【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
最強カードの紹介!!!
スバル「久しぶり!!俺のデュエルの回で俺に回って来たぜ!!」
何かと忙しい今日この頃(改定時期)何故にこの週、テストが3つもあるんだ?
スバル「知るかよ」
大学生になって遊び放題な毎日ではなく家で勉強するなんて・・・・
スバル「んなもんたまたまだよ」
たまたまかいな・・・最強カードの紹介に行くよ!
スバル「今回はジェムナイト・フュージョン!!ジェムナイトのキーカードだ!!」
融合素材を墓地に送り《ジェムナイト》と名のついた融合モンスターを出すよ。
スバル「そして墓地の《ジェムナイト》を除外すれば手札に帰って来るぞ!!」
さて・・・・・・・・これ、回ったらえげつないな・・・・・・・・
チェイン無しでここまで回るのか・・・・・・・・
スバル「第55話、デュエルスタート!!」
スバル side
「ふぇ〜ん、制服がびしょ濡れで気持ち悪いよ〜〜」
「今日が終わるまで我慢ね」
「うぅ〜、こんな時に限ってバスタオルを忘れるなんて〜〜」
色々愚痴を言っている響を余所目にデュエルフィールドに上がる。いや〜、前のデュエルはスッキリしたぜ。いつもいつもアイス・スプラッシュの効果でずぶ濡れになって、その後に授業を受ける身になってみろよ。
『決勝戦 第3試合を始めます!デュエルする生徒はデュエルフィールドに上がりなさい!』
さてと確か今朝、遊輝が言っていたな。あのクラスの3番手、かつて一度だけ小等部1位まで登りつめたって言っていたな。これで燃えない訳がないぜ!!
「あ、あの、・・・・・」
「よう!俺、遊城スバル!楽しいデュエルしような!!」
「え、えっと・・・・・櫻井祈です。こ、こちらこそよろしくお願いします、スバルさん」
相手が頭をペコンと下げる。なんか調子狂うな〜〜。
『決勝戦第3試合!中等部1ー1!遊城 スバル!小等部5ー3!櫻井 祈のデュエルを始めます!』
「デュエル‼」 「で、デュエル・・・」
スバル LP 4000 祈 LP 4000
「先行は俺だな!俺のターン!」
スバル 手札 6枚
「カードガンナーを守備表示で召喚!」
カードガンナー 守400
「カードガンナーの効果!デッキの上からカードを3枚墓地に送る!」
墓地に落ちたカード
・E・HERO ネクロ・ダークマン
・ヒーローシグナル
・ネクロ・ガードナー
落ちたのは・・・・・おっ、ネクロ・ガードナーとネクロ・ダークマンが落ちてくれた!これはラッキーだ!
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
スバル 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
カードガンナー 守400
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「(噂通りヒーロー・・・)わ、私のターン・・・・・」
祈 手札 6枚
「わ、私は、ジェムレシスを召喚」
「ジェム!?」
ジェムレシス 攻1700
黄色の身体をした狐みたいなモンスターが出てきた。ジェム・・・・・・・・・・ジェムナイトか!!まさかアカデミアで融合を主力としたデュエリストがいるなんて思わなかったな!!これはほんとに楽しくなってきた!!
「ジェ、ジェムレシスの効果でデッキからジェムナイト・サフィアを手札に・・・・そして魔法カード、ジェムナイト・フュージョン」
いきなり来たか!!
