【完結】 遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち 作:DICHI
パール「デュエルでの私の使い方に不満がある!」
?何よ?
パール「何で終盤にしか使ってくれないの!?」
だって使いずらいんだもん・・・・ステータス低いし・・・
パール「コラァァァ!!!」
最強カードの紹介に行きましょう今回は真六武衆ーシエン!!
パール「逃げた・・・六武衆の切り札とも言える、☆5のシンクロモンスターだよ!」
シンクロ素材の縛りはきついけど、1ターンに1度だけ魔法・罠を止めれる効果はやはり魅力的だ!これと真六武衆が出た途端、えげつない事になったな・・・・・・・・
パール「第49話、デュエルスタート!」
奏 side
1回戦、響が勝ったけどかなり追い込まられていたわね。やっぱり優勝候補のクラスはただじゃ終わらないわね・・・・
「ふぅ・・・・・・・・」
私は両手で頬を軽く叩く。
よし!こうなったら、めいいっぱい楽しもう!!!
『Aコート!次のデュエルに出る生徒はデュエルフィールドに上がりなさい!!』
アナウンスに従って、私はデュエルフィールドに上がり、相手をみる。
「そなた、拙者の戦の相手か?」
「え、えぇ・・・・」
「正々堂々の戦、楽しませてもらうぞ」
な、何・・・・・・・・この微妙に武士のような、忍者のような口調で話す人・・・・・・・・
『Aコート第2試合!!高等部1ー1から佐々倉 隆之介! 中等部1ー1から水野 奏のデュエルを始めます!』
「デュエル‼」 「デュエル‼」
奏 LP 4000 佐々倉 LP 4000
「先行は私ね。ドロー」
奏 手札 6枚
うっ・・・・・・・・手札が悪い・・・・・・・・
「シャインエンジェルを召喚」
シャインエンジェル 攻1400
「フィールド魔法、天空の聖域を発動。そしてカードを1枚伏せてターンエンド」
奏 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
シャインエンジェル 攻1400
【魔法・罠ゾーン】
天空の聖域 (フィールド)
伏せカード 1枚
「拙者のターン、ドローでござる」
佐々倉 手札 6枚
「ふむ、少し手札が悪いでござるな・・・・・・・・永続魔法、六武衆の結束!我が《六武衆》を召喚するたびにこのカードに武士道カウンターを1つのせるでござる。六武衆ーカモンを召喚」
六武衆ーカモン 攻1500
六武衆の結束 BC 0→1
ろ、六武衆!?!?
「さらに真六武衆ーキザンを特殊召喚するでござる」
真六武衆ーキザン 攻1800
六武衆の結束 BC 1→2
いやいやいや!?!?それのどこが手札が悪いの!?全然私より手札がいいじゃない!!
「武士道カウンターが2つ乗った六武衆の結束の効果を発動するでござる!このカードを墓地に送り、武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。2つ乗っていたので2枚ドローでござる」
佐々倉 手札 3枚→5枚
「ここは厄介なカードを破壊しておく事がよかろう。カモンの効果を発動するでござる。我のフィールドにこのカード以外の《六武衆》が存在する時、表側表示の魔法または罠を1枚発動するでござる。そなたの天空の聖域を破壊するでござる」
カモンが手に持っている火薬を放り投げて爆発し、天空の聖域が消えて行った。
「バトルでござる!キザンでシャインエンジェルに攻撃でござる」
伏せカードは攻撃の無力化だけど、ここは・・・・受ける!
真六武衆ーキザン 攻1800
シャインエンジェル 攻1400
奏 LP 4000→3600
「きゃあ!・・・・シャインエンジェルの効果でデッキからシャインエンジェルを特殊召喚!」
シャインエンジェル 攻1400
「拙者はカードを1枚伏せて、ターンを終了するでござる」
佐々倉 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
六武衆ーカモン 攻1500
真六武衆ーキザン 攻1800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「私のターン、ドロー」
奏 手札 4枚
アース!ここは・・・・・・・・
「神秘の代行者 アースを召喚」
神秘の代行者 アース 攻1000
地面からアースが出てきたけど何か様子がおかしい・・・・全く動かない・・・・
「アース?どうしたのアース?」
『・・・・・・・・zzzzzムニャムニャ・・・・』
「ね、寝てる!?!?」
デュエル中なのに寝ているの!?!?あなた1日にどれだけ寝たら気が済むの!?
