【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち   作:DICHI

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最強カードの紹介!!!

プラチナ「ペースが異常じゃないですか?」

なんか・・・・龍亞にも言われた気がする。

プラチナ「1日1話って言いながら2週間、既に2/3が終わりそうなペースですよ」

大丈夫大丈夫。じゃあ最強カードの紹介に行くよ!!

プラチナ「今回はインヴェルズ・グレズ。インヴェルズの中でも、最上級のモンスターですね」

特殊召喚できず、召喚するには「インヴェルズ」が3体必要だよ。《始皇帝の陵墓》や《スター・ブラスト》でも召喚できない、重いモンスターだ。

プラチナ「効果は裁きの龍と一緒ですね。ただし、ライフコストが半分必要ですが」

攻撃力3200と高いけど、守備力は0だからそこに注意して、決める場面で使う事だよ!!

プラチナ「第51話、デュエルスタート!」


第51話 準決勝 4試合目 侵略の闇VS戦士と魂の龍

スバル side

 

 

「ああああ!!公開処刑だああ!!!」

 

「うるさいぞ。少しおとなしくしろよ」

 

「はぁ・・・・・・・・じゃあ行ってくるわ」

 

「頼むよ!!」

 

未だに愚痴を言っているレミを遊輝らに任せて、俺はデュエルフィールドに上がる。せっかくの高等部、しかも優勝候補とデュエルできるのにさっきからレミが愚痴を言ってくるから、デュエルする前に疲れたぜ・・・・・・・・でもデュエルだデュエル!!爺ちゃんの教え『楽しんでデュエル』をすればいいんだ!!

 

【Aコート第4試合!高等部1ー1!脇坂 翔太!中等部1ー1!遊城 スバルのデュエルを始めます!』

 

「お前が遊城スバルだな?」

 

デッキをデスクに刺した所で不意に相手が俺に話しかけてきた。

 

「?そうだが?」

 

「俺はアカデミアの英雄、遊城十代の子孫と今こうしてデュエルする事が凄く嬉しい。感謝しているぞ」

あ〜あそれか。別に爺ちゃんの子孫だからってそんな固くならくてもいいのに。

 

「別に俺は爺ちゃんの子孫って言われても何も思わない。俺は俺、遊城スバル!!一人のデュエリストだ!!爺ちゃんの事なんか関係ないんだ!!だからな!!純粋に俺とお前のデュエルをしようぜ!!!」

 

「・・・・・・・・そうだな。スバル!!このデュエル、勝たせてもらう!!」

 

「俺もだ!!楽しいデュエルをしようぜ!!」

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

 

スバル LP 4000 脇坂 LP 4000

 

「先行は俺だな。ドロー!」

 

スバル 手札 6枚

 

「E・HERO エアーマンを召喚!」

 

E・HERO エアーマン 攻1800

 

「エアーマンの効果!デッキからアイス・エッジを手札に加えるぜ!カードを2枚伏せてターンエンドだ!」

 

 

スバル 手札 4枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

E・HERO エアーマン 攻1800

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 2枚

 

「行くぜ!俺のターン!ドロー!」

 

脇坂 手札 6枚

 

「俺はインヴェルズの魔細胞を手札から特殊召喚する!」

 

インヴェルズの魔細胞 攻0

 

小さな黒い昆虫が飛んできた。インヴェルズか・・・・・・・・相手にとって不足はない!燃えてきた!!

 

「こいつは自分フィールドにモンスターがいない場合手札から特殊召喚できる!そして魔細胞をリリース!インヴェルズ・モースをアドバンス召喚!」

 

インヴェルズ・モース 攻2400

 

黒い昆虫が消えて、代わりになんとも微妙な悪魔のようなモンスターが出てきた。モース?ギラファじゃないんか。あまりみないモンスターだしな。どんな効果だったけ?

 

「モースの効果発動!《インヴェルズ》と名のついたモンスターをリリースしてアドバンス召喚した時、1000ポイント払って相手フィールドのカード2枚を手札に戻す!」

 

「なっ!?」

 

脇坂 LP 4000→3000

 

「俺はお前の伏せカードを2枚とも戻す!」

 

モースが地面を叩き、強風が出来て、伏せカード2枚とも飛ばされてしまった。

 

「バトル!モースでエアーマンに攻撃!」

 

地面を叩きつけたモースがそのままエアーマンを切り裂いた。

 

インヴェルズ・モース 攻2400

E・HERO エアーマン 攻1800

 

スバル LP 4000→3400

 

「ぐっ!!」

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

脇坂 手札 2枚 LP 3000

モンスターゾーン

インヴェルズ・モース 攻2400

魔法・罠ゾーン

伏せカード 2枚

 

 

いって〜、やるな。でもここからだ!