「手札のジェムナイト・サフィアとジェムナイト・アイオーラを墓地に送って、ジェムナイト・アクアマリナを・・・・・・・・守備表示で融合召喚」
「えっ!?守備表示!?」
ジェムナイト・アクアマリナ 守2600
宝石で埋まった渦の中にサフィアとアイオーラが吸い込まられて、泡が先に出てくる。その間から水色の身体をしたジェムナイトが出てきた。それより・・・・・
「な、なぁ」
「は、はい!なんでしょうか!?」
「何で守備表示なんだ?アクアマリナって確かバトルしたら守備表示になるんだよな?」
「えっ?・・・・・だ、だって、アクアマリナの攻撃を無効にされて攻撃表示のままだったらアクアマリナが破壊されてしまうじゃないですか・・・・・」
「そ、そうか・・・・・」
確かに俺の墓地にネクロ・ガードナーはいるけどまだ使う場面じゃないし、それにこの伏せカード攻撃を止めるカードじゃないんだけど・・・・・まあ、相手の考えだし良いか。
「バ、バトル。ジェムレシスでカードガンナーに攻撃!」
ジェムレシスがカードガンナーに噛み付いた。
「カードガンナーの効果!破壊され墓地へ送られた時、デッキからカードを1枚ドローする!」
スバル 手札 4枚→5枚
「ジェ、ジェムナイト・フュージョンの効果・・・・・墓地のジェムナイト・アイオーラをゲームから除外して、墓地のこのカードを手札に加えます。か、カードを3枚伏せてターンエンド・・・・・」
祈 手札 1枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ジェムレシス 攻1700
ジェムナイト・アクアマリナ 守2600
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「俺のターン!ドロー!」
スバル 手札 6枚
・・・・・良し!一気に行くぜ!
「墓地のネクロ・ダークマンの効果!墓地にこのカードが存在する時、一度だけ《E・HERO》と名のついたモンスター1体をリリースなしで召喚できる!俺はE・HERO エッジマンを召喚!」
E・HERO エッジマン 攻2600
「レ、レベル7のモンスターをリリース無しで・・・・・」
「さらにリバースカードオープン!スピリッツ・フュージョン!」
「す、スピリッツ・フュージョン!?(そんな・・・・攻撃を止めるカードじゃなかったの!?)」
「墓地のネクロ・ダークマンとカードガンナーをゲームから除外して、ライフを1000ポイント払い、E・HERO ガイアを融合召喚!」
スバル LP 4000→3000
E・HERO ガイア 攻2200
「ガイアの効果!融合召喚時、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を半分にして、その数値文このカードの攻撃力をアップする!対象はジェムレシス!」
ガイアが地面を叩き、ジェムレシスにつるが巻きつかれる。
ジェムレシス 攻1700→850
E・HERO ガイア 攻2200→3050
「さらに魔法カード、Hーヒートハート!エンドフェイズまでモンスター1体の攻撃力を500ポイントアップさせて貫通能力を得る!エッジマンを選択!」
E・HERO エッジマン 攻2600→3100
「こ、攻撃力3050と3100・・・・・」
「バトル!ガイアでジェムレシスに攻撃!コンチネンタル・ハンマー!」
E・HERO ガイア 攻3050
ジェムレシス 攻850
祈 LP 4000→1800
「きゃああああ!!!!」
「続けてエッジマンでジェムナイト・アクアマリナに攻撃!パワー・エッジ・アタック!」
E・HERO エッジマン 攻3100
ジェムナイト・アクアマリナ 守2600
祈 LP 1800→1300
「うぅ・・・・・ジェ、ジェムナイト・アクアマリナの効果。フィールド上から墓地に送られた時、あ、相手フィールドのカード1枚を手札に戻します!こ、この効果で、エッジマンを手札に」
「速攻魔法、マスク・チェンジ!エッジマンをリリースして変身!M・HERO ダイアン!」
M・HERO ダイアン 攻2800
アクアマリナのバブルがエッジマンを包み込む前にエッジマンが消えて、上からダイアンが一回転して降りてきた。
「あ、アクアマリナの効果を躱された・・・・・」
さっきの攻撃で伏せカードを使わなかったって事は攻撃を止めるカードではないな。つまり俺の勝ちだな。
「ダイアンでダイレクトアタック!ディスバージョン!」
「り、リバースカードオープン・・・・・じ、次元幽閉」
えっ!?次元幽閉!?
