【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
ダイヤ「お久しぶりです」
改定中のこの時期、もうすくテストだが知ったこちゃねぇ。俺はその前のLIVEにしか興味がない!!
ダイヤ「何を言ってるのですか。関係ない話でしょ」
関係ないだって?そりゃそうだ。
ダイヤ「開き直らないでください」
最強カードの紹介に行くぞ!!今回はE・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン!!スパークマンとフレア・ウィングマンを融合素材にしてるけど、よく沼地の魔神王と代用されるから一部の人からシャイニング・
ダイヤ「効果は墓地の《E・HERO》1体につき攻撃力が300ポイント上がる効果と、戦闘で相手モンスターを破壊した時にその攻撃力分のダメージを与えます」
フレア・ウィングマンに攻撃力上昇の効果がついたようなもんだね。
プラチナ「第67話、デュエルスタート」
遊輝 side
「ダイヤ達の家、ほんと大きねぇ〜ゆっくりくつろげられるよ〜」
ダイヤに呼ばれ精霊世界のダイヤ達の家に呼ばれた俺たちだが既に響はリラックスモード。ソファの上でゴロゴロとしている。
「そんな事するために来たのではないでしょ」
『皆さん、お待たせしました』
自分の部屋に戻り何かを取りに行ったダイヤがリビングに戻ってきた。
「で、ダイヤ。俺たちに何のよう?」
『魔法学校でサファイアの卒業式に行ってきた際にエンディミオンの魔法図書館でシークレットシグナーの調べ物をしてきたのです。そしたら、こんな文献が一つ出てきました』
ダイヤが取り出した紙には図書館にある本の一部をコピーした文献があった。
「何々・・・・・・・・・・【シークレットの龍を持ちし5人の使者は宝玉の力を手にし時、秘めたる力を得る】・・・・・何これ?」
「宝玉の力を得る・・・・・・宝玉って何なの?」
『コピー出来るページがこのページしか出来ませんでしたが、続きに宝玉の力・またその宝玉のありからしき地図みたいな物があります。残念ながら、魔法図書館の本を持ち出す事は禁じられているので皆さんにお見せ出来ないのですが・・・・・』
だから一部のページのコピーはOKなのね・・・・・・・普通アウトのような感じがしたから・・・・・
「まさか今からこの宝玉を取りに行くの?」
『ご心配いりません。既に私とプラチナで手分けして探してきました。おそらくこれが文献に書かれている宝玉でしょう』
そう言ってダイヤがポケットから小さな丸い宝石を取り出した。色は順に赤・緑・オレンジ・青・黄色だ。
『それがどうやって力を得るかまでは分かりません。ですが、何かしらの役には立つと思いますので皆さんで持っていただいた方が・・・・・』
「そうだな。じゃあ俺は太陽だから赤か」
「私は多分緑ね」
「俺がオレンジで、響は青、奏は黄色だな」
「凄く綺麗ね〜。向こう側が透けて見えるよ〜」
「大事にしなさいよ。あなた直ぐ落とすんだから」
「大丈夫大丈夫!!さぁ帰ろう!!」
「何言ってるんだよ。今日来た本当の目的はこっちだろ」
そう言って、テーブルの上にドサッと積み上げられた参考書や教科書の束を指指す。
そう・・・・・・学生なら分かるが期末試験の時期。しかもテストは明日だ。奏やレミは普段からちゃんとしてるが、響は毎回補習行き、スバルに至っては毎日爆睡して一夜漬けで乗り越えている。まぁスバルの場合、一夜漬けで半分取っているから補習とか考えなくて良いんだけど・・・・・
「う〜ん・・・・・・」
「さっきから唸ってばっかで全然ペンが進んでないじゃねぇか。少しはスバルみたいに聞いたら書くようにしろよ」
「分かるはずないじゃん!!この方程式とかさ!!」
「はぁ・・・時間と距離の方程式の問題をみたらまず図を書く。今回はA君の家から学校までの距離を求めたいんだろ?」
「うん」