 

「俺のターン!ドロー!」

 

スバル 手札 7枚

 

「手札の沼地の魔神王の効果!このカードを墓地に送ってデッキから融合を手札に加える!そして融合!手札のアイス・エッジとクノスペを融合!現れろ最強のヒーロー!E・HERO アブソルートZero!」

 

E・HERO アブソルートZero 攻2500

 

融合した所が凍りつき、Zeroが現れた。

 

「バトル!Zeroでモースを攻撃!瞬間凍結(Freezing at moment)!」

 

Zeroがモースを凍らせた。・・・・・・・はずが

 

「なっ!?」

 

モースが凍りつく寸前で抜け出した。

 

「リバースカード、侵略の手段を発動した。こいつはデッキから《インヴェルズ》と名のついたモンスターを墓地に送り自分フィールドの《インヴェルズ》と名のついたモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで800ポイントアップする!デッキからインヴェルズの斥候を墓地に送り、モースの攻撃力を800ポイントアップさせる!」

 

インヴェルズ・モース 攻2400→3200

E・HERO アブソルートZero 攻2500

 

「返り討ちにしろ!モース!」

 

モースが地面を叩きつけて、Zeroの下に穴が出来て落ちていった。

 

スバル LP 3400→2700

 

「ぐわっ!でもこの瞬間、Zeroの効果発動!フィールドから離れた時相手フィールドのモンスターを全て破壊する!」

 

Zeroが破壊された穴から吹雪が吹き荒れて、モースを氷漬けにして破壊した。

 

「くそっ・・・・(Zeroが召喚されたんじゃ仕方ないか)」

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」

「エンドフェイズ時、サイクロンを発動!左側の伏せカードを破壊する!」

 

「くっ!」

 

破壊されたのは・・・・ヒーロー・バリアか。ヒーローがいないから今は痛くないな。

 

 

スバル 手札 2枚 LP 2700

【モンスターゾーン】

なし

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

脇坂 手札 3枚

 

「このメインフェイズ1に墓地のインヴェルズの斥候の効果発動!自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない時、このカードを墓地から特殊召喚する!」

 

インヴェルズの斥候 攻200

相手の前に地面が少し穴が開き、両目が少しでかい黒い昆虫が出てきた。・・・・・・・・今思った。インヴェルズって悪魔族だよな。さっきから昆虫しか言ってないぞ、俺。

 

「インヴェルズの斥候をリリースしてインヴェルズ・ギラファをアドバンス召喚!」

 

インヴェルズ・ギラファ 攻2600

 

斥候が消えて、今度こそ尻尾が尖り、悪魔らしいモンスターが出てきた。良かった。このままインヴェルズが昆虫のままだけで思うのは何と無く嫌だったな。

「アドバンス召喚したギラファの効果!そのリバースカードを墓地に送り、俺のライフを1000ポイント回復する!」

 

「されるか!リバースカードオープン!和睦の使者!このターンに俺が受ける戦闘ダメージを全て0にする!」

 

ギラファが伏せカードを破壊する寸前で女神が出てきて、何か呪文みたいな物を唱えた。これで、このターンは無事にすみそうだ。

「くっ・・・・しかしライフ回復は発動する。カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

脇坂 手札 1枚 LP 3000→4000

【モンスターゾーン】

インヴェルズ・ギラファ 攻2600

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

スバル 手札 3枚

 

「(おっ、戦士の生還だ!)魔法カード、戦士の生還!墓地の戦士族モンスターを手札に加える!エアーマンを手札に加え、そのまま召喚!」

 

E・HERO エアーマン 攻1800

 

「エアーマンの効果でデッキからオーシャンを手札に加える!さらに魔法カード、天の落とし物!互いのプレイヤーはデッキから3枚ドローして、2枚を墓地に送る!」

 

え〜と、このカードが来たからこのカードと・・・・・・・・こいつを墓地に送るか。

 

スバル 手札 5枚→3枚 脇坂 手札 4枚→2枚

 

「魔法カード、ミラクル・フュージョン!墓地のクノスペとアイス・エッジを融合!E・HERO ガイアを融合召喚!」

 

E・HERO ガイア 攻2200

 

地面にヒビが入り、地割れが起きる。その中からガイアが凄い気迫を出して現れた。何でこんなに迫力があるんだろ?久しぶりに出したからかな?

