【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介〜〜。

アキ「久しぶりね。本編だとみんな海外に行っちゃったから私たちはお休みよ」

すいません・・・・祈や恭輔も人数的にキツかったです・・・・・

アキ「レギュラーメンバーだから連れていきなさいよ・・・・」

そうしたら台詞の問題が出て来てまして〜・・・・・

アキ「しかも、二人ともまだ1回しかデュエルしていないのに」

すいません・・・・・海外から帰ってきたら回数を増やします・・・・

アキ「(本当かしら?)」

最強カードに行きましょう!!

アキ「今回はヴェルズ・ケルキオン。☆4のヴェルズの中心を担うモンスターね」

1ターンに1度だけ墓地の《ヴェルズ》を除外すると墓地から別の《ヴェルズ》を手札に回収出来て、しかも召喚権を1回増やすぞ!!

アキ「墓地が増えた後半にはこのカード1枚だけでランク4のエクシーズモンスターを出すこともできるわ」

さらに墓地に送られたターンのみ、《ヴェルズ》と名のついた上級モンスターのリリースを1体少なく出来るよ。こいつはちょっと微妙だけど・・・・

アキ「相手ターンに墓地に送られたりエクシーズ召喚に使っちゃうと意味がないわね・・・・」

うん、そこ。だから後半の効果って実際無いに等しいね。

アキ「第70話、デュエルスタート!」


第70話 花の都の邪念を導く姫

龍亞 side ~~(パリ シャルル・ド・ゴール国際空港)~~

 

 

「着いたーーーー!!!!憧れの都!!!パリ!!!!!」

 

「響うるさい!周りの人たちが見ているわよ!」

 

ひっさしぶりの俺〜〜!!

響さんの上げた大きな大きな叫びに空港内にいた人たち全員が一斉に俺たちを見る。恥ずかしいったらありゃしないよ。

 

「パリ、か・・・・・あの子元気かな?」

 

「あの子?」

 

後ろにいたレミさんがボソッと呟いたので何があったのか遊輝が振り向いて問う。

 

「いや・・・・私の友達で一人、パリで生活している子がいるんだ。もしかしら会えるかなって」

 

「連絡してないのか?」

 

「1回は入れたよ。ただ、その子ファッションモデルでそこまでとは言わないけど多忙なのよ。だからその時は繋がらかったのよ」

 

「へぇ〜」

 

「元気に「レミっち!!!!!」!?こ、この声!!」

 

突然聞こえた声にレミさんが辺りを見渡す。にしても今のなんだよ?レミっち?たまごっちじゃないんだし、後ろにそんな物をつけるなんて面白そうな人だな〜。

 

「レミっち!!ここよここ!!」

 

「あ、茜!!!!」

 

前にいる赤い色のコートに黄色のショールを巻いた、ピンク色のロングヘアーの女の子が手を振っていた。レミさんはその子に向かって一直線に走っていった。

 

「茜!!茜じゃない!!」

 

「レミっち久しぶり!!何年振りかな?」

 

「5年振りじゃない?小等部2年の時にパリに引っ越して以来だから!!」

 

「あ、茜!!久しぶり!!」

 

「響っち!!それに奏っちも!!」

 

「・・・相変わらず、その口癖は変わらないわね(汗)」

 

奏さんと響さんも加えて感動の再開をする4人。だけど俺と龍可、遊輝にスバルは何のことかさっぱり分からない・・・・・

 

「・・・・・誰?」

 

「俺に聞くな」

 

「レミさんがあんなにはしゃいでいる所を始めて見た気がする・・・・」

 

「い、一気に元気になったわね・・・・」

 

「いや〜〜、ほんっと久しぶりね!!」

 

「レミっちはまだファッションモデルをやってるの!?」

 

「流石にやってないわよ(汗)。今は奏と響に後ろの男2人を合わせてバンドをしているわ!」

 

「バンド!?いいな〜、私もギターを貰ったのになかなか練習出来ないのよ!!」

 

「茜。感動の再開の所で悪いけど、後ろの子にちゃんと自己紹介をしなさい」

 

茜さんの後ろに同じくピンク色に染まった黒いコートに身を包み、帽子を被った女の人が現れた。

 

「あっ、そうだった」

 

「お久しぶりですね小野寺さん」

 

「こちらこそお久しぶりです栗城さん。わざわざお忙しい所を」

 

「いえいえ。仕事もひと段落つけたので娘と一緒に来ただけです。それに気分転換も必要ですから」

 

「そうですね」

 

「後ろにいる子たちは始めましてね。私は栗城 すみれ、職業はファッションデザイナーをやっているの。それで、この子が私の娘」

 

「栗城 茜です!!よろしくお願いします!!」

 