「それじゃ、この求めたい距離をxとしてまず分かっていることを書き並べる」
「え〜と・・・A君から学校までの距離がxmで、B君から学校までの距離は・・・・・」
「止まるなよ。B君の距離はA君より200m近いんだろ?だから(xー200)mだ」
「あっ、そうか」
「じゃあこれで2人の距離が分かった。次に分かることは?」
「え〜と・・・・・B君がA君より1分早くつく?」
「そっちじゃねぇよ、二人の速さだ。ここに書いてあるだろ?A君は毎分80mで、B君は毎分70mだって」
「じゃあこの1分早いってなんなのよ!!」
「落ち着け・・・・・今、二人の速さと距離が分かった。この中で分かってないのは?」
「・・・・・・二人が学校につく時間?」
「ちょっと違う。時間は時間だけど、二人が学校に着くまでにかかった時間だ。『はじき』って習わなかったか?」
「はじきって何よ?」
俺は響の説いている問題の右端にポストのマークに近い物を書き、左下からは・じ・きと書く。
「速さ・時間・距離の事だ。こうやって見たら何があって何が無いのか分かるだろ?」
「うん」
「じゃあ今からここにある情報を使って時間の方程式を作ろう。時間を求める公式は?」
「・・・・・距離÷速さ?」
「そう。じゃあまずはA君から見よう。A君の家から学校までの距離はxmで、速さは毎分80mだから?」
「x÷80だ!!」
「そう、じゃあB君は?」
「距離が(xー200)mで、速さが毎分70mだから(xー200)÷70だ!!じゃあこれとA君の式を並べて・・・・・」
「はい残念。落とし穴に引っかかった」
「何が違うのよ!!これで良いじゃん!!」
「お前さっき言っただろ。『B君は1分早くつく』って。これじゃ式が成り立たないの」
「じゃあどうするのよ!!」
「慌てるな。よく見ろ、A君とB君が同時に家を出たらB君の方が1分早くつくんだろ?」
「うん」
「じゃあ、A君が家を出て1分後にB君が家をでたら?」
「え、えっと・・・・・A君が出て、B君がその1分後だから・・・・・」
「落ち着け。同時に出たらB君が1分早いんだろ?B君がA君より1分遅く出たら?」
「あっ!!一緒の時間につく!!」
「そう。だから式は《x/80=(xー200)/70+1》だ」
「凄い凄い!!じゃあ遊輝!!これは!?」
「自分で考えろ。似たような問題だろ。ていうか先にこの方程式を解けよ」
「え〜・・・・・」
「え〜じゃねぇよ!!ちゃんと答えを求めてから次に行かないと計算力が上がらないの!!」
「だって・・・・・分数の通分めんどくさいし・・・・・」
「じゃあおやつ抜き」
「それはやめて!!」
「だったら自分でそのページの問題をちゃんと計算して解け」
「う〜・・・・・意地悪・・・・・」
響が参考書の方に顔を向けたので、俺はソファの方で勉強している3人の様子を見る。
「そっちはどうだ?」
「順調順調」
「今回は得意分野だからちょっと勉強したら行ける」
「スバルは信頼出来るな。なんだかんだで半分は取れるし」
「問題は響ね」
「酷いわ・・・・・でも英語が問題なんだろ?」
「そうなのよね、他の4教科は今まで何とかなったけど英語で毎回補習に行くのよ」
「英語は・・・・・教えようにも少し感覚的な所があるからな・・・・・」
英語はやればやるほど伸びるんだが、これを教えようとすると意外と難しいんだよな・・・・・
「それにしても何で精霊世界まで来て勉強するのよ。大きさならあんたの家でも良いじゃん」
「あっちは龍可達が使っているの。どうせダイヤに呼ばれていたし、こっちも広いから別に良いでしょ」
「あ〜!!!これどうするのよ!!!」
1日中、響の苦戦する声がこだましてました。
遊輝 side
響 side
「今日は実技テストですからデュエルフィールドに行きましょう」
『は〜い』
今日は実技ね、気が楽だよ。昨日までの筆記は・・・・・・多分大丈夫!!英語も今までより自信を持てるよ!!
