金しか考えないあんたよりかはな」
「・・・・・やれやれ、言葉使いがなってない。仕方ない、君にはしばらくここにいてもらおうか」
そう言って残った部下が俺の周りを囲む。
「こいつは1階の部屋。四股も縛っておけ」
「「「はっ」」」
ちえ・・・・今度は身体も動かしてくれないのかよ・・・・・・・部下に囲まれて再び汚い廊下を渡りエレベーターで1階まで降りる。そのまま直進して突き当たりの部屋に入れさせられる。
「そこでじっとしてろよ」
「はいはい・・・分かってますよ」
相変わらず拳銃を見せて部屋の中央でじっとする俺。その間に他の奴らが俺の両足・両手を拘束していく。両手に至ってはめいいっぱい伸ばされる。
「しばらくはそこで大人しくしていろ」
そう言って部屋唯一の扉を閉められて、鍵も掛けられる。完全なる密室、しかも光も窓からの光と薄暗い蛍光灯のみになってしまった。
流石に・・・・腕をここまで伸ばされると集中出来ないな・・・・・足で作るか・・・そう思って足で集中するが太陽が出来ない。なんでだ?
「フフフ・・・・あの物騒な物が作れなくて困ってるようだな?」
「!?」
「心配しなくてもいい、君の目の前の画面だ」
突然あの社長の声が聞こえたので辺りを見渡すと確かに目の前に1台のビジョンがあった。
「その鎖は私がサイコパワーで作った、デモンズ・チェーンだ」
「・・・・モンスターの攻撃と効果を無効にするやつか」
「その通り。これで君の不思議な能力は封じたも同然。しばらくはそこで大人しくしてもらうよ。ちなみにこの部屋には監視カメラも設置してある。むやみに動かない方が身のためだぞ」
そう言ってビジョンが消える。
まぁ・・・・俺の行動が見えて今のビジョンを写したんだろ・・・・しかしサイコデュエリストだったとはな・・・・デモンズ・チェーンだと能力作るの無理だし・・・・
「(・・・まぁすでに手は打ってあるけどな。援軍が来るまでしばらくは大人しくしておきますか・・・・)」
遊輝 side out
レミ side
「遅いわね・・・・・もう7時よ」
「ちょっと遅過ぎますね・・・・・いつもの茜ちゃんなら6時には帰って来てますから」
「何かあったのかしら?」
すみれさんとさっき来た配送係の佐野さんが茜達の帰りを心配している。確かに遅過ぎるわね・・・・・
「今日の護衛は遊輝だろ?太陽が負けるとは思わないけどな・・・・」
「分からないわよ・・・・相手は何してくるか予想もつかない集団だからね」
「遊輝・・・・・・」
「心配しなくても遊輝ならケロッとした顔で帰って来るって!!」
『たいへ〜〜〜ん!!!!!』
『パール。落ち着きなさい』
「だ、ダイヤ!?パール!?」
『み、みんな!!!大変だよ!!』
「な、何があったのよ!?」
「落ち着いてパール!!何があったかゆっくり話して!!」
『え、えっと!?!?」
『はぁ〜、実は・・・・』
パールがあまりにも慌てるので、代わりにダイヤが説明する。今回は分かりやすくするため、私が実体化の能力を使ってすみれさんにも見えるようにしている。
「・・・・・そう、とうとう動いたわね」
「あそこの社長が自ら乗り出して来るとは・・・・・」
「拳銃所持・・・銃刀法違反よ」
「それを今まで賄賂で防いできたのよ。そうね・・・・・・・・」
そう言ってすみれさんは携帯を取り部屋を出て行く。みんなの方に向くと、みんなやる気の目になっていた。
「・・・・みんな」
「おう」
「やってやりましょう」
「でっかい花火を打ち上げましょう!」
「・・・・決行は夜11時、暗いけど奇襲には持ってこいね」
「俺も行く!!」
「龍亞君と龍可ちゃんはダメ!!ここで待っていて」