「あ、アースの効果・・・・デッキから創造の代行者 ヴィーナスを手札に・・・・」
デッキが光り、ヴィーナスのカードがデッキから飛び出してくる。頼むから起きてくれないかしら・・・・・・・・
「Lv4のシャインエンジェルにLv2の神秘の代行者 アースをチューニング」
☆4 + ☆2 = ☆6
「オゾン層にいる天使が稲妻の光を帯びて龍を呼び覚ます。惑星の叫びを受け舞い降りろ!シンクロ召喚!天空の使者!ライトニング・エンジェル・ドラゴン!」
ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300
天井が強く光り、雷を轟かせながらライトニング・エンジェル・ドラゴンが舞い降りてきた。
「このままバトル!ライトニング・エンジェル・ドラゴンで真六武衆ーキザンを攻撃!サンダー・アロー!」
「拙者の伏せ発動!月の書!そなたの龍を裏守備にするでござる!」
「!?しまった!?」
ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300→裏守備
雷の弓矢を引くライトニング・エンジェル・ドラゴンに月の書が出てきて、裏守備になってしまった。
まずいわね・・・・手札がモンスターだらけなのに、ライトニング・エンジェル・ドラゴンまで攻撃を防がれてしまって・・・・・・・・
「このままターンエンドよ!」
奏 手札 4枚 LP 3600
【モンスターゾーン】
裏守備モンスター 1体
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「拙者のターン、ドローでござる」
佐々倉 手札 5枚
「ふむ。拙者は永続魔法、六武の門を発動するでござる」
ろ、六武の門!?まずいわ!!あのカードを発動させたらまずい展開力に!!
「このカードも六武衆の結束同様、我が《六武衆》を出せば武士道カウンターを2つのせるでござる。真六武衆ーカゲキを召喚するでござる」
真六武衆ーカゲキ 攻200
六武の門 BC 0→2
「カゲキは召喚に成功した時、拙者の手札から新たな《六武衆》を呼ぶ事ができるでござる。チューナー、六武衆の影武者を特殊召喚するでござる」
六武衆の影武者 攻400
六武の門 BC 2→4
黒い甲冑を被った小さな武士が槍を持って膝をついた。
「カゲキは我のフィールドに他の《六武衆》が存在したら攻撃力が上がるが、今はその必要がないでござるな。Lv3のカゲキにLv2の影武者をチューニング」
☆3 + ☆2 = ☆5
「戦乱の世に結束の力を束ねし武士の長が戦場の地へと駆け抜ける!シンクロ召喚!将軍!真六武衆ーシエン!」
真六武衆ーシエン 攻2500
六武の門 BC 4→6
光の輪の中からほら貝の音色が全体に響き渡る。そして、赤い甲冑を被り大きな大剣をもった六武衆を束ねる将軍、シエンが堂々と歩いてきた。本当にまずいわね・・・・・・・・あのモンスターが出たらこっちの魔法が1度だけ無効にされてしまう。
「拙者は六武の門の効果を使うでござる。武士道カウンターを4つ取り除き、我のデッキから《六武衆》と名のついたモンスターを手札に加えるでござる。真六武衆ーエニシを加えるでござる」
六武の門 BC 6→2
「バトルでござる!真六武衆ーシエンでそなたの裏守備モンスターに攻撃!名刀ー終焉斬!」
シエンが刀を大きく月のような形で回し、裏守備であるライトニング・エンジェル・ドラゴンに斬りつけようとするが・・・・・・・・
「何!?」
シエンの前に大きな渦が出来て、刀が吸い込まられる。
「カウンター罠、攻撃の無力化!シエンの攻撃を無効にする!」
「さすがでござるな。カウンター罠ならシエンの効果で無効にする事はできないでござる。拙者はカードを1枚伏せターンエンドでござる」
佐々倉 手札 2枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
六武衆ーカモン 攻1500
真六武衆ーシエン 攻2500
【魔法・罠ゾーン】
六武の門
伏せカード 1枚
防いだけど・・・・・・・・シエンを何とかしないと、このデュエル、負けてしまう・・・・・・・・
「私のターン、ドロー」
奏 手札 5枚
・・・・・・・・やっとカウンター罠が来てくれた。シエンは今ある手札で何とかできそうね。
「創造の代行者 ヴィーナスを召喚」
想像の代行者 ヴィーナス 攻1600