「あ、あぁ・・・よろしく。俺は遠藤遊輝」

 

「俺は遊城スバル」

 

「龍亞だよ!!で、双子の妹の」

 

「龍可です。よろしくお願いします」

 

「遊輝っちとスバルっち!それに龍亞っちと龍可っちね!!よろしく!!」

 

「・・・・そ、その、〜〜っちって癖なの?」

 

「うん!元々、雑誌のインタビューの時しか使ってなかったけど完全に定着してね!」

 

「ざ、雑誌のインタビュー?」

 

「茜はお母さんが勤めているファッション雑誌の専属モデルなんだ」

 

「へ、へぇ〜・・・・」

 

ファッションモデルとかやっているんだ!!すげぇ!!しかもお母さんがその雑誌のデザイナーだなんて親子揃って有名人じゃん!!

 

「今回は栗城さんが住んでいるマンションの部屋を借りておいた」

 

「本当にパパ!?」

 

「ありがとうございます!!」

 

「それで・・・・すまないがこれからしばらく、仕事で会えないのだが・・・・」

 

「もう!いつも通りでしょ!!仕事頑張ってきて!」

 

「ありがとう。じゃあ」

 

響さんのお父さんが駆け足に空港を出て行った。外には既に仲間であろう人達が待っていた。

 

「あの人も大変そうだな」

 

「有名オーケストラの指揮者だもんな」

 

「さぁみんな!!まずは私の家に荷物を置きにいこう!!」

 

「そうだな。パリに2週間近く滞在するし荷物だけは身軽にしておこうか」

 

茜さんのお母さんに先導してもらい、空港からバスに乗り市街地へと向かう。その間のレミさんと茜さんの盛り上がりったらすごい事。久しぶりの親友の再開に話に花を咲かしているみたいだな。

 

「(・・・・・へぇ、龍可っちは遊輝っちの事が好きで、鈍感である遊輝っちが気づき始めていると)」

 

「(そうそう。そこで恋のキューピッドのあんたにお願いしたいわけよ)」

 

「(任せて!!今まで100%カップルにさせたんだから!!)」

 

 

〜〜(数十分後)〜〜

 

 

「ここが私とお母さんの家で仕事場よ!!」

 

茜さんのお母さんの案内でパリ市内にあるマンションに入る。マンションと言っても5階建てで、昔に建てた少し古いような感じの建物だ。

 

「私と茜はここの4階に住んでいるの。みんなが泊まる部屋は3階に3部屋用意したから自由に使ってもらっていいわよ」

 

「「「「「ありがとうございます」」」」」

 

「先に荷物を置いてその後私の部屋に来て。ここのルールとか教えるから」

 

「分かりました」

 

茜さんのお母さんの話を聞いて、案内された部屋に荷物を置く。部屋の割り当てはレミさんと奏さん・響さんのペア、龍可はもう必然的に遊輝と一緒。で、残り者となった俺とスバル・・・・

 

「・・・・何か悲しい」

 

「それは言うな。あれは必然だろ?」

 

「まぁ・・・そうだね。レミさん達は仲が良いし、龍可は絶対遊輝とだし、・・・・・やっぱり残り者だ」

 

「だからそれを言うな・・・・・」

 

何か凄く悲しい・・・・・

荷物をある程度片付けて、4階にある茜さんの部屋へと駆け上がる。

 

「失礼しま〜す」

 

「は〜い!中に入って!」

 

茜さんの元気な声が聞こえ、玄関の扉越しから俺たちを見る。扉を開けて中に入れさせてもらうと既に荷物を整理し終えていた龍可と遊輝、レミさん達が作業場らしき部屋で見学をしていた。

 

「栗城さん!!どうするですか!?もう2週間も無いのですよ!!」

 

「私も考えてはいるのだけど・・・・なかなか名案が・・・・」

 

「(・・・・何かあったの?)」

 

「(私も分からないのよ。私たちが来た時からこんなやりとりが続いていて・・・・・)」

 

仕事場となっている部屋で茜さんのお母さんとそのスタッフの方が何やら言い張っている。先に来ていた龍可達も何があるのかわからないみたいだ。

 

「困ったわね・・・・あの子もかかっちゃって・・・・」

 

「あの〜・・・・どうしたのですか?そんなに頭を悩ませる事があるなら私たちが聞きますよ」

 

見兼ねた奏さんが、自分達なら相談に乗ると言った。だけど後ろの男の人が首を振る。

 

「君たちには「いいえ、もしかしたら私たちより良い案が浮かぶかもしれないわね」栗城さん!!」

 

「もうなりふり構ってられない状況でしょ?実はね、年明け直ぐにファッションショーが開かれるのだけど・・・」

 