「えぇ〜〜〜!!!」
「分かりました。龍亞、相手は何をして来るのか分からないところよ」
「わ、分かったよ」
「・・・・・今回は君たちに任せるしかないわね」
電話を終えたすみれさんに気づいてみんそっちに振り向く。
「私の方も手を打ったわ。今度こそあの事務所を潰しにいくわ!」
「「「「はい!!!」」」」
「それで、一つお願いがあるのだけど・・・・」
レミ side out
遊輝 side
「・・・・ふわぁ〜、寝みぃや。今何時だ?」
あれから数時間、同じ体勢で拘束されて何もすることもなくただボゥ〜と過ごすしかなかった。
『主、11時前です』
「ふわあ・・・・ありがとう。てことは・・・少なく見積もっても4時間はここにいるのか」
『脱出の手伝いをしましょうか?』
「いいよ。この鎖、結構頑丈だし俺も能力使えないし」
まぁもうそろそろ援軍も来そうだけど・・・・・
「ふふふ、気分はどうかね?」
プラチナと話してた時にまた目の前のビジョンが光り、あのうざったい社長の顔が画面いっぱいに映し出されている。
「んなもん、最悪に決まってるだろ。こんな暗い部屋に縛られて」
「ふふふ・・・・そうだろう。もし出たいなら今日のこ「だから俺は見捨てないぞ」・・・・いいでしょう。しかしその気力がどこもで持つかな?」
「さあね?それに・・・・・」
「なんだ?」
「い〜や、何でもないや」
「ふっ、ではまた今度、いつになるか分からない《ドオオオン!!!!!!!!》な、何だ!?!?」
突然の爆発音で慌てる社長。その後も2、3回の爆発音が続き映像は乱れる。そして目の前で鍵が掛かった扉が爆発する。
ドーーーーーーン!!!!!!!!
『・・・・お待たせマスター!!』
『遅くなってすみません。今、それを壊します』
扉が煙で充満しているなか、ダイヤとパールが魔法弾で俺を拘束していたデモンズ・チェーンを破壊する。
「サンキュー」
「お待たせ!!」
「ごめんね!!遅くなった!!」
「その代わり準備も万端だ」
次いで、後ろからレミ、響、スバル、そして奏を来た・・・・のだが・・・・
「遅えけど・・・・・・何だその格好?」
4人が着ていたのはいつもの服じゃなくて、黒にそれぞれの持ちカラーである奴を筋にした何か忍者っぽい服だった。
「にん♪」
「いや!?『にん♪』じゃねぇよ!!何だよその服!?」
「・・・・遊輝と茜を救出することが決まった時に、茜の母さんがこれを着て行けって(汗)」
「何か・・・断れない雰囲気だから着ちゃった(汗)」
「でもこの服凄い良いわよ!!軽いし丈夫だし!!通気性もバッチリ!!」
「そういう問題じゃねぇだろ・・・・・・」
茜の母さん・・・・・・やっぱ何処か変だ・・・・・・(汗)
「はい遊輝、デュエルデスクと竹刀。それと服も」
「はっ!?俺も着るのか!?」
「すみれさん、用意周到に私たちの分を準備していたわよ。しかもサイズピッタリ」
い、いつの間に身体を寸法を測ったんだよ・・・・・(汗)
「いたぞ!!!」
「おい、来たぞ」
「早く着替えてよ!!私たちが迎撃しておくから!!」
「わかったよ・・・・・」
何か・・・・無理矢理だな・・・・・・・
「ふん、この部屋に出口はここ以外無いんだ!さっさと降参しろ!!」
「降参するために来るバカが何処にいるんだよ!!地斬!!アイアン斬り!!」
既に鋼の剣を2本持っているスバルがさらに剣を頑丈にさせそのまま相手をぶった切った。
「おのれ!」
「こっち忘れたダメだよ〜。忍法!泡包みの術!!」
忍者の衣装を着てノリノリだった響は、忍法とか付けて相手数人を泡で包んだ。
「奏〜〜!!!!」
「忍法!!電気落としの術!!」
ドーーーーーーン!!!!!!!!