「ヴィーナスの効果で私はライフを1500ポイント払って、
奏 LP 3600→2100
神聖なる球体 攻500 ×3
「そして、ライトニング・エンジェル・ドラゴンを反転召喚!」
ライトニング・ エンジェル・ドラゴン 攻2300
「バトルよ!ライトニング・エンジェル・ドラゴンで真六武衆ーシエンに攻撃!」
「(攻撃力が劣っているモンスターでシエンに攻撃?・・・・!まさか!?)」
「そしてこの瞬間、手札にあるオネストの効果発動!オネストの効果でライトニング・エンジェル・ドラゴンは真六武衆ーシエンの攻撃力を加算される!」
ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻2300→4800
ライトニング・エンジェル・ドラゴンについてある羽が虹色に輝き大きくなる。
「このまま攻撃!ミステリープラネットシュート!」
ライトニング・エンジェル・ドラゴンが雷の大きな球を頭の上に作り、シエンに向けてそれを放った。
ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻4800
真六武衆ーシエン 攻2500
佐々倉 LP 4000→1700
「ぐわあああ!!!!」
「続けて創造の代行者 ヴィーナスで六武衆ーカモンに攻撃!」
創造の代行者 ヴィーナス 攻1600
六武衆ーカモン 攻1500
佐々倉 LP 1700→1600
「そして3体の神聖なる球体でダイレクトアタック!」
神聖なる球体が相手に向かって体当たりしていった。
佐々倉 LP 1600→100
これで大きく削れた。後はこのカードを伏せる事しかできない。
「カードを1枚伏せてターンエンド。そしてライトニング・エンジェル・ドラゴンの攻撃力は元に戻るわ」
奏 手札 2枚 LP 2100
【モンスターゾーン】
ライトニング・エンジェル・ドラゴン 攻4800→2300
創造の代行者 ヴィーナス 攻1600
神聖なる球体 ×3 攻500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「拙者のターン、ドローでござる」
佐々倉 手札 3枚
「拙者は魔法カード、死者蘇生を発動するでござる!」
「カウンター罠、マジック・ジャマー!手札のカードを1枚捨てて、死者蘇生の発動を無効にするわ!」
死者蘇生のカードがビリビリと震えて破壊される。これで逆転のチャンスは・・・・・・・・
「やはりそなたも強いデュエリストだ。大将、アキの言った事は本当でござるな。だがこのデュエル、拙者で勝ちでござる!」
!?まだ逆転のチャンスがあるの!?
「真六武衆ーエニシを召喚するでござる!」
真六武衆ーエニシ 攻1700
六武の門 BC 2→4
「拙者は六武の門の効果を使うでござる!武士道カウンターを4つ取り除き、デッキから真六武衆ーキザンを手札に加えそのまま特殊召喚でござる!」
六武の門 BC 4→0→2
真六武衆ーキザン 攻
「(でもこれだけだとまだライフは)」
「エニシの効果を発動するでござる!墓地のキザンとカモンをゲームから除外して、そなたの龍を手札に戻すでござる!」
「何ですって!?」
エニシが墓地にいたキザンとカモンの魂を槍に吸収して、ライトニング・エンジェル・ドラゴンを突いた。ライトニング・エンジェル・ドラゴンは苦しい声を発してエクストラデッキに戻ってしまった。
「これで拙者は罠を使う事ができるでござるな。伏せカード発動!諸刃の活人剣術!我の墓地から《六武衆》2体を特殊召喚するでござる!戦場に三たび構えろ!真六武衆ーカゲキ!六武衆の影武者!」
真六武衆ーカゲキ 攻200
六武衆の影武者 攻400
六武の門 BC 2→4→6
うわぁ・・・・・・・・・・・・なんか凄い事になってきたわ。
「Lv3のカゲキにLv2の影武者をチューニング!シンクロ召喚!再び戦乱の世を統一せよ!真六武衆ーシエン!」
真六武衆ーシエン 攻2500
六武の門 BC 6→8
「そして、エニシとキザンは我のフィールドに自身以外の《六武衆》が存在したらそれぞれ攻撃力と守備力が500ポイント・300ポイントアップするでござる」
真六武衆ーエニシ 攻/守 1700/700→2200/1200
真六武衆ーキザン 攻/守 1800/500→2100/800
「バトル!エニシで神聖なる球体を攻撃するでござる!」
真六武衆ーエニシ 攻2200
神聖なる球体 攻500