 

「ガイアの効果!融合召喚時、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を半分にして、その数値分このカードの攻撃力に加える!」

 

「何だと!?」

 

ガイアが両手を地面に叩きつけ、植物がそこから生えてくる。植物がギラファに絡みつき、ギラファのエネルギーを吸収した。

 

インヴェルズ・ギラファ 攻2600→1300

E・HERO ガイア 攻2200→3500

 

これでこのデュエル、勝てる!

 

「バトル!ガイアでギラファに攻撃!コンチネンタルハンマー!」

 

「リバースカードオープン!ガード・ブロック!戦闘ダメージを0にして、カードを1枚ドローする!」

 

脇坂 手札 2枚→3枚

おしいな・・・・もう少しだったけど。

 

「エアーマンでダイレクトアタック!」

 

脇坂 LP 4000→2200

 

「ぐわあああ!!!!」

 

「これでターンエンド!エンドフェイズだからガイアの攻撃力は元に戻る!」

 

 

スバル 手札 2枚 LP 2700

【モンスターゾーン】

E・HERO エアーマン 攻1800

E・HERO ガイア 攻3500→2200

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

脇坂 手札 3枚

 

「メインフェイズ1に墓地のインヴェルズの斥候の効果!自身を特殊召喚!」

 

インヴェルズの斥候 攻200

 

「魔法カード、アカシックレコード!デッキからカードを2枚ドローする!その代わりドローしたカードがデュエルで使われていた場合、そのカードはゲームから除外される!」

 

脇坂 手札 2枚→4枚

 

「俺が引いたのは、インヴェルズ万能態と二重召喚!よって除外されない!魔法カード、二重召喚!これで俺はこのターン、通常召喚を2回行える!インヴェルズ万能態を召喚!」

 

インヴェルズ万能態 攻1000

「そしてインヴェルズ万能態は《インヴェルズ》と名のついたモンスターのアドバンス召喚する時、このカードを2体分とする事ができる!インヴェルズの斥候、そして2体分となったインヴェルズ万能態をリリース!」

 

斥候と万能態が消えて、地面が揺れ始める。一体どんなモンスターが出て来るんだ?

 

「現れろ最強の化身!!インヴェルズ・グレズ!!!」

 

インヴェルズ・グレズ 攻3200

 

斥候が出てきた穴よりも大きな穴がデュエルフィールドの中央部に出来て、黒い大きな手が現れてくる。身体を上げて姿を表したのは、黒い巨大な身体をしたモンスターだった。

ここでインヴェルズの切り札か!!楽しくなってきた!!!

 

「グレズの効果発動!ライフを半分支払う事でこのカード以外のフィールドのカードを全て破壊する!フィールドに黒い稲妻を轟かせ!」

 

脇坂 LP 2200→1100

 

グレズが上に雷雲を作り、フィールドに大きな雷が落ちた。直撃した俺のモンスターは全て破壊された。

 

「くっ!」

 

「これで最後!インヴェルズ・グレズでダイレクトアタック!」

 

インヴェルズ・グレズがゆっくりと俺に近づき、俺に腕を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スバル LP 2700→2700

 

「!?ど、どう言う事だ!?ライフが減ってないだと!?」

 

へへ、やっぱカードは応えてくれるんだな。

 

「墓地のネクロ・ガードナーの効果を発動してこのカードを除外し、グレズの攻撃を無効にしたんだ」

 

「いつの間に・・・・」

 

「天の落とし物、お前がインヴェルズの斥候を墓地に送ったように俺も送ったんだ」

 

「まさか墓地から無効にしてくるとは・・・・・・・・なんか、ワクワクしてきたな」

 

「そうだろ!!デュエルはこうでなくちゃな!!」

 

「ああ!!俺はカードを伏せてターンエンド!」

 

 

脇坂 手札 0枚 LP 1100

【モンスターゾーン】

インヴェルズ・グレズ 攻3200

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

 

 

相変わらずこっちは不利だけど、このドローで世界が変わる!そんな事を思ったらワクワクしてきたぜ!!しばらくこんなデュエルをしてなかったからな。忘れかけていたぜ!