いや雷だろ!?!?!?!?ていうか奏も忍法って言うのか!?!?!?
「忍法!!風魔弾の術!!」
ドカーーン!!!!
レミは両手に力を溜めてそいつを放つと、目の前に突っ込んで来た敵がドンドンなぎ倒されていく。
「スットライク〜〜〜〜!!!!!!!」
・・・・スバル以外、みんな忍法って言ってる「忍法!!地滑りの術!!」訂正、スバルもノリノリでした。
「・・・・これでどう?」
『マスター!!似合っている似合っている!!』
『お似合いです』
今まで着ていた服はこの忍者の服が入っていた風呂敷に入れて、ダイヤとパールに服を見せる。俺の服もみんなとほぼ一緒で、赤のラインが入っていて、背中には2本の竹刀を入れる袋みたいな物もついてある。
「似合うじゃん!!」
「うん!!バッチし!!」
「ふ〜ん・・・」
「じゃあ遊輝も手伝ってよ!!」
・・・・これはアレか?俺も言えって事か?ちょうどまた壊された扉から部下が入ってきた。・・・・・まあ良いか。
「忍法!!陽乱の術!!!」
上空に太陽を数十個作り乱射する。しかし出入り口が一つしか無いので何故かみんな当たる当たる。
「この!!」
「遊輝!!後ろ!!」
「忍法!!陽炎の術!!」
攻撃される直前に俺の周りに火柱が立ち上がり、その間に陽炎を作るのを利用して俺の分身を何体も作り出す。
「くそっ!!熱いし数が増えやがった!!」
「どれが本物だ!?」
「斬っても斬っても増えやがる!!!」
「・・・・・バ〜カ、そいつら全部偽物だっつうの」
俺が閉じ込められた部屋で俺の幻影を斬って行く部下達。このまま放っておくのが常識だがもしもの時に備えて、
「響、よろ」
「OK!忍法!!氷魔法1!絶対零度!!」
響の周りに強烈な吹雪が巻き起こり、出入り口がその吹雪によってカッチカチに凍ってしまう。これであいつらが出てくる心配はなし。
「行こう!!茜は5階だ!!」
「ついでだからここのボスも倒してきてって」
「社長さんは6階だな・・・・くそっ、エレベーター止めやがった」
「階段で行こう!!」
エレベーター横に備え付けられている階段で俺たちは5階にいる茜の救出、そして6階にいる社長をぶっ倒すために駆け上がる。
「にしてもなんでここの階段はフロア毎に終わるんだ!?」
「そんなのこの建物を設計した人に言ってよ」
「待ちな・・・・・・・」
2階に駆け上がり3階へ昇る階段に目指していたらガタイの良い男1人が仁王立ちをしていた。
「誰よあんた?悪いけど構っている暇が無いのよ」
「そういう訳にもいかねぇな。今回の件で社長もかなりお怒りなんだよ。だからお前らをこれで倒す」
そう言って、ガタイの良い男がデュエルデスクをセットする。やろうっていうのか・・・・よし
「おれ「待って、私が行く」奏?」
俺が一歩前に出ようとした時、奏が先にデュエルデスクを腕にセットしていた。
「先に上を目指して。あとで追いかけるから」
「・・・・分かったよ奏!」
「勝つのよ!!」
「もちろん!!響!!」
奏をこの階に残し、俺たちは先へと進む。
「こんなか弱い女の子が俺の相手だ〜?直ぐにけちょんけちょんにしてやるよ!」
「か弱くても舐めていたら足元救われるよ!!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
「おぉ〜、忍者とは〜良いですね〜」
3階に上がるとまた一人、変な格好をしたやつがいた。
「ですが〜、ここからは〜通しませんよ〜」
「(・・・・もしかして上も?)」
「(かもな)」
「(めんどくさいわね)」
「(よし!!)私が行く!!!!」