「響、昨日のテスト大丈夫?」
「今回こそ大丈夫よ!!遊輝に指導してもらったし!!」
「そう言って大丈夫だった事が一度も無いんだけど?」
「じゃあ今回も多分ダメだな」
ぶ〜!!!!絶対に見返してやる!!!!私達はデュエルフィールドに行き、順番が来るまで待機する。レミと奏は先に呼ばれてデュエル中。
「師匠!!」
「よお恭輔」
「す、スバルさん、こんにちは」
「祈も一緒か。二人とも終わったのか?」
「はい、僕も祈も勝ちました」
「二人とも強くなったからな。龍亞と龍可は?」
「あ、あそこでデュエルをしています」
祈ちゃんが指を指すほうを見ると、龍亞君と龍可ちゃんが対峙していた。小等部頂上決戦ね、今は・・・・・
龍亞 LP 200 手札 2枚
【モンスターゾーン】
なし
魔法・罠ゾーン
なし
龍可 LP 1300 手札 0枚
【モンスターゾーン】
裁きの龍 攻3000
カオス・ソルジャー 攻3000
【魔法・罠ゾーン】
なし
・・・・・龍可ちゃん優勢ね。
「で、龍亞のターンに入るのか。何とか耐え抜いたみたいだな」
「ちなみに機械竜もパワー・ツールも破壊されています」
「切り札を失って絶体絶命ってところね。でも龍亞君良い顔してるね」
「あ、あと、龍可さんの墓地にネクロ・ガードナーはいません」
「いませんって言うより確か抜いたはずだよ」
「何でだ?あれは防御手段だろ?」
「新規のライトロードが出たり速効性のあるモンスターを入れていったら、どうしてもネクロ・ガードナーが邪魔みたいでね。手札から発動するモンスターのみしか入ってないはずだよ」
へぇ〜、ネクロ・ガードナーを抜いてさらに速効性を上げたんだ。でもそれが吉と出るか凶と出るか。
「俺のターン!ドロー!」
龍亞 手札 3枚
「・・・・来た!D・スコープンを召喚!」
D・スコープン 攻800
「スコープンの効果!手札からLv4以下のDを特殊召喚する!D・ラジオンを特殊召喚!」
D・ビデオン 攻1000
「チューナーとそれ意外のモンスター・・・・・でも龍亞にはもうシンクロモンスターは」
「へへ〜ん。遊輝からカードを貰っているのは龍可だけじゃないよ!!Lv4のビデオンにLv3のスコープンをチューニング!」
「ま、まだあるの!?」
☆4 + ☆3 = ☆7
「侵略された地を取り戻すため、天空から機械天使が舞い降りる!シンクロ召喚!降臨せよ!ヴァイロン・シグマ!!」
ヴァイロン・シグマ 攻1800
龍亞君の上空に大きな輪を備えた機械天使が舞い降りてきた。
「ヴァ、ヴァイロン・シグマ!?」
「へへっ、ずっと前に遊輝から貰って隠し球として今日まで取っておいたんだ!!装備魔法、魔導師の力をヴァイロン・シグマに装備!」
ヴァイロン・シグマ 攻 1800→2300
「バトル!ヴァイロン・シグマで裁きの龍に攻撃!」
「で、でもまだ私のモンスターの方が攻撃力は上よ!」
「この瞬間、ヴァイロン・シグマの効果発動!自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない時、デッキから装備魔法を選んでこのカードに装備する!」
「で、デッキから装備魔法を!?」
「俺は巨大化を選ぶ!!今の俺のライフは龍可より下回っているから、ヴァイロン・シグマの元々の攻撃力は倍になる!さらに魔法カードが増えた事で魔導師の力の効果もアップ!」
ヴァイロン・シグマ 攻2300→4600
「よ、4600!?」
「いっけぇ!!ヴァイロン・シグマ!!ホーリーライトニング・シュート!!」
ヴァイロン・シグマ 攻4600
裁きの龍 攻3000
龍可 LP 1300→0