 

「俺のターン!!!ドロー!!!」

 

スバル 手札 3枚

 

・・・・・・・・おっしゃ!!

 

「魔法カード、ヒーローの遺産!墓地にレベル5以上の《E・HERO》が2体以上存在する時、デッキからカードを3枚ドローする!」

 

スバル 手札 2枚→5枚

 

・・・・・・・・・・・・この手札だったら、

 

「融合を発動!オーシャンとボルテックを融合して、現れろ光のヒーロー!E・HERO The シャイニング!」

 

E・HERO The シャイニング 攻2600

 

「させるか!リバースカードオープン!奈落の落とし穴!シャイニングを破壊してゲームか除外する!」

 

シャイニングの下に奈落の穴が出来て、吸い込まられる・・・・・・・・が、その場でシャイニングは消えた。

 

「き、消えた!?」

 

「速攻魔法!エレメンタル・トリック!《E・HERO》と名のついた融合モンスターをリリースして、墓地から魔法カード1枚を手札に加える!」

 

シャイニングが光となり、墓地に行く。そして墓地からミラクル・フュージョンのカードが出てくる。

 

「俺はミラクル・フュージョンを手札に加える!その代わり、この効果で手札に加えたカードはこのターンに使えないけどな!」

 

「じゃあどうするんだ?せっかく手に入れた逆転のチャンスもこれでなくなったぞ?」

 

「今回のヒーローは元々からこいつじゃない!俺はチューナーモンスター、E・HERO ダーク・ネオを召喚!」

 

E・HERO ダーク・ネオ ☆3 攻0

俺の前に影のようで、光を放つモンスターが出てきた。

 

「ダーク・ネオの効果!召喚に成功した時、手札の融合もしくはフュージョンと名のついたカードを墓地に送る事で、墓地から《E・HERO》と名のついた融合モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する!」

 

「召喚条件を無視して特殊召喚だと!?」

 

「その代わりに召喚した融合モンスターは効果が無効、攻撃力が0でレベルが1つ下がるけど。俺は手札のミラクル・フュージョンを墓地に送って、ガイアを特殊召喚!」

 

E・HERO ガイア 攻2200→0

☆6→☆5

 

「行くぞ!Lv5になったガイアにLv3のダーク・ネオをチューニング!」

 

☆5 + ☆3 = ☆8

 

「摩天楼の暗闇に潜む魂が月光の光に反射する。勝利の雄叫びをあげろ!シンクロ召喚!轟け!E・HERO スピリット・ドラゴン!」

 

E・HERO スピリット・ドラゴン 攻2200

 

光が1つになると、満月が出てきて、デュエルフィールドに月光が照らされる。それに共鳴してデュエルフィールドに地鳴りが起きて、亀裂が走る。咆哮を轟かせて、スピリット・ドラゴンが地面を破って出てきた。

 

「こいつが・・・・・・・・スピリット・ドラゴン・・・・・・・・」

 

「スピリット・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、墓地の《HERO》と名のついた融合モンスターをゲームから除外して、相手のエンドフェイズまで除外したモンスターの攻撃力の半分の数値だけアップする!シャイニングをゲームから除外!スピリットドレイン!」

 

E・HERO スピリット・ドラゴン 攻2200→3500

 

シャイニングの魂がスピリットに吸い込まられて、スピリットはさらに咆哮をあげる。

 

「攻撃力がグレズを上回っただと!?だがまだ俺のライフは残るぞ!」

 

「スピリットにはさらなる効果がある!除外したモンスターの効果も得る!この事でシャイニングの効果か発動される!シャイニングは除外されている《E・HERO》1体につき、攻撃力が300ポイントアップする!今、ゲームから除外されているのは、アイス・エッジ、クノスペ、シャイニングの3体!」

 

E・HERO スピリット・ドラゴン 攻3500→4400

 

「ハハ・・・・・・・・まさか逆転されるとはな、来いよ!」

 

「おう!バトル!E・HERO スピリット・ドラゴンでインヴェルズ・グレズに攻撃!フレア・アースシュート!」

 

スピリットが円を描くように動き、真っ赤に燃えた球を作り、グレズに攻撃した。

 

E・HERO スピリット・ドラゴン 攻4400

インヴェルズ・グレズ 攻3200

 

脇坂 LP 1100→0

 

 

WIN スバル LOS 脇坂

 

 

『勝者!中等部1ー1!遊城スバル!!』

 

「いよっしゃ!!」

 

俺は思いっきりガッツポーズをする。久しぶりに熱くなれたぜ!!