今度は響が前に出る。まぁ・・・・・そうなるよな。上に行けば行くほど強くなるだろうし、未だに響のデッキは未完成だからな。
「頼んだぞ響!!」
「任っせといて!!」
響を残し残った俺たち3人は次の階へと進む。
「おぉ〜、くノ一が相手とは〜、」
「気色悪い。さっさと倒すわよ!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
「ワタシノオアイテハドチラカナ?」
「・・・・・何でいきなり外人が出て来るんだよ」
「ワタシハガイジンデハナイデス。フランスジンデス」
「俺たちから見れば一緒じゃ!!!!!!!!」
「・・・・何茶番劇してるのよ(汗)私が行くわ」
4階の外人はレミがデュエルするらしい。ここも任せるか・・・・・
「レミ!!頼むぞ!!」
「分かったわ!!」
スバルと俺は茜のいる5階へと突撃する。
「オマエタオシテキュウリョウモラウ」
「私はあんたの給料が渡されるほどやわじゃないわよ!!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
「ここに茜がいるんだな?」
「ああ、5階は丸ごと居住スペースだからな」
先に来た俺とスバルが5階の居住スペースで茜を探す。ここの環境もかなり酷い。掃除はおろか、ゴミの処理すらまともじゃない。さっき何人か女の子を救出したけどはっきりいてかなりヤバイ状況の奴が2、3人いる。
「こいつがラスト・・・・・」
「行くぞ・・・・せぇの!!!!」
ドン!!!!!!!!!
「茜!!!!」
「遊輝っち!!スバルっち!!」
「・・・・やっと来たか」
俺たちがぶち壊した扉の向こうには、両手・両足の縛られた茜と社長の秘書がいやがった。
「あいつが社長か?」
「違う。あいつはアホ社長の秘書」
「その通り。私は立中社長の秘書、間崎というものです」
「そんなのどうでも良いんだよ。茜を帰して貰おうか?」
「ダメですね。君たちのおかげで会社はメチャクチャ、こんな時に大事な収入源を失う訳にはいきません」
こいつ!!・・・・・社長も最低な人間なら部下も最低な人間だな・・・・・・・・
「ではこれで決めましょうか」
「デュエルか・・・・・よ「俺が行く」スバル・・・・」
「お前はそのアホ社長という奴を倒してこい。仕返しするんだろ?」
「・・・・・頼むぞ」
「心配するな!!」
茜の救出をスバルに任せ、俺は全ての元凶のあのアホ社長がいるであろう6階を目指す。
「ふむ・・・君も君で私たちの社員を一人、ダメにしたみたいじゃないか」
「お前らがこんな事するからだろ」
「・・・君といい、さっきの子といい、最近の子供は言葉使いがなってないですね。私が直してあげましょう」
「そんな必要ねぇな!!行くぞ!!」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
響「この服気に入った!!!」←忍者の格好。
遊輝「・・・お前、本当にノリノリだな」←同じく、以下同文
スバル「最初に貰った時でも、響は直ぐに着替えたな」
響「忍者ってかっこいいじゃん!!」
奏「そういうことは男の子が反応することでしょう(汗)」
レミ「遊輝より男っぽいのよ」
グサッ!!グサッ!!
遊輝「・・・・・・・お、俺だって、過去に忍者とか憧れてたよ」←凹んだ。
響「・・・・いいもん、遊輝と競うのが間違いなんだもん(涙)」←凹んだ。
スバル「あ〜あ・・・・・(汗)」
奏「なんでこうなるのかしら・・・・・(汗)」
レミ「精神と根性がもろすぎるのよ」
スバル「違うだろ・・・・」
奏「次回は私から!!【宝玉覚醒!!トパーズ・ドラゴン!!】」
レミ「次回からデュエルが続くからよろしくね!」