WIN 龍亞 LOS 龍可
「勝ったーーーーー!!!!!」
「ま、負けた・・・・・・・・」
龍亞君の逆転勝ちね。まさかヴァイロン・シグマなんて入れているとは思わなかったよ。
「す、凄いです!!あの龍可さんに勝ちました!!」
「不思議な事じゃないけどな」
「そうだな。多分これでやっと20勝目か?一番デュエルしているはずだし」
「と、と言うことはかなり負けていると・・・・・」
「もう100敗はしてるんじゃないの?」
「ま、負け過ぎよ・・・・・分かる気もしないけど」
「終わった〜〜」
「私も終わったよ」
龍亞君と龍可ちゃんのデュエルの感想を話していると奏とレミが帰ってきた。
「おかえり。今龍亞と龍可のデュエルも終わったところだ」
「見てたよ。ヴァイロン・シグマって中間の時にあんたが当てたカードでしょ?」
「そう。ついでだからヴァイロンのチューナーもちょこっと渡しておいた。今のところ、使う時はないみたいだけど」
『遠藤遊輝君、小野寺響さん、遊城スバル君、デュエルフィールドに来てください』
「あっ、呼ばれたぜ」
「やっとデュエル出来る〜。今日は長かったよ〜」
「んじゃあ行ってくるわ」
「師匠!!頑張ってください!!」
「す、スバルさんも」
恭輔君と祈ちゃんに手を振られ、私たちは下のデュエルフィールドに下りる。待ちくたびれちゃったよ〜。昨日までに溜まりに溜まった鬱憤、晴らしてもらうから!!
「じゃあ響さんはここに上がって、対戦相手を待っていて」
「はい!!」
先生に言われデュエルフィールドに上がり対戦相手を待つ。さぁ、今日の相手は・・・・・・・えっ!?
「あれ?響?てことは俺の相手は響か」
「す、スバル!?まさか私の相手はスバル!?」
よりによってスバル!?この前の実技ランキング1位だった相手とやるの!?負けたら補習行った時の言い訳が出来ないよ!!
「まぁ、楽しくやろうぜ」
「は〜い・・・・・」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
響 LP 4000 スバル LP 4000
「先行は貰うよ!ドロー!」
響 手札 6枚
う〜ん・・・・・先ずは手札交換ね。
「魔法カード、氷結界の紋章!デッキから《氷結界》と名のついたモンスターを1枚加える!氷結界の軍師を手札に加えて、そのまま召喚!」
氷結界の軍師 攻1600
「軍師の効果!手札のグルナードを捨てて1枚ドロー!カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
響 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
氷結界の軍師 攻1600
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「俺のターン!ドロー!」
スバル 手札 6枚
「魔法カード、Eーエマージェンシーコール!デッキから《E・HERO》1体を手札に加える!エアーマンを加えて、召喚!」
E・HERO エアーマン 攻1800
だあああ!!!!何で毎回毎回1ターン目にエアーマンが出てくるのよ!!制限カードでしょ!!
「エアーマンの効果!デッキから《HERO》を1体手札に加える!アナザー・ネオスを手札に加え、融合を発動!」
ちょ、ちょっと!?融合も持っていたの!?
「手札のアナザー・ネオスとマッハ・ウィンドを融合!現れろ風のヒーロー!E・HERO Great TORNADO!!」
E・HERO Great TORNADO 攻2800
ぐ、グレイトトルネード!?ヤバイ!!