 

「負けたわ・・・・・・・・でも清々しいな」

 

「お互い全力でやった証さ」

 

「・・・・そうだな」

 

「おっとそうだ・・・・・・・・ガッチャ!!楽しいデュエルだったな!!」

 

いつものポーズを決める。爺ちゃんと約束したこれも忘れかけていたぜ。

 

「ああ、またデュエルしような」

 

俺たちは握手を交わしてそれぞれのベンチに戻った。

 

「約束通り、勝ってきたぜ!!」

 

「よくやったよ!!これでタイだ!!」

 

「背水の陣から王手だよ!これは勢いがつくわ!!」

 

「遊輝!!ラスト決めてきなさいよ!!」

 

「相手がきついんだけどな・・・・・・・・まあ、頑張ってくるわ!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「悪い。あいつは強いや」

 

「お疲れでござる」

 

「仕方ないわね。あれはあっちの方が上回っていたわ。さすが、英雄の名を継ぐものだね」

 

「次はアキね。リベンジでしょ?」

「ええ、でもあの時の事は思っていないわ。こっちがチャレンジャーのつもりでいくわ」

 

「頼むぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中結果 決勝トーナメント 準決勝

中等部1ー1VS高等部1ー1

 

 

第1試合 小野寺 響 ○ーー× 興梠 愛里紗

第2試合 水野 奏 ×ーー○ 佐々倉 隆之介

第3試合 葵 レミ ×ーー○ 立本 羽栗

第4試合 遊城 スバル ○ーー× 脇坂 翔太

 

 

 

 

 

総合結果 2--2

 




スバル「久しぶりに熱くなれたぜ!!」

遊輝「見ててハラハラしたな。まあ、さすがスバルって所だな」

奏「相変わらずのドロー力。あの場面でヒーローの遺産を引くんだから」

響「さあ、オリカの紹介、紹介!」

レミ「まずはダーク・ネオ!スバルが持っているもう1体のヒーローのチューナーだね」


E・HERO ダーク・ネオ ☆3 チューナー
闇属性 戦士族 攻0 守0
①このカードが召喚に成功した時、手札の「融合」または「フュージョン」と名のついたカードを1枚墓地に送る事で、自分の墓地に存在する「HERO」と名のついた融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がる。
また、攻撃力は0になり、効果は無効化になる。
エンドフェイズ時にこの効果で特殊召喚したモンスターは破壊する。




スバル「マッハ・ウィンドは速攻でシンクロ召喚が出来るけど、こいつはいわゆる《デブリ・ドラゴン》と同じタイプだな。コストで《融合》か《フュージョン》と名のつくカードを墓地に送れば、墓地から特殊召喚できるぜ!」

遊輝「これの恐ろしい所は『名のつくカード』。つまり《簡易融合》や《オーバーロード・フュージョン》さらには《パラドックス・フュージョン》や地味に《コンフュージョン・チャフ》でもコストに出来る所」

響「でも、蘇生出来るのはあくまでもヒーローの融合モンスターだけどね」

レミ「次!!エレメンタル・トリック!!」


エレメンタル・トリック 速攻魔法
①自分フィールド上に存在する「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体リリースして発動する。
墓地に存在する魔法カード1枚を手札に加える。
この効果で手札に加えたカードはこのターン発動できない。


奏「自分フィールドの《E・HERO》と名のつく融合モンスターをリリースすれば、墓地から魔法カードを手札に戻せるよ!」

スバル「融合モンスターを除去して、魔法カードを手に入れる。しかもそのターンは発動できないから、一見デメリットに見えるけど・・・・・・・・」

レミ「これ速攻魔法なんだよね。モンスターが破壊される時にうてばそこまで痛く無いし、相手ターンにうてば、実質魔法カードを手札に加えるだけだからね」

遊輝「オリカの紹介はこんな所かな」

響「次はいよいよ準決勝の最後の試合!!フォーチュン・カップ、準決勝と同じ組み合わせ!!」

スバル「タイトルは【準決勝 5試合目 黒薔薇の龍と太陽龍】」

遊輝「何で月華竜じゃないかって?まだ漫画版を使わないからだよ」

レミ「次回もよろしくね!!」

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