「もしかしてまだ服のデザインが決まってないとか?」

 

「服のデザインなら既に終わってもうすぐ出来上がるわ。でも肝心のモデル達がインフルエンザにかかっちゃったり、骨折したりして人数が足りなくて・・・・」

 

「どれくらい足りないのですか?」

 

「女の子のモデルが5人よ。今は6人不在だけど1人はギリギリ間に合えるみたいで・・・・」

 

「お母さんどうするの?もうモデルになってくれそうな子いないでしょ?」

 

「そうなんだよね・・・・どうすれば良いかしら?」

 

そう言って茜さんのお母さんはまた腕を組み考え始める。一方、これを聞いたレミさんと奏さん・響さんはまた円を組み話し合いを始める。

 

「(5人足りない?てことは・・・・)」

 

「(私たち3人に龍可ちゃん入れて、あとは・・・・・)」

 

「(・・・・よし!!それで行こう!!)モデルなら私たちがやりますよ!!」

 

「「「えっ!?」」」

 

突然の発表に茜さんの・・・・もう面倒くさい。すみれさんとスタッフ、俺たちは驚く。か、簡単にモデルをやるって宣言しちゃったよ・・・・

 

「お、お前・・・・簡単にやるって言うけど・・・・・」

 

「大丈夫!!私、経験者だから!!」

 

「そ、そう言えば空港でそんな事を・・・・響さんと奏さんは?」

 

「私も奏も1回だけしかないけど・・・」

 

「困っているなら助けてあげないとね!」

 

「・・・・・・そうね」

 

「本気ですか栗城さん!?この子達は素人ですよ!!」

 

「素人でも何でも、もう時間が無いって言ったのはあなたでしょ?レミなら経験もあるし、奏や響も連れて行かせた時もあるから2週間ちょっとなら叩き込めるわ」

 

・・・・・・レミさん達、無理矢理行かされた事があるの?それはそれで大変だっただろうな〜。

 

「これで3人確保出来たわね。あと2人「あと2人ならいます!!」えっ?」

 

「そうよね!!龍可ちゃん!!」

 

「わ、私もやるのですか!?」

 

突然の指名に驚く龍可。そりゃそうだろう・・・・・いきなり「ファッションショーのモデルをやってください!!」って・・・

 

「わ、私、そんなファッションショーとか出る」

 

「そんな事を気にしたらダメ!!実際問題、私も無理矢理やらさせていたんだし」

 

「お前も無理矢理だったんかよ・・・」

 

「茜のお母さんにどうしてもって頭を下げられて折れてしまってね・・・・」

 

「龍可ちゃん!折角だしやろうよ!!こんな経験、人生1度もしないかもよ!!」

 

「・・・・・分かりました。私もやります」

 

「ありがとう龍可さん。それであと1人は?」

 

そうなんだよな。レミさん達は「2人いる!」って言っていたけど残りは俺と遊輝とスバル。祈がいるならまだしも誰がやるんだよ?茜さんも誰がいるか確認し辺りをキョロキョロ見渡す。

 

「・・・・レミっち、何処に女の子がいるの?」

 

「やだな〜茜。目の前にいるじゃない!!」

 

「この!!」

 

「特別可愛い子が!!」

 

バン!!

 

そう言って、3人は遊輝の肩を叩いた。・・・・・・・・・・あぁ、成る程ね。

 

「え・・・・・えええぇぇぇ!?!?お、俺!?!?!?」

 

「あ〜遊輝か。確かにいたな」

 

「納得出来るね」

 

「でしょう?ほら!!5人揃った!!」

 

「ちょ、ちょちょちょ!!!「この子男の子でしょ?私が言っているのは女の子よ?」ほ、ほら!!すみれさんだって!!」

 

「すみれさん!その服と部屋を一つ借りても良いですか?」

 

「このスカートとチュニック?別にいいけど」

 

「遊輝!!!!」

 

「いててて!!!引っ張るな!!!」

 

片手に服を持ったレミさんは強烈な力で遊輝の襟を引っ張り無理矢理別の部屋に飛ばされる。

あ〜あ・・・終わったな・・・・

 

ガゴン!!ゴン!!!ドン!!バコン!!