「TORNADOの効果発動!融合召喚に成功した時、相手フィールドのモンスターの攻撃力と守備力を半分にする!タウン・バースト!!」
トルネードがマントを祓うとフィールドに竜巻が発生して軍師が膝を追ってしまう。
氷結界の軍師 攻/守 1600/1600→800/800
「バトル!TORNADOで氷結界の軍師に攻撃!スーパーセル!」
E・HERO Great TORNADO 攻2800
氷結界の軍師 攻800
響 LP 4000→2000
「ぐうぅぅ!!り、リバースカードオープン!ヒーロー・シグナル!モンスターが戦闘で破壊された時、デッキからLv4以下の《E・HERO》を特殊召喚する!アナザー・ネオスを特殊召喚!」
E・HERO アナザー・ネオス 攻1900
「あっちゃ〜、ヒーロー・シグナルだったか・・・・・エアーマンから攻撃するべきだったな。カードを1枚伏せてターンエンド!」
スバル LP 4000 手札 2枚
【モンスターゾーン】
E・HERO Great TORNADO 攻2800
E・HERO エアーマン 攻1800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
あ、危なかった・・・・・何もしてなかったらライフが200まで削られていたよ・・・・・
「私のターン!ドロー!」
響 手札 4枚
う〜ん、モンスターが来ないよ!!舞姫だと負けてしまうし・・・・・仕方ない、何もしないよりマシでしょ。
「魔法カード、ミラクル・フュージョン!フィールドのアナザー・ネオスと墓地の氷結界の軍師を除外して融合!E・HERO アブソルートZeroを融合召喚!」
E・HERO アブソルートZero 攻2500
「Zeroか、厄介だな・・・・・」
「バトル!アブソルートZeroでエアーマンに攻撃!フリージング・ブレード!」
E・HERO アブソルートZero 攻2500
E・HERO エアーマン 攻1800
スバル LP 4000→3300
「・・・・・っ」
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
響 手札 2枚 LP 2000
【モンスターゾーン】
E・HERO アブソルートZero 攻2500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「俺のターン!ドロー!」
スバル 手札 3枚
「・・・・・そのままバトル!TORNADOでZeroに攻撃!スーパーセル!」
E・HERO Great TORNADO 攻2800
E・HERO アブソルートZero 攻2500
響 LP 2000→1700
「うっ!!Zeroの効果!フィールドから離れた時、相手フィールドのモンスター全てを破壊する!」
フィールドで破壊されたZeroの残骸から冷気が放たれて、その冷気がトルネードを包み込みカチカチに凍らせて破壊した。
「それぐらい計算済みだ!リバースカードオープン!!スピリッツ・フュージョン!!」
「す、スピリッツ・フュージョン!?」
「ライフを1000払って、墓地のアナザー・ネオスとエアーマンで融合!現れろ光のヒーロー!E・HERO The シャイニング!!」
スバル LP 3300→2300
E・HERO The シャイニング 攻2600
シャイニング!?まさかの2段構えでZeroに挑んなの!?
「シャイニングは除外されている《E・HERO》1体につき300ポイントアップする!」
E・HERO The シャイニング 攻2600→3200
「シャイニングでダイレクトアタック!」
「その攻撃を受けたら負けるって!リバースカードオープン!次元幽閉!シャイニングの攻撃を無効にしてゲームから除外する!!」
「くっ・・・・・メインフェイズ2に入って、E・HERO ボルテックを守備表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」
「エンドフェイズに罠発動!砂塵の大竜巻!左側の伏せカードを破壊!」
「!!(神の宣告が落とされた!!)」
スバル 手札 0枚 LP 2300
【モンスターゾーン】
E・HERO ボルテック 守1500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 3枚
・・・・・やった!!ドローカード!!
「魔法カード、聖なる呪術の宝札!墓地の罠を3枚除外して、2枚ドローする!墓地のヒーロー・シグナル、次元幽閉、砂塵の大竜巻をゲームから除外して2枚ドロー!」
響 手札 2枚→4枚
・・・・・やった!!伝道師だ!!