奏 LP 2100→500
「きゃあ!!」
「真六武衆ーシエンで再び神聖なる球体に攻撃でござる!名刀ー終焉斬!」
再びシエンが大剣を回し、神聖なる球体を斬った。しばらくそのままだったけど、神聖なる球体が真っ二つに割れ爆風が私に襲う。
「きゃあああああ!!!!」
奏 LP 500→0
WIN 佐々倉 LOS 奏
『勝者!高等部1ー1!佐々倉 隆之介!』
ま、負けちゃった・・・・・・・・
肩を落としてみんながいるベンチに向かった。
「みんな、ごめんね・・・・」
「あれは仕方ないよ」
「手札があまり良く無いのに、六武衆か・・・・今回は突いてないな」
「それとさ、何でボールを守備表示で召喚しなかったんだ?」
「えっ?」
「いやっ、まだデュエルが完全に決まって無いのに何で攻撃表示かなって思ったから」
・・・・・・・・・・・・完全に忘れていた。焦っていたのね。
「焦ってました・・・・あの後の展開力が怖くて・・・・」
「まあそうなるよね・・・・」
「大丈夫!次のデュエル!必ず私が勝つから!」
途中結果 決勝トーナメント 準決勝
中等部1ー1VS高等部1ー1
第1試合 小野寺 響 ○ーー× 興梠 愛里紗
第2試合 水野 奏 ×ーー○ 佐々倉 隆之介
総合結果 1--1
奏「さてと、後書きの場で読者には申し訳無いんだけど、ちょっとこっちで色々聞きたい事があるの」
レミ「何?」
響「まず、私たちはメイド服を着せられて奏の店でバイトをしていた」
レミ「そうだよ。何もおかしくないでしょ?」
スバル「で、レミが遊輝のバイトを終わらせた。別にここに突っ込まないぜ」
遊輝「じゃあなんで話し合いする必要があるんだ?」
響「落ち着いて、そして私たちは、地獄とも言える2週間が過ぎて、ようやくメイド服から解放された」
奏「おかげでアカデミアに色んな事を言われそうだけど・・・・」
スバル「今回はそっちじゃない!!!!」
遊輝「じゃあ何が言いたいんだよ?」
奏「決まっているでしょ!!!遊輝に引っ付いている人!!!!」
龍可「/////////わ、私?」←メイド服
「「「なんで龍可(ちゃん)がメイド服を着ているのよ(着ているんだ)!!!」」」
龍可「////////こ、これは・・・・」
遊輝「俺が話すよ。祝札さんの龍可を覚えている?」
奏「えぇ、確かレミによってメイド服を着せられたんだっけ?」
遊輝「こっちが感想を送った時に、ギンさんとエミさんでちょっといざこざがあって、メイド服の延長ボタンを押しちゃったんだよ」
スバル「・・・・・・・・ご愁傷様です」
遊輝「で、ギンさんが、こっちの龍可に『メイド服を着てください』って頼んだんだよ。あっちの龍可を励ますために」
響「まさか・・・・・・・・」
遊輝「そう、そこに万を実施てレミの登場」
レミ「龍可ちゃんに言ったんだ!!《素直にメイド服を着て2週間でいるのか、抵抗してもっと着たいのか?》って♪」
龍可「///////レミさんに勝てないし、あっちの私を励ますために・・・・」
奏「着たんだ・・・・」
スバル「ちなみに、いつまでなんだ?」
龍可「//////現実世界の時間で6月の中旬まで・・・・」
響「ちょっと待って!?て事は・・・・」
奏「つい最近!?」
遊輝「そうなんだよ・・・・」
スバル「被害者何人目だ・・・・」
奏「私たち4人に龍可ちゃん、龍南さんところの駆さんに留姫さん、そして祝札さんの蛍さんとロアさんにそちらの龍可ちゃん・・・・」
響「・・・・・・・・他の方のメインキャラにも広がっているよ・・・・」
レミ「はいはい、もうこれ以上言う事は無いでしょ?今回の話に行くわよ」
奏「フルボッコ・・・・・・・・」
響「ドンマイ・・・・」
スバル「でもさ〜、あれまだ回って無い方だよな?」
遊輝「作者が六武衆の回し方を勉強するために、動画で回している所を見てたけどその時こんな事言ってたな。《デッキ選択間違えた・・・・》って」
レミ「頭硬いからね。1ターン目に六武の門と結束を揃えた手札を見て、めっちゃ驚いていたわ」
龍可「今回の回し方でもあまり回ってないのだから・・・・」
奏「・・・・・・・・手札が事故らなければ・・・・」
スバル「誰だって事故るさ」←先代譲りのチートドロー
龍可「そうだよね」←この小説最強のチートドロー持ち
「「「「2人は言えない!!!」」」」
遊輝「次回はレミだね」
響「タイトルは【準決勝 3試合目 傭兵集団VS風の龍】」
レミ「次回もよろしくね!」