 

「出来た!!!」

 

「/////////お、お前!!!」

 

「じゃあ戻るよ!!」

 

「うわああ!!!!!!」

 

何やら激しい物音と言い争いの中、嵐のように去ったレミさんと遊輝がこれまた嵐のように直ぐに帰ってきた。

 

「ほらっ!!」

 

「/////////うっ・・・・・」

 

「・・・・レミっち、その女の子誰?」

 

「遊輝よ!!」

 

「「「えっ!?!?」」」

 

そりゃあ見た目が男っぽい人がこんな女装したらギャップ差があり過ぎて驚くだろうな。俺も最初はビックリしたし。

 

「ゆ、遊輝っち!?」

 

「・・・・す、凄い」

 

「初めて見た人はこうなるよな。俺たちも最初ビックリしたから」

 

「そうだねスバル。あの衝撃は今でも覚えているよ」

 

「・・・・・この子、行けるわね」

 

後ろでじっくりと見ていたすみれさんが怪しい顔で遊輝に近づく。

 

「この子良いねぇ・・・・スタイルも完璧、髪の毛のケアもOK、足も手もそこそこ長い・・・・」

 

「/////あ、あの・・・・まさか・・・・」

 

「えぇ、君はもう決定よ」

 

「/////ちょっと!?俺は嫌ですよ!!」

 

「何を言っているのよ。私のところの雑誌モデルなんかより何百倍もの可愛さ・美しさ・綺麗さがあるわ。ねぇ壮田君」

 

「栗城さん、この子確実にトップモデルになれますよ。間違いありません」

 

「//////ぜっ〜〜〜〜〜〜たいに嫌です!!!!!!!!!!」

 

そりゃそうだよな・・・・・性別偽ってトップモデルって・・・・考えただけで腹が壊れそう・・・・・(笑)

 

「良い子連れて来たねレミ」

「でしょう?」

 

「//////こら〜〜!!!!俺は反対だ!!!!!!」

 

「そんな事言っても向こうも困っているんだよ?ここは快く引き受けないと」

 

「//////誰がこんな恥ずかしい事を引き受けるか!!!」

 

「えぇ・・・・遊輝っちもったいない。そんなに良いスタイルしているのに」

 

「//////好きでこんな身体になったんじゃねぇよ!!着替えてくる!!」

 

「・・・・私が逃がすと思う?」

 

遊輝が振り向いて部屋から出ようとしたらいつの間にかすみれさんが扉の前で仁王立ちして遊輝を睨んでいた。

 

「//////ひっ!?」

 

「こんな可愛い子を私が見逃すはずが無いわよ〜〜。さぁ大人しくモデルになろうね〜」

 

「//////嫌です!!!」

 

「(出た〜〜・・・・・お母さんの別名、怪盗ハンター、すみれ。どんな子も絶対に逃さずモデルにしてしまう)」

 

「(私もこれでモデルをやるはめになっちゃったからね。絶対に逃げられないよ)」

 

「(これからは遊輝はモデルね。それはそれで大金持ちになりそうね)」

 

「(・・・・・・遊輝に負けている事に腹が立つ)」

 

「//////うぅ〜・・・じゃあデュエル!!デュエルに勝ったらこの話は無し!!」

 

「良いわよ。その代わり負けたらファッションショーに出てもらうよ?」

 

「//////良いですよ!!何でもやりますよ!!」

 

「よし良いわ。デュエルの準備をして来てちょうだい」

 

扉から離れたすみれさんを見て、遊輝は速攻で部屋を出た。あ〜、面白い(笑)

 

「で、誰がデュエルをするの?」

 

「「「「「あっ・・・・・・」」」」」

 

「決まってなかったのですか?(汗)」

 

「流れで引き受けてしまったわね・・・・・どうする?」

 

「この中でまだ遊輝に勝てるのは奏「私行く!!」へっ?」

 

レミさんが相手を決めていた時に茜さんが手を上げ名乗りでた。

 

「大丈夫茜?遊輝は強いわよ」

 

「知っているよ!遊輝っちって世界で初めてエクシーズモンスターを使ったデュエリストでしょ?だから私がデュエルしたいの!!」

 

「エクシーズモンスターを見たいの?」

 

「う〜ん・・・・それも一つあるけどこのデッキで遊輝っちとデュエルしたいんだ!!」

 

そう言って茜さんが机の上に置いてあったデッキを手に取る。茜さんが相手か・・・・遊輝の事だから全力で勝ちにいくと思うけど大丈夫かな?

 

「本当に大丈夫茜?」

 

「大丈夫だってレミっち!!私、案外強いから!!」

 

「そこまで言うならやらしてあげるけど・・・・・」

 

「決まりね。茜、狙った獲物は逃さないでよ」

 

「分かったお母さん!」

 

「遊輝が来たわよ」

 

自然と門番になっていた龍可が遊輝が来たことを確認する。ちゃんと私服に戻ってデュエルデスクを準備をしていた。

「じゃあこの部屋では狭いから外の庭でデュエルしてもらおうかしら」

 

「は〜い!」

 

「(・・・・絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ絶対に勝つ)」

 

「うお・・・・・遊輝の背中から闘志が溢れている・・・・」

 

「負けなかったら良いけどな」

 