「こ、この効果で、だ、ダイアンをゲームから除外します・・・・・」
あの子の前に次元の穴が開き、ダイアンが吸い込まられてしまった。
それにしても・・・・・・・・・・何でガイアの時に発動しなかったんだ?確かにダイアンにはモンスターを特殊召喚できる効果があるけど、俺がマスク・チェンジを持っていたと予想つかないはずだし・・・・・それにさっきからなんか変だな。なんて言うか・・・・・・・・・・自分のデュエルに自信を持っていないのか?アクアマリナだって攻撃すれば良かったのに。次元幽閉もそうだ。
「・・・・・・・・・・カードを2枚伏せてターンエンド」
スバル 手札 1枚 LP 3000
【モンスターゾーン】
E・HERO ガイア 攻3050→2200
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「わ、私のターン・・・・・・」
祈 手札 2枚
「り、リバースカードオープン、凡人の施しを発動します。で、デッキからカードを2枚ドローして、その後手札の通常モンスターをゲームから除外します・・・・・・・わ、私はジェムナイト・ガネットを除外します・・・・・そしてレスキューラビットを召喚・・・・」
レスキュー・ラビット 攻300
あっ!あれって新弾のカードじゃん!!
「れ、レスキューラビットの効果・・・・このカードをゲームから除外してデッキから同名の通常モンスターを2体特殊召喚します」
「なっ!?」
モンスターを2体特殊召喚できる効果だと!?
「わ、私はデッキからジェムナイト・ルマリンを特殊召喚します・・・」
ジェムナイト・ルマリン 攻1600 ×2
嘘だろ!?1体のモンスターで2体を出すとか!?融合素材が揃ってしまったじゃぇか!!
「(ど、どうしよう・・・・・パーズもあるけどここは・・・・・)魔法カード、ジェムナイト・フュージョン。フィールドのジェムナイト・ルマリンを融合。ジェムナイト・プリズムオーラを融合召喚」
ジェムナイト・プリズムオーラ 攻2450
「(ようやく攻めてきたか)」
「ぼ、墓地のジェムナイト・フュージョンの効果で墓地のジェムナイト・ルマリンを除外して手札に戻します。そ、そしてジェムナイト・プリズムオーラの効果・・・・手札のジェムナイト・フュージョンを墓地に送って・・・・・E・HEROガイアを破壊します」
プリズムオーラがジェムナイト・フュージョンのカードを吸収して、ガイアを破壊する。
「(少し怖いけど・・・)ば、バトル!ジェムナイト・プリズムオーラでダイレクトアタック!」
スバル LP 3000→550
プリズムオーラの攻撃をガイアが受け止めて、俺は無言でダメージを受ける。
「(やっぱりあいつ・・・・)」
「(よ、良かった・・・・)ジェムナイト・フュージョンの効果で、ぼ、墓地のジェムナイト・サフィアをゲームから除外して手札に加えます。カードを1枚伏せてターンエンド」
祈 手札 1枚 LP 1300
【モンスターゾーン】
ジェムナイト・プリズムオーラ 攻2450
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「・・・・・俺のターン!ドロー!!」
スバル 手札 2枚
・・・・・・・・・・・・あの子を楽しませる為には、まずあの子の手札を増やしてあげないと・・・・・・・・
「魔法カード、壺の中の魔術書!互いのプレイヤーはデッキから3枚ドローする!」
スバル 手札 1枚→4枚 祈 手札 1枚→4枚
「続けて魔法カード、天の落とし物!互いのプレイヤーは3枚ドローして、手札から2枚を墓地に送る!」
「(連続でドローカード!?)」
スバル 手札 6枚→4枚 祈 手札 7枚→5枚
「(・・・・良し)手札の沼地の魔神王の効果!このカードを捨てて、デッキから融合を手札に加える!そして、E・HERO エアーマンを召喚!」
E・HERO エアーマン 攻1800
「(いつもいつもそうだが・・・・どうやってサーチカード無しでエアーマンを手札に加えるんだよ・・・・)」
「エアーマンの効果!デッキからボルテックを手札にくわえる!そして融合!手札のマッハ・ウィンドとボルテックを融合して、E・HERO Great TORNADOを融合召喚!」
E・HERO Great TORNADO 攻2800
突風がフィールドに吹き荒れて、TORNADOがマントをはらい現れた。
「TORNAEOの効果発動!融合召喚時、相手フィールドのモンスターの攻撃力と守備力を半分にする!タウン・バースト!」
TORNADOが上空に大気の穴を作り、下降気流を起こす。それに飲み込まられたプリズムオーラは跪いた。
ジェムナイト・プリズムオーラ 攻/守 2450/1400→1225/700
「そ、そんな・・・・・・・・」