「氷結界の伝道師を召喚!」
氷結界の伝道師 攻1000
「で、伝道師だと!?」
「伝道師の効果!このカードをリリースしてこのカード以外の墓地から《氷結界》と名のついたモンスターを特殊召喚する!」
「墓地にはいな・・・・・!!軍師の効果で送った奴が!!」
「そうよ!!氷結界の虎将 グルナードを特殊召喚!」
氷結界の虎将 グルナード 攻2800
「さらにグルナードの効果!《氷結界》と名のついたモンスターはもう一度だけ通常召喚を行える!氷結界の舞姫を通常召喚!」
氷結界の舞姫 攻1700
「これで終わり!!氷結界の舞姫でボルテックに攻撃!」
氷結界の舞姫 攻1700
E・HERO ボルテック 守1500
「ボルテック!!」
「グルナードでダイレクトアタック!!これで勝ちよ!!」
「速攻魔法、クリボーを呼ぶ笛!デッキからハネクリボーを守備表示で特殊召喚!」
『クリクリー!!』
ハネクリボー 守200
だあああ!!!クリボーを呼ぶ笛!?てことはさっき破壊した神の宣告はブラフ!?
「しょうがない!!グルナードでハネクリボーに攻撃!」
氷結界の虎将 グルナード 攻2800
ハネクリボー 守200
う〜ん、決められなかった・・・・・しかも残りの2枚は強欲なウツボと氷結界の虎将 ライホウ。守るカードも無いのよね・・・・・
「ターンエンド!」
響 手札 2枚 LP 1700
【モンスターゾーン】
氷結界の虎将 グルナード 攻2800
氷結界の舞姫 攻1700
【魔法・罠ゾーン】
なし
「俺のターン!ドロー!」
手札 1枚
なんかこのターンで決めてないのが嫌な予感の前触れなんだけど・・・・・・・・・・・
「E・HERO バブルマンを特殊召喚!」
E・HERO バブルマン 攻800
だあああ!!!!!バブルマンひいたーーーー!?!?!?
「バブルマンの効果!特殊召喚時にこのカード以外に自分フィールドのカードが無い時2枚ドロー!!」
スバル 手札 0枚→2枚
「さらに魔法カード、埋葬呪文の宝札!!墓地の融合・Eーエマージェンシーコール・ミラクル・フュージョンの3枚を除外して2枚ドロー!!」
スバル 手札 1枚→3枚
「さらに魔法カード、壺の中の魔術書!互いのプレイヤーは3枚ドローする!!」
ちょ、ちょっと!!どこまでドローするの!?!?
スバル 手札 2枚→5枚 響 手札 2枚→5枚
「(んじゃあ新しいヒーローを使おうか)E・HERO マジカル・ウィッチを召喚!」
E・HERO マジカル・ウィッチ 攻1400
ま、マジカル・ウィッチ?聞いた事無いわね。新しいヒーローかな?
「マジカル・ウィッチの効果!召喚に成功した時にこのカード以外の《E・HERO》が存在する時、デッキから魔法カードを1枚手札に加える!」
「ま、魔法をサーチ!?」
だ、ダメでしょ!!ヒーローデッキに魔法サーチはダメでしょ!!特にスバルは!!
「デッキから2枚目の融合を手札に加えてそのまま発動!手札のスパークマンと沼地の魔神王で融合!E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンを融合召喚!」
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン 攻2500
しゃ、シャイニング・・・・・・・・・・
「シャイニングの攻撃力は墓地の《E・HERO》1体につき300ポイントアップする」
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン 攻2500→3700
「バトル!シャイニング・フレア・ウィングマンで氷結界の虎将 グルナードに攻撃!シャイニング・シュート!!」
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン 攻3700
氷結界の虎将 グルナード 攻2800
響 LP 1700→800
「きゃあああ!!!」
「さらにシャイニングの効果!戦闘で破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
響 LP 800→0
WIN スバル LOS 響
『そこまで!!』
「ガッチャ!!楽しいデュエルだったな!!」
「ああ!!!!また負けた!!!」
スバルにお決まりのポーズを決められる。どうしよう!!補習行く時の言い訳ができないよ!!
「実技1位はやっぱ強かったか」
「よお遊輝。お前も終わったのか?」
「とっくに終わっているよ。おかげでゆっくり見れたよ、実技1位のデュエルを」
「2位はお前だろ?デュエルしてお前が勝ったらまた入れ替わるぜ」
「そりゃ勘弁。色々されるから逆に嫌だ」
楽しいそうに遊輝とスバルひ話しているけど、私の気持ちは下がる一方だよ・・・・・
「はぁ・・・・・どうしよう」
「今回は言い訳出来ないね」
「みっちり補習して来なさい」
「ああーーー!!!!嫌だ!!!!!!」
〜〜〜(数日後)〜〜〜〜
「この前のテスト返すぞ!」
「一発目英語とか不吉だよ・・・・・」
今日がテスト返却日、まさかの一発目が一番苦手な英語とか無いよ〜!!
「小野寺!」
「は、はい!」
先生に呼ばれて前に行く。
「ほらっ」
先生からテストを貰って点数を見る・・・・・・・・・えっ!?
「ひゃ、100点!?や、やった!!!!私ひゃく「おい響。それは俺の解答用紙」えっ?」
遊輝に言われて名前を確かめると、確かに遠藤遊輝の文字があった。
「おいおい。小野寺の解答用紙はこっちだ。第一、お前が100点を取ったら嵐が来るぞ」
『ハハハハ!!!!』
「/////は、恥ずかしい・・・・・」
先生も意地悪!!!顔が真っ赤になっちゃったよ!!今度は名前をちゃんと確認して点数を見る・・・・・・・や、やった!!!
「やった!!!!!赤点じゃない!!!」
「えっ!?」
「嘘だろ!?」
スバルと遊輝が驚いて私のテストを見る。良かったよ!!補習に行かなくてすむよ!!
「う、う〜ん・・・・・」
「よ、41点・・・・・」
「た、確かに赤点じゃないけど・・・・・・・・・・」
「ま、まぁ、響にしては上出来でしょ・・・・・」
「やったやった!!!補習行かなくてすむ!!!」
響「やったやった!!補習行かなくたねすむ!!!」
奏「・・・・・ちなみに全教科の点数は?」
響「英語・国語・数学・社会・理科の順に、41点・50点・43点・52点・48点だよ!!」
遊輝「う、う〜ん・・・・・・・」
レミ「普段の響から見れば、上出来だよ」
スバル「普段は2,3科目補習に行くもんな」
響「今回は思いっきり遊べる!!」
奏「・・・・・オリカの紹介に行きましょう」
響「今回は私が使った聖なる呪術の宝札と!」
スバル「俺の使ったE・HERO マジカル・ウィッチだ!!」
聖なる呪術の宝札 通常魔法 〈龍南さん投稿〉
①自分の墓地の罠カードを3枚除外して発動する。
デッキから2枚ドローする。
E・HERO マジカル・ウィッチ ☆4 〈龍南さん投稿〉
闇属性 魔法使い族 攻1400 守1000
①このカードの召喚に成功した時、自分フィールド上にこのカード以外の「HERO」と名のつくモンスターがいる場合、自分のデッキから魔法カードを1枚手札に加えることができる。
遊輝「2枚とも、龍南さんから提供していただきました。ありがとうございます」
レミ「まずは聖なる呪術の宝札ね。簡単に言えば埋葬呪文の宝札のトラップ版だわ」
遊輝「このカードは響の他に俺とレミも貰いましたので俺たちも使っていきます」
スバル「次はE・HERO マジカル・ウィッチ!!召喚時に他の《E・HERO》がいれば、デッキから魔法カードをサーチ出来るぞ!!」
遊輝「誰がどう見てもぶっ壊れているカード」
響「ヒーローに魔法サーチというより、どのデッキでも魔法サーチはダメでしょ!!」
奏「特にスバルにはね・・・・・」
レミ「ようやくアカデミア編が終わって、次回から海外編よ!!」
奏「次回は、【軽音部!音楽の都、ウィーンへ】」
響「海外で思いっきり楽しむよ!!!」