うん・・・・・なんか負ける未来が見えてきた。

 

「茜さんのデッキって何ですか?」

 

「昔は闇属性を中心にしたデッキを使っていたよ。今はどうか分からないけど」

 

「闇属性か・・・・・カオスじゃなきゃいいな〜」

 

なんせ龍可に嫌っていうほど開闢を出されたからな〜。

 

 

龍亞 side out

 

 

遊輝 side

 

 

マンション近くの庭に俺と茜が対峙する。・・・・・絶対に負けられない。万が一負けたら・・・・・俺の人生が終わってしまう。

 

「じゃあ遊輝っち!やろう!!」

 

「・・・・絶対に勝つ!!!!」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

茜 LP 4000 遊輝 LP 4000

 

「先行貰うね!ドロー!」

 

茜 手札 6枚

 

さて、俺の手札は・・・・・・・

 

・太陽風帆船

・ガガガマジシャン

・聖なるバリア 〜ミラーフォース〜

・ガガガリベンジ

・アステル・ドローン

 

 

 

 

 

《遊輝のSUPER妄想タイム!!!》

 

まず相手がモンスターを出す。

返しのターン、俺が太陽風帆船を出してガガガマジシャンを通常召喚する。

ガガガマジシャンのレベルを5にしてエクシーズ!ヴォルカザウルスを出す。

ヴォルカの効果を使う。多分ダメージが入る。

ガガガリベンジを使う。墓地からガガガマジシャンを出して何故かエクストラに入っていたガイア・ドラグーンにカオス・エクシーズチェンジ。

全モンスターで総攻撃!これでライフを4000削る!!

 

 

良し行ける!!!これは勝つる!!!

 

 

《妄想終了》

 

さぁてまずはモンスターを出してもらおうか・・・・・・

 

「う〜ん・・・・まずは魔法カード、テラ・フォーミング!デッキからフィールド魔法を手札に加えるよ!加えるのは・・・・混沌空間(カオス・ゾーン)で、このままこのカードを発動するよ!」

 

フィールドの上空が厚い雲に覆われて中央に渦が出来て不気味な穴が空いた。・・・・何だろう。すげぇ嫌な予感が・・・・

 

「このカードがある限りお互いにモンスターが除外されたらカオスカウンターを1つのせるよ!それで魔法カード、闇の誘惑!カードを2枚ドローして闇属性モンスター1体をゲームから除外するよ!」

 

茜 手札 6枚→5枚

 

あ〜・・・・闇属性の除外軸か。まだ行けるな。

 

「・・・・うん!手札からヴェルズ・サラマンドラを除外するよ!」

 

・・・・・・・へっ?

 

混沌空間 Cカウンター 0→1

 

い、今・・・・・ヴェルズって言わなかった?・・・・・・・

 

「ヴェ、ヴェルズ!?!?!?」

 

「良し!レスキューラビットを通常召喚!」

 

レスキューラビット 攻300

 

「あっ、祈も使っていたカード」

 

「レスキューラビットの効果発動!このカードをゲームから除外してデッキからLv4以下の同名通常モンスターを特殊召喚するよ!ヴェルズ・ヘリオロープ2体を特殊召喚!」

 

ヴェルズ・ヘリオロープ 攻1950 ×2

 

「さらにレスキューラビットが除外されたからカウンターが1つのるよ!」

 

混沌空間 Cカウンター 1→2

 

ヤバイーーー!!!!ヤバイーーー!!!!!あいつが出る!!!!!

 

「さっきから遊輝が慌てているけど茜さんのデッキって見たこと無いわよね?」

 

「俺も見たことがないよ。何であんなに慌てるんだろ?」

 

そりゃヴェルズの恐ろしさを知らないからだろ!!あれはマズイ!!・・・・・い、いや待て、ヴェルズを使っているだけで持ってないという可能性が・・・・

 

「じゃあLv4のヴェルズ・ヘリオロープ2体でオーバーレイ!」

 

「「「「「「お、オーバーレイ!?!?」」」」」」

 

やっぱり持ってたーーーーー!!!!!