・・・・なんか大分中途半端な数値になってしまったな。まっ、いっか。
「バトル!TORNADOでプリズムオーラに攻撃!スーパーセル!」
「り、リバースカードオープン・・・・攻撃の無敵化。こ、このカードは『モンスター1体の戦闘及び効果破壊を無効にする』、ま、または『戦闘ダメージを0にする』のどちらかを使えます・・・・私は戦闘ダメージを0にします・・・・・」
「だけどプリズムオーラだけは破壊してもらうぞ」
TORNADOが回転して、プリズムオーラを上空に持ち上げて破壊した。
「カードを1枚伏せてターンエンド」
スバル 手札 0枚 LP 550
【モンスターゾーン】
E・HERO エアーマン 攻1800
E・HERO Great TORNADO 攻2800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「(ど、どうしよう・・・・・・私の手札と伏せカードで何とかなりそうだけど・・・・・・で、でも、あの伏せカードが・・・・・・)」
「・・・・・・・・・なぁ」
「は、はい!!」
「お前、このデュエルを楽しんでいるか?」
「えっ?」
唐突な事を言われた相手は間抜けな表情になる。
「何でそんなに自分のプレイに自信を持てないんだよ?」
「だ、だって、・・・・・・相手が防いだり、後からこっちにすればって思うと・・・・・・なかなか」
「そんな事は誰だって思うさ。だけどな、それはもう過ぎた結果だろ?」
「で、でも・・・・・・」
相手が言葉を濁らせた。
「確かに後から考えたらこっちにすれば良かったとか、俺だってよくある事さ。だったらな、それを次に活かせば良いんだよ。今は失敗しても良いんだよ!!それよりも今目の前で起きている事を楽しむんだよ!!」
「失敗・・・・・・しても・・・・・・」
「俺はな、爺ちゃんからこう教わったんだよ!『デュエルする時は、そのデュエルを100%楽しめ!!』てな!!」
「デュエルを・・・・・・楽しむ・・・・・・」
俺の言葉を聞いた相手は何か考え始めた。
「(・・・・・そうだった。私、デュエルが楽しくてこの学校に来たんだ。このデッキでデュエルして楽しかったから、ずっとデュエルして来ているんだ・・・・・・。なのに・・・・・・)」
「今のデュエル、一緒に楽しもうぜ?」
「・・・・・・はい!」
相手の顔がどんどん晴れやかになってくる。良かった、良い方向にいったみたいだな。
「ではスバルさん!行きます!私のターン!」
祈 手札 6枚
「(失敗しても、防がれても、今を楽しめば良いんだ!!)リバースカードオープン!罠カード、異次元からの帰還!私のライフを半分払い、除外されているモンスターを可能な限り特殊召喚します!私は、レスキューラビットとジェムナイト・アイオーラ、ルマリン、ガネット、そしてサフィアの5体を特殊召喚します!」
祈 LP 1300→650
ジェムナイト・アイオーラ 攻1300
ジェムナイト・ガレット 攻1900
ジェムナイト・サフィア 守2100
ジェムナイト・ルマリン 攻1600
レスキュー・ラビット 攻300
「そして、ジェムナイト・フュージョンを発動!フィールドのジェムナイト・アイオーラ、ルマリン、サフィアの3体を融合!永遠の絆を結ぶ時、
ジェムナイトマスター・ダイヤ 攻2900
宝石の渦が爆発し、七色の宝石を埋めた大剣を持つ、鋼の身体をしたモンスターが出てきた。ここでジェムナイトの切り札登場か!
「ジェムナイトマスター・ダイヤの効果!墓地のレベル7以下の《ジェムナイト》と名のついた融合モンスターをゲームから除外して、同名モンスター扱いとし、同じ効果を得ます!墓地のジェムナイト・プリズムオーラを除外します!」
ジェムナイトマスター・ダイヤ→→ジェムナイト・プリズムオーラ
「さらにレスキューラビットの効果!このカードを除外して、ジェムナイト・ガネットを2体特殊召喚します!」
ジェムナイト・ガネット 攻1900 ×2
「そしてジェムナイト・プリズムオーラとなったジェムナイトマスター・ダイヤの効果!手札のジェムナイト・アレキサンドを墓地に送って、Great TORNADOを破壊します!」
ダイヤがTORNADOを大剣で斬り倒した。
「くっ!TORNADOが!」
「墓地のジェムナイト・フュージョンの効果!ジェムナイト・アレキサンドをゲームから除外して手札に加えます!そしてジェムナイト・フュージョン!フィールドのジェムナイト・ガネットを2体を融合して、ジェムナイト・ルビーズを融合召喚!」
ジェムナイト・ルビーズ 攻2500
「まだです!墓地のジェムナイト・ガネットを除外してジェムナイト・フュージョンを回収します!そしてジェムナイト・フュージョンを発動!」
・・・・・・おいおいおい!!これで3回目だぞ!!吹っ切れたらおかしいように回りまじめたぞ!!
「フィールドのジェムナイト・ガネットと手札のジェムナイト・サニクスを融合!ジェムナイト・マディラを融合召喚!」
ジェムナイト・マディラ 攻2200
「そしてジェムナイトマスター・ダイヤは墓地の《ジェム》と名のついたモンスターの数だけ、攻撃力が100ポイントアップします!今、私の墓地には7体存在します!よって攻撃力が700ポイントアップします!」
ジェムナイト・プリズムオーラ (ジェムナイトマスター・ダイヤ ) 攻2900→3600
・・・・たはは・・・・融合モンスターが3体も並んだか。でも、さすが小等部1位を取った事があるだけの実績だな。やっと楽しくなってきたぜ!!
「やっぱ実力を出せば強ぇじゃんか。最初からそう来いよ!」
「バトルフェイズ!ジェムナイト・・・」
「バトルフェイズに入った時、墓地のネクロ・ガードナーの効果発動!1度だけ、戦闘を無効にするぜ!」
エアーマンの前にネクロ・ガードナーの霊が現れて、エアーマンを守るような態勢をとる。ジェムナイト・マディラの能力で効果を使えないなら今使っておかないと負けてしまうぜ。
「うっ・・・・だったらジェムナイト・マディラでエアーマンに攻撃!レッドマイン・シャイン!」
「その攻撃はネクロ・ガードナーで無効だ!」
「ジェムナイト・ルビーズでエアーマンに攻撃!ルビー・デンクション!」
「リバースカードオープン!ヒーローバリア!《E・HERO》と名のついたモンスターが存在する時、相手の攻撃を1度だけ無効にする!」
ルビーズの攻撃をエアーマンの前に出来たバリアで防ぐ。
「だったらジェムナイトマスター・ダイヤでエアーマンに攻撃!これで終わりです!!レインボースラッシュ!!」
「リバースカードオープン!ガードブロック!この戦闘ダメージを0にして1枚ドローするぜ!」
スバル 手札 0枚→1枚
「うっ・・・・・・・・カードを2枚伏せてターンエンドです」
祈 手札 1枚 LP 650
【モンスターゾーン】
ジェムナイトマスター・ダイヤ 攻3600
ジェムナイト・ルビーズ 攻2500
ジェムナイト・マディラ 攻2200
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
くぅ〜〜!!ようやくワクワクして来たぜ!!準決勝の時といい決勝といいやっぱ良いデュエリストとデュエルするのは楽しいぜ!!
「行くぜ祈!!俺のターン!!ドロー!!!」
スバル 手札 2枚
・・・・おっしゃ!!
「魔法カード、ヒーローの遺産!墓地にレベル5以上の《E・HERO》が2体以上存在する時、カードを3枚ドローする!」
「ま、またドローカード!?!?」
スバル 手札 1枚→4枚
「まだまだ!魔法カード、埋葬呪文の宝札!墓地の天の落し物、融合、ヒートハートの3枚を除外して2枚ドロー!」
「(な、何でそんなにドローカードを引けるのですか!?)」
スバル 手札 3枚→5枚
・・・・・・・・・・・・良し!!
「魔法カード、ミラクル・フュージョン!墓地の沼地の魔神王と天の落し物の時に落としたスパークマンを融合!光のヒーローが未来を照らす!大地に輝け!E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン!!」
「させません!リバースカードオープン!奈落の落とし穴!」
・・・・なんか俺に対する奈落の率、高くねぇか?まあ・・・・関係無いけど!!!
「速攻魔法、エレメンタル・トリック!シャイニング・フレア・ウィングマンをリリース!!」
「!?り、リリース!?」
奈落の前にシャイニング・フレア・ウィングマンが消えて、1枚のカードが出てくる。
「その後、墓地から魔法カード1枚を手札に加える!俺はミラクル・フュージョンを選択!その代わりこの効果で加えたカードはこのターン発動できないけどな!」
「(!!こ、このパターンは、準決勝でもあった・・・・)」
「そして、チューナーモンスター、E・HERO ダーク・ネオを召喚!」
E・HERO ダーク・ネオ 攻0
「ダーク・ネオの効果!手札のミラクル・フュージョンを墓地に送って、墓地からガイアを特殊召喚!その代わり、ガイアのレベルは1つ下がり、攻撃力も0、効果も失うけどな」
E・HERO ガイア 攻2200→0
☆6→☆5
「行くぜ!Lv5のガイアにLv3のダーク・ネオをチューニング!」
☆5 + ☆3 = ☆8
「摩天楼の暗闇に潜む魂が月光の光に反射する。勝利の雄叫びをあげろ!シンクロ召喚!轟け!E・HERO スピリット・ドラゴン!」
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻2200
月光の光と共に今回は龍の雄叫びがあがる。月光を光らせる満月が割れてスピリット・ドラゴンが出てきた。
「か、かっこいい・・・・」
「スピリット・ドラゴンの効果!墓地の《HERO》と名のついた融合モンスター1体を除外して、次の相手ターンのエンドフェイズまで除外したモンスターの半分の攻撃力だけこのカードの攻撃力はアップする!除外するのは、シャイニング・フレア・ウィングマンだ!スピリットドレイン!」
スピリット・ドラゴンがシャイニング・フレア・ウィングマンの魂を吸収する。
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻2200→3450
「さらに除外したモンスターと同じ効果を得る!シャイニング・フレア・ウィングマンは墓地の《E・HERO》1枚につき、攻撃力が300ポイントアップする!今の俺の墓地には《E・HERO》が8体存在する!よって攻撃力は・・・・」
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻3450→5650
「ご、5650・・・・・・・・」
「(う〜ん、念には念を入れて)」魔法カード、死者蘇生!エアーマンを特殊召喚!」
E・HERO エアーマン 攻1800
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻5650→5350
「エアーマンの効果でデッキからオーシャンを手札に加える。バトル!スピリット・ドラゴンでダイヤに攻撃!フレア・アースシュート!」
「まだです!リバースカードオープン!
「なっ!?」
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻5350→2000
ジェムナイトマスター・ダイヤ 攻3600→2500
「反撃です!ジェムナイトマスター・ダイヤ!!」
スピリット・ドラゴンの攻撃をジェムナイトマスターが受け止める。それを弾き返してスピリット・ドラゴンに斬った。
・・・・・・・・・が、
「!!う、うそ・・・・・・・・」
スピリット・ドラゴンがダイヤの攻撃を受け止めた。やっぱり念を張っといて良かったぜ。
「カウンター罠、エレメントの加護!エアーマンをゲームから除外して、
「!?そ、そんか・・・・・それじゃ・・・・・・・・」
「攻撃力は・・・・・・・・変わらないぜ!!」
スピリット・ドラゴンがダイヤの大剣から振り払う。
E・HERO スピリット・ドラゴン 攻2000→5350
ジェムナイトマスター・ダイヤ 攻2500→3600
「す、凄い・・・・・・・・」
「反撃だ!!フレア・アースシュート!!」
ダイヤの攻撃を振り払ったスピリット・ドラゴンが火を帯びた球をダイヤに攻撃する。大剣で受け止めるダイヤだが、どんどん押されて破壊した。
「きゃ、きゃあああああ!!!!!!」
祈 LP 650→0
WIN スバル LOS 祈
『勝者!中等部1ー1!遊城 スバル!!』
「よっしゃ!!!!!」
おもいっきりガッツポーズをする。
準決勝以上にワクワクして、楽しいデュエルだったぜ!!
「あ、あの〜〜」
デスクを直した相手がこっちにやってきた。
「うん?何だ?」
「あ、ありがとうございました。お、お陰で、今までで一番のデュエルになりました」
「そうか!しかし・・・・・・・デュエルが終わったら元通りだな」
「わ、私、少し人見知りの所がありますので・・・・」
「あっ、そうだったのか?それは悪かったな。あんな事言って」
「い、いえ、大丈夫です」
「それなら良いんだが。じゃあ!ガッチャ!!楽しいデュエルだったな!!」
「ま、待ってください!」
ベンチに戻ろうとしたところで相手に止められたので振り返った。
「そ、その・・・・・・アドレスと電話番号を教えてくれませんか?」
「?良いけど?」
俺は携帯を取り出し、相手・・・・・いや、祈と電話番号とアドレスの交換をする。
「えっと・・・・・・よしOK」
「あ、ありがとうございました!!」
頭を下げた祈が向こうのベンチに戻っていった。
「よう!!勝ってきたぜ!!」
「ヒヤヒヤさせないでよ・・・・・・・・・・途中、あの子がいきなり変わっていったから、負けたと思ったのよ」
「でも随分楽しいそうだったわね?」
「ああ!!あんなに楽しいデュエルは久しぶりだったぜ!!」
「ところで最後何をしてたんだ?」
「ああ〜、あの子がメアドと電話番号を教えてくれって言ってきたから、お互いのアドレスを交換したんだ」
「(へぇ〜、もしかしてあの子・・・・・)
スバル side out
祈 side
スバルさん・・・・・・・・・・カッコ良かったな・・・・・・・・
「祈?何ボ〜としているんだ?」
「えっ?あ・・・・ごめんなさい」
「仕方ないよ。あれは・・・・・・ねぇ」
「よくあんなにドローカードを引いたよね・・・・・」
でも、デュエルしていたスバルさん・・・・・・・・・・
「?祈!さっきから何をボ〜としているの?」
「えっ!?えっ、何もありません!!」
「はは〜〜、さてはスバルの事を好きになったんだな!!」
「ドキッ!!」
龍亞さんに言われ胸がドキッとする。
「ねぇねぇ、何処で好きになったの?どんなところで惚れたの?」
「龍亞!!からかわないで!!祈の頭がヒートテックアップしてるよ!!」
「/////あっ、えっ・・・・・あの〜〜」
「ふ〜〜ん、後でゆっくり聞くよ!!」
「龍亞!!!」
「龍可も一緒に聞いてあげるよ!!遊輝の良い所!!!!」
「/////////龍亞!!!!!!!」
私と龍可さんをおもいっきりからかって、龍亞さんはデュエルフィールドに上がっていった。そうか・・・・・・・・・・私、スバルさんの事、好きになったんだ・・・・・・・・・・
途中結果 決勝トーナメント 決勝戦
中等部1ー1 VS 小等部5ー3
第1試合 水野 奏 ○ーー× 早野 天兵
第2試合 小野寺 響 ×ーー○ パティ
第3試合 遊城 スバル ○ーー× 櫻井 祈
総合結果 2--1
レミ「というわけで、新しいオリキャラの紹介に行くよ!!」
祈「さ、櫻井 祈です。よろしくお願い申し上げます」
奏「もう完全にあれだね。名字は作者の好きなアーティストの名字だね」
龍可「こんな所まで持って来るなんて・・・・・」
レミ「祈ちゃんのプロフィールはこの後直ぐに載せるからね!」
奏「・・・・・・スバル、一体どうしたらあんなドローになるの?」
スバル「?普通だろ?」
龍可「そうですね」
「「「「「普通じゃない!!」」」」
レミ「相変わらずの自覚症状のなさ・・・・・・・」
スバル「祈も凄かったぜ!!融合モンスター同志の戦い、楽しかったぜ!!」
祈「////わ、私も楽しかったです」
レミ「(やっぱりね)」
祈「・・・・・・・(スバルさんってどんな人かな?)」
遊輝「次回は・・・・・・・レミと龍亞か」
響「タイトルは【決勝戦 4試合目 剛の機械龍と柔の風の龍 】」
奏「?何で龍亞君が剛なの?」
スバル「あれか?装備魔法でガンガン攻めるからか?」
龍可「きっとそうね」
龍可「次回もよろしくね!!」