【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
クロウ「2回目の登場!!クロウ様だ!!」
うるさいよ。少し抑えて。
クロウ「お前が俺を出さないからだろ!!」
心配しなくてもちゃんと出すように考えている。
クロウ「それほんとだろうな?またちょっとしか出てないなんてのは嫌だぞ」
ちゃんと出してます。最強カードの紹介に行きましょう!!
クロウ「今回はダーク・アームド・ドラゴン!!」
合言葉は【ボチヤミサンタイ】だ!!!墓地に闇属性モンスターが3体の場合のみ、手札から特殊召喚できる!!
クロウ「そして墓地の闇属性モンスターをゲームから除外すれば、フィールドのカードを1枚破壊できるぞ!!」
さて、今回は・・・・・・・・すいません、タイトル詐欺です。まず最強カードの紹介の時点でおかしいです・・・・・・
クロウ「第54話、デュエルスタート!!」
響 side
『決勝戦 第2試合を始めます!デュエルする生徒はデュエルフィールドに上がりなさい!!』
う〜んと少し背伸びをして、私はデュエルフィールドに上がる。奏が初戦を取ってくれたんだから私も頑張らないとね。
「初めまして響さん!私、パティって言います!」
向こう側から上がってきた女の子、パティって言う子が挨拶してきた。
「こっちこそ初めまして・・・・・かな?前に見た気がするけど」
「中間試験の時ですね。遊輝さんと龍可がデュエルしていた時に近くで見ていましたから」
あの時か・・・・・・・・・・テストは嫌だな〜〜。何でテストなんて物があるんだろ?勉強が出来なくても生きていけるのに。
「アカデミア五剣士と戦えて凄く光栄です!」
「そう?だったらこっちも全力でデュエルしないといけないね」
『決勝戦第2試合!中等部1ー1!小野寺 響!小等部5ー3!パティのデュエルを始めます!』
「デュエル‼」 「デュエル‼」
響 LP 4000 パティ LP 4000
「先行は私ですね。ドロー!」
パティ 手札 6枚
「私は魔法カード、闇の誘惑を発動!デッキからカードを2枚ドローして、手札から闇属性モンスター1体をゲームから除外する!2枚ドローして、
A・O・J D.D.チェッカー 攻1700
身体の中心が黒く何かを捕らえる装置みたいな物を付けたモンスターが出てきた。A・O・Jか・・・・・私のデッキは水属性中心だし、そこまで怖くはないか。
「D.D.チェッカーがフィールドに存在する限り、お互いに光属性モンスターを特殊召喚できません!カードを1枚伏せてターンエンド!」
パティ 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
A・O・J D.D.チェッカー 攻1700
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 6枚
「伏せカードオープン!永続罠、DNA移植手術!」
げっ!?もう持っていたの!?
「このカードの効果で私は光属性を宣言します!フィールドの全てのモンスターは光属性となります!」
A・O・J D.D.チェッカー 闇属性→光属性
最悪だあああ!!!!こんな時にあのカードを除去できるカードが1枚も無いよ!!!エアーマンが手札にあるけど、他のヒーローがいないし・・・・・
「E・HERO エアーマンを召喚!」
E・HERO エアーマン 攻1800
風属性→光属性
「エアーマンの効果でデッキからアナザー・ネオスを手札に加える!」
もうここまで来たらどんな属性を加えても一緒でしょ!
「バトル!エアーマンでD.D.チェッカーに攻撃!」
E・HERO エアーマン 攻1800
A・O・J D.D.チェッカー 攻1700
パティ LP 4000→3900
「うっ・・・・・これくらいどうってことはない」
そりゃそうでしょう!!DNA移植手術が破壊されていないんだから!!
「カードを1枚伏せターンエンド!」
響 手札 5枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
E・HERO エアーマン 攻1800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
パティ 手札 5枚
「(やった!)私はA・O・J コアデストロイを召喚!」
A・O・J コアデストロイ 攻1200
闇属性→光属性
「(あのモンスターって確か・・・・(汗))」
「バトル!コアデストロイでエアーマンに攻撃!」
コアデストロイがエアーマンを標準に合わせる。
「コアデストロイの効果発動!このカードが光属性モンスターとバトルする時、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する!」
やっぱりそうだった!!!!どうしよう!!マジでやばくなって来たよ!!!