 

☆4 × ☆4 = ★4

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!邪念の王!ヴェルズ・オピオン!」

 

ヴェルズ・オピオン 攻2550

出たよオピオン・・・・・・どうしろって言うんだよ・・・・・・

 

「あ、茜、エクシーズモンスターを持っていたの!?」

 

「うん!海馬コーポレーション主催のイベントでたまたま売っていたデッキをお母さんに買ってもらったんだよ!!」

 

よ、よう買ったな・・・・・ヴェルズって高いぞ・・・・・

「じゃあオピオンの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてデッキから《侵略の》と名のついた魔法もしくは罠を1枚手札に加えるよ!!デッキから侵略の汎発感染を手札に加えるよ!」

 

ヴェルズ・オピオン OVR 2→1

 

うん・・・・・使い方を分かっているよね・・・・普通、汎発感染を手札に加えるよね・・・・

 

「じゃあカードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

茜 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

ヴェルズ・オピオン 攻2550

【魔法・罠ゾーン】

混沌空間 (フィールド)

伏せカード 2枚

 

 

・・・・・・ねぇ僕はどうやったら助かるの?誰か教えて(涙)

 

「・・・俺のターン、ドロー・・・」

 

遊輝 手札 6枚

 

!!ま、魔宮の賄賂!!まだ何とかなる!!し、しかし・・・・・

 

「(どないせいちゅうねん!!魔宮の賄賂が潰されたら終わりだぞ!!)」

 

「?おい、手札に太陽風帆船があるじゃねぇか。特殊召喚したらどうだ?」

 

「・・・・出来ねぇんだよ。オピオンのせいで」

 

「?どういうこと?」

 

「ヴェルズ・オピオンはね!オーバーレイ・ユニットがある限りお互いにLv5以上のモンスターは特殊召喚出来ないの!!」

 

「な!?!?」

 

「何だって!?!?!?」

「Lv5以上のモンスターの特殊召喚が出来ない!?!?」

 

そう・・・・・オピオン最大の強みはこの効果。ありとあらゆる高レベルモンスターの特殊召喚をこいつ1枚で止めてしまう・・・・・

 

「ちょ、ちょっと待って!?Lv5以上の特殊召喚ってまさかシンクロ召喚も!?」

 

「出来ないよ!!」

 

「ゆ、融合も止められるのかよ!!」

 

「もちろん!!儀式もLv4以下じゃないとダメ!!」

 

「な、なんてモンスター・・・・・・・」

 

・・・・・・マジでどうしよう・・・・・・打つ手がない・・・・

 

「・・・アステル・ドローンを守備表示で召喚して、2枚伏せてターンエンド」

 

「短っ!?」

 

うるさい!!それにまだ大丈夫!!汎発感染にチェーンして魔宮の賄賂を使えば、ミラフォでオピオンで倒せる!!

 

 

遊輝 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

アステル・ドローン 守1000

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

 

「私のターン!ドロー!」

 

茜 手札 4枚

 

「やった!魔法カード、封印の黄金櫃!デッキからカード1枚除外して2ターン後に手札に加えるよ!この効果でネクロフェイスを除外!」

 

「ね、ネクロフェイス!?」

 

「まずネクロフェイスが除外されたからフィールド魔法、混沌空間の効果でカウンターが1つのるよ!」

 

混沌空間 Cカウンター 2→3

 

「さらにネクロフェイスの効果!このカードが除外された時互いのプレイヤーのデッキの上から5枚をゲームから除外する!」

 

ま、マジかよ・・・・ネクロフェイスなんて入れてやがる!!お互いにデッキトップ5枚を手に取りズボンのポケットに入れる。

 

・ヴェルズ・ケルキオン

・侵略の崩壊感染

・D・D・R

・ヴェルズ・サンダーバード

・魔界発現世行きデスガイド

 

 

遊輝

・死者蘇生

・和睦の使者

・終末の騎士

・ガガガウィンド

・ガガガシスター

 

「合計5体のモンスターが除外されたから混沌空間にカウンターが5個のるよ!」

 

混沌空間 Cカウンター 3→8

 

「ヴェルズ・カストルを召喚!」

 

ヴェルズ・カストル 攻1750

ボロボロの赤いマントをつけたモンスターが出てきた。

 

「ヴェルズ・カストルの効果!このカードの召喚に成功した時《ヴェルズ》と名のついたモンスターの通常召喚をもう一度だけ行う事ができる!ヴェルズ・カイトスを召喚!」

 

ヴェルズ・カイトス 攻1750

 

赤い球体を杖に備えた爬虫類みたいな戦士が出てきた。・・・・・・これヤバくね?

 

「Lv4のヴェルズ・カストルとヴェルズ・カイトスでオーバーレイ!」

 

☆4 × ☆4 = ★4

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!轟かせ!ヴェルズ・バハムート!」

 

ヴェルズ・バハムート 攻2350

 

ブラックホールから出て来たのは、ブリューナクが闇落ちしたようなモンスターだった。バ、バハムート?こいつ何をするカードだったけ?

 

「ヴェルズ・バハムートの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き手札の《ヴェルズ》と名のついたモンスターを墓地に送る事で相手のモンスター1体のコントロールを得る!」

 

「な、何だって!?」

 

「つ、つえぇ・・・・・」

 

「手札のヴェルズ・ケルキオンを墓地に送ってアステル・ドローンのコントロールを得るよ!」

 

ヴェルズ・バハムート OVR 2→1

 

バハムートの咆哮でアステル・ドローンの目の色が代わり、茜のフィールドにいった。くそう!!そんな効果だったのかよ!!だ、だけど、まだ大丈夫!!ミラフォと賄賂で何とか・・・・なるよね?なるよね?

 

「そして混沌空間の効果発動!」

 

ああぁ!?!?忘れてた!!!!

 

「カウンターを4つ以上取り除くことでその取り除いたカウンターと同じレベルのモンスターを特殊召喚出来る!!カウンターを4つ取り除いてヴェルズ・ケルキオンを特殊召喚!」

 

混沌空間 Cカウンター 8→4

 

ヴェルズ・ケルキオン 攻1600

 

ケルキオン!?!?強いよ!!!あいつ強いよ!!!!

 

『・・・・・アカネ、デュエル?』

 

「うん!!レミの友達と!!」

 

『・・・・・ツヨイ?』

 

「ほら!最初にエクシーズモンスターを使った子!」

 

『・・・・・ツヨイ』

 

「・・・・・ケルキオン喋っている」

 

「えっ!?遊輝っちってケルキオンが喋っているのが分かるの!?」

 

「いや・・・・ケルキオン精霊なんだ」

 

「凄い凄い!!初めて私以外でケルキオンが分かる人がいた!!」

 

「茜〜〜、そのケルキオンなんて言ったの?」

 

「響っちも分かるの!?」

 

「響だけじゃないよ。私とレミ、スバルにあとは龍可ちゃんも精霊が見えるよ」

 

「凄い凄い!!精霊が見える人が近くにいたよ!!」

 

『・・・・・トモダチイッパイ』

 

「そうだね。でも、自己紹介はあとよ」

 

いや、後にも何も、もう嫌な予感しかしないんだけど・・・・・・

 

「ケルキオンの効果発動!墓地の《ヴェルズ》と名のついたモンスター1体をゲームから除外して墓地の《ヴェルズ》と名のついたモンスター1体を手札に加える!2体目のケルキオンをゲームから除外してヴェルズ・ヘリオロープを手札に加える!!」

 

『ケケケケケ・・・・・・』

 

ケルキオンの真下に穴が開きケルキオンが糸を垂らす。墓地にあるもう一体のケルキオンが消えて糸で吊るされたヘリオロープが茜の手札へといった。

 

「モンスターが除外されたことにより混沌空間にカウンターが1つのるよ!」

 

混沌空間 Cカウンター 4→5

 

ぎゃあああ!!!ケルキオンがループし始めた!!

 

「ちょ、ちょっと待って!?カウンターは5つあるから・・・・・」

 

「次のターンもケルキオンを特殊召喚してまたケルキオンを除外して・・・・」

 

「・・・・半無限ループ」

 

「さらにこの効果を使った時《ヴェルズ》と名のついたモンスターをもう一度通常召喚出来る!さっき手札に加えたヴェルズ・ヘリオロープを召喚!」

 

ヴェルズ・ヘリオロープ 攻1950

 

「Lv4のアステル・ドローン、ヴェルズ・ヘリオロープ、そしてヴェルズ・ケルキオンでオーバーレイ!」

 

「さ、3体エクシーズ!?」

 

「何が出るんだよ・・・・・」

 

☆4 × ☆4 × ☆4 = ★4

 

「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!邪念の龍王!!ヴェルズ・ウロボロス!!」

 

ヴェルズ・ウロボロス 攻2750

「ウ、ウロボロス!?」

 

「あれ遊輝も持っているモンスター!!」

 

「まずはアステル・ドローンの効果で1枚ドロー!」

 

茜 手札 0枚→1枚

 

「そしてヴェルズ・ウロボロスの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて《フィールドのカード1枚を手札に戻す》を選択!左側の伏せカードを遊輝っちの手札へ!破壊神の咆哮!」

 

ヴェルズ・ウロボロス OVR 3→2

 

ウロボロスの咆哮で俺の魔宮の賄賂が手札に戻る。・・・・・・終わった。

 

「バトル!ヴェルズ・オピオンでダイレクトアタック!コール・シャドー!」

 

「えええいいい!!!!!!悪あがきじゃ!!!!リバースカードオープン!!!聖なるバリア〜ミラーフォースじゃ!!!」

 

「じゃあチェーンで速攻魔法、侵略の汎発感染!このターン《ヴェルズ》と名のついたモンスターは魔法・罠の効果を受けないよ!」

 

ミラーフォースを何らかの感染物体らしき物が侵略して何も無かったような状況にする。そのままオピオンの攻撃が通る。

 

遊輝 LP 4000→1450

 