「カードを2枚伏せてターンエンド!」
パティ 手札 2枚 LP 3900
【モンスターゾーン】
A・O・J コアデストロイ 攻1200
【魔法・罠ゾーン】
DNA移植手術
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 6枚
うう〜〜逆転のカードが来ないよ!!伏せカードはリミット・リバースだし、ああーー!こう言う時にスバルのあのドロー能力が羨ましいよ!!
「モンスターをセットして、カードをもう1枚伏せてターンエンド・・・・・」
結局何もできなかった・・・・・・
響 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
伏せモンスター 1体
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
パティ 手札 3枚
「A・O・J ガラドホルグを召喚!」
A・O・J ガラドホルグ 攻1600
闇属性→光属性
「バトル!ガラドホルグで守備モンスターに攻撃!」
ガラドホルグが裏守備になっていたモンスター・・・・氷結界の破術師を破壊した。
A・O・J ガラドホルグ 攻1600
裏守備モンスター→→氷結界の破術師 守1000
「続けてコアデストロイでダイレクトアタック!」
コアデストロイがレーザーで私の身体を攻撃した。
響 LP 4000→2800
「ぐっ」
「これでターンエンド!」
パティ 手札 2枚
【モンスターゾーン】
A・O・J コアデストロイ 攻1200
A・O・J ガラドホルグ 攻1600
【魔法・罠ゾーン】
DNA移植手術
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 5枚
!!サイクロン!!これで・・・・・・・・いや、ここは・・・・・・・・
「リバースカードオープン!リミット・リバース!墓地の攻撃力1000以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する!氷結界の破術師を特殊召喚!」
氷結界の破術師 攻400
水属性→光属性
「そして氷結界の破術師をリリースして、ブリザード・プリンセスをアドバンス召喚!」
ブリザード・プリンセス 攻2800
水属性→光属性
破術師が消えて、代わりにプリンセスが氷の球を振り回しながらやってきた。
『私!!参上!!』
「なんでそんなことをするのよ!?」
『登場する時に何もしないのはおかしいでしょ?だから言ってみたの!!!』
「言わなくていいよ!!!」
声を張り上げてプリンセスの行動に拒否をする。なんであんな○面ライダーみたいな事をするのよ!!
「はぁ・・・・・・・・ブリザード・プリンセスの効果でこのターン、相手は魔法・罠カードを発動できない!」
「(和睦の使者が・・・・)」
「バトル!ブリザード・プリンセスでガラドホルグに攻撃!ヘイル・ブリザード!」
プリンセスが氷の球を巧みに使い、ガラドホルグを破壊した。
「・・・・っ、ガラドホルグの効果で光属性モンスターと戦闘を行う時、攻撃力が200ポイントアップする!」
ブリザード・プリンセス 攻2800
A・O・J ガラドホルグ 攻1600→1800
パティ LP 3900→2900
「きゃあ!」
よし、後はサイクロンをセットして・・・・・・・・
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
響 手札 3枚 LP 2800
【モンスターゾーン】
ブリザード・プリンセス 攻2800
【魔法・罠ゾーン】
リミット・リバース (使用済み)
伏せカード 2枚
「私のターン!ドロー!」
パティ 手札 3枚
「(これは・・・・・・・・龍亞と龍可が絶対に入れろ!って入れたカード・・・・・・・・でも、本当に必要なのかしら?)」
うん?悩んでいる?何を引いたんだろう?
「(それにしても・・・・なかなかモンスターがこないよね。私の手札はさっき引いたカードにサンダー・アーマー、そして幻惑の巻物・・・・・・・・最初の手札が上級モンスターだけだった時、どうしようと思ったものね)・・・・・・・・バトル!コアデストロイでブリザード・プリンセスに攻撃!」
やっぱり攻撃してきたね。でも迂闊だよ!!
「リバースカードオープン!速攻魔法、サイクロン!DNA移植手術を破壊する!」
「!?しまった!!」
サイクロンがパティのフィールドにずっとあった移植手術のカードを破壊した。
A・O・J コアデストロイ 光属性→闇属性
ブリザード・プリンセス 光属性→水属性
「これでコアデストロイは無敵じゃない!!プリンセス!反撃よ!ヘイル・ブリザード!」
コアデストロイの攻撃を氷の球で受け止めて、逆に氷の球でコアデストロイを破壊した。
ブリザード・プリンセス 攻2800
A・O・J コアデストロイ 攻1200
パティ LP 2900→1300
「きゃあ!!!」
よし!!!今のカウンターは効いたでしょ!!
「うっ・・・・・・・・(本当に不味くなった・・・・とりあえず伏せろと言われたこのカードだけでも・・・・)カードを1枚伏せてターンエンド!」
パティ 手札 2枚 LP 1300
【モンスターゾーン】
なし
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 3枚
「私のターン!ドロー!」
響 手札 4枚
「バトルよ!ブリザード・プリンセスで・・・・」
「リバースカードオープン!和睦の使者!」
むう・・・・・・・・バトルさせてくれなかった・・・・・・・・よ〜し、いくぞ!!!
「デブリ・ドラゴンを召喚!」
デブリ・ドラゴン 攻1000
「デブリ・ドラゴンの効果で墓地から氷結界の破術師を特殊召喚!」
氷結界の破術師 攻400
「行くよ!Lv3の破術師にLv4のデブリ・ドラゴンをチューニング!」
☆3 + ☆4 = ☆7
「クレパスの奥地に眠る水の龍がオーロラの光で蘇る。永遠に降り積もる雪を降らせ!シンクロ召喚!放て!アイス・スプラッシュ・ドラゴン!」
アイス・スプラッシュ・ドラゴン 攻2500
デュエルフィールドの上にオーロラが出来て、その真下で湖がオーロラと共に輝き始め、薄く張られた氷をぶち破ってアイス・スプラッシュが現れた。
「アイス・スプラッシュ・ドラゴンの効果発動!シンクロ召喚時、相手の手札1枚をランダムに墓地に送る!」
アイス・スプラッシュがパティの手札1枚を貫いた。
「(幻惑の巻物が・・・・)」
「そしてアイス・スプラッシュ・ドラゴンのさらなる効果!このターンの攻撃を放棄して、自分フィールド上の水属性モンスターのレベル×200ポイントのダメージを与える!選択するのはブリザード・プリンセス!」
アイス・スプラッシュがプリンセスの氷の球を上空に放り投げて上に雲ができる。
「(!!きっとここだわ!!)リバースカードオープン!カウンター罠、地獄の扉越し銃!」
地獄の扉越し銃?・・・・・あれっ?どんな効果だったけ?
「ダメージを与える効果を発動した時、自分が受けるそのダメージは相手が受ける!」
「えっ?」
ということはダメージをうけるのは・・・・・・・・・・・・・・・・私!?!?!?上空に出来た雲がこっちに来て・・・・・
ザバーーーン!!!!!!
大量の水が私に向けて落ちてきた。
響 LP 2800→1200
そして、水が落ちてくるのがおわって・・・・・・・・
「ふえ〜ん・・・・びしょ濡れだよ!!!!」
制服がびしょ濡れになってしまった。
「(もしかして私発動していなかったらあんな風になっていたの!?龍可たちの意見を聞きいれて良かった・・・・・・)」
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【その頃、これを見た中等部1ー1のベンチは・・・・・】
「(やった!!!!!とうとう響が濡れた!!!!!!)」
「(今まで散々人を濡らしてきた罰だな)」
「(私もこれから地獄の扉越し銃を入れよう〜と)」
「(これでしばらくは懲りるだろ。制服の洗濯、ほんとに大変だったんだから)」
【口には出していないが、響を濡らしたパティに賞賛の声が上がっている。一番被害を受けてない遊輝でも少なくとも5回は被害を受けているんだから・・・・・・】
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「ふえ〜ん、ターンエンド・・・・・」
完全にやる気なくしたよ・・・・・・まさか濡れるなんて・・・・・・・・
響 手札 3枚 LP 1200
【モンスターゾーン】
ブリザード・プリンセス 攻2800
アイス・スプラッシュ・ドラゴン 攻2500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「私のターン!ドロー!」
パティ 手札 2枚
でもこの布陣を突破することは無理でしょ。
「(あっ、龍可から借りたカード。墓地は・・・・・行ける!)ダーク・アームド・ドラゴンを特殊召喚!」
ダーク・アームド・ドラゴン 攻2800
「(え、え〜〜・・・ここでそれ?)」
「ダーク・アームド・ドラゴンは墓地に闇属性モンスターが3体のみの場合のみ手札から特殊召喚できる!そして闇属性モンスターを1体ゲームから除外することでフィールドのカードを1枚破壊する!私は3体の闇属性モンスターをゲームから除外して、響さんのフィールドのカードを全て破壊する!」
ダーク・アームド・ドラゴンが墓地の闇属性モンスターを3体を吸収して、プリンセスやアイス・スプラッシュ、ブラフで伏せていた氷結界の三方陣を破壊した。これでガラ空き・・・・・・・
「バトル!ダーク・アームド・ドラゴンでダイレクトアタック!」
響 LP 1200→0
WIN パティ LOS 響
『勝者!小等部5ー3!パティ!!』
「か、勝った・・・・・・私勝った!!!!」
喜んでいるパティとうらはらに私は気持ちが沈んでベンチに戻る。負けたうえに制服がずぶ濡れになってしまった・・・・・・・・
「みんな・・・・・・ごめん・・・・・・」
「ドンマイドンマイ!!」
「パティちゃんの戦法が上手だけだったんだよ!!」
「そうそう!!こんな時だってあるさ!!!」
「気持ちを沈めんと前向こう!!!」
みんな励ましてくれているんだけど・・・・・・・・
「ねぇ・・・・・・・・なんでそんなに笑顔なの?」
「「「「そんな事無いって!!!!」」」」
いつも以上に心が晴れ晴れしてるみんなを見て、私の気持ちは余計に沈んでいった・・・・・・・・
響 side out
龍亞 side
「大金星じゃん!!パティ!!!」
「ありがとう天兵!!それと龍可、ありがとう」
パティが龍可にダーク・アームド・ドラゴンのカードを返す。
「役にたったかしら?」
「凄く役にたったよ!!!」
「で、でも、あ、相手は・・・・・・・・」
「・・・・・・・・良いと思うよ。遊輝達、凄い笑顔で迎えていたし」
きっといつもやられてきた恨みなんだよ。
「龍可達の意見を聞いて良かったよ」
「次は祈でしょ!!」
どんっ!と俺が祈と呼んだ女の子の背中を叩く。
「ひゃっ!!る、龍亞さん、いきなり背中を・・・・・・・・」
「ごめんごめん」
「大丈夫!高等部と中等部を立て続けに破った祈なら勝てるから!!」
「で、でも、相手はあの・・・・・・・」
「気持ちで負けただめだよ!!ちゃんと楽しんできて!!」
「は、はい・・・・・・」
途中結果 決勝トーナメント 決勝戦
中等部1ー1 VS 小等部5ー3
第1試合 水野 奏 ○ーー× 早野 天兵
第2試合 小野寺 響 ×ーー○ パティ
総合結果 1--1
遊輝「色々言いたいが、まずは一言!」
「「「「パティ!!!良くやった!!!!」」」」
響「何で相手を褒める訳!?!?」
奏「散々、アイス・スプラッシュで人をずぶ濡れにしてきたじゃない!!」←一番の被害者
レミ「ようやく・・・・・・ようやく響を濡らす事が出来たんだ!!!!」
スバル「これで心がスッキリしたぜ!!!!」
響「なんでそうなるのよ!!!」
龍可「・・・・・・響さん、みんなから恨みを買っていたんだ」
龍亞「そりゃそうだよ!!あれしんどいんだから!!」
龍可「龍亞も・・・・・・・」
遊輝「今度から俺も地獄の扉越し銃を入れようと」
響「何で私をメタル事しか考えて無いの!?」
龍可「・・・・・・・今回の話に行きましょうよ」
レミ「さてと・・・・・・タイトル詐欺だね」
奏「機械軍団って言いながら、3種類しか出ていないうえに、最後はダムドでの決着」
龍亞「よくこんなタイトルつけたね」
遊輝「後先かんがえないからだろ」
スバル「次回は俺だ!!!!」
響「タイトルは【決勝戦 3試合目 ジェムの結束VSヒーローの結束】また分かりにくいタイトル・・・・」
龍可「これで、カテゴリーが分かる人は凄いです」
遊輝「次回もよろしく!!」