「ヴェルズ・ウロボロスでダイレクトアタック!ダーク・ブレス!!」

遊輝 LP 1450→0

 

 

WIN 茜 LOS 遊輝

 

 

遊輝 side out

 

 

響 side

 

 

「つ、つえぇ・・・・・」

 

「遊輝が何も出来ないで負けた・・・・」

 

「・・・・・私、もしかしたら遊輝みたいになるかも」

 

皆、茜のあまりにも一方的なデュエルに唖然としちゃっている。なにあれ・・・・・特殊召喚封じて、相手のモンスターを奪って、最後は魔法と罠の効果を受けない?しかも、もし防いでも次のターンにまたケルキオンのコンボ・・・・・強過ぎでしょ茜・・・・・昔はそんな事しないで純粋に攻撃していたのに

 

『・・・・アカネ、ツヨイ。テキジャナイ』

 

「1ターン目でオピオンを出せたのが良かっただけだよ!」

 

『・・・・サスガオピオン』

 

勝った茜はさっきのケルキオンっていうモンスターと楽しく話している。対象的に負けた遊輝は・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

『マ、マスター・・・・・(汗)』

 

『主、元気出してください(汗)まだパリに来て1日目じゃないですか』

 

「・・・・・・・もう帰りたい」

 

めちゃくちゃ落ち込んでいる遊輝に励まそうとするダイヤとプラチナ。

まぁ・・・・・・あんな一方的なデュエルで負けてファッションショー決まっちゃったからね・・・・・(汗)

 

「良くやったわ茜」

 

「ありがとうお母さん!」

 

「さて・・・・遊輝君もファッションショーに出ることは決定ね」

 

「あっ、そう言えばそうだった」

 

「龍亞・・・・・忘れていたの(汗)」

 

「いや〜、あまりにも一方的すぎて遊輝の負けた事に同情していた」

 

うん・・・・わかるよ龍亞君、その気持ち。あれはちょっとね・・・・・・

 

「じゃあみんな、明日から練習よ」

 

「はい!!」

「は〜い」

 

「それで・・・・・遊輝君には今日から特別の練習をしてあげるわ」

 

「えっ!?」

 

「みっちり鍛えて、身も心も女の子にしてあげるわよ」

 

うわ〜・・・・茜のお母さん、まった悪い顔をして・・・・

 

「嫌だーーーーー!!!!!!」

 

「茜、やりなさい」

 

「はい!」

 

逃げる遊輝、唯一の出口に茜が立ち塞がり・・・・・・

 

「てあっ!!!」

 

「おぅふ!!!!」

 

ボンッ!!!

 

「おう〜〜〜!!」

 

「い、一本・・・・・」

 

「柔道二段・空手三段・合気道初段を舐めないでよ!!」

 

茜の華麗な背負い投げで遊輝を倒す。

相変わらず武道をやっているのね・・・・・てかいつの間にか段所有者になっちゃっているし・・・・

 

「さて、遊輝君は私がみっちり鍛えるわ。心配しなくても寝る時には帰してあげるから!!」

 

「嫌だーーーーー!!!!!誰か助けて!!!!」

 

茜のお母さんに引っ張られる遊輝。

うん・・・・・無理ね。がんばって耐えて。

 

 




茜「始めまして!!栗城茜です!!パリで雑誌のファッションモデルをやっています!!」

レミ「というわけで、新キャラの茜よ。みんな、よろしくね」

奏「本当に久しぶりね茜」

茜「小等部2年以来だもん!!みんなに会えて嬉しかったよ!!」

響「お母さんも相変わらずだったね・・・・(汗)」

スバル「お〜い!こいつ何とかしてくれ〜〜」

遊輝「・・・・・・・・・・・・・・・」←めちゃくちゃ凹んでいる。

龍可「ゆ、遊輝・・・しっかりして・・・私も一緒に出るから・・・・」

龍亞「そう言う問題じゃないって龍可」

奏「・・・・もうなんというか・・・・」

レミ「気合が空回りしたってレベルじゃないよ」

響「凄い数のフラグを立てていたよ」

スバル「にしても茜強過ぎだろ・・・・」

龍亞「《ヴェルズ》強いよ〜〜」

龍可「あれって確か遊輝が海馬コーポレーションと組んで、作った・・・・」

奏「それは強いわけね・・・・・」

響「よくそんなデッキを買えたわね・・・・・茜のお母さん、おそるべし・・・・」

スバル「次回は・・・・・なんだこれ?」

レミ「【迫り来る影と恋のキューピッドによる恋愛作戦】?」

茜「私の情報もこの後載せるから!!」

龍亞「次回もよろしくね〜」

遊輝「・・・・・・・・・・